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書籍 評論・読み物

大作曲家の音符たち

池辺晋一郎の「傑作ア・ラ・カルト」

池辺晋一郎

定価
2,200円 (本体2,000円+税)
判型・頁数
A5・184頁
発行年月
2021年9月
ISBNコード
9784276200739
商品コード
200730

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内容紹介

ついに完結!! 22年にわたり続いてきた大人気『音符たち』シリーズ最終巻となる第11弾は、日本クラシック界の重鎮・池辺晋一郎が「言うならば、このシリーズのしめくくりとして『僕のわがまま』」で厳選した傑作集。
「広範なジャンルに作品を残した作曲家に限る」という同シリーズのコンセプトによりこれまでとり上げられなかったが人気の高い作曲家ショパンやヴェルディ、ワーグナーはもちろん、リスト、グリーグ、ブルックナー、サティ……そして、大トリのドビュッシーまで全24作曲家、各1章。その彼らが楽譜に定着された“音符たち”を「同業者」の視点でいじくりまわし、軽妙洒脱な筆致で、名作の名作たるゆえんを説き明かす。おなじみの駄洒落も連発!

目次

はじめに 
第1章 驚くべき自由さ ─ D. スカルラッティ「ソナタ」集
第2章 ユニークさ、自由さに驚愕 ─ ヴィヴァルディ「ヴァイオリン協奏曲集《四季》」
第3章 シンプルながら、名曲! ─ ウェーバー《舞踏への勧誘》
第4章 音楽史上重要な作品 ─ リスト「交響詩《前奏曲(レ・プレリュード)》」
第5章 音の装飾に付した表情と意味 ─ ショパン「夜想曲(ノクターン)」集
第6章 巨人が成し遂げた奇跡 ─ ワーグナー「楽劇《トリスタンとイゾルデ》」~「前奏曲」と〈愛の死〉
第7章 学習の成果と、自由奔放 ─ ベルリオーズ「序曲《ローマの謝肉祭》」
第8章 想像を絶する天才 ─ パガニーニ「24のカプリース」
第9章 逡巡のかけらさえない伸びやかさ ─ ヘンデル「オラトリオ《メサイア》」
第10章 下降しつつの上昇気流 ─ ボロディン「弦楽四重奏曲第2番」
第11章 天才少年の傑作 ─ ビゼー「交響曲」ハ長調
第12章 絵は観ずに、歩いただけ ─ ムソルグスキー「組曲《展覧会の絵》」
第13章 リプライズと調性選択と…… ─ ヴェルディ「歌劇《椿姫》」
第14章 属9にゾックゾク、こんなことナインス ─ フランク「ヴァイオリン・ソナタ」
第15章 こだわる、すごさ! ─ ブルックナー「交響曲第5番」
第16章 惜しげもなく美しいメロディが…… ─ ドリーブ「バレエ《コッペリア》」
第17章 愛されてしかるべき名曲 ─ ブルッフ「ヴァイオリン協奏曲第1番」
第18章 北欧らしさを具備した傑作 ─ グリーグ「ピアノ協奏曲」
第19章 まさに、作曲技法の粋 ─ サン=サーンス「交響曲第3番《オルガン付き》」
第20章 オーケストラという楽器のフル展開 ─ リムスキー=コルサコフ《スペイン奇想曲》
第21章 純度の高い祈り ─ フォーレ「レクイエム」
第22章 ひとつの奇跡 ─ R. シュトラウス「交響詩《ドン・ファン》」
第23章 異端なんて、誰が言ったん? ─ サティ《3つのジムノペディ》
第24章 音楽以上の音楽 ─ ドビュッシー《牧神の午後への前奏曲》