音楽の友

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雑誌 音楽の友

音楽の友 2025年9月号

  • シリーズ ―アーティストを読むVol.2 阪田知樹
  • 特別付録:チケットホルダー Tomoki Sakata Plays Liszt
特別定価
1,540円 (本体1,400円+税)
判型・頁数
A4変
発行年月
2025年8月
JANコード
4910021290952
商品コード
032509

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最新号の内容

特集

●シリーズ ―アーティストを読むVol.2 阪田知樹

(阪田知樹/伊熊よし子/中 東生/馬場有里子/池田卓夫/上田弘子/務川慧悟/山野雄大/満津岡信育/小室敬幸)
 現代に活躍するアーティストにスポットをあてる特集「シリーズ――アーティストを読む」。第2弾は、ピアニスト、作曲・編曲家として活躍する阪田知樹を取り上げる。ピアニストとして、単独リサイタルやオーケストラへの容演、室内楽に取り組むほか、定期的に開催されている大規模な全曲演奏会(ベートーヴェン、ラフマニノフ、リストなど)はつねに話題を呼んでいる。いっぽう、作曲・編曲家としてもその才能を発揮。楽譜が出版されるほか、自らの指揮で新作の初演を行うなど、まさに八面六臂の活躍ぶり。当特集では、そんな阪田知樹の音楽観や創作の源に迫り、その魅力を多角的に紐解いていく。東京藝術大学の同級生でピアニストの務川慧悟との対談も必読。

カラー

●[Report]サントリーホールチェンバーミュージック・ガーデン 2025 (那須田 務/萩谷由喜子/山崎浩太郎/平野 昭)
●[Report]グスターボ・ドゥダメル&ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 来日公演 (池田卓夫/山崎浩太郎)
●[Interview]脇園 彩(Ms)9月ミラノ・スカラ座に主役で登場!(井内美香)
●[Report]山田和樹&バーミンガム市交響楽団 来日公演&マスタークラス(萩谷由喜子/中村孝義/山田治生)
●[Report]アリス=紗良・オット(p)ジョン・フィールド×ベートーヴェン(平野 昭)
●[Report]沖澤のどか(指揮)ほかが出演!青い海と森の音楽祭(青澤隆明)
●[Report]イム・ユンチャン(p)鮮烈な《ゴルトベルク変奏曲》(萩谷由喜子)
●[Report]亀井聖矢(p)オール・ショパン・プログラム第3回協奏曲(道下京子)
●[Report]佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ2025 ワーグナー《さまよえるオランダ人》(池田卓夫)
●[連載]髙木竜馬のガイドで登る名峰ブルックナー(17)(最終回)交響曲第8番第4楽章(髙木竜馬/小室敬幸)
●[連載]MAROの軌跡(16) ―Track16 海外公演(篠崎史紀/長井進之介)
●[連載]小林愛実ストーリー(31) ―台湾ほかツアー記(小林愛実/高坂はる香)
●[連載]和音の本音(61) ―ベートーヴェンと生きる XII(清水和音/青澤隆明)

特別記事

●[Interview&Report]江口 玲(p)―ホロヴィッツ愛奏ピアノで巨匠の誕生日を祝う(上田弘子)
●[Interview]東京芸術劇場 9月に再開(片桐卓也)
●[Interview]中木健二(vc) ―ローム ミュージックフェスティバル2025 in TOKYO (伊藤制子)

隔月連載

●耳鼻科医から見たアーティストと演奏(30)ゲスト:住谷美帆(sax)(竹田数章/道下京子)

連載

●池辺晋一郎エッセイ先人の影を踏みなおす(66)三善 晃①(池辺晋一郎)
●下野竜也 人生棒に振る⁉誌上指揮レッスン(16) 歌うことは動くこと(下野竜也)
●猪居亜美のGuitar’s CROSS ROAD(30)リッチー・ブラックモア(猪居亜美)
●知りたい!話したい! OPERAワード(4)ジングシュピール(山田治生)
●音楽家の本棚(30)大木麻理(org)(後藤菜穂子)

Artists Lounge ~今月のインタヴュー

●フレッシュ・アーティスト・ファイル Vol.72竹田舞音(S)
●佐藤卓史(p)&本山乃弘(p)[ピアニスト・グループ「絆」](道下京子)
●花岡千春(p)(那須田 務)
●伊藤康英(作曲)&原 純(演出)(片桐卓也)
●佐野隆哉(p)(伊熊よし子)/中村静香(vn)(片桐卓也)
●岸本 力(Bs)(伊熊よし子)/近藤嘉宏(p)(伊熊よし子)

Reviews & Reports

●Concert Reviews 演奏会批評
●〈海外レポート〉今月の注目公演ベルリン州立歌劇場で、初めて《無口な女》が上演(中田千穂子)/イギリス(秋島百合子)/フランス(三光 洋)/イタリア(野田和哉)/オーストリア(平野玲音)/ドイツ①(中村真人)/ドイツ②(来住千保美)/スイス(中 東生)/ロシア(浅松啓介)/アメリカ(小林伸太郎)
●〈イヴェント・レポート〉ラハフ・シャニ(指揮)&ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団 来日公演(道下京子/長谷川京介)
●〈イヴェント・レポート〉第9回仙台国際音楽コンクール(萩谷由喜子)
●〈イヴェント・レポート〉ジョナサン・ノット(指揮)&スイス・ロマンド管弦楽団 来日公演(山崎浩太郎/那須田 務)
●〈イヴェント・レポート〉曲がった家を作る人―故郷(ふるさと)に響く西村 朗の音楽(渡辺 和/伊藤制子/能登原由美)

DISC SPACE

●今月の「友」印(真嶋雄大)
●SPECIAL TOPICS(國土潤一)
●今月の新譜レヴュー(相場ひろ/西村 祐/真嶋雄大/満津岡信育/矢澤孝樹)
●新譜一覧
●「観る」クラシック映像作品紹介(山崎浩太郎)

News & Information

●スクランブル・ショット・エクストラ
●2025セイジ・オザワ松本フェスティバル記者懇談会/新作舞台作品、《美しき新宿花園の娘》(山崎浩太郎)/東京国際指揮者コンクール 入賞デビューコンサート(山田治生)/調布国際音楽祭2025(山田治生)/ミューザの日2025/スウェーデンからの風・夏の音楽会(田邉英利子)/東京こどもヴァイオリンコンクール開催決定/第5回宗次ホール弦楽四重奏コンクール 2025(渡辺 和)/ワールド・ホルン・サミット(高山直也)/ベルリンフィル12人のチェリストたち結成50周年記念公演(高山直也)
●スクランブル・ショット+訃報、音楽の友ホールガイド
●アート・スペース①(映画:中村千晶/舞台:横溝幸子/展覧会:花田志織)
●アート・スペース②(書籍:小沼純一/山田治生)
●読者のページ
●編集部だより(次号予告/編集後記/広告案内)

表紙の人

●阪田知樹(c)ヒダキトモコ

1993年、名古屋市生まれ。2016年フランツ・リスト国際ピアノコンクール第1位、6つの特別賞。2021年エリーザベト王妃国際音楽コンクール第4位入賞。東京藝術大学を経て、ハノーファー音楽演劇大学大学院ソリスト課程に在籍。第14回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールにて弱冠19歳で最年少入賞。ピティナ・ピアノコンペティション特級グランプリ、聴衆賞等5つの特別賞、クリーヴランド国際ピアノコンクールにてモーツァルト演奏における特別賞、キッシンゲン国際ピアノオリンピックでは日本人初となる第1 位及び聴衆賞。国内はもとより、世界各地20カ国以上で演奏を重ね、国際音楽祭への出演多数。2015 年CD デビュー、2020 年3月、世界初録音を含む意欲的な編曲作品アルバムをリリース。阪田知樹ピアノ編曲集『ヴォカリーズ』を2022年に、《夢のあとに》を2023年に、阪田の作曲した「アルト・サクソフォーンとピアノのためのソナチネ」が23年に音楽之友社から出版。2017年横浜文化賞文化・芸術奨励賞、2023年第32回出光音楽賞、第72回神奈川文化賞未来賞、第20回ベストデビュタント賞を受賞。

別冊付録

コンサート・ガイド & チケット・インフォメーション

●観どころ聴きどころ(戸部 亮&室田尚子)
●2025年11月号コンサート・ガイド 応募用紙(締切:9月6日必着)

編集後記

ったが病とは対象を知ってしまって病みつきになった、知らずにいればよかったという意味の比較的ネガティヴな慣用句だが、叱咤激励とは対象を鼓舞するためにときには叱るように励ますという意味の比較的ポジティヴな四字熟語だ。昨今これだけ情報にあふれてくると「知ったが病」などとのんきなことは言っていられなくなるかもしれない。また、すぐにパワハラとかで訴えられてしまうから「叱咤激励」も不要なものとなるかもしれない。人から生まれた言葉は同じく人の手で篩にかけられていく。(岩永)

屋ってお祭りにはつきものです。東京の夏祭りは上野の下谷神社に始まり、今年は2 年ぶりの神田祭、浅草の三社祭、蔵前の鳥越神社の大祭、江の島の天王祭などなど、今年はそれらのお祭りにけっこう通っています。そこでの楽しみの一つは的屋、つまり屋台の食べ物。たこ焼きなどの定番のほか、最近マイブームなのは「中華風お焼き」の餡餅(シャーピン)。どこへ行っても見かけるようになりました。小腹が空いたときに食べやすい。昔、あるマンガで紹介され、食べてみたいな、と思っていただけに最初は感涙ものでした(笑)。(真田)

奇心旺盛という言葉がぴったりな音楽家・阪田知樹さん。今回の特集を制作するにあたって、3 日間連続で取材を実施しました(対談は別日)。阪田さんの脳内をのぞけるような、また音楽家としての源泉にも触れられるような内容にまとまったと思います。言うまでもなくお話がおもしろい!のですが、自筆譜を見てその美しさにも感動。絶対誌面に載せたいと思い「楽譜ができるまで」を。《バウムクーヘン》のスケッチも必見です。(掛川)

跡のふぐを食べました。ふぐといえば山口県のイメージですが、じつは大分・豊後水道も有名。先日、帰省した際にご馳走になりました。初めての夏ふぐは身が引き締まっていて、カボス入りポン酢とふぐ刺しの合わせは絶品。そのほか、唐揚げ、お寿司、茶碗蒸し、雑炊、出てくる料理すべてがふぐ入り。もう二度と味わえない体験をしました。ただし、ひれ酒の美味しさには気づくことができず。まだ私には早かったみたいです。(安野)

に残った展示会。先日、「藤田嗣治 絵画と写真」を鑑賞した。藤田は、生業である絵画製作と匹敵する熱意を写真(撮影、被写体として)にも注いでいたという。旅先などで撮った写真を自らの絵に投影することも多く、藤田が写真を「記録する以上のもの」と捉えていた姿が垣間見られた。スマホで手軽に撮影できる今日では、瞬間を切り取ることへの意識が薄れているからこそ、「ここ残したい!」と感じた決定的瞬間を自分で撮れたらいいな~と思う。(笹島)


次号予告

  • 音楽の友 2025年10月号

雑誌 音楽の友

音楽の友 2025年10月号

9月18日発売

  • 開幕直前! 第19回ショパン国際ピアノコンクールにむけて
  • 来日演奏家速報2026
定価
1,100円 (本体1,000円+税)
判型・頁数
A4変
発行年月
2025年9月
JANコード
4910021291058
商品コード
032510

上記リンクの他、書店、楽器店、他ネットショップにてご購入いただけます。

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  • 「音楽の友」編集長 X

内容紹介

●特集Ⅰ
開幕直前! 第19回ショパン国際ピアノコンクールにむけて

●特集Ⅱ
来日演奏家速報2026

●カラー
連載~MAROの軌跡(篠崎史紀)
小林愛実ストーリー
和音の本音

●連載
池辺晋一郎「先人の影を踏みなおす」
下野竜也「人生棒に振る」
猪居亜美のGuitar’s CROSS ROAD
音楽家の本棚

●別冊付録
コンサート・ガイド&チケット・インフォメーション


※記事や付録のタイトル、内容は変わることがあります。ご了承ください。

バックナンバー

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没後50周年 ショスタコーヴィチ 21世紀からの「証言」

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令和を駆ける!ライジング・スターたち

全国のホール&劇場ガイド2025/春色の音楽祭2025

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追悼 秋山和慶/ピアニストたち、23の新境地

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