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書籍 評論・読み物

ピアノ調律師の工具カバン

失われた音を求めて

アンジェロ・ファブリーニ 著/ピエトロ・マリンコラ 構成・文/酒井陽子

定価
2,530円 (本体2,300円+税)
判型・頁数
4-6・208頁
発行年月
2023年3月
ISBNコード
9784276210080
商品コード
210080

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内容紹介

 ピアノ調律界の巨匠、アンジェロ・ファブリーニの回顧録。彼は完璧主義のピアニスト、ミケランジェリが最も信頼した調律師であり、現代最高峰のピアニストの美音を、プレイヤーと共に作り上げてきた名職人である。ポリーニのリサイタルでピアノに金に光るFabbrini(ファブリーニ)の文字を見た方も多いはずだ。アルゲリッチ、ツィメルマン、シフ、ルプー、バレンボイム、内田光子、キース・ジャレットも彼の仕事を絶賛してきた。
 1934年にイタリアで生まれた彼は、これまでピアノを愛する多くの人々と共に歩んできた。彼とミケランジェリとの絆は特に深い。数々のリサイタルやレコーディングだけでなく、プライベートでも親密な仲であった。ミケランジェリの没後、彼は思わぬものをプレゼントされることになる――
 60 年以上にわたり、誰よりもピアノそしてピアニストに寄り添ったファブリーニだからこそ、見て聞くことができたエピソードが満載。貴重な図版も必見である。

目次

プロローグ
第1話 プロになるまで ―― 地獄の音から天国の音へ
第2話 《Fabbrini》のロゴ入りピアノ、カーネギーホールに現る
第3話 やっかいなブランド ―― 「口うるさい」とまでは言わないが
第4話 ピアノのセレクトと仕上げ ―― 良くも悪くもフィーリング次第
第5話 工具カバンと旅行カバン ―― 溢れる情熱でいつでも準備万端
第6話 ピアノの弦 ―― 時には指からとても遠く
第7話 調律に必要なもの ―― 技術と、それから?
第8話 開演前と本番 ―― 張りつめた弦のように
第9話 アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ ―― お蔵入りになったプロジェクト
第10話 偉大なピアニストたちとの仕事 ―― 私のマエストロたち
第11話 外伝 ―― フィーリングの問題
第12話 失われたピアノを求めて
アンジェロ・ファブリーニへのインタビュー インタビュアー:ヴァレンティーナ・パーニ
訳者あとがき