• ムジカノーヴァ 2011年3月号

雑誌 ムジカノーヴァ

ピアノを教える人、学ぶ人の雑誌

ムジカノーヴァ 2011年3月号

  • 身体にしみ込む! 音楽と結びついたテンポ指導
定価
922円 (本体838円+税)
判型・頁数
A4変
発行年月
2011年2月
商品コード
181103

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内容紹介

[特集]
身体にしみ込む! 音楽と結びついた テンポ指導

◆導入期から安定したテンポ感を身につけさせるために(永瀬まゆみ)
 聴音書きとりをしながら、段階的に安定したテンポ感を身に付ける画期的な方法をご紹介します。
◆歩いて始めよう! ─“のれるテンポ”をめざして─(片山早苗)
 歩くことから始める「基本編」と、ソナチネを例に、問題が起きてしまった場合の改善策を解説する「楽譜編」をお届けします。
◆テンポとはそもそも何か ─メトロノームに頼らないレッスンのすすめ─(藤野栄介)
 単に「テンポ通り弾ける」という演奏から脱し、生徒自身の表現意欲を引き出しながら、その時々にふさわしいテンポを見つけ出すレッスンを提案します。

[とじ込み付録]
◆4期学習カード ⑧(遠山菜穂美)
 表面にはバロックから近現代までの代表的な絵画、彫刻、建築などの写真を、裏面には同時代の音楽との深いつながりを記した解説を掲載。毎号2枚ずつ、1年で計24枚のカードが揃います。今月は近現代の第2回。

[カラー]
◆音楽ビジュアル館 12 (佐野真澄)
 グルリットやニールセンなどのピアノ作品のタイトルにも登場する「音楽時計」の写真を掲載しました。音楽のイメージ作りにお役立てください。
◆ミニミニ伝記 ベーラ・バルトーク(パップ晶子)
 計5ページにまとめたミニミニ伝記。ふりがな付きですので、バルトークを練習中の生徒さんに、ぜひ読んでもらってください。

[トピックス]
◆永久保存版 ピアノを教える人、学ぶ人のための作曲家別読書案内 バッハ、ベートーヴェン編(横原千史)
 作曲家について深く知りたいと思ってはいるけれど、書店に行く時間もないという忙しい人や、たくさんあるうちのどれを読んだらいいのかわからないという人へ贈る、読書案内です。
◆ショパン国際ピアノコンクールin Asia 小学1・2年生部門、小学3・4年生部門(道下京子)
 今年で12回目を迎えた同コンクール。小学1・2年生部門、小学3・4年生部門を通して見えた課題を考察します。
◆留学先で学んだレパートリー習得法(新納洋介)
 わずか1ヵ月で難曲や新曲を仕上げる必要に迫られたとき、著者が実践した練習法を紹介しています。

◆ヴォルフガング・ヴァッツィンガー教授の特別ピアノレッスン(荒木淑子)
 ウィーン国立音楽大学教授として多くのピアニストを育て続けるヴァッツィンガー氏のレッスン。曲目はショパンの《幻想ポロネーズ》(受講生:藤谷美舞さん)。
◆メナヘム・プレスラー氏 公開講座 後編 ショパン《バラード第4番》(渡辺謙太郎)
 ボザール・トリオの創設メンバーで、ヴァン・クライバーン国際コンクールの審査員を務めるピアニストによる公開講座。後編は、ショパン《バラード第4番》(受講生:久保井明子さん)のレッスン風景をお伝えします。
◆インタビュー 今峰由香 『NEWピアノスタディ』を使って、ドイツで楽しくレッスンしています(荒木淑子)
 ミュンヘン国立音楽大学ピアノ科教授が、人気のメソッド『NEWピアノスタディ』の魅力を語ります。
◆ショパン研究家・小坂裕子さんにきく映画「ショパン 愛と哀しみの旋律」の魅力(高瀬研二)
 「このショパン映画ほど感動を味わったものはない」と語るショパン研究家・小坂裕子さん。具体的にどのように魅力的なのでしょうか。その他、今年公開される注目のクラシック音楽映画もご紹介します。
◆第16回ショパン国際ピアノ・コンクール2010入賞者ガラ・コンサート(加藤一郎)
 昨秋ワルシャワで行われたコンクールの入賞者たちが、早くも日本ツアーを行いました。コンクールの現場にも立ち会った筆者が、東京公演の演奏をレポートします。

[連載]
◆ピアノの先生の課外授業 ウィーンの夜会 講師:マティアス-マリア・ウリスク ピアノの先生:千原未帆(飯田有抄)
 毎号ピアノの先生をさまざまな場所にお連れし、出会いと気付きの機会を提供してきた連載の最終回。今回はウィーンの夜会に参加いただき、ワルツとカドリールを踊っていただきました。
◆楽譜調査室 第2回(丸子あかね、ますこしょうこ 他)
 現役ピアノ教師10人が“本当に使える楽譜”を調査・報告します!
 ・気になる新刊
 ・まるごと一冊徹底調査
 ・テーマ別おススメ曲一覧(今月のテーマ:発表会の講師演奏におススメの曲)
 ・オントモ楽譜情報
◆レッスンしましょ!Part2(石井晶子)
 演奏や指導のポイント、具体的な練習法などを、譜例をふんだんに使って解説していきます。今月の曲は、ハチャトゥリャン作曲《バースデイ・パーティ》。
◆ピアニスト探訪 ゲスト:仲道郁代(伊熊よし子)
 国内外で活躍中のピアニストにインタビュー。演奏活動のほか、自身が受けてきた音楽教育や現在の指導活動について語ります。
◆知って得する エディションの知識(吉成 順)
 国立音楽大学准教授の著者が、学習者に馴染み深い作品の各エディションを比較検証。今月号はショパン《ノクターン》作品9-2。
◆ショパン・エチュード入門(パスカル・ドゥヴァイヨン)
 ベルリン芸術大学教授の著者による誌上レッスン。ショパン・エチュードの具体的な練習法について。今月号は作品10-12。
◆今月のプレトーク 坂本剛毅/中野振一郎(堀江昭朗)
◆ムジカ ザ スポットライト 伊藤京子/野平一郎
 今話題のあの人から「ムジカノーヴァ」読者に向けたメッセージをお届けします。
◆簡単! 便利! デジタルなレッスン(深見友紀子)
 ピアノ教室で手軽に活用できるデジタルツールをご紹介。著者は京都女子大学教授。電子鍵盤楽器関連の著書や論文多数。今月号はレッスンに活用できるiPadアプリ。
◆ムジカ図書館(山本美芽)
 ピアノ教本研究家が、指導者・学習者双方に役立つ本をご紹介します。
◆生徒と見たい聴きたいCD&DVD(百瀬 喬)
 最近リリースされた音楽ソフトから、レッスンで生徒と聴きたい1枚をご紹介します。
◆あはは♪トホホ♪レッスン川柳(田村智子)
 読者からの投稿による川柳作品を紹介する楽しいコーナー。
◆誌上 鍵盤迷走(かじはらかおる)
 ピアノ教師のリアルな日常を綴る、ブログから飛び出したドタバタエッセー。

演奏会批評 今月号は11月7日~11月25日の演奏会より。
(家永 勝、壱岐邦雄、石川哲郎、河原 亨、柴田龍一、嶋田邦雄、時 幹雄、野平多美、原 明美、伴玲児、道下京子、百瀬 喬)

[教材]
チャレンジコーナー
◆ドリル1 どっちかな?
◆ドリル2 どんなふうに弾こうか?
◆ドリル3 質問!
 いずれも音楽記号や標語に関する楽しいドリルです。
◆クイズとドリルで 音楽大冒険
 ・楽器の森(西岡信雄)今月号は、浜松市楽器博物館名誉館長の西岡信雄氏が、世界各地の珍しい楽器に関するクイズを出題。
 ・音楽史の館(道下京子)今月号は、各誌で音楽評論などを執筆する道下京子氏によるドビュッシー関連のクイズ。
 ・譜読みの島(池川礼子)楽譜が短時間で読める「即読譜奏」で知られる池川氏による、譜読みの力が身につく楽しいドリル。バッハへのスムーズな導入にも役立つ中身です。
 ・アナリーゼの泉(中森智佳子)楽曲の構造や特徴を読み解くアナリーゼの方法を、毎月テーマを決めて身につけます。
◆子ども音楽辞典 (北村智恵)
 子どもに理解できる言葉で音楽用語を解説していく連載。今月は「アタッカ attacca」。
◆感性を育む新曲視唱 Part2 (秋末直志)
 「作る側の視点に立つ」ために変奏を取り入れた新曲視唱。メロディに込められた意味を理解する力や「表現の意志」を育みます。
◆耳を開く聴きとり術講座 Part2 (樹原涼子)
 正確に聴きとるだけでなく、音楽が心に働きかける元に興味を持ってもらうための聴音。
◆今月の楽譜 (轟 千尋)
依頼人:小平美弥子先生/夢の請負人:轟 千尋/曲名:組曲『4つの季節のうた』より〈4.冬のうた〉
 レッスンや発表会で弾く曲を探している先生方は、要チェックです!
◆テレビで聴いたあの曲はなに? (松下恵子)
レッスンでの会話ネタに使えます。

[3月号で取り上げた曲一覧]
クーラウ:ソナチネ ト長調Op.55-2(特集)
クーラウ:ソナチネ ハ長調Op.55-3(特集)
クレメンティ:ソナチネ ハ長調Op.36-1(特集)
ハイドン:ソナタ ハ長調Hob.ⅩⅥ;35(特集)
ハチャトゥリャン:バースデイ・パーティー(レッスンしましょ!)
ショパン:幻想ポロネーズ(ヴァッツィンガー教授の特別ピアノレッスン)
ショパン:バラード第4番 ヘ短調(メナヘム・プレスラー公開講座)
ショパン:ノクターン第2番 変ホ長調 op.9-2 (知って得する エディションの知識)
ショパン:エチュード ハ短調 op.10-12 (ショパン・エチュード入門)
カプースチン:プレリュード第3番、第5番(楽譜調査室)
フォーレ(加羽沢美濃編曲):夢のあとに(楽譜調査室)
吉松 隆:春:5月の夢の歌(「4つの小さな夢の歌」より)(楽譜調査室)
シューマン(リスト編曲):献呈(楽譜調査室)
プロコフィエフ:モンタギュー家とキャプレット家(「ロメオとジュリエット ピアノのための10の小品」より)(楽譜調査室)
プーランク:ソナタ、連弾のための(楽譜調査室)
チャイコフスキー(E.Langer編曲):トレパーク(「くるみ割り人形」より)(楽譜調査室)
ベートーヴェン(Hugo Ulrich編曲):交響曲第5番「運命」 第1楽章、ピアノ連弾のための(楽譜調査室)
ドビュッシー:花火(「前奏曲第2集」より)(楽譜調査室)
リスト:リゴレット・パラフレーズ(「ベルディ~演奏会用パラフレーズ集」より)(楽譜調査室)
ベートーヴェン(春畑セロリ編曲):揺れる瞳のエリーゼ(エリーゼのために WoO.59)(楽譜調査室)
ピアソラ(山本京子編曲):リベルタンゴ [ソロ、4手連弾、2台ピアノ用アレンジ] (楽譜調査室)
クーラウ:フルートソナタOp.119-3(楽譜調査室)
イベール:アルトサックスと11の楽器の室内小協奏曲 第1楽章(楽譜調査室)
ブルクミュラー:25の練習曲(楽譜調査室)
ピアソラ(デュエットゥ編曲):リベルタンゴ、連弾のための(楽譜調査室)
サン=サーンス(Lucien Garban編曲):終曲(「動物の謝肉祭」より)、連弾のための(楽譜調査室)
グラナドス:演奏会用アレグロ(楽譜調査室)
シューマン:間奏曲(「ウィーンの謝肉祭」より)(楽譜調査室)
ハチャトゥリャン:トッカータ(楽譜調査室)
ラヴェル:水の戯れ(テレビで聴いたあの曲はなに?)
轟千尋:組曲「4つの季節のうた」 4.冬のうた(今月の楽譜)