• ムジカノーヴァ 2022年6月号

雑誌 ムジカノーヴァ

ピアノを教える人、学ぶ人の雑誌

ムジカノーヴァ 2022年6月号

  • オンラインレッスンが進化する
  • 今月の課題曲:シューベルト《ワルツOp.18-6》
定価
922円 (本体838円+税)
判型・頁数
A4変
発行年月
2022年5月
JANコード
4910085190625
商品コード
182206

全国の書店、もしくはネットショップよりご購入いただけます。オンラインで購入される場合は、上記リンクから各ショップの購入ページにお進みください。

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内容紹介

[特集]
オンラインレッスンが進化する
+αのメニュー構築法

ピアノ教室においてオンラインレッスンが普及し、災害時や遠隔レッスンの選択肢の一つとしても定着しつつあります。それにつれ、オンラインならではのレッスン内容の情報が求められるようになってきました。そこで、ユニークなオンラインレッスンを行っている先生方に、オンラインのレッスンメニュー構築法をご紹介いただきます。

◆オンラインレッスンの組み立て方~オンラインの特性を生かし、生徒のやる気を引き出そう(山本美芽)
 オンラインレッスンの組み立て方についてのセミナー講師も務めておられるピアノ教本研究家の山本美芽先生に、オンラインの特性を考えながら、それぞれの生徒に最適な活動を組み立てていく方法を、具体的な指導法を交えてご紹介いただきました。

◆「FaceTime」を使ったオンラインレッスンアイディア~アプリを活用して、オンラインレッスンをバージョンアップしよう!(足立由起子)
 iPhoneやiPadに標準搭載されているビデオ通話アプリ「FaceTime」は、音質が良いと評判です。そこで、その使用法を詳しく解説していただくとともに、画面共有におすすめのアプリについて、足立由起子先生にご紹介いただきました。

◆オンラインで、みんなで繋がる! 楽しい! グループレッスン(二本柳奈津子)
 二本柳奈津子先生が実践している、オンラインでのソルフェージュのグループレッスンのメニューをご紹介いただきます。

◆Zoomの画面共有を活用すると 楽典や曲への理解が深まる!(森田 香)
 Zoomの画面共有を利用すると、生徒の興味を惹きつけ、理解しやすいレッスンにすることも可能です。手作り教材を作るのも得意な森田香先生に、レッスン例をご紹介いただきました。

◆オンラインで生徒の絆を深める 朝の音楽学校(松田映子)
 松田映子先生は、年齢の違う生徒同士が学び合えるよう、オンラインで「朝の音楽学校」を開催していたそうです。その具体的な活動内容を教えていただきました。

[今月の課題曲]
シューベルト:ワルツOp.18-6
(2021年11月号~2022年10月号選曲者:福山奈々)

[トピックス]
◆東京防音株式会社 スーパーミラクルソフト 体験レポート(長井進之介)
 「スーパーミラクルソフト」は、吸音材、遮音材のスペシャリストによるピアノの防音装置。非常に手軽に装着できる上、その機能の高さに注目が集まっています。今回は実際に使用された感想を、本誌の「今月の課題曲」の選曲者としてもおなじみの福山奈々先生に伺いました。

[連載]
学ぶ
◆コンクール課題曲にチャレンジ!(岡原慎也)
 人気のコンクールの課題曲の中から毎号1曲を取り上げ、その演奏・指導法を詳しく解説していきます。見ながら演奏できる、書き込み楽譜付き。今月は、シューベルト《ワルツ》Op.18-6。
◆演奏が生まれ変わる! 佐藤卓史のソナチネ講座(佐藤卓史)
 「ソナチネ」は、基本的な音楽の形式や表現方法を学ぶのに格好の教材ですが、どこか機械的に感じられ、苦手意識を持ってしまう生徒さんも少なくないのではないでしょうか? この連載では、『ソナチネアルバム』の中から毎号1曲ずつ、全楽章を取り上げ、楽曲の構造を紐解きながら、そこからどのように音楽的表現に結びつけていくのか、ピアニストの佐藤卓史さんに解説していただきます。
 第4回は、「クーラウ:ソナチネ 作品36-1 第2,3楽章」。
◆ブルクの十八番(オハコ)~ブルクミュラー18の練習曲をひもとく~(春畑セロリ)
 『25の練習曲』が最も有名で人気を博しているブルクミュラーですが、彼の作曲家生活のもっとも終盤に書かれた『18の練習曲』にこそ、その熟練した筆の力と音楽性がこもっていると言えます。『25』の秘密を知りたければ、指導者にとって『18』をひもとくことは必須ではないでしょうか? そこで、音楽之友社刊の5冊のブルクミュラーの曲集で解説を担当された作曲家の春畑セロリさんが、『18の練習曲』を毎月1曲ずつ取り上げ、その音楽を分かりやすく柔軟に研究していきます。
 第5回は「第5曲《泉》」です。
◆脳神経内科医のピアニストが解説 知っておきたい ピアノ演奏における脳と身体のしくみ(上杉春雄)
 ピアノを弾く人・教える人の間で常に関心の高いテーマの一つである「脳とピアノ演奏の関係」。ピアニストで脳神経内科医の上杉春雄さんに、脳科学の最前線の話題やピアノ演奏に役立つアドバイスなどを、読みやすいエッセイの形で連載いただきます 
 第18回は「指の筋の働きに即した練習のしかた」。
◆【新連載】浄書家が秘訣をご紹介します! 演奏しやすい楽譜を作るテクニック(山田悠人)
 いざ楽譜を制作しようとすると、「楽譜の冒頭を空けるのはなぜ?」「タイやスラーの描き分けは?」など、ちょっとした疑問が出てくるのではないでしょうか。この連載では、浄書家の山田悠人さんに、楽譜制作のルールや、演奏しやすい楽譜を作るポイントを解説していただきます。
初回のテーマは、「演奏者が見やすい楽譜とは?」。
◆【新連載】音で遊ぶ ピアノに親しむ はじめての即興演奏(大城依子)
 “即興演奏は難しい”というイメージがあるかもしれませんが、まだ楽譜の読めない小さな子も楽しくレッスンできる方法を大城依子先生に教えていただきます。
 今回のテーマは、「無調の音楽~全音音階」。
◆イタリア語のニュアンスで理解する きほんの音楽用語(関 孝弘/ラーゴ・マリアンジェラ)
 「音楽用語」と呼ばれている単語は、イタリアでは日常会話で使われている言葉です。生活の場面ではどんなときに使うか、本来はどんなニュアンスがあるのかが分かると、音楽用語が身近に感じられ、より生き生きとした演奏になるのではないでしょうか。連載では、初級の楽曲によく出てくる音楽用語を中心にご紹介します。
今月のテーマは、「人を魅了するような表現を~Cantabile」です。
◆世界史から読み解く 音楽史(広瀬大介)
 18世紀から20世紀に至る世界史の大事件と、それを描いた、あるいはそれに影響を受けた音楽作品にスポットを当てることで、音楽をより深く愉しめるようになる連載。同時代の日本の状況にも目を向け、毎回ミニミニ年表で整理していきます。
 今回は、「ヨハネス・ブラームス(2)~交響曲への苦闘と新天地ウィーン」。
◆チェルニークリニック(奈良井巳城)
 『チェルニー30番』を1曲ずつ解説し、練習の目的、取り組み方、練習法などを徹底解剖していく連載。今回は第3番で、3、4、5の訓練のしかたを学びます。

教える
◆【新連載】モンテッソーリ教育からヒントを得た 子どもの自立心とピアノを弾く手 を育てる 手づくりレッスングッズ(大原由紀)
 レッスンでモンテッソーリ教育のアイディアを取り入れている大原由紀先生に、その理念に基づいた「手づくりレッスングッズ」をご紹介いただきます。
モンテッソーリ教育からヒントを得た、大原由紀先生による「手作りレッスングッズ」
◆導入期から一人で読めて弾ける子を育てる! あやか先生の読譜指導(永瀬礼佳)
 大好評だった連載『入会2年で音大入試問題が解けるようになる!あやか先生の楽典』の著者・永瀬礼佳先生による「読譜指導」の連載。「ド」が分からない生徒が、自宅で一人で読んで弾けるようになるまでの指導の流れやポイントを解説していただきます。
 第2回は、「五線の音符の覚え方」。
◆バッハ《インヴェンション》が楽しくなるレッスン(福田ひかり)
 バッハの《インヴェンション》を実際のレッスンでどのように指導したらよいのか、悩まれる先生は少なくないのではないでしょうか?生徒の目を輝かせるためには……そこでご提案、子どもが大好きな「謎解き」をレッスンに取り入れてみるのはいかがでしょうか?謎が詰まった《インヴェンション》は、うってつけとも言えます。曲のしくみや歌い方を生徒さんと一緒に探しながら、楽しく創造的なレッスンを目指してみませんか?
 今回は、「第10番 ト長調」の前編をお届けします。
◆先生像からみえてくる音楽像 作曲家のレッスンを覗いてみたら……(内藤 晃)
 歴史上の作曲家たちが「先生」としてどんな指導をしていたかを、弟子や友人などの残した言葉から読み解き、それぞれの作曲家の音楽像に近づくヒントを探ります。
 今回は、「師としてのバッハ~バッハはどんな先生だった?」の後編をお届けします。
◆ポピュラー音楽指導塾~リズム力をつけよう!~(佐土原知子)
 34年ほど前からポピュラー曲を積極的にレッスンに取り入れてきた著者が、明日のレッスンに使える様々な手法や情報をご紹介する連載。ポピュラーを4つのリズム区分に分け、ジャンル別に「演奏と指導のポイント」をお伝えしていきます。
 今回から、アフリカの影響の強いリズムとして、ブラジルの音楽を取り上げていきます。まずはサンバで、オンラインレッスンなどでも活用できるよう、リズム音源のQRコード付きでお届けします!
◆練習しない子のための 教材選び(山本美芽)
 保護者の協力のもと、家庭で練習をしてくるのが当たり前だった昭和のピアノのレッスン風景は、令和の現代において様変わりしています。子どもも大人も忙しく、ピアノの開始年齢が多様化し、進み具合が年齢ではくくれない時代に。この連載では全12回にわたり、入会から「両手奏」までを一つのゴールとして、現代のピアノ指導者に欠かせない力=「生徒さん一人ひとりに合わせた教材選び」のノウハウをお伝えします。 
 第11回は「鍵盤ハーモニカとCポジション」。「ムジカノーヴァYouTubeチャンネル」に筆者による動画の補足解説をアップしています。こちらもぜひご参照ください。

「ムジカノーヴァYouTubeチャンネル」
 https://www.youtube.com/channel/UCCws_TIjSvpe23BDvjVBnVg

◆石井なをみ先生の 子どもに教えるベートーヴェン《ピアノ・ソナタ》 おもしろ誌上レッスン(石井なをみ)
 ベートーヴェンの《ピアノ・ソナタ》というとレベルの高いイメージが強く、解説書も上級者向けのものばかり。でも、なかには中級レベルの生徒さんが演奏する機会の多い曲も存在します。そこで、この連載ではそれらの曲をピックアップし、その指導法を、数々のコンクールで入賞者を多数輩出されている石井なをみ先生に、自身のレッスンを再現する形でご紹介いただきます。
 第3回は、「第25番 第1楽章③」。
◆御木本メソッドのテクニック指導 幼少期からピアニストの手を育てる(藤田 尚)
 生徒さんの手や姿勢に関する悩みを解決する方法を、御木本メソッドの講師である藤田奈緒先生に紹介していただきます。よく分かる解説動画付き。
 今月のテーマは、「手首がかたい――手を広げると力んでしまう人のために」。
◆A4一枚でまとめよう! トラブルを未然に防ぐ 教室規約の作り方&運用法(古内奈津子)
 あらかじめ教室規約を作っておくことで、思わぬトラブルを防ぐことができます。教室規約を作るときに考えておきたいことや、実際にどのように運用していくとよいか、古内奈津子先生に解説していただきます。
 今回のテーマは「約束事の階層分け」です。
◆ピアノの先生のiPad活用術~動画編集編~(足立由起子)
 教室運営やレッスンに役立つiPadを使った動画編集方法を、足立由起子先生に解説していただきます。第5回は、「YouTubeに動画をアップしよう」。
◆作曲家が贈る 未来のレッスン(樹原涼子/轟千尋/春畑セロリ)
 樹原涼子、轟千尋、春畑セロリによる本誌のリレー連載が『ある日、オリーブの丘で』という楽譜になりました。作曲者が自作を題材に、楽譜を通して作曲家と対話し、自分の表現を生み出せるような「未来のレッスン」を提案する、全12曲の贅沢なワークです。
 第4回のテーマは「オスティナート・くうリズム・モード」で、曲は「草原の夜明け」(樹原涼子作曲)。
◆【最終回】3世代で楽しく日本を歌い継ごう わらべうたdeソルフェージュ(井上史枝)
 「日本人の四季を大切にする気持ちを伝えていきたい」。そんな想いから、ピアノ教室でわらべうたをソルフェージュとして取り入れている筆者。「音数が少ない」「どの音からでも歌える」「言葉や節が楽しい」など、わらべうたにはソルフェージュ教材としてのメリットが多くあり、さらに3世代で楽しむことができます。この連載では、毎月季節に合ったわらべうたを取り上げ、レッスン・メニューを伴奏譜付きでお届けします。
 今月の曲は、「きゃあろのめだまに」。「ムジカノーヴァYouTubeチャンネル」に筆者によるレッスン動画をアップしています。こちらもぜひご参照ください。

「ムジカノーヴァYouTubeチャンネル」
 https://www.youtube.com/channel/UCCws_TIjSvpe23BDvjVBnVg

楽しむ

◆『アーニャの冒険』10.小川のほとりで(田中カレン/ティファニー・ビーク)
 国際的に活躍される作曲家の田中カレンさんがお話と音楽を、イギリス人イラストレーターのティファニー・ビークさんがイラストを担当される大型企画。お話とイラストを巻頭カラーに、楽譜と作曲者による演奏アドバイスを巻末とじ込みにて掲載していきます。
◆【新連載】Always with music(阪田知樹)
 音楽に真摯に向き合い、研鑽を重ねる阪田知樹さんに、いま関心のあることや考えていることについて語っていただきます。
 今回のテーマは「演奏はコミュニケーション」。
◆CD&BOOK(長井進之介)
 ピアニストであり、音楽ライターである長井進之介さんに、レッスンに役立つCDや書籍の解説をしていただきます。
◆ふたりで弾きたい! ピアノ映えJ-POP連弾(壺井一歩)
 子どもにも大人にも人気のJ-POPを、最新曲から王道の曲まで、弾きやすく、かつ「映え」る連弾アレンジでお届けします。レベルは、プリモ・セコンドともにブルクミュラー程度。先生と生徒さん、お友達同士、兄弟姉妹、親子でお楽しみください。
 第15回は、Da-iCEの《CITRUS》です。

[巻末とじ込み]
◆楽譜
田中カレン『アーニャの冒険』~10.小川のほとりで
 
◆付録 
Piano作曲家カード⑮
 ピアノのレッスンによく登場する作曲家を、「バロック」「古典派」「ロマン派」「近現代」のカードも含め、生誕年順に毎月4枚ずつ掲載していきます。裏面には、作曲家の生涯がすぐに分かる「ミニミニ年譜」や、レッスンの小ネタとして使える「Lesson Memo」も掲載。ぜひ、コレクションしてご活用ください。
 第15回は、「エルガー、アルベニス、パデレフスキ、マクダウェル」。