これから出る本

イツァーク ヴァイオリンを愛した少年
書籍 評論・読み物
イツァーク ヴァイオリンを愛した少年
トレーシー・ニューマン 著/アビゲイル・ハルピン 絵/廣津留すみれ
9月24日発売
ヴァイオリンの巨匠、イツァーク・パールマンの少年時代を明るく伸びやかなイラストとともに描いた英語の絵本。翻訳は、幼いころから彼の演奏に刺激を受けてきたという気鋭のヴァイオリニスト、廣津留すみれが担当。イツァークは3歳でヴァイオリンに目覚めるが、4歳の時にポリオ(小児まひ)にかかり、下半身が不自由になってしまう。それでも夢を諦めずに努力を続け、13歳の時にアメリカのテレビ番組「エド・サリバンショー」のオーディションで栄冠を勝ち取り、番組に出演して絶賛を浴びるまでを描く。2021年、障がいをもつ体験を芸術的な表現としてあらわした児童書を対象に選ばれるシュナイダー・ファミリーブック賞(主催:米国図書館協会)のオナーブック賞受賞。対象年齢:6歳~10歳。
ザイツ ハンガリー狂詩曲
楽譜 弦楽器
ザイツ ハンガリー狂詩曲演奏アドヴァイス付き
ザイツ 作曲/島根恵 校訂・解説
9月下旬発売
学生コンチェルトで有名なザイツによる知られざる名曲。学生コンチェルトよりレヴェルは上がるが、ヴァイオリンの魅力を引き出し、難易度の割に聴き映えがする派手な要素が満載で、ヴァイオリンのレパートリーとして、またコンクールの自由曲として長く弾き継がれていく作品としての力がある。難易度の目安としては、中級以上の定番ヴィターリ《シャコンヌ》、べリオ《バレエの情景》等と同程度かそれ以下。本楽曲の存在を知った多くの人からの要望を受け、満を持しての本邦初出版となった。
曲目一覧
  • 1 ハンガリー狂詩曲 【ヴァイオリン/伴奏:ピアノ】 作曲:ザイツ
ドラゴンソング
楽譜 合唱
同声合唱とピアノのための組曲ドラゴンソング
覚和歌子 詩/信長貴富 作曲
9月下旬発売
〈リフレイン〉をはじめとして、これまで多くの魅力的な作品を生み出してきた覚和歌子×信長貴富による同声合唱曲集。委嘱団体の「少年合唱団」という珍しい環境から、“男子たち”がカッコよく歌える作品を目指して、詩と曲が書き下ろされた。曲集のタイトルでもある「ドラゴン(龍)」がエネルギーのシンボルとして湧きあがり、子どもたちの無邪気で愉快な世界が愛くるしい旋律によって雄弁に語られる。未来を切り開く子どもたちを照らす5つの物語。いまの子どもたちにはもちろん、その昔“子ども”だった人たちにも歌ってほしい作品である。
できる!たのしい! はじめてのがくてんワーク 上
楽譜 教育教材
できる!たのしい! はじめてのがくてんワーク 上
永瀬礼佳
立ち読み
9月下旬発売
『ムジカノーヴァ』で大人気連載だった永瀬礼佳先生による「あやか先生の楽典ドリル」が、待望のワークとなって登場! 導入期の段階から楽典を積極的に取り入れることで、楽譜から作曲家の意図を読み解き、どうしたら聴く人に伝わる演奏ができるのか、どのように表現をしたらいいのかを自分で考えられるようになります。 このワークは4歳頃から使えるように、また上巻・下巻と順番に進めることで、一通りの楽典の知識が身につくように工夫されています。 上巻は、はじめて楽典を学ぶ入り口として最適。数える音程、ドレミ早口言葉、同じ形と逆さまの形、日本音名、音部記号、音符と休符、付点、4/4・6/8拍子、臨時記号、全音と半音、長調、和音記号と転回形、終止形を学びます。
できる!たのしい! はじめてのがくてんワーク 下
楽譜 教育教材
できる!たのしい! はじめてのがくてんワーク 下
永瀬礼佳
立ち読み
9月下旬発売
『ムジカノーヴァ』で大人気連載だった永瀬礼佳先生による「あやか先生の楽典ドリル」が、待望のワークとなって登場! 導入期の段階から楽典を積極的に取り入れることで、楽譜から作曲家の意図を読み解き、どうしたら聴く人に伝わる演奏ができるのか、どのように表現をしたらいいのかを自分で考えられるようになります。 このワークは4歳頃から使えるように、また上巻・下巻と順番に進めることで、一通りの楽典の知識が身につくように工夫されています。 下巻では、より表現につなぐことを導くアイデアが満載。調号から調を考える、調から調号を考える、短調、近親関係調、音程、音階の音の名前、調判定、三和音と四和音、転調と移調を学びます。
実践的和声学習の手引
書籍 理論・専門書
実践的和声学習の手引
チャイコフスキー 著/山本明尚 訳/森垣桂一 解説
10月上旬発売
1866年にモスクワ音楽院が開校されて以降、「基礎理論(楽典)」「和声法」「管弦楽法(自由作曲)」の授業を受け持ち、12年間にわたって音楽理論の教授として教鞭をとったチャイコフスキー。原書はこの間、学生たちに授業するため著されたもので、ロシア最初の和声の教科書である。在職中の12年間は、交響曲、《白鳥の湖》等のバレエ、オペラ、幻想序曲《ロメオとジュリエット》等の管弦楽曲、『ピアノ協奏曲第1番』『ロココ風の主題による変奏曲』など、幅広いジャンルの作品を数多く作曲した時期とも重なっているため、彼の作品の魅力を創り出している音楽技術の一部分を、この一冊から読み取ることもできる。 また、和声の習得を目指す教科書としての利用も効果的である一方で、チャイコフスキーや同年代の作曲家たちが和声の各要素についてどのように学び、考え、作曲し、そして後進の指導にあたっていたのかをうかがうことができる歴史的・資料的価値も含む貴重な一冊である。
ショパン プリンス・オブ・ザ・ロマンティックス
書籍 評論・読み物
ショパン プリンス・オブ・ザ・ロマンティックス
アダム・ザモイスキ 著/大西直樹楠原祥子
10月中旬発売
著者アダム・ザモイスキは、当時ショパン本人を支援していたポーランド貴族の末裔。ロンドン在住の歴史家・著述家で、これまでに2冊のショパンと14冊のポーランド史に関する著作がある。本書はショパンを社会、政治、貴族を中心とした人間関係の中でとらえ、ジョルジュ・サンドとの関連も興味深く、珍しい原資料が扱われている好著である。
マサさんのやさしい連弾曲集
楽譜 鍵盤楽器
はじめての発表会にぴったり!マサさんのやさしい連弾曲集
松田昌
10月中旬発売
キーボードアーティスト・鍵盤ハーモニカ奏者として有名な松田昌による編曲で、童謡や小学校教科書の掲載曲がポップなサウンドとリズムの連弾に大変身! プリモは導入レベルで、ピアノを始めたばかりの子どもの発表会デビューにぴったり。セコンドも簡単で弾きやすいので、親子や兄弟姉妹での連弾でも楽しめる。さらに、セコンドを弾くことでポピュラーリズムの捉え方、ポピュラーアレンジの手法が自然に身に付く。全曲に松田昌による模範演奏動画が視聴できるQRコードを掲載。プリモのパートをピアノ以外の楽器(鍵盤ハーモニカ、ヴァイオリン、フルートなど)で演奏することも可能。
じんじん
楽譜 合唱
小学生のための音楽会用合唱曲集
じんじん範唱+カラピアノCD付き
音楽之友社
10月中旬発売
CD付き楽譜として好評の『ぜんぶ/青の記念日』『世界でひとつのハーモニー』『未来へ』『わたしと小鳥とすずと』『きみのかわりはいないから』『風のマーチ』『まるい地球をひとまわり』『笑顔のたね』『いのちの地図』に続く「小学生のための音楽会用合唱曲集」シリーズ第20集。表題作の他「Power of Dream~夢のちから~」「はじまりの予感」など全8曲を収載。
24のプレリュード
楽譜 鍵盤楽器
ピアノのための24のプレリュード
矢代秋雄
10月下旬発売
1945年、矢代秋雄が15歳の若さで書いた未発表曲を初出版。学習期の作品ながら、恐ろしい才能と、すでに高い作曲技術を身につけていたことを感じさせる。 全体を通して非常に美しく、日本風のリズムを取り入れた曲や、変拍子や不協和音など現代曲に通ずるものもあり、24曲それぞれに多彩な表情を見せる。各曲の演奏時間は1~2分程度と短く、全曲で30分程度。最終曲など高難度のものもあるが、学習者でも充分に取り組むことができる曲も多い。
練習しない子のためのピアノレッスン
書籍 理論・専門書
練習しない子のためのピアノレッスンできた!を積み上げて両手同時奏まで導く
山本美芽
11月上旬発売
『ムジカノーヴァ』連載「導入期のピアノレッスン 練習しない子のための教材選び」に加筆修正を行い、1冊にまとめたもの。保護者の協力のもと家庭で練習をしてくるのが当たり前だった昭和のピアノレッスン風景は、現代において様変わりし、開始年齢も多様化している。既存の教本をなんとなく与えるやり方では対応できなくなっている今、生徒が「何ができて、何ができないのか」を的確に見極め、一人ひとりに合わせたレッスンを組み立てる力が、ピアノ指導者には不可欠になっている。本書では、両手同時奏(両手を同時かつ別々に動かすこと)を目標に、ピアノ演奏に必要な3つのスキル「音感・リズム感」「テクニック」「譜読み」の観点から、生徒一人ひとりに合わせた指導内容について、考え方と具体的な事例をお伝えする。指導を始めたばかりのピアノ講師、教え方に悩む全ての方におすすめの一冊
英国音楽大全
書籍 評論・読み物
英国音楽大全「イギリス音楽」エッセイ・評論&楽曲解説集
三浦淳史
11月上旬発売
三浦淳史没後25周年&ヴォーン・ウィリアムズ生誕150周年記念。三浦は特に英国音楽に関する文章で多くの読者に影響を与え、今なお熱心なファンを持つ音楽評論家。本書はそんな三浦の英国音楽に関する「エッセイ・評論」と「楽曲解説」を可能な限り集めてまとめたもの。意外にも三浦による英国音楽に特化した初の一冊となる。全2部構成で、第1部は読み手の琴線にふれるような文章で人気のあった「エッセイ・評論集」、第2部はディーリアスやブリテン、エルガー、ヴォーン・ウィリアムズ、ウォルトン等の「楽曲解説集」(全219曲)となっている。特に「楽曲解説集」は現在でも十分通用する内容を誇り、『名曲解説ライブラリー』の「英国音楽版」としての役割を存分に果たす。近年はプロアマ問わず、日本のオーケストラの演奏会等で英国音楽が頻繁に取り上げられており、鑑賞を中心としたファンだけでなく、演奏家からの需要にも十分に応える一冊となっている。イギリス音楽ファン必携の一冊!