内容紹介
1994年に第1版が出版されたが、その英語版発売後、シカゴ交響楽団音楽監督就任、ベルリン国立歌劇場音楽総監督就任など活躍めざましく、現在は巨匠指揮者に入ったバレンボイムが、シカゴ響から以降の出来事を付け加えて、2002年あらたに出版された。重要なポストで活躍するもっとも最近の出来事をつづった増補版の新訳。今やっと公にできるユダヤの問題、人種、政治にも触れ、自身の天才ピアニストとしての生い立ちや音楽を真摯に語る。日本版独自の全ディスコグラフィ付。
目次
序/アルゼンチン/ヨーロッパ体験/イスラエル/ヨーロッパ体験Ⅱ/子供から大人へ/イギリス/指揮と室内楽について/1967年以降のイスラエル/リートと客演指揮/フランス/オペラ/シカゴ/ベルリン/演出家たちとバイロイト/今日のイスラエル/ワイマール/音楽に生きる/音楽をめぐる状況について/生きることと音楽/解釈および演奏について/再び音楽について考えたこと/補遺:エルサレム・ヘブライ大学への謝辞
原書 編集者あとがき/解説
原書 編集者あとがき/解説