内容紹介
松尾芭蕉の句のなかから月を題材にした13句を選び、4曲に編み付曲したもの。月の光に照らされた景色が眼前に現れるような、そして芭蕉の心情がにじみ出る句を、新実特有の「うた」節にのせていく。月の光と影のコントラストや静寂が表現され、そして日本人の持つ独特の感覚を呼び覚まさせてくれる。聴く人を惑わすような幻想的な音世界である。《遊びをせんとや生まれけむ》《おくのほそ道――越の国々/みちのくへ》などと並ぶ日本古典文学を題材にした既刊の作品と並ぶ逸品。
[難易度]中級~上級 [対象]高校生・一般合唱団
[難易度]中級~上級 [対象]高校生・一般合唱団
曲目
- 1 Ⅰ(ca.4'50") 【男声4部合唱/伴奏:無伴奏】 作曲:新実徳英
- 2 Ⅱ(ca.4'10") 【男声4部合唱/伴奏:無伴奏】 作曲:新実徳英
- 3 Ⅲ(ca.2'30") 【男声4部合唱/伴奏:無伴奏】 作曲:新実徳英
- 4 Ⅳ(ca.4'15") 【男声4部合唱/伴奏:無伴奏】 作曲:新実徳英