• ムジカノーヴァ 2022年11月号

雑誌 ムジカノーヴァ

ピアノを学ぶ・教える・楽しむ人の雑誌

ムジカノーヴァ 2022年11月号

  • ピアノ、リトミック、特別支援教育etc.の現場で大活躍!レッスンお役立ちグッズ2022
  • 今月の課題曲:ショパン《ワルツ(ソステヌート)変ホ長調 遺作》KK4b/10
定価
922円 (本体838円+税)
判型・頁数
A4変
発行年月
2022年10月
JANコード
4910085191127
商品コード
182211

上記リンクの他、書店、楽器店、他ネットショップにてご購入いただけます。

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内容紹介

[特集]
ピアノ、リトミック、特別支援教育etc.の現場で大活躍!
レッスンお役立ちグッズ2022

 導入期のレッスンで大切なことは、“子どもにとって楽しく理解できること”。そこで効果的なのが、グッズを取り入れることです。この特集では、「よい手の形」「姿勢」「リズム感」「読譜力」など、ピアノを弾くのに必要な基礎を身につけるのに一役買うほか、生徒さんのモチベーションアップに役立つ手作りグッズ、今話題の小物楽器や市販のグッズなどを、ピアノやリトミック、特別支援教育の現場で活躍している先生方、楽器店のスタッフの皆さんにご紹介いただきます。

◆プレ・ピアノ、導入期のピアノレッスンにお役立ちのグッズ(二本柳奈津子)
 導入期の指導に定評があり、セミナー等でもレッスングッズの活用法が人気の二本柳先生に、直近のレッスンで効果のあったグッズを厳選していただき、その効果やグッズを使う上での心得などを教えていただきました。

◆リトミックにお役立ちのグッズ(大城依子)
“身体が体験すること”“動きのイメージの助けになること”を目的とし、様々な教具や道具を使うリトミック。代表的なものを始め、グループから個人まで幅広いレッスンに役立つグッズとその活用法を、日本ジャック=ダルクローズ会員でアイディアが豊富な大城先生にご紹介いただきました。

◆音楽療法的アプローチにお役立ちの楽器(根岸由香)
 音楽療法的アプローチにおいて大切なことは、「安心」して、「自信」を持って取り組める活動内容にすること。そこで、そのようなアプローチの際に役立つ手作り楽器やグッズ、その活用法などを、特別支援学校教諭の根岸由香先生にご紹介いただきました。

◆リトミックやプレ・ピアノレッスンにおすすめ 「知育楽器・パーカッション」を活用して、ピアノを弾く前に音色のイメージを広げる体験を(荒木淑子)
 打楽器奏者でダルクローズ・リトミック国際サーティフィケイトを取得している杉山智恵子先生に株式会社ナカノの「知育楽器シリーズ」を試奏していただき、リトミックやプレ・ピアノレッスンでの活用アイディアや、ピアノに進んだ時に期待できる効果などをお話しいただきました。

◆楽器店の頼れるスタッフにきく おすすめレッスングッズ2022
 ピアノ演奏に役立つ多種多様なレッスングッズ。どれを使ったらよいか悩まれている先生も多いのではないでしょうか? そこで、定番のものから最新のものまで、日々幅広いグッズに目を通している頼れる楽器店のスタッフの方に、イチオシの商品をご紹介いただきます。

◆ONTOMO Shopのグッズを使いこなそう
 音楽之友社直営のオンラインショップ「ONTOMO Shop」では、レッスンにお役立ちのグッズを多数販売中! そこで、その中から特に人気の商品をピックアップし、基本的な活用法をご紹介します。

[今月の課題曲]
ショパン《ワルツ(ソステヌート)変ホ長調 遺作》KK4b/10
(2021年11月号~2022年12月号選曲者:福山奈々)

[トピックス]
◆特別対談 ピアニストとフィギュアスケーターの“表現”を求めて(後編)福間洸太朗×町田 樹
 元フィギュアスケーターでオリンピアン、現在は國學院大學で助教を務める町田樹さんがピアニストと語り合うスペシャル対談の後編。今回は福間洸太朗さんをゲストにお迎えして、“表現”をテーマに熱い想いを語り合っていただきました。
【福間洸太朗さん色紙プレゼントあり!】

◆発表会の記念品選びに “ここにしかない”ピアノ雑貨が見つかる Piano lineシリーズ(荒木淑子)
 ピアノ雑貨のブランド「Piano line」シリーズを展開する株式会社力匠さんに、商品開発の背景や、それぞれの商品のお薦めのポイントを教えていただきました。

◆Report ローザンヌ高等音楽院 スイスの古都で国際的な音楽家を育む(船越清佳)
歴史と文化の香り漂う、スイスの古都ローザンヌ。美術やバレエなど、様々な分野の芸術家たちを育む街としても知られ、中でもローザンヌ高等音楽院はプロの音楽家を養成する教育機関として、国内外から高く評価されています。その充実した取り組みをご紹介します。

◆Report 第18回「ショパンと彼のヨーロッパ」国際音楽祭 反田恭平、小林愛実らが
ワルシャワの聴衆を魅了(武田幸子)
毎年8月にポーランドのワルシャワで開催されている「ショパンと彼のヨーロッパ」国際音楽祭。反田恭平さんや小林愛実さんも出演して大いに盛り上がった音楽祭の様子をレポートします。

[連載]
学ぶ
◆コンクール課題曲にチャレンジ!(江崎昌子)
 人気のコンクールの課題曲の中から毎号1曲を取り上げ、その演奏・指導法を詳しく解説していきます。見ながら演奏できる、書き込み楽譜付き。今月は、ショパン《ワルツ(ソステヌート)変ホ長調 遺作》KK4b/10。
◆【隔月連載】私的ベートーヴェン演奏論(仲道郁代)
 ピアニストの仲道郁代さんが、ベートーヴェンの楽譜から何をどのように捉え、推理し、音にしていくのか、実際の作品をもとに独自の演奏論を紹介する連載です。今回は、「《ピアノ・ソナタ第15番》~超自然のメッセージを音にする自信」。
◆演奏が生まれ変わる! 佐藤卓史のソナチネ講座(佐藤卓史)
 「ソナチネ」は、基本的な音楽の形式や表現方法を学ぶのに格好の教材ですが、どこか機械的に感じられ、苦手意識を持ってしまう生徒さんも少なくないのではないでしょうか? この連載では、『ソナチネアルバム』の中からよく弾かれる作品を1曲ずつ、全楽章を取り上げ、楽曲の構造を紐解きながら、そこからどのように音楽的表現に結びつけていくのか、ピアニストの佐藤卓史さんに解説していただきます。
 第9回は、「クレメンティ:ソナチネ 作品36-3 ②第2、3楽章」。
◆ブルクの十八番(オハコ)~ブルクミュラー18の練習曲をひもとく~(春畑セロリ)
 『25の練習曲』が最も有名で人気を博しているブルクミュラーですが、彼の作曲家生活のもっとも終盤に書かれた『18の練習曲』にこそ、その熟練した筆の力と音楽性がこもっていると言えます。『25』の秘密を知りたければ、指導者にとって『18』をひもとくことは必須ではないでしょうか? そこで、音楽之友社刊の5冊のブルクミュラーの曲集で解説を担当された作曲家の春畑セロリさんが、『18の練習曲』を毎月1曲ずつ取り上げ、その音楽を分かりやすく柔軟に研究していきます。
第10回は「第10曲《全速力 La vélocité》」です。
◆特別付録 参考音源つきポスター『100選! ピアノ演奏に役立つ 世界のリズムマップ』解説(佐土原知子)
世界には様々な音楽があふれています。それらはどこで誕生し発展していったのでしょうか? 2022年9月号特別付録ポスターのリズムマップでは、世界各地ゆかりのリズムおよび音楽スタイルと代表曲が、一目でわかるようになっています。ビタミンカラー鮮やかなリズムマップは、レッスン室などに掲示するだけで“音楽の世界旅行”気分が味わえるだけでなく、マップ上の「譜例」や「参考音源」を視聴すれば、さらに目や耳から楽しく理解できるような仕掛けが施してあります。そして、この解説を読めば、自ずとその地域の音楽の歴史も見えてくることでしょう。
 今月は「ヨーロッパ諸国」編です。
◆チェルニークリニック(奈良井巳城)
 『チェルニー30番』を1曲ずつ解説し、練習の目的、取り組み方、練習法などを徹底解剖していきます。今回は第8番で、ガチなトレーニング開始です!

◆イタリア語のニュアンスで理解する きほんの音楽用語(関 孝弘/ラーゴ・マリアンジェラ)
「音楽用語」と呼ばれている単語は、イタリアでは日常会話で使われている言葉です。生活の場面ではどんなときに使うか、本来はどんなニュアンスがあるのかが分かると、音楽用語が身近に感じられ、より生き生きとした演奏になるのではないでしょうか。連載では、初級の楽曲によく出てくる音楽用語を中心にご紹介します。
今月のテーマは、「光り輝く~Brillante,Grazioso」です。
◆世界史から読み解く 音楽史(広瀬大介)
 18世紀から20世紀に至る世界史の大事件と、それを描いた、あるいはそれに影響を受けた音楽作品にスポットを当てることで、音楽をより深く愉しめるようになる連載。同時代の日本の状況にも目を向け、毎回ミニミニ年表で整理していきます。
 今回は、「モーリス・ラヴェル(2)~大局的な視点をもった音楽家」。
◆脳神経内科医のピアニストが解説 知っておきたい ピアノ演奏における脳と身体のしくみ(上杉春雄)
 ピアノを弾く人・教える人の間で常に関心の高いテーマの一つである「脳とピアノ演奏の関係」。ピアニストで脳神経内科医の上杉春雄さんに、脳科学の最前線の話題やピアノ演奏に役立つアドバイスなどを、読みやすいエッセイの形で連載いただきます。 
第23回は「前腕の筋②伸筋群」。

◆音で遊ぶ ピアノに親しむ はじめての即興演奏(大城依子)
“即興演奏は難しい”というイメージがあるかもしれませんが、まだ楽譜の読めない小さな子も楽しくレッスンできる方法を大城依子先生に教えていただきます。
 今回のテーマは、「短音階系の教会旋法~ドリア、フリギア、エオリア」。

教える
◆モンテッソーリ教育からヒントを得た 子どもの自立心とピアノを弾く手 を育てる 手づくりレッスングッズ(大原由紀)
レッスンでモンテッソーリ教育のアイディアを取り入れている大原由紀先生に、その理念に基づいた「手づくりレッスングッズ」をご紹介いただきます。
第6回は、「音の階段と音名キューブ」。
◆バッハ《インヴェンション》が楽しくなるレッスン(福田ひかり)
 バッハの《インヴェンション》を実際のレッスンでどのように指導したらよいのか、悩まれる先生は少なくないのではないでしょうか? 生徒の目を輝かせるためには……そこでご提案、子どもが大好きな「謎解き」をレッスンに取り入れてみるのはいかがでしょうか?謎が詰まった《インヴェンション》は、うってつけとも言えます。曲のしくみや歌い方を生徒さんと一緒に探しながら、楽しく創造的なレッスンを目指してみませんか?
 今回は、「第11番 ト短調」の後編をお届けします。「ムジカノーヴァYouTubeチャンネル」に筆者による動画の補足解説をアップしています。こちらもぜひご参照ください。

「ムジカノーヴァYouTubeチャンネル」
 https://www.youtube.com/channel/UCCws_TIjSvpe23BDvjVBnVg

◆7つのキーワードでブルクミュラー『25の練習曲』が無理なく上達!(根津栄子)
短い中にも様々なテクニックが織り込まれ、ショパンを弾く下地作りにもなるブルクミュラー『25の練習曲』。生徒を無理なく上達させる「24のキーワード」を提案する根津栄子先生が、1曲丸ごとの書き込み楽譜でテクニック7項目によるポイントを紹介します。
 今回は「第3曲《牧歌》」。
◆先生像からみえてくる音楽像 作曲家のレッスンを覗いてみたら……(内藤晃)
歴史上の作曲家たちが「先生」としてどんな指導をしていたかを、弟子や友人などの残した言葉から読み解き、それぞれの作曲家の音楽像に近づくヒントを探ります。
第7回は、「師としてのヤナーチェク」。
◆石井なをみ先生の 子どもに教えるベートーヴェン《ピアノ・ソナタ》 おもしろ誌上レッスン(石井なをみ)
 ベートーヴェンの《ピアノ・ソナタ》というとレベルの高いイメージが強く、解説書も上級者向けのものばかり。でも、なかには中級レベルの生徒さんが演奏する機会の多い曲も存在します。そこで、この連載ではそれらの曲をピックアップし、その指導法を、数々のコンクールで入賞者を多数輩出されている石井なをみ先生に、自身のレッスンを再現する形でご紹介いただきます。
 第8回は、「第11番 第1楽章 ②展開部(第69~127小節)」。
◆【最終回】A4一枚でまとめよう! トラブルを未然に防ぐ 教室規約の作り方&運用法(古内奈津子)
 あらかじめ教室規約を作っておくことで、思わぬトラブルを防ぐことができます。教室規約を作るときに考えておきたいことや、実際にどのように運用していくとよいか、古内奈津子先生に解説していただきます。
 今回のテーマは「自分も相手も大切に」です。
◆御木本メソッドのテクニック指導 幼少期からピアニストの手を育てる(藤田 尚)
生徒さんの手や姿勢に関する悩みを解決する方法を、御木本メソッドの講師である藤田尚先生に紹介していただきます。よく分かる解説動画付き。
今月のテーマは、「fの音が硬くて伸びない」。
◆作曲家が贈る 未来のレッスン(樹原涼子/轟千尋/春畑セロリ)
樹原涼子、轟千尋、春畑セロリによる本誌のリレー連載が『ある日、オリーブの丘で』という楽譜になりました。作曲者が自作を題材に、楽譜を通して作曲家と対話し、自分の表現を生み出せるような「未来のレッスン」を提案する、全12曲の贅沢なワークです。
第5回のテーマは「音の動きをキャッチする」で、曲は「きっと、だいじょうぶ」(春畑セロリ作曲)。
◆ピアノの先生のiPad活用術~動画編集編~(足立由起子)
教室運営やレッスンに役立つiPadを使った動画編集方法を、足立由起子先生に解説していただきます。第10回は、「オンライン発表会用の動画の編集方法」。

楽しむ
◆『アーニャの冒険』15.バルバロ城の夜(田中カレン/ティファニー・ビーク)
国際的に活躍される作曲家の田中カレンさんがお話と音楽を、イギリス人イラストレーターのティファニー・ビークさんがイラストを担当される大型企画。お話とイラストを巻頭カラーに、楽譜と作曲者による演奏アドバイスを巻末とじ込みにて掲載していきます。
◆【最終回】Always with music(阪田知樹)
 音楽に真摯に向き合い、研鑽を重ねる阪田知樹さんに、いま関心のあることや考えていることについて語っていただきます。
今回のテーマは「分解して再構成する」。
◆CD&BOOK(長井進之介)
ピアニストであり、音楽ライターである長井進之介さんに、レッスンに役立つCDや書籍の解説をしていただきます。
◆ふたりで弾きたい! ピアノ映えJ-POP連弾(壺井一歩)
 子どもにも大人にも人気のJ-POPを、最新曲から王道の曲まで、弾きやすく、かつ「映え」る連弾アレンジでお届けします。レベルは、プリモ・セコンドともにブルクミュラー程度。先生と生徒さん、お友達同士、兄弟姉妹、親子でお楽しみください。
 第20回は、Snow Manの《オレンジkiss》です。

[巻末とじ込み]
◆楽譜
田中カレン『アーニャの冒険』~15.バルバロ城の夜

◆付録 
Piano作曲家カード⑳
 ピアノのレッスンによく登場する作曲家を、「バロック」「古典派」「ロマン派」「近現代」のカードも含め、生誕年順に毎月4枚ずつ掲載していきます。裏面には、作曲家の生涯がすぐに分かる「ミニミニ年譜」や、レッスンの小ネタとして使える「Lesson Memo」も掲載。ぜひ、コレクションしてご活用ください。
 第20回は、「コダーイ、山田耕筰、プロコフィエフ、ミヨー」。






[次号予告]
ムジカノーヴァ 2022年12月号 定価922円、2022年11月18日(金)発売

特集
レッスンの引き出しを増やそう
フォルマシオン・ミュジカル アイディア集

 フランスで始まった、名曲やよく知られた曲をテキストにして、音楽を幅広い視点から総合的に捉える「フォルマシオン・ミュジカル」が、最近ピアノの先生たちの間でますます注目されています。でも、実際にピアノのレッスンに取り入れる場合、どのような活動をしたらよいのでしょうか?
 この特集では、「フォルマシオン・ミュジカル」が生まれた背景や概要をさらいながら、今学習しているピアノ曲でできる実践的なアイディア、フランス・パリでのレッスン密着レポートなどをご紹介します。

今月の課題曲 クーラウ《ソナチネ》Op.55-3 第1楽章