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雑誌 音楽の友

音楽の友 2025年6月号

  • 北欧芸術の創造と美 ―― シベリウスへの旅
  • 別冊付録:コンサート・ガイド&チケット・インフォメーション
定価
1,100円 (本体1,000円+税)
判型・頁数
A4変
発行年月
2025年5月
JANコード
4910021290655
商品コード
032506

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内容紹介

【特集】
●北欧芸術の創造と美 ―― シベリウスへの旅
(ラウリ・ポラー/久野理恵子/片桐卓也/安保美希/舘野 泉/伊熊よし子/神部 智/藤岡幸夫/山田治生/増田良介/西村 祐/エリック・タヴァッシェルナ/アッツォ・アルミラ/池田卓夫/林田直樹)
5年に一度のシベリウス国際ヴァイオリン・コンクールが5月18日に幕を開けます。このタイミングで、北欧の大作曲家ジャン・シベリウス(1865-1957)をめぐる旅へ出かけませんか?当特集ではシベリウスの作品とともに、いま輝きを放つ北欧文化から、出版80周年を迎えた『ムーミン』、世紀末から20世紀初頭にかけて花開いた「北欧芸術の黄金期」の名作まで ─ 北欧という土地が育んだ豊かな世界を紹介します。

【カラー】
●[巻頭グラビア]Starring Artist レイフ・オヴェ・アンスネス(p)大作曲家たちとの歩み(青澤隆明)
●[Interview & Report]ブルース・リウ(p)6月・9月の来日公演を前に(伊熊よし子/道下京子)
●[Report]アンドラーシュ・シフ(p)&カペラ・アンドレア・バルカ コンビ最後の来日公演(戸部 亮/真嶋雄大)
●[Report]エベーヌSQ&ベルチャSQ 圧巻の3連続公演(渡辺和彦)
●[Report]クリスティアン・ベザイデンホウト(fp)&フライブルク・バロック・オーケストラ 名コンビ、待望の来日公演(山崎浩太郎)
●[Report]古楽界の巨匠ルネ・ヤーコプス(指揮)、ヘンデル《時と悟りの勝利》(那須田 務)
●[Report]リセット・オロペサ(S)日本初ソロ・コンサート(S)(岸 純信)
●[Report]ジョナサン・ノット(指揮)&東京交響楽団 ラスト・シーズンの始まり(長谷川京介)
●[Report]アレクセイ・リュビモフ(p)日本での最後のソロ公演(山崎浩太郎)
●[連載]マリアージュなこの1本~お酒と音楽の美味しいおはなし59(最終回) 〈ゲスト〉セバスティアン・ヴァイグレ(指揮者)(伊熊よし子)
●[連載]和音の本音(58) ―ベートーヴェンと生きるⅨ(清水和音/青澤隆明)
●[Report]マロさん、ありがとう! N響引退(星野桃子)
●[連載]MAROの軌跡(13) ―Track13楽しめる音楽を(篠崎史紀/長井進之介)
●[連載]小林愛実ストーリー(28)―ラヴェル「ピアノ協奏曲」を3団体と共演(小林愛実/高坂はる香)
●[連載]髙木竜馬のガイドで登る名峰ブルックナー(14) 交響曲第8番第2楽章(髙木竜馬/小室敬幸)

【特別企画】
●[対談]ジョヴァンニ・ソッリマ(vc)&遠藤真理(vc)/ [Report]ジョヴァンニ・ソッリマ無伴奏リサイタル(山崎浩太郎/渡辺和彦)

【特別記事】
●[Interview]河村尚子(p)新たな挑戦、その至芸を聴く(長井進之介)
●[Interview]上野通明(vc)スイス・ロマンド管弦楽団の来日ツアー(西村 祐)
●[Interview]福間洸太朗(p)&海老彰子(p)第38回レア・ピアノミュージック(伊熊よし子)
●[Interview]久保田 巧(vn)「ヴァイオリンは歌う」シリーズ vol.5(上田弘子)
●[Report]東京・春・音楽祭2025(國土潤一/戸部 亮/加藤浩子)
●[Report]ルツェルン音楽祭「春祭」(中 東生)

【新連載】
●知りたい!話したい! OPERAワード(1)―オペレッタ(山田治生)

【連載】
●下野竜也 人生棒に振る⁉―誌上指揮レッスン(13)(特別編) 未来の巨匠が生まれる名門指揮科レッスン(下野竜也)
●猪居亜美のGuitar’s CROSS ROAD(27)エディ・ヴァン・ヘイレン(猪居亜美)
●池辺晋一郎エッセイ先人の影を踏みなおす(63) 平 義久(池辺晋一郎)
●音楽家の本棚(27) 笹沼 樹(vc)(後藤菜穂子)

【Reviews & Reports】
●Concert Reviews 演奏会批評
●〈海外レポート〉
今月の注目公演 エルル・チロル音楽祭(復活祭)(来住千保美)
イギリス(秋島百合子)/フランス(三光 洋)/イタリア(野田和哉)/オーストリア(平野玲音)/ドイツ(1)(中村真人)/ドイツ(2)(来住千保美)/スイス(中 東生)/ロシア(浅松啓介)/アメリカ(小林伸太郎)
●〈イヴェント・レポート〉レ・ヴァン・フランセ来日公演(高山直也)
●〈イヴェント・レポート〉第14回音楽大学フェスティバル・オーケストラ(高山直也)
●〈イヴェント・レポート〉タルモ・ペルトコスキ指揮トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団が音楽監督就任後、初のフィルハーモニー・ド・パリ公演(三光 洋)
●〈イヴェント・レポート〉ザルツブルク復活祭音楽祭2025(来住千保美)

【DISC SPACE】
●今月の「友」印(満津岡信育)
●SPECIAL TOPICS『伊福部昭 90歳記念コンサート』初Blu-ray化!
●今月の新譜レヴュー(満津岡信育/真嶋雄大)
●新譜一覧
●「観る」クラシック映像作品紹介(山崎浩太郎)

【News & Information】
●スクランブル・ショット・エクストラ
飯野明日香、「道」をテーマにリサイタルを開催(道下京子)
ミハイル・ヴォスクレセンスキーのリサイタル&マスタークラス(上田弘子)
トリトン・アーツ・ネットワーククァルテット・ウィークエンド2024-2025(平野 昭)
クァルテット・エクセルシオ「日本の弦楽四重奏曲」(渡辺 和)
宮田大 第3回「Dai-versity」(山崎浩太郎)
国立カナダナショナル管弦楽団 記者会見(伊藤制子)
中谷美紀がウィーン国立歌劇場2025年日本公演公式アンバサダーに就任
角野隼斗「アップライトピアノ・プロジェクト」
仲道郁代「The Road to 2027」
白石美雪著『音楽評論の一五〇年』ペンクラブ音楽賞受賞
万博記念クリストフ・エッシェンバッハ×大阪フィル「第九演奏会」(中村孝義)
●スクランブル・ショット+訃報、音楽の友ホールガイド
●アート・スペース(1)(映画:中村千晶/舞台:横溝幸子/展覧会:花田志織)
●アート・スペース(2)(書籍:小沼純一/舩木篤也)
●読者のページ
●編集部だより(次号予告/編集後記/広告案内)

【今月の表紙】
●レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアニスト)(c)ヒダキトモコ
Leif Ove Andsnes, Pianist
1970年ノルウェーのカルメイ生まれ。ベルゲン音楽院のチェコ人教授イルジ・フリンカに学び、ベルギー人ピアノ教師ジャック・ドゥ・ティエージからも貴重なアドヴァイスを受けた。『ニューヨーク・タイムズ』はアンスネスを「威厳ある優美さ、力強さ、洞察力を有するピアニスト」と評し、『ウォール・ストリート・ジャーナル』は「同世代で最も才能ある音楽家の一人」と評した。彼はその強力なテクニックと綿密な解釈で国際的な名声を獲得。世界最高クラスのホールでリサイタルを行い、一流オーケストラと共演している。熱心な室内楽奏者でもあり、ローゼンダール室内楽音楽祭の創設者として監督を務めるほか、リソール室内楽音楽祭の共同監督を20年近く務めた。2013年7月には『グラモフォン』誌の「殿堂入り」を果たし、2016年5月にはジュリアード音楽院から名誉博士号を授与された。ソニー・クラシカルと独占的にレコーディングを行い、グラモフォン賞など多くの国際的な賞を受賞している。またノルウェー王国聖オラフ勲章コマンダーほか、数々の栄誉に輝いている。

【別冊付録】
●観どころ聴きどころ(戸部 亮&室田尚子)
●2025年8月号コンサート・ガイド 応募用紙(締切:6月6日必着)