• 音楽の友 2025年5月号
  • 音楽の友 2025年5月号の中身

雑誌 音楽の友

音楽の友 2025年5月号

  • 没後50周年 ショスタコーヴィチ 21世紀からの「証言」
  • 別冊付録:コンサート・ガイド&チケット・インフォメーション
定価
1,100円 (本体1,000円+税)
判型・頁数
A4変
発行年月
2025年4月
JANコード
4910021290556
商品コード
032505

上記リンクの他、書店、楽器店、他ネットショップにてご購入いただけます。

  • 音楽の友 編集部 Facebook
  • 音楽の友 編集部 Instagram
  • 音楽の友 編集部 X
  • 「音楽の友」編集長 X

内容紹介

【特集】
●没後50周年 ショスタコーヴィチ 21世紀からの「証言」
(服部百音/ユリアンナ・アヴデーエワ/トーマス・ヘル/アンドレイ・ボレイコ/相場ひろ/増田良介/荒井英治/マルク・ダネル/菅野祐悟/池田卓夫/山根明季子/沼尻竜典/音楽大学フェスティバル・オーケストラ・メンバー/高山直也/満津岡信育)

20世紀ソビエトを代表する作曲家D.D.ショスタコーヴィチ(1906~1975)は、現在世界中でその作品が演奏される人気の作曲家。ただし、ロシア革命から第二次世界大戦、冷戦、ソ連崩壊、そしてロシアによるウクライナ侵攻が続く今日まで、ショスタコーヴィチ本人とその作品は、どのように世に問われ、演奏され、語り継がれてきたかにおいて「評価の特異な変遷」を辿っています。様々な作曲家像、作品像が独り歩きするいま、現在の視点から、名だたる音楽家たちがこの「ショスタコーヴィチ」という作曲家、作品、ないし現象をどのように捉えているのか、その「証言」をまとめ、21世紀のショスタコーヴィチ像を俯瞰します。

【カラー】
●[Interview]Starring Artist エリーナ・ガランチャ(Ms)6月の来日直前―歌姫の心懐(井内美香)
●[Interview]日本製鉄紀尾井ホール 開館30周年スペシャル・インタヴュー――トレヴァー・ピノック(指揮)/ライナー・ホーネック(指揮、vn)&アントン・バラホフスキー(vn)/玉井菜採(vn)&千々岩英一(vn)(山崎浩太郎)
●[Report]紀尾井ホール室内管弦楽団、初の演奏会形式オペラに挑む!(那須田 務)
●[Report]滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール コルンゴルト《死の都》(山崎浩太郎)
●[Report]日本オペラ協会 三木 稔《静と義経》(山田治生)
●[Report]読売日本交響楽団 ベルク《ヴォツェック》(演奏会形式)(戸部 亮)
●[Report]辻 彩奈(vn)ヴァイオリン・リサイタル(渡辺和彦)
●[Report]HIMARI(vn)、ベルリン・フィル・デビュー(中田千穂子)
●[連載]マリアージュなこの1本(58)~お酒と音楽の美味しいおはなし 〈ゲスト〉佐藤俊介(vn)(伊熊よし子)
●[連載]MAROの軌跡(12)―Track12 N響とラスト・ツアー(篠崎史紀/長井進之介)
●[連載]小林愛実ストーリー(27)―N響とのツアーほか(小林愛実/高坂はる香)
●[連載]髙木竜馬のガイドで登る名峰ブルックナー(13) 交響曲第8番 第1楽章(髙木竜馬/小室敬幸)
●[連載]和音の本音(57) ―ベートーヴェンと生きるⅧ(清水和音/青澤隆明)

【特別記事】
●シェク・カネー=メイソン(vc)山田和樹(指揮)バーミンガム市交響楽団来日公演に登場!(後藤菜穂子)
●[Interview]準・メルクル(指揮)、台湾フィルハーモニックと来日(片桐卓也)
●[Interview]アンサンブル天下統一 岡崎市から世界へ発信!(片桐卓也)
●北九州市立 響ホール、2025年度ラインナップ(片桐卓也)
●[Interview] 阪哲朗(指揮)、和と洋で奏でる“近現代ニッポンの音”(伊藤制子)

【隔月連載】
●耳鼻科医から見たアーティストと演奏(29) ゲスト:次田心平(tub)(竹田数章/道下京子)

【連載】
●池辺晋一郎エッセイ 先人の影を踏みなおす(62)―新川和江(池辺晋一郎)
●下野竜也 人生棒に振る⁉ ―誌上指揮レッスン(12) 前衛性のなかにも(下野竜也)
●オペラ MenuとRecipe(24)(最終回)―オペラ定番ベストテン(山田治生)
●猪居亜美のGuitar’s CROSS ROAD(26) エアロスミス(Aerosmith)(猪居亜美)
●音楽家の本棚(26)鈴木大介(g)(後藤菜穂子)

【Artists Lounge 〜今月のインタヴュー】
●フレッシュ・アーティスト・ファイル Vol.70 児玉隼人(tp)
●深沢亮子(p )(道下京子)
●水谷川優子(vc )(小倉多美子)
●小林沙羅(S )(室田尚子)
●西村 悟(T )(加藤浩子)
●北川曉子(p )(上田弘子)/福島章恭(指揮)(長谷川京介)

【Reviews & Reports】
●Concert Reviews 演奏会批評
●〈海外レポート〉今月の注目公演 ケルンのカーニヴァルで男性だけの《こうもり》上演(来住千保美)/イギリス(秋島百合子)/フランス(三光 洋)/イタリア(野田和哉)/オーストリア(平野玲音)/ドイツ(1)(中村真人)/ドイツ(2)(来住千保美)/スイス(中 東生)/ロシア(浅松啓介)/アメリカ(小林伸太郎)
●〈イヴェント・レポート〉クァルテット・エクセルシオ モーツァルト「ハイドン・セット」全曲演奏会(齋藤弘美/編集部)
●〈イヴェント・レポート〉 沖澤のどか(指揮)&オーケストラ・アンサンブル金沢+飯森範親(指揮)&群馬交響楽団(萩谷由喜子)
●〈イヴェント・レポート〉オ ペラシアターこんにゃく座 明日へのオペラへの誘い(岸 純信)
●〈イヴェント・レポート〉 小澤征爾音楽塾 ヴェルディ《椿姫》(加藤浩子)

【DISC SPACE】
●今月の「友」印(矢澤孝樹)
●ヤーノシュ・シュタルケルの芸術 特別試聴会(伊藤悠貴/満津岡信育)
●今月の新譜レヴュー(相場ひろ/西村 祐/真嶋雄大/増田良介/満津岡信育)
●新譜一覧(編集部)
●「観る」クラシック―映像作品紹介(山崎浩太郎)

【News & Information】
●スクランブル・ショット・エクストラ
ミューザ川崎シンフォニーホール第11回チャリティコンサート/調布国際音楽祭2025/齋藤秀雄メモリアル基金賞授賞式/関西フィルの新企画「鈴木優人のベートーヴェン・ヒストリー」(磯島浩彰)/JNOコンサートツアー2025(伊藤制子)/京都市交響楽団2025-26年 ラインナップ(能登原由美)/西村朗作品を堪能する3公演を故郷大阪で開催(逢坂聖也)/ヴィットリオ・グリゴーロ テノール・コンサート(井内美香)/TOPPANホール新シーズン発表記者会見/フェスタサマーミューザ KAWASAKI 2025開催決定/日本国際博覧会イタリアパビリオン・ヤマハミュージックジャパン協賛契約締結/昭和音楽大学 アートマネジメントコース主催公演/[Interview]ラファエラ・グロメス(vc)(中 東生)
●スクランブル・ショット+訃報、音楽の友ホールガイド
●アート・スペース①(映画:中村千晶/舞台:横溝幸子/展覧会:花田志織)
●アート・スペース②(書籍:小沼純一/満津岡信育)
●読者のページ
●編集部だより(次号予告/編集後記/広告案内)

【表紙の人】
●エリーナ・ガランチャ(メゾソプラノ)
1976年ラトヴィアのリガで音楽一家に生まれる。1996年リガのラトヴィア音楽アカデミーに入学。卒業後、ドイツのマイニンゲン歌劇場に参加。1998年ウィーンとアメリカで勉強を始め、1999年フィンランドのミリアム・へリン国際声楽コンクールに優勝。2000年ラトヴィア・グレート・ミュージック・アワード受賞。フランクフルト歌劇場に移籍。2003年以降、ウィーン国立歌劇場、ザルツブルク音楽祭など、世界の主要な舞台で活躍を続けている、現在世界最高のメゾソプラノの一人。2024年のMETオーケストラの来日公演に出演、その圧倒的歌唱力と存在感で日本の音楽ファンを大いに魅了した。

【別冊付録】
●観どころ聴きどころ(戸部 亮&室田尚子)
●2025年7月号コンサート・ガイド 応募用紙(締切:5月6日必着)

【お詫びと訂正】
5月号P109
「小澤征爾音楽塾ヴェルディ《椿姫》」のカン・ワン(アルフレード役)に「来春メトロポリタン歌劇場デビュー」と記載がありますが、「Narraboth in Salome, 2016」でMETデビューです。
関係各位、読者の皆様にお詫びし、訂正いたします。