ムジカノーヴァ 2020年4月号
今月号

ムジカノーヴァ 2020年4月号

今こそ知りたい! ポピュラー音楽指導法

今月の1曲:ドビュッシー《小さな羊飼い》

【定価】¥922 (税込)
【判型】A4変
【発行】2020年3月
【商品コード】182004
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特集

 

今こそ知りたい!
ポピュラー音楽指導法

子ども〜大人まで楽しく長続き!ピアノ指導にポピュラー音楽を取り入れるメリットとは?(佐土原知子)
 34年ほど前からポピュラー曲をレッスンに積極的に取り入れている筆者に、レッスンが長続きするメリットや、ポピュラー曲を取り入れる際のポイント、指導に必要な力について、また、先生方に一番苦手意識があるであろうリズムについて、4つのジャンルに分けて解説いただきました。

ポピュラー曲はピアノレッスンのごきげんアクセサリー/コード遊びはレッスンのウォーミングアップ/さあ、アレンジしてみましょう/[楽譜]Lemon(米津玄師作曲・安倍美穂編曲)(安倍美穂)
 本誌で「ポピュラーピアノfor Kids〜音の玉手箱」を60回にわたり連載いただいた筆者に、レッスンにポピュラー曲を取り入れるようになった経緯や、レッスンのウォーミングアップとして行っているコード遊びの中から5種類をご紹介いただきました。
さらに今回は、新たに米津玄師《Lemon》をアレンジしていただき(アレンジ譜付き!)、生徒の弾きやすさや学習要素を考慮したアレンジのポイントについて、詳しく解説いただきました。
 記事中にもある通り、アレンジに決まった方法はありません。ぜひ皆様なりのアレンジに、気軽に挑戦してみませんか?


安倍美穂

ポピュラー導入のカギは「スケールとカデンツ」にあった!(中西美江)
 導入期からコードのレッスンを取り入れている中西美江先生に、クラッシックの教本でも実践できるポピュラー指導のカギを教えていただきました。

 

今月の1曲

 

ドビュッシー《小さな羊飼い》

 

今月の1曲 連動企画

 

誌上講座 アナリーゼ(伊東光介)
 ドビュッシーならではの
 調性のぼかしや旋法の響き、
 曲の構造に注目しよう

 出だしから旋法的な単旋律で書かれ、調性がぼかされているこの曲。ドビュッシー独特の音使いや響きの秘密を、その作曲技法から丹念にひも解いていきます。

誌上講座 演奏・指導法(堀江真理子)
 タッチとペダリングで、
 多彩な音色を引き出しましょう

 この曲を演奏する上で特に工夫が必要なのはテンポと色彩であり、色彩はタッチとペダリングによって引き出すことができます。ペダルについての著書でも知られる筆者ならではのシフト(ソフト)・ペダルの使い方や、楽譜に書かれているフランス語の細かいニュアンスについて等、必読の内容です。


堀江真理子

今月の1曲 豆知識
 今月の1曲にまつわる豆知識を、譜例を用いながら解説します。

練習課題 エチュード(山崎 裕)
 「今月の1曲」を演奏する際に必要となるテクニックを身に付けるためのエチュード集。
 3回のソロ(羊飼いが吹く角笛のメロディ―)の弾き分けについてと、重音のレガートの練習、伸びている音を聴き続ける練習を掲載しました。

 

トピックス

 

Report「川崎紫明音符ビッツ」指導者養成講座(荒木淑子)
 全年齢楽しく学べるソルフェージュ教育「川崎紫明音符ビッツ」。指導者養成講座の応用コース第5回の様子をレポートします。

Interview 江口文子(堀江昭朗)
 楽譜『ピアノフリーステップ』『4期のピアノテーマパーク』を上梓した江口文子先生に、制作の背景を語っていただきました。

緊張しても大丈夫なピアニストになる しつもんメソッド(馬場一峰)
 発表会やコンクール本番などで力を発揮できるよう、緊張と向き合う方法を馬場一峰先生に解説していただきました。本文と連動したワークシート「感覚 再発掘シート」「緊張と上手に向き合うしつもんシート」付き。

<講座情報>
この記事がテキストとなる講座が3月31日に伊藤楽器ピアノシティ松戸内「メンバーズルーム」にて開催される予定でしたが、新型コロナウイルスの影響により延期になりました。
諸事情をご賢察の上、ご理解をお願い申し上げます。詳細は、主催の楽器店へお問合せください。
問合せ・申込:伊藤楽器 ピアノシティ松戸
TEL:047-368-0111

Interview 角 聖子(堀江昭朗)
 角聖子さんが隔年春に開催しているリサイタルシリーズ「ピアノで綴る春のひととき」。今年はベートーヴェンの楽曲を中心に構成されています。コンサートの聴きどころや、ベートーヴェンの作品に親しむヒントも教えていただきました。

ショパン国際ピアノコンクールin ASIA (道下京子)
 今回で21回目を迎えたこのコンクールでは、5年に一度、ワルシャワで行われるショパン国際ピアノコンクールへの派遣コンクールも開催されました。3名が特別推薦者に選ばれた派遣コンクールの模様をレポートします。

 

連載

 

【最終回】楽器ミュージアム(湯浅玲子)
 毎月一つずつ、美しいイラストでオーケストラの楽器をご紹介しています。各部分の名称と役割・材質・大きさ・音域・調弦といったデータと、楽器の歴史と音色、名曲を掲載。最終回の楽器は「マリンバ」です。

【新連載】ピアノレッスンのトリセツ!(佐野由美子)
 初めてピアノを習う生徒や保護者に向けて、レッスンの“取扱説明書”をベテラン指導者の佐野由美子先生に作成していただきます。第1回のテーマは「持ち物&マナーチェック」です。

【新連載】生徒を変身させる 24のキーワード(根津栄子)
 「こどものスケール・アルペジオ」の著者としても知られる根津栄子先生に、テクニック・表現・ステージマナーの3分野にわたり、生徒を無理なく上達させるコツを分かりやすいキーワードの形でご紹介いただきます。初回のキーワードは、「1.レッスン室のドアは魔法のドア」「2.普段の生活態度が音に出る」。


根津栄子

【新連載】保護者と良好な関係を築くための 伝え方講座(古内奈津子)
 保護者との間でよくある問題を例に、良好な関係性を保ちながらスムーズに教室を運営していくための「指導者としての考え方」や「保護者への具体的な伝え方」をお伝えしていきます。初回は、「規約変更」の納得していただきやすい伝え方についてです。

6つのポイントで究める『ブルクミュラー25の練習曲』曲のしくみと演奏法(佐々木邦雄)
 指導力に定評のある佐々木邦雄先生が、『ブルクミュラー25の練習曲』を全曲解説。曲のしくみと、ピアノの演奏法の両面から重要なポイントを語ります。今回は《小さな集会》《無邪気》です。

初級のピアノテクニック きほんのき(松本倫子)
 これまでの導入期のテクニック指導から一歩進んで、初級の子どもたちに指のテクニックをどう教えるかを詳しくお伝えしていく連載。今月のテーマは、「『良いタッチ』を身につける方法」。

ピアノ講師の旬の「お悩み」を解決!教室 改善プロジェクト(山本美芽/横田明子)
 全国のピアノ講師が集うフェイスブックグループ、山本美芽ライティング研究会では、日々お悩みの情報交換が行われています。その中から特に話題になった旬の「お悩み」をピックアップし、問題解決をこころみます。今回のお悩みは、「生徒募集を考える その2」。

なんでピアノを弾くと疲れるの?左手のピアニストが見る 正しい奏法(智内威雄)
 左手のピアニストの智内威雄さんが、奏法の問題解決の研究者、プライベートや音大でレッスン・奏法を教える指導者、また演奏家としての視点から、「演奏」について実践的なアドバイスを綴ります。
 今回のテーマは「脱力奏法の基礎〜1つ目のテクニックの異なる役割」。

世界史から読み解く 音楽史(広瀬大介)
 18世紀から20世紀に至る世界史の大事件と、それを描いた、あるいはそれに影響を受けた音楽作品にスポットを当てることで、音楽をより深く愉しめるようになる連載。同時代の日本の状況にも目を向け、毎回ミニミニ年表で整理していきます。今回は、「ショパンぐΔ僚わり、そして人生の終わり」。

ピアニストのパリ日記(丸山凪乃)
 国際コンクールで受賞を重ね、ヨーロッパを拠点に多くのコンサートやフェスティバルに出演、現在はパリ国立高等音楽院の修士課程に在学中の丸山凪乃さん。12才から現在に至る、パリでの生活を綴っていただきます。
 今回は、「今私が準備を進める フランスの音楽教育国家資格」。

ピアノをめぐる情景(青澤隆明)
 音楽評論家として活躍する著者が、『ムジカノーヴァ』読者に向けて厳選したディスク、ピアニスト、コンサート等について綴ります。読後はピアノについてもっともっと知りたくなるエッセイです。

楽器店カリスママネージャーが伝える 気持ちがラクになる 教室運営の基本を押さえよう(星野真之)
 数百名に及ぶピアノの先生のお悩みを解決し続けてきた楽器店のカリスマ・マネージャーが、読んだらすぐに実行できる教室運営のアドバイスをお届けします。今回のテーマは、「教室の『できないこと』もしっかり掲げよう」。

生徒と見たい聴きたいCD&DVD(百瀬 喬)
 最近リリースされた音楽ソフトからピアノ教室におススメの1枚をご紹介します。

ムジカ図書館(山本美芽)
 ピアノ教本研究家が、指導者・学習者双方に役立つ本をご紹介します。

演奏会批評
 2019/12/26〜2020/1/22(雨宮さくら、柴田龍一、原 明美、伴 玲児)

スギテツ presents ザッツ・エンタメ・ピアノの発表会(杉浦哲郎)
 「クラシックで笑顔を創る」をモットーに活動する、ピアノとヴァイオリンのデュオ・スギテツ。ピアノ&編曲を担当する杉浦哲郎さんに、来場者みんなが笑顔になれる、ピアノ発表会の演出方法やアンサンブル楽譜をご提案いただきます。今回のテーマは、「オトナたちへの挑戦状!〜抜き打ちテスト〜後編」です。

【最終回】ピアノレッスンにすぐに役立つ! マサさんのアレンジ入門(松田 昌)
 生徒のレベルに合わせたアレンジができるようになると、レッスンの幅がさらに広がります。弾きやすくて、あたたかいアレンジに定評のある松田昌先生に、クラシックや童謡の楽曲を分析しながら、誰でも良いアレンジができる方法をご紹介いただきます。最終回のテーマは「ジャズのエッセンスを知ろう!〜ブルースフィーリングについて〜」です。

音遊びから始めよう〜ピアノレッスンにつながる表現の種〜(鈴木和子)
 子どもたちの表現意欲を育てるレッスンをしている鈴木和子先生に、導入期から始められるレッスンのアイディアを教えていただきます。今回のテーマは、シューマン《かくれんぼ》です。

 

教材

 

【新連載】メトードローズ・ピアノ教則本で読譜力と表現力をつけるレッスン(齊藤浩子)
 美しい曲で、易しいテクニックから徐々に深く学べる『メトードローズ・ピアノ教則本』。導入期のレッスンにメトードローズを取り入れている齊藤浩子先生に、活用法を教えていただきます。第1回のテーマは、「メトードローズ・ピアノ教則本の導入のしかた」。

ハノンクリニック(奈良井 巳城)
 今回は、重音(No.50)の応用練習について、重音科教授の難井重音先生に加え、独立科教授の形知奇麗先生、持続独立科准教授の指塚守先生にもお話を伺います。

入会2年で音大入試問題が解けるようになる! あやか先生の楽典ドリル(永瀬礼佳)
 曲を解釈するためには、「楽典」の知識がまず必要不可欠です。でも、楽典というと「音大入試のために勉強するもの」「子どもには難しい」と思い込んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか? この連載では、かわいらしいイラストと易しい解説付きで、幼児向けのドリルを掲載していきます。第14回は「和音記号(おだんごの基本形)」。

リトミックでマスター リズムのきほん(大城依子)
 ダルクローズが創案したリトミックの考え方をベースに、リズムを基礎からマスターできる課題です。アイディアが豊富な大城依子先生の教材は、レッスンで役立つこと間違いなし! 今回のテーマは「カノン(2)」です。

 

巻末とじ込み

 

楽譜
憧れの曲を思いのままに!轟千尋の「あなたの夢、叶えます!」
〜ピアノが美しく響くオーダーアレンジ集〜
中川ひろたか《ともだちになるために》〜リレー連弾バージョン
(轟 千尋)
 本誌2010年11月号に掲載された「《ともだちになるために》〜リレー連弾バージョン」がとても好評で、リクエストが続いていたことから、今回再びお届けすることになりました。リレー連弾にする場合は4人以上、リレーしない場合は3人で演奏が可能です。どうぞお教室で、発表会で、楽しく弾いていただけますように。

付録 連載連動 あやか先生のレッスングッズ・シリーズ
「和音のおだんご 早よみカード ヘ音記号」
(永瀬礼佳)
 連載「入会2年で音大入試問題が解けるようになる! あやか先生の楽典ドリル」と連動したレッスングッズ・シリーズ。永瀬礼佳先生ならではの指導法から生まれた付録です。第4弾は、ヘ音記号の「ドミソ・ソシレ・ファラド」の3つの和音が読めるようになるフラッシュカードです。


和音のおだんご 早よみカード ヘ音記号
オモテ   ウラ

 

4月号で取り上げた曲一覧

 

※「今月の1曲」以外の作品(括弧内は取り上げた記事のタイトル)

アメリカ民謡:森のくまさん(マサさんのアレンジ入門)
草川信:夕焼け小焼け(マサさんのアレンジ入門)
グリーグ:抒情小曲集 カノン Op.38-8(リズムのきほん)
シューベルト:野ばら(ザッツ・エンタメ・ピアノの発表会)
シューマン:かくれんぼ(音遊びから始めよう)
ドヴォルジャーク:交響曲 第9番「新世界より」 第4楽章「アレグロ・コン・フオーコ」(ザッツ・エンタメ・ピアノの発表会)
中川ひろたか:ともだちになるために(轟千尋の「あなたの夢、叶えます!」)
ブルクミュラー:小さな集会(『ブルクミュラー25の練習曲』曲のしくみと演奏法)
ブルクミュラー:無邪気(『ブルクミュラー25の練習曲』曲のしくみと演奏法)
ベートーヴェン:交響曲 第9番 第4楽章「歓喜の歌」(ザッツ・エンタメ・ピアノの発表会)
米津玄師:Lemon(特集 ポピュラー音楽指導法)
わらべ歌:ほたるこい(リズムのきほん)

子どもたちに人気の高いポピュラー音楽。モチベーション・アップのためにもレッスンに上手に取り入れたいですね。しかし、リズムをはじめとして苦手意識をもつ先生方はまだまだ多いようです。そこで、難しい理論は抜きにした簡単アレンジ解説(米津玄師《Lemon》のアレンジ譜付き!)やポピュラー音楽をピアノレッスンへ上手に取り入れる方法について、この分野の指導に定評のある指導者の方々に、手とり足とり教えていただきます。
また、今月号は新連載が4本スタート!「生徒を変身させる 24のキーワード」(根津栄子)は、テクニック、表現、ステージマナーの3分野にわたり、生徒を無理なく上達させるコツを分かりやすいキーワードの形でご紹介します。また、保護者との間でよくある問題を例に、良好な関係性を保ちながらスムーズに教室を運営していくための「保護者と良好な関係を築くための 伝え方講座」(古内奈津子)、さらに、「ピアノレッスンのトリセツ!」(佐野由美子)、「メトードローズ・ピアノ教則本で 読譜力と表現力をつけるレッスン」(齊藤浩子)もどうぞご活用ください。
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