雑誌 ムジカノーヴァ
ピアノを学ぶ・教える・楽しむ人の雑誌
ムジカノーヴァ 2025年1月号
- 導入期指導の鍵はレッスンテーマの細分化
- 今月の課題曲:ダカン《かっこう》
- 定価
- 1,200円 (本体1,091円+税)
- 判型・頁数
- A4変
- 発行年月
- 2024年12月
- JANコード
- 4910085190151
- 商品コード
- 182501
♪♪♪♪
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内容紹介
[特集]
導入期指導の鍵は
レッスンテーマの細分化
導入期のレッスンでは、リズム感、音感、読譜、手指の使い方など、教えたいことがたくさんあります。子どもたちが理解しやすいように教えるには、どうすればいいでしょうか。ベテランの指導者にうかがうと、レッスンのテーマを細分化することが大切だと言います。そこで、子どもたちの指導が得意な先生方に、レッスンの方法を解説していただきました。
また、幼児教育や音楽療法を学べる音楽大学・専門学校への取材を通して、「子どもの音楽教育」をめぐる最新情報をお届けします。
◆先行的なアプローチで子どもに苦手意識を感じさせないレッスンを(中西美江)
教本に入る前に、子どもたちの得意・不得意に合わせて、先行的なアプローチを取り入れたレッスンをしている中西美江先生。その指導法を、学習テーマごとに教えていただきました。
◆Report「まねっこ」でテクニックも聴く力も育つ~井上恵理先生のレッスン(荒木淑子)
日本ジャック=ダルクローズ協会副会長であり、大学やリトミック教室で指導をする井上恵理先生。ピアノの個人レッスンでも、ダルクローズ・リトミックの要素を取り入れた指導をしているそうです。今回は、小学2年生のまなちゃんのピアノの個人レッスンの様子を取材させていただきました。
◆童謡で音感を養うと読譜がスムーズに(山本美芽)
ピアノ教本研究家であり、自らもピアノ導入教材『はじめてのピアチャレ』シリーズを刊行している山本美芽先生。子どもたちがスムーズに読譜ができるようになる指導法を教えていただきました。
◆楽典の指導に入る前にやっておきたい6つのこと(永瀬礼佳)
導入期から楽典を積極的に取り入れることで、楽譜から作曲家の意図を読み取り、どのように表現したらいいのかを自分で考えられる子に育つそうです。その指導法を『はじめてのがくてんワーク』シリーズの著者である永瀬礼佳先生に解説していただきました。
◆読譜と演奏につながるビジョントレーニング(鈴木あみ)
読譜指導に、楽譜を“視る力”を育てる「ビジョントレーニング」を取り入れている鈴木あみ先生に、その概要やレッスンに気軽に取り入れられるトレーニングを5つご紹介いただきました。
◆幼児教育・音楽療法の学び~音楽で人とつながる
幼児教育の現場で「ピアノが弾ける」ことが強みに~国立音楽大学(小島綾野)
経験豊富な指導者からOne to Oneで音楽療法を学ぶ~東邦音楽大学(荒木淑子)
リトミックを学ぶとピアノレッスンの幅も広がる~国立音楽院(荒木淑子)
[今月の課題曲]
ダカン《かっこう》
(2025年1月号~2025年12月号選曲者:奈良井巳城)
[トピックス]
◆第4回を迎えるオンラインコンクール otto piano Concours
参加しやすいコンクールとして注目をあつめる「otto piano Concours」。1月からエントリー受付の始まる第4回では、小学生以下に特化した「スター部門」が新設されます。そこで前回参加した小学生と保護者の方に、参加の手応えや感想をうかがいました。
◆Report 樹原涼子氏によるシューマン《子どもの情景》の研究会(豊永泰子)
『ピアノランド』シリーズでおなじみの樹原涼子氏が、ピアノ指導者のための「シューマン『子供の情景』研究会」を開始。毎回1曲ずつを取り上げ、13回で完結予定。その第3回の〈鬼ごっこ〉の内容をレポートします。
◆付録解説「音源が聴ける! 楽器の音色の聴き比べカード」/バックナンバーのご案内
◆Interview 渡邊智道(朝岡久美子)
往年の名ピアニストたちが愛した名器に魅せられ独自の活動を展開するピアニストの渡邊智道さん。1月に神奈川県立音楽堂で開催するリサイタルへの想いを語ります。
[連載]
学ぶ
◆[巻末書き込み楽譜連動]ピアニスト、レパートリーを語る 吉見友貴×スカルラッティ《ソナタ》K.87(長井進之介)
今をときめくピアニストは、いかにして聴衆を魅了するのでしょうか。人気アーティストをゲストに迎え、ゆかりの深い曲をテーマに取り上げて、「こう弾きたい」という曲にかける想いや、演奏テクニックの一端を、インタビューと書き込み楽譜で解き明かします。
今回のゲストは吉見友貴さん。自由な展開が特徴的なスカルラッティの《ソナタ》K.87について、お話をうかがいました。
◆コンクール課題曲にチャレンジ!(奈良井巳城)
人気のコンクールの課題曲の中から毎号1曲を取り上げ、その演奏・指導法を詳しく解説していきます。見ながら演奏できる、書き込み楽譜付き。今月は、ダカン《かっこう》。
◆【隔月連載】私的ベートーヴェン演奏論(仲道郁代)
ピアニストの仲道郁代さんが、ベートーヴェンの楽譜から何をどのように捉え、推理し、音にしていくのか、実際の作品をもとに独自の演奏論を紹介する隔月連載。今回は、「《ピアノ・ソナタ第32番》の第2楽章です。
◆脳神経内科医のピアニストが解説 知っておきたい ピアノ演奏における脳と身体のしくみ(上杉春雄)
ピアノを弾く人・教える人の間で常に関心の高いテーマの一つである「脳とピアノ演奏の関係」。ピアニストで脳神経内科医の上杉春雄さんに、脳科学の最前線の話題やピアノ演奏に役立つアドバイスなどを、読みやすいエッセイの形で連載いただきます。
第49回は「レヴィティン『音楽の心理学:リズムと運動』(2018)を読み解く その7運動障害としてのリズム病理」。
◆【新連載】“当たり前”を再検証!「4スタンス理論」で探る違和感のない弾き方(泉谷地春)
今、ピアノ演奏の場でも関心の高まりを見せている「4スタンス理論」。各地で「音楽家のための4スタンス理論」の指導を行う泉谷地春さんに、タイプごとの身体の使い方を教えていただきます。
今回のテーマは「ピアノはこう弾くもの!と教わってきませんでしたか? 4スタンス理論で解決できる、よくあるお悩み」。
◆小学生から学べる みけねこ先生のやさしい楽典講座(菅原真理子)
ピアノを弾くことに慣れたら、知っておきたいのが楽典。でもつい後回しになり、あやふやなまま進んでしまっていませんか?
この連載では、演奏につながる楽典の知識を、みけねこ先生がやさしく解説します。
今回のテーマは、「音階と調~その1」。
教える
◆いつものレッスンに活かせる 導入教本のやさしいアナリーゼ(有泉久美子)
導入教本を分析できると、制作者の教育的意図も読み取りやすくなります。作曲家であり、導入教本の制作にも携わる有泉久美子先生に、アナリーゼの着目点を一つずつご紹介いただきます。
今回のテーマは「メロディーの形を分類しよう」。
◆『ピアノランド①②』と『ピアノランドプラス だいすき くまモン』で 導入期のお悩み解決!(樹原涼子)
人気の定番教材『ピアノランド①②』と、シリーズ最新作『ピアノランドプラス だいすき くまモン』を合わせて、導入期の様々な問題を解決します!
今回のテーマは「3分割jのノリを「オバケ」の魅力で教えていこう!」。曲は『ピアノランド②』より《オバケやしき》、『ピアノランドプラス だいすき くまモン』より《オバケの あかちゃん》。
◆ピアノにつながる 3歳からのプレレッスン(菊池悦子)
「2~3歳からピアノを習わせたい」という保護者からの要望があるものの、「どのようなレッスンができるか分からない」と迷う先生もいらっしゃるようです。そこで、乳幼児期からのレッスン経験も豊富な菊池悦子先生に、ピアノにつながるプレレッスンのメニューや指導のポイントを解説していただきます。
今回のテーマは「スラスラと楽譜が読める子に」。
◆ピアノ練習の“つまずき”を解消する ソルフェージュの処方箋(鈴木和子)
一度できるようになったはずなのに、ふと気づくと元に戻っている……? そんなときは、ソルフェージュの視点が役立つかもしれません。ピアノレッスンでよくある悩みに対応した、ソルフェージュのレッスン案を鈴木和子先生に教えていただきます。
今回のテーマは、「生き生きとした拍子を表現するには?」。
◆ポピュラー音楽指導塾~ミュージカルの名曲に親しもう!~(佐土原知子)
30年以上前からポピュラー曲を積極的にレッスンに取り入れてきた著者が、明日のレッスンに使える様々な手法や情報をご紹介する連載。
今回は、1975年の初演以来500都市以上で上演されているというミュージカル『シカゴ』をご紹介します!
楽しむ
◆やさしくドラマティックに! ミュージカル名曲連弾~《オール・ザット・ジャズ》(轟 千尋)
ミュージカルの名ナンバーを、弾きやすく、聴き映え&弾き映えするアレンジでお届けします。難易度はブルクミュラー程度で、生徒同士、生徒と先生、家族など、みんなで気軽にお楽しみください。
今回の《オール・ザット・ジャズ》は、佐土原知子先生の連載「ポピュラー音楽指導塾」でも取り上げています。
◆CD&BOOK(長井進之介)
ピアニストであり、音楽ライターである長井進之介さんに、レッスンに役立つCDや書籍の解説をしていただきます。
◆「ムジカノーヴァYouTubeチャンネル」
https://www.youtube.com/channel/UCCws_TIjSvpe23BDvjVBnVg
「ムジカノーヴァYouTubeチャンネル」に筆者による連載の補足解説などをアップしています。こちらもぜひご参照ください。
◆会員制Instagram「ムジカノーヴァメンバーズ」
https://www.ongakunotomo.co.jp/web_content/musicanova_members/
会員だけの特別なプレゼントやコンテンツをご用意しています。ぜひご登録ください! 登録は無料です。
[巻末とじ込み]
◆楽譜
ピアニスト、レパートリーを語る 吉見友貴×スカルラッティ《ソナタ》K.87
巻頭インタビュー連動企画。吉見友貴さん自身の肉筆による書き込み楽譜で、演奏の魅力に迫ります。
◆付録 音源が聴ける! 楽器の音色の聴き比べカード①(監修・解説―湯浅玲子/制作協力―スーパーキッズ)
ピアノ作品には、オーケストラの楽器の音色をイメージして作られたものも少なくありません。しかし、子どもたちの中には、まだ様々な楽器の音色を聴いたことのない子もいるのではないでしょうか。そこで、ピアノ作品によく登場する楽器を中心に、各楽器のソロ・パートの音色を聴くことができる、カード付録を制作しました。
導入期指導の鍵は
レッスンテーマの細分化
導入期のレッスンでは、リズム感、音感、読譜、手指の使い方など、教えたいことがたくさんあります。子どもたちが理解しやすいように教えるには、どうすればいいでしょうか。ベテランの指導者にうかがうと、レッスンのテーマを細分化することが大切だと言います。そこで、子どもたちの指導が得意な先生方に、レッスンの方法を解説していただきました。
また、幼児教育や音楽療法を学べる音楽大学・専門学校への取材を通して、「子どもの音楽教育」をめぐる最新情報をお届けします。
◆先行的なアプローチで子どもに苦手意識を感じさせないレッスンを(中西美江)
教本に入る前に、子どもたちの得意・不得意に合わせて、先行的なアプローチを取り入れたレッスンをしている中西美江先生。その指導法を、学習テーマごとに教えていただきました。
◆Report「まねっこ」でテクニックも聴く力も育つ~井上恵理先生のレッスン(荒木淑子)
日本ジャック=ダルクローズ協会副会長であり、大学やリトミック教室で指導をする井上恵理先生。ピアノの個人レッスンでも、ダルクローズ・リトミックの要素を取り入れた指導をしているそうです。今回は、小学2年生のまなちゃんのピアノの個人レッスンの様子を取材させていただきました。
◆童謡で音感を養うと読譜がスムーズに(山本美芽)
ピアノ教本研究家であり、自らもピアノ導入教材『はじめてのピアチャレ』シリーズを刊行している山本美芽先生。子どもたちがスムーズに読譜ができるようになる指導法を教えていただきました。
◆楽典の指導に入る前にやっておきたい6つのこと(永瀬礼佳)
導入期から楽典を積極的に取り入れることで、楽譜から作曲家の意図を読み取り、どのように表現したらいいのかを自分で考えられる子に育つそうです。その指導法を『はじめてのがくてんワーク』シリーズの著者である永瀬礼佳先生に解説していただきました。
◆読譜と演奏につながるビジョントレーニング(鈴木あみ)
読譜指導に、楽譜を“視る力”を育てる「ビジョントレーニング」を取り入れている鈴木あみ先生に、その概要やレッスンに気軽に取り入れられるトレーニングを5つご紹介いただきました。
◆幼児教育・音楽療法の学び~音楽で人とつながる
幼児教育の現場で「ピアノが弾ける」ことが強みに~国立音楽大学(小島綾野)
経験豊富な指導者からOne to Oneで音楽療法を学ぶ~東邦音楽大学(荒木淑子)
リトミックを学ぶとピアノレッスンの幅も広がる~国立音楽院(荒木淑子)
[今月の課題曲]
ダカン《かっこう》
(2025年1月号~2025年12月号選曲者:奈良井巳城)
[トピックス]
◆第4回を迎えるオンラインコンクール otto piano Concours
参加しやすいコンクールとして注目をあつめる「otto piano Concours」。1月からエントリー受付の始まる第4回では、小学生以下に特化した「スター部門」が新設されます。そこで前回参加した小学生と保護者の方に、参加の手応えや感想をうかがいました。
◆Report 樹原涼子氏によるシューマン《子どもの情景》の研究会(豊永泰子)
『ピアノランド』シリーズでおなじみの樹原涼子氏が、ピアノ指導者のための「シューマン『子供の情景』研究会」を開始。毎回1曲ずつを取り上げ、13回で完結予定。その第3回の〈鬼ごっこ〉の内容をレポートします。
◆付録解説「音源が聴ける! 楽器の音色の聴き比べカード」/バックナンバーのご案内
◆Interview 渡邊智道(朝岡久美子)
往年の名ピアニストたちが愛した名器に魅せられ独自の活動を展開するピアニストの渡邊智道さん。1月に神奈川県立音楽堂で開催するリサイタルへの想いを語ります。
[連載]
学ぶ
◆[巻末書き込み楽譜連動]ピアニスト、レパートリーを語る 吉見友貴×スカルラッティ《ソナタ》K.87(長井進之介)
今をときめくピアニストは、いかにして聴衆を魅了するのでしょうか。人気アーティストをゲストに迎え、ゆかりの深い曲をテーマに取り上げて、「こう弾きたい」という曲にかける想いや、演奏テクニックの一端を、インタビューと書き込み楽譜で解き明かします。
今回のゲストは吉見友貴さん。自由な展開が特徴的なスカルラッティの《ソナタ》K.87について、お話をうかがいました。
◆コンクール課題曲にチャレンジ!(奈良井巳城)
人気のコンクールの課題曲の中から毎号1曲を取り上げ、その演奏・指導法を詳しく解説していきます。見ながら演奏できる、書き込み楽譜付き。今月は、ダカン《かっこう》。
◆【隔月連載】私的ベートーヴェン演奏論(仲道郁代)
ピアニストの仲道郁代さんが、ベートーヴェンの楽譜から何をどのように捉え、推理し、音にしていくのか、実際の作品をもとに独自の演奏論を紹介する隔月連載。今回は、「《ピアノ・ソナタ第32番》の第2楽章です。
◆脳神経内科医のピアニストが解説 知っておきたい ピアノ演奏における脳と身体のしくみ(上杉春雄)
ピアノを弾く人・教える人の間で常に関心の高いテーマの一つである「脳とピアノ演奏の関係」。ピアニストで脳神経内科医の上杉春雄さんに、脳科学の最前線の話題やピアノ演奏に役立つアドバイスなどを、読みやすいエッセイの形で連載いただきます。
第49回は「レヴィティン『音楽の心理学:リズムと運動』(2018)を読み解く その7運動障害としてのリズム病理」。
◆【新連載】“当たり前”を再検証!「4スタンス理論」で探る違和感のない弾き方(泉谷地春)
今、ピアノ演奏の場でも関心の高まりを見せている「4スタンス理論」。各地で「音楽家のための4スタンス理論」の指導を行う泉谷地春さんに、タイプごとの身体の使い方を教えていただきます。
今回のテーマは「ピアノはこう弾くもの!と教わってきませんでしたか? 4スタンス理論で解決できる、よくあるお悩み」。
◆小学生から学べる みけねこ先生のやさしい楽典講座(菅原真理子)
ピアノを弾くことに慣れたら、知っておきたいのが楽典。でもつい後回しになり、あやふやなまま進んでしまっていませんか?
この連載では、演奏につながる楽典の知識を、みけねこ先生がやさしく解説します。
今回のテーマは、「音階と調~その1」。
教える
◆いつものレッスンに活かせる 導入教本のやさしいアナリーゼ(有泉久美子)
導入教本を分析できると、制作者の教育的意図も読み取りやすくなります。作曲家であり、導入教本の制作にも携わる有泉久美子先生に、アナリーゼの着目点を一つずつご紹介いただきます。
今回のテーマは「メロディーの形を分類しよう」。
◆『ピアノランド①②』と『ピアノランドプラス だいすき くまモン』で 導入期のお悩み解決!(樹原涼子)
人気の定番教材『ピアノランド①②』と、シリーズ最新作『ピアノランドプラス だいすき くまモン』を合わせて、導入期の様々な問題を解決します!
今回のテーマは「3分割jのノリを「オバケ」の魅力で教えていこう!」。曲は『ピアノランド②』より《オバケやしき》、『ピアノランドプラス だいすき くまモン』より《オバケの あかちゃん》。
◆ピアノにつながる 3歳からのプレレッスン(菊池悦子)
「2~3歳からピアノを習わせたい」という保護者からの要望があるものの、「どのようなレッスンができるか分からない」と迷う先生もいらっしゃるようです。そこで、乳幼児期からのレッスン経験も豊富な菊池悦子先生に、ピアノにつながるプレレッスンのメニューや指導のポイントを解説していただきます。
今回のテーマは「スラスラと楽譜が読める子に」。
◆ピアノ練習の“つまずき”を解消する ソルフェージュの処方箋(鈴木和子)
一度できるようになったはずなのに、ふと気づくと元に戻っている……? そんなときは、ソルフェージュの視点が役立つかもしれません。ピアノレッスンでよくある悩みに対応した、ソルフェージュのレッスン案を鈴木和子先生に教えていただきます。
今回のテーマは、「生き生きとした拍子を表現するには?」。
◆ポピュラー音楽指導塾~ミュージカルの名曲に親しもう!~(佐土原知子)
30年以上前からポピュラー曲を積極的にレッスンに取り入れてきた著者が、明日のレッスンに使える様々な手法や情報をご紹介する連載。
今回は、1975年の初演以来500都市以上で上演されているというミュージカル『シカゴ』をご紹介します!
楽しむ
◆やさしくドラマティックに! ミュージカル名曲連弾~《オール・ザット・ジャズ》(轟 千尋)
ミュージカルの名ナンバーを、弾きやすく、聴き映え&弾き映えするアレンジでお届けします。難易度はブルクミュラー程度で、生徒同士、生徒と先生、家族など、みんなで気軽にお楽しみください。
今回の《オール・ザット・ジャズ》は、佐土原知子先生の連載「ポピュラー音楽指導塾」でも取り上げています。
◆CD&BOOK(長井進之介)
ピアニストであり、音楽ライターである長井進之介さんに、レッスンに役立つCDや書籍の解説をしていただきます。
◆「ムジカノーヴァYouTubeチャンネル」
https://www.youtube.com/channel/UCCws_TIjSvpe23BDvjVBnVg
「ムジカノーヴァYouTubeチャンネル」に筆者による連載の補足解説などをアップしています。こちらもぜひご参照ください。
◆会員制Instagram「ムジカノーヴァメンバーズ」
https://www.ongakunotomo.co.jp/web_content/musicanova_members/
会員だけの特別なプレゼントやコンテンツをご用意しています。ぜひご登録ください! 登録は無料です。
[巻末とじ込み]
◆楽譜
ピアニスト、レパートリーを語る 吉見友貴×スカルラッティ《ソナタ》K.87
巻頭インタビュー連動企画。吉見友貴さん自身の肉筆による書き込み楽譜で、演奏の魅力に迫ります。
◆付録 音源が聴ける! 楽器の音色の聴き比べカード①(監修・解説―湯浅玲子/制作協力―スーパーキッズ)
ピアノ作品には、オーケストラの楽器の音色をイメージして作られたものも少なくありません。しかし、子どもたちの中には、まだ様々な楽器の音色を聴いたことのない子もいるのではないでしょうか。そこで、ピアノ作品によく登場する楽器を中心に、各楽器のソロ・パートの音色を聴くことができる、カード付録を制作しました。