内容紹介
海を心から愛する詩人・川崎洋の詩集『海を想わないとき』という逆説めいた作品集から5編を選び作曲。同じく海大好き人間を自称する作曲家・新実徳英は、川崎洋の詩による合唱作品集「やさしい魚」「海のディヴェルティメント」など「海」に関連した合唱作品を発表している30年来の名コンビ。この作品集では、いまは亡き川崎へのオマージュとも読みとれる「海」と「人」との5つの抒情が穏やかな曲調で歌われる。組曲の構成は、バッハのゴールドベルク変奏曲を模して、和音・バス進行をベースにした変奏曲形式で作曲され、全体の糸が紡がれる。平明でありながら心奥に深く降りていく言葉+音楽が静かな感動を呼ぶ。子供から大人までが一緒に歌える女声合唱組曲。2011年の混声版に続く、待望の女声版。
[難易度]初級~中級 [対象]中学生・高校生・一般合唱団・おかあさんコーラス
[難易度]初級~中級 [対象]中学生・高校生・一般合唱団・おかあさんコーラス
曲目
- 1 海 背の高い人ほど(ca.3'02") 【女声3部合唱/伴奏:ピアノ】 作詞:川崎洋 / 作曲:新実徳英
- 2 海 訪れた夏をむかえて(ca.3'42") 【女声3部合唱/伴奏:ピアノ】 作詞:川崎洋 / 作曲:新実徳英
- 3 海 かん声をあげて(ca.2'59") 【女声3部合唱/伴奏:ピアノ】 作詞:川崎洋 / 作曲:新実徳英
- 4 海 わたしは都合のいい時だけ(ca.3'06") 【女声3部合唱/伴奏:ピアノ】 作詞:川崎洋 / 作曲:新実徳英
- 5 海 向き合うものとして(ca.3'47") 【女声3部合唱/伴奏:ピアノ】 作詞:川崎洋 / 作曲:新実徳英