ムジカノーヴァ 2019年7月号
今月号

ムジカノーヴァ 2019年7月号

知っておきたい 音楽大学での学び 最新レポート

今月の1曲:シューマン《トロイメライ》

【定価】¥905 (税込)
【判型】A4変
【発行】2019年6月
【商品コード】181907
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特集

 

知っておきたい
音楽大学での学び
最新レポート

◆現役の音大生・受験生・卒業生(20代)に聞く
 イマドキの音大生のリアルを調査

 現役の音大生・受験生・20代の音大卒業生100名にアンケートを実施。「音大に進もうと思ったきっかけ」「1日の練習時間」「音大に進んでよかったこと」など、音大への率直な思いやピアノに対する姿勢について聞きました。ピアノの先生の普段の指導にもお役立ていただける内容が満載です!

◆師弟対談:今、音楽大学でどのようなことが学べるの?

◆教員Interview:平成の30年で進化を遂げた音楽大学
 国立音楽大学、東京音楽大学、東邦音楽大学を訪ね、教員に直接お話を伺うとともに、教員と学生の両人に音大での学びについて語り合っていただきました。教員や学生の言葉から、音大での学びの進化をリアルに知ることができます。様々な可能性を持った生徒を育てるピアノの先生が知っておきたい、「音楽大学の今」をお届けします。

 

今月の1曲

 

シューマン《トロイメライ》

 

今月の1曲 連動企画

 

誌上講座 アナリーゼ(西原 稔)
 細部のデリケートな変化に注目してみよう
 「トロイメライ」を含む《こどもの情景》の作曲経緯や調性などの特徴に触れながら、一見シンプルに見えるこの作品のデリケートな変化について、細かく分析していきます。

誌上講座 演奏・指導法(菊地裕介)
 易しく見えて高度に洗練された曲
 楽譜を読み込み、各音の持つ意味をよく考えてみよう

 音符の数が少なく易しく見えながら、一つひとつの音符が持つ意味合いが大きく、洗練されたポリフォニーが織り込まれているこの曲。ピアニストで後進の指導にも力を注ぐ菊地裕介さんが、「楽譜の読み方」を小節ごとに丁寧に、解説してくださいました。


菊地裕介

今月の1曲 豆知識
今月の1曲にまつわる豆知識を、譜例を用いながら解説します。

練習課題 .愁襯侫А璽献(佐怒賀悦子)
 「今月の1曲」の演奏をより豊かなものにするためのソルフェージュ。今回は、曲の拍子を感じ、対位法や和声の構造を理解するための課題を掲載しました。

練習課題◆.┘船紂璽(金子 恵)
 「今月の1曲」を演奏する際に必要となるテクニックを身に付けるためのエチュード集。メロディーのフレーズの変化や転調、和声のリズムを味わうための課題を掲載しました。

 

トピックス

 

音大生にききました〜キャンパス内「私のお気に入りの場所」
 特集でお話を伺った3人の音大生に、キャンパス内のお気に入りの場所を教えていただきました。写真を通して充実したキャンパス・ライフの様子が伝わってきます。

左手のピアノ奏法から見る、身体によりそった弾き方(智内威雄)
 音大卒業後ドイツに留学、国際コンクールにも入賞して順調なキャリアをスタートした矢先に「局所性ジストニア」を発症した筆者。現在はリハビリを経て「左手のピアニスト」として活動を再開し、演奏活動の他、左手の作品の周知や左手のピアニストの支援等に精力的に取り組んでいます。記事では、氏が病の症状を改善するために編み出した脱力等の「無理のない弾き方」を、写真を用いながら分かりやすく解説します。

*6月26日(水)10:30〜12:30にイトウミュージックサロン船橋内「メンバーズルーム」で行われる同名セミナーのテキスト記事です。(セミナー問合せ:TEL 047-431-0111)


智内威雄

Special Interview 第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクール 第2位入賞 川口成彦さんにきく(佐野真澄)
 第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクールで第2位に入賞し、ヨーロッパを拠点に日本でも活躍著しいフォルテピアノ奏者の川口成彦さんに、フォルテピアノ奏者になったいきさつや、この楽器特有の魅力についてなど、貴重なお話を伺いました。


川口成彦

生誕200周年〜ミニミニ伝記 クララ・シューマン(菅野雅紀)
 今年で生誕200周年を迎えるクララ・シューマン。近年ではピアニストとしてだけでなく、作曲家としても注目されています。7月にクララ作品の演奏を予定しているピアニストの菅野雅紀さんに、クララの生涯を紹介していただきました。


クララ・シューマン

 

連載

 

作曲家の食卓(遠藤雅司)
 世界各国の歴史料理を再現するプロジェクト「音食紀行」を主宰する遠藤雅司さんに、作曲家たちが当時、食べていた料理をご紹介いただきます。第10回は、ショパンが湯治で訪れたライネルツで食べていたものです。

【隔月連載】私的ベートーヴェン演奏論――ソナタの宇宙を推理する(仲道郁代)
 ピアニストの仲道郁代さんが、ベートーヴェンの楽譜から何をどのように捉え、推理し、音にしていくのか、実際の作品をもとに独自の演奏論を紹介する連載。今回は、《ピアノ・ソナタ第23番「熱情」》を取り上げます。

バッハ《シンフォニア》の美的探究(赤松林太郎)
 バッハ《シンフォニア》を毎月1曲ずつ、第1番から順番に取り上げて、書き込み楽譜の形で演奏・指導法をご紹介します。今月は、十字架にかけられた主イエス・キリストと始まるように聞こえる「第7番」に迫ります。

ばばっち先生の連続講座 ピアノレッスンに心理学を活かそう!(馬場一峰)
 少し考え方を変えるだけで、レッスンがずっと楽に、楽しくなります。ピアノレッスンに活かせる心理学を、毎月一つずつ馬場一峰先生に紹介していただきます。

ピアノ講師の旬の「お悩み」を解決! 教室 改善プロジェクト(山本美芽/横田明子)
 全国のピアノ講師が集うフェイスブックグループ、山本美芽ライティング研究会では、日々お悩みの情報交換が行われています。その中から特に話題になった旬の「お悩み」をピックアップし、問題解決をこころみます。今回のお悩みは、「学校の合唱伴奏オーディション通過のポイント」。今月号からは、事例を横田先生に漫画化していただき、それに山本先生と横田先生の対談を組み合わせる新スタイルでお届けします。

スラスラ分かる 和声法学び直し塾(土田京子)
 苦手意識を持ちがちな和声法と、もっと仲良くなれる手順を楽しく、平易な言葉で教えていただきます。今回は、「『鬘靴力族察戮了箸なを実施してみよう」。

倫子先生の 導入期のピアノテクニック きほんのき(松本倫子)
 最近、子どもたちのピアノの基礎力が落ちているという話を耳にします。幼児のピアノ導入におけるより正統的なテクニック指導を知り、一定の基礎力を付けていきましょう。今回は、「読譜の教え方」について取り上げます。

ピアノをめぐる情景(青澤隆明)
 音楽評論家として活躍する著者が、『ムジカノーヴァ』読者に向けて厳選したディスク、ピアニスト、コンサート等について綴ります。読後はピアノについてもっともっと知りたくなるエッセイです。

演奏会批評
 2019/3/29〜4/28(雨宮さくら、加藤一郎、時 幹雄、原 明美、伴 玲児)

世界史から読み解く 音楽史(広瀬大介)
 18世紀から20世紀に至る世界史の大事件と、それを描いた、あるいはそれに影響を受けた音楽作品にスポットを当てることで、音楽をより深く愉しめるようになる連載。同時代の日本の状況にも目を向け、毎回ミニミニ年表で整理していきます。今回は、啓蒙主義から近代市民社会への扉をこじ開けた最大の問題作である、モーツァルトのオペラ《フィガロの結婚》を取り上げます。

『愛は風にのって』〜作曲者による楽曲ガイド(田中カレン)
 田中カレン氏書き下ろし曲集『愛は風にのって』全21曲を、作曲者自身が解説する連載。自作のアナリーゼと演奏のアドバイスに、恩師三善晃先生の教えも交えた特別企画です。第13回の曲は《13.-- 琥珀色の秋の夕暮れ》。

音のパレット(江口文子)
 ある町のピアノ教室で月に1度開催されるグループセッション。老若男女問わず、様々な生徒がピアノや音楽について語ります。門下から国際的に活躍する数多くのピアニストを輩出する江口文子先生による、ピアノレッスンのヒントが散りばめられた物語です。

ピアノの先生のiPad活用術(足立由起子)
 レッスンに役立つiPadの活用法を、足立由起子先生に解説していただきます。第13回のテーマは、「ミュージックデータを作る(2)」です。

ピアノレッスンにすぐに役立つ! マサさんのアレンジ入門(松田 昌)
 生徒のレベルに合わせたアレンジができるようになると、レッスンの幅がさらに広がります。弾きやすくて、あたたかいアレンジに定評のある松田昌先生に、クラシックや童謡の楽曲を分析しながら、誰でも良いアレンジができる方法をご紹介いただきます。第3回のテーマは「2声アレンジに挑戦しよう!」。

楽器店カリスママネージャーが伝える 気持ちがラクになる 教室運営の基本を押さえよう(星野真之)
 数百名に及ぶピアノの先生のお悩みを解決し続けてきた楽器店のカリスマ・マネージャーが、読んだらすぐに実行できる教室運営のアドバイスをお届けします。

生徒と見たい聴きたいCD&DVD(百瀬 喬)
 最近リリースされた音楽ソフトからピアノ教室におススメの1枚をご紹介します。

ムジカ図書館(山本美芽)
 ピアノ教本研究家が、指導者・学習者双方に役立つ本をご紹介します。

音遊びから始めよう〜ピアノレッスンにつながる表現の種〜(鈴木和子)
 子どもたちの表現意欲を育てるレッスンをしている鈴木和子先生に、導入期から始められるレッスンのアイディアを教えていただきます。

 

教材

 

ハノンクリニック(奈良井 巳城)
 今回は、半音階(No.40)の極意について、前回に引き続き、スケール科助教授の黒間ティック先生に解説していただきます。

【最終回】レ・フレール 斎藤守也の 左手のための伴奏形エチュード(斎藤守也/解説:山本美芽)
 人気の兄弟デュオ「レ・フレール」の兄・斎藤守也さんがこれまでに生み出し練習してきた左手のオリジナル伴奏形を、『ムジカノーヴァ』のために特別公開! 童謡・民謡の伴奏形として楽しいエチュードにしてくださいました。最終回は《幸せなら手をたたこう》。斎藤守也さんに、伴奏パターンの弾き方のコツや、アレンジの特徴などについても伺いました。

リトミックでマスター リズムのきほん(大城依子)
 ダルクローズが創案したリトミックの考え方をベースに、リズムを基礎からマスターできる課題です。アイディアが豊富な大城依子先生の教材は、レッスンで役立つこと間違いなし! 第12回のテーマは「ヘミオラ」です。

入会2年で音大入試問題が解けるようになる! あやか先生の楽典ドリル(永瀬礼佳)
 曲を解釈するためには、「楽典」の知識がまず必要不可欠です。でも、楽典というと「音大入試のために勉強するもの」「子どもには難しい」と思い込んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか? この連載では、かわいらしいイラストと易しい解説付きで、幼児向けのドリルを掲載していきます。第5回は「音程について」です。雪だるまのイラスト付きで、スムーズな数え方を伝授します!


「あやか先生の楽典ドリル」より、音程の雪だるま

 

巻末とじ込み

 

【最終回】ポピュラーピアノ for Kids
 連弾《勇気100%》
(安倍美穂)
 子どもたちが大好きなポピュラー作品を、やる気を引き出す工夫満載のアレンジでお届けします。最終回は、連載で大好評だった《勇気100%》の連弾バージョンです!

付録
 「音階サークル」シート
(森田 香)
 音階を学ぶためのシート。丸シートと記号カードの組み合わせによって、様々な長音階と和声的短音階を作ることができます。


「音階サークル」シート

 

7月号で取り上げた曲一覧

 

※「今月の1曲」以外の作品(括弧内は取り上げた記事のタイトル)

クライスラー:愛の悲しみ(リズムのきほん)
ショパン:ワルツ 第4番(リズムのきほん)
ショパン:ワルツ 第6番(リズムのきほん)
スクリャービン:24の前奏曲 Op.11 第1番 ハ長調(音のパレット)
スペイン民謡:幸せなら手をたたこう(左手のための 伴奏形エチュード)
J.S.バッハ:《アンナ・マグダレーナ・バッハのためのクラヴィーア小曲集》より〈ミュゼット〉(音遊びから始めよう)
J.S.バッハ:インヴェンション 第1番(マサさんのアレンジ入門)
J.S.バッハ:シンフォニア第7番(バッハ《シンフォニア》の美的探究)
ベートーヴェン:ソナタ第23番《熱情》(仲道郁代の 私的ベートーヴェン演奏論)
ヘンリー・クレイ・ワーク:大きな古時計(マサさんのアレンジ入門)
ボヘミア民謡:気のいいアヒル(リズムのきほん)
馬飼野康二:勇気100%(巻末とじ込み 音の宝石箱)
モーツァルト:アレグロ 変ロ長調 K.3(マサさんのアレンジ入門)
ラフマニノフ:前奏曲 嬰ハ短調(音のパレット)

 平成の30年で、カリキュラムや教育理念、設備など、様々な面で驚くほどの進化を遂げた音楽大学。今、音大では、どのようなことが学べるのでしょうか?
そこで、国立音楽大学、東京音楽大学、東邦音楽大学を訪ね、教員に直接お話を伺うとともに、教員と学生に音大での学びについて語り合っていただきました。普段あまり知ることのない、最近の音大生のリアルな姿を知ることのできる一大アンケートの結果発表も!様々な可能性を秘めた子どもたちを育てる立場のピアノの先生にお役立ちの、最新レポートです。
「今月の1曲」は、シューマン《トロイメライ》。シューマンのピアノ作品中もっとも有名とも言える曲ですが、表面的には易しく見えても実は高度に洗練された曲。その読み解き方を、西原稔氏と菊地裕介氏という強力な二人の著者によるアナリーゼと演奏・指導法で深掘りしていきます。
この他、左手のピアニスト・智内威雄氏による「左手のピアノ奏法から見る、身体によりそった弾き方」、生誕200周年を迎えるクララ・シューマンのミニミニ伝記もお楽しみに。
厚紙付録は「音階サークル」シート。大小の丸いシートを回して音階のしくみを楽しく学ぶユニークな教材です。
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