内容紹介
1898年4月から99年初頭にかけて作曲され、同年4月ヘルシンキで作曲者自身の指揮により初演され、好評を博した、シベリウス唯一の協奏作品。『クレルヴォ交響曲』の成功から7年。その間ヘルシンキで聴いたチャイコフスキーの『悲愴交響曲』や、ベルリンで聴いたベルリオーズの『幻想交響曲』の感銘が、作曲家に純粋交響曲への道を進む決意をもたらした。全体は古典的な3楽章形式を採り、ドイツ後期ロマン派やロシア国民楽派に通ずる多彩な表現と、民俗的な幻想性とが精妙に融合する。青年期にはヴァイオリニストを目指した作曲家の、個性的なヴァイオリン技法も魅力のひとつ。
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曲目
- 1 シベリウス ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 作品47 【スコア】 作曲:シベリウス
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