内容紹介
フランツ・リストが、1838~1862年の間に作曲・改訂した4作の練習曲をまとめた1冊。掲載順に《3つの演奏会用練習曲》S144/R.5、《パガニーニ大練習曲》S141/R.3b、《怒りをこめて―仕上げの練習曲》S143/R.4b、《2つの演奏会用練習曲》S145/R.6を収録した。
総説の執筆は、音楽学の上田泰史氏。作曲や出版の経緯のほか、改訂を経た2作《パガニーニ大練習曲》《怒りを込めて》における改訂前後の相違点や各バージョンの意義にも触れる。各曲についての解説および運指は、リスト国際ピアノコンクールで優勝した経歴をもつピアニスト・阪田知樹氏。具体的な演奏への助言も多数掲載した。いずれも作品の理解や実際の演奏に役立つものとなっている。
総説の執筆は、音楽学の上田泰史氏。作曲や出版の経緯のほか、改訂を経た2作《パガニーニ大練習曲》《怒りを込めて》における改訂前後の相違点や各バージョンの意義にも触れる。各曲についての解説および運指は、リスト国際ピアノコンクールで優勝した経歴をもつピアニスト・阪田知樹氏。具体的な演奏への助言も多数掲載した。いずれも作品の理解や実際の演奏に役立つものとなっている。