内容紹介
テキストに松尾芭蕉の紀行文「奥の細道」の中より越後・越中・越前の旅の途で詠まれた俳句を選び3章からなる曲集に纏められた。―僕が改めて思ったのは、この旅がなまじの覚悟で計画されたものではない、「道路に死なん、是天の命なり」というものだったこと、もう一つは、『奥の細道』が単に「旅の日記文学+俳句」などではなく、「奥の細道」を舞台にした創作なのだ、ということである。―「虚実の皮膜」とは芭蕉の謂。創作の極意がそこにあるとしたら作曲にも同じことが言えるだろう。外界(宇宙)、内界(人間)の間の感応から生まれた言葉たちがさらに音と感応し、この歌集となり、そして再び宙空へと投げ返されるのである。―(作曲者)。渾身の力作をぜひ歌って体験してみてほしい。
[難易度]中級~上級 [対象]中学生・高校生・一般合唱団
[難易度]中級~上級 [対象]中学生・高校生・一般合唱団
曲目
- 1 Ⅰ.(ca.7'15") 【女声3部合唱/伴奏:ピアノ】 作詞:松尾芭蕉(句) / 作曲:新見徳英 / ※ローマ字読み付き
- 2 Ⅱ.(ca.4'15") 【女声3部合唱/伴奏:ピアノ】 作詞:松尾芭蕉(句) / 作曲:新見徳英 / ※ローマ字読み付き
- 3 Ⅲ.(ca.6'00") 【女声3部合唱/伴奏:ピアノ】 作詞:松尾芭蕉(句) / 作曲:新見徳英 / ※ローマ字読み付き