• ムジカノーヴァ 2022年2月号

雑誌 ムジカノーヴァ

ピアノを教える人、学ぶ人の雑誌

ムジカノーヴァ 2022年2月号

  • モンテッソーリ教育、シュタイナー教育から探る「知育」とプレ・ピアノレッスン
  • 今月の課題曲:ショパン《ワルツ イ短調》KK IVb/11(遺作)
定価
922円 (本体838円+税)
判型・頁数
A4変
発行年月
2022年1月
JANコード
4910085190229
商品コード
182202

全国の書店、もしくはネットショップよりご購入いただけます。オンラインで購入される場合は、上記リンクから各ショップの購入ページにお進みください。

  • 「ムジカノーヴァ」編集部 Twitter
  • 「ムジカノーヴァ」編集部 Facebook
  • ムジカノーヴァ Instagram
  • ムジカノーヴァ YouTube

内容紹介

[特集]
モンテッソーリ教育、シュタイナー教育から探る「知育」とプレ・ピアノレッスン
 現在、幼児教育において「知育」という言葉が注目されています。モンテッソーリ教育において指先の感覚が重視されるなど、ピアノと関連する要素もありそうです。そこで、プレ・ピアノレッスンにおける「知育」の可能性について、モンテッソーリ教育とシュタイナー教育を中心に、専門家による解説や、実際にプレ・ピアノレッスンに取り入れている指導者のレッスン・メニューをご紹介します。

◆モンテッソーリ教育とシュタイナー教育における音楽教育の特徴(衛藤吉則)
 モンテッソーリ教育とシュタイナー教育の研究者であり、NPO法人シュタイナー&モンテッソーリ・アカデミーで、発達が気になる子どもたちに対して教育や療育を行っている衛藤吉則先生に、それぞれの音楽教育の特徴を解説していただきました。

◆モンテッソーリ教育とシュタイナー教育~それぞれの特徴と効果、そしてピアノレッスンへのヒント(征矢里沙)
 子どもの「生きる力」をテーマに様々なオルタナティブ教育を研究され、シュタイナー教育とモンテッソーリ教育に関する著書もあるNPO法人いきはぐ理事の征矢里沙さんに、それぞれの特徴と効果、そしてピアノレッスンへのヒントをご紹介いただきました。

◆モンテッソーリ教育のアイディアを取り入れたピアノ指導理念とレッスングッズ~子どもの自立を手助けしながら、ピアノを弾く手を育てる~(大原由紀)
 プレ・ピアノレッスンでモンテッソーリ教育のアイディアを取り入れている大原由紀先生に、子どもが夢中になる手作り教具やレッスン・メニューをご紹介いただきました。

◆シュタイナー教育からヒントを得た音楽導入のレッスン~生きる根っこを育てる音楽教育~(斉藤理美)
 シュタイナー教育の理念に基づいて音楽導入のグループレッスンを主宰されている斉藤理美先生に、無理のない譜読み指導の工夫や、レッスンの流れをご紹介いただきました。

[今月の課題曲]
ショパン《ワルツ イ短調》KK IVb/11(遺作)
(2021年11月号~2022年10月号選曲者:福山奈々)

[トピックス]
◆レッスンを広げ、深める、ヤマハC3X espressivo~その高貴な音色に魅了されて(長井進之介)
 2021年に誕生した「C3X espressivo」は、ヤマハ「CX Series」の安定性に、プレミアムピアノ「SX Series」の豊かで美しい響きが融合した新しいグランドピアノ。ピアニストや指導者、学習者の素晴らしいパートナーとなっているこのピアノを自身の音楽教室に導入された、笹山美由紀先生にお話を伺いました。

◆♪ムジカノーヴァ ピアノの先生応援セミナー♪ 保護者と良好な関係を築くための伝え方講座~特別編 伝え方の極意(古内奈津子)
保護者との間でよくある問題を例に、良好な関係性を保ちながらスムーズに教室を運営していくための「指導者としての考え方」や「保護者への具体的な伝え方」をお伝えします。
今回は、特別編「伝え方の極意」として、上手に伝えるための4つのステップをご紹介します。

[連載]
学ぶ
◆コンクール課題曲にチャレンジ!(江崎昌子)
 人気のコンクールの課題曲の中から毎号1曲を取り上げ、その演奏・指導法を詳しく解説していきます。見ながら演奏できる、書き込み楽譜付き。今月は、ショパン《ワルツ イ短調》KK IVb/11(遺作)。
◆【新連載】ブルクの十八番(オハコ)~ブルクミュラー18の練習曲をひもとく~(春畑セロリ)
 『25の練習曲』が最も有名で人気を博しているブルクミュラーですが、彼の作曲家生活のもっとも終盤に書かれた『18の練習曲』にこそ、その熟練した筆の力と音楽性がこもっていると言えます。『25』の秘密を知りたければ、指導者にとって『18』をひもとくことは必須ではないでしょうか? そこで、音楽之友社刊の5冊のブルクミュラーの曲集で解説を担当された作曲家の春畑セロリさんが、『18の練習曲』を毎月1曲ずつ取り上げ、その音楽を分かりやすく柔軟に研究していきます。
 初回は「第1曲《うちあけ話》」です。
◆脳神経内科医のピアニストが解説 知っておきたい ピアノ演奏における脳と身体のしくみ(上杉春雄)
 ピアノを弾く人・教える人の間で常に関心の高いテーマの一つである「脳とピアノ演奏の関係」。ピアニストで脳神経内科医の上杉春雄さんに、脳科学の最前線の話題やピアノ演奏に役立つアドバイスなどを、読みやすいエッセイの形で連載いただきます。 
 第14回は「リズム“感”のお話〈その2〉リズム感の良い演奏をするためには」。
◆イタリア語のニュアンスで理解する きほんの音楽用語(関 孝弘/ラーゴ・マリアンジェラ)
「音楽用語」と呼ばれている単語は、イタリアでは日常会話で使われている言葉です。生活の場面ではどんなときに使うか、本来はどんなニュアンスがあるのかが分かると、音楽用語が身近に感じられ、より生き生きとした演奏になるのではないでしょうか。連載では、初級の楽曲によく出てくる音楽用語を中心にご紹介します。
 今月のテーマは、「様々な表情を~Espressivo,Agitato,non troppo」です。
◆ピアノテーマパーク~バロックから近現代のやさしい名曲の背景をたどる~(江口文子)
「つながる音切れる音」「両手の対話」「リズムと踊り」「色と形と構成」の4つのテーマごとに、4期の名曲を集めた楽譜『4期のピアノテーマパーク』(江口文子先生監修)と連動した連載です。「自由な気持ちが音楽のはじまり」「心に浮かんだイメージを大切に育ててほしい」という、江口先生の思いが詰まったページです。創作漫画ユニット・留守keyさんによるイラストも魅力。
 第22回は、「ハチャトゥリアンの《小さな歌》」です。
◆世界史から読み解く 音楽史(広瀬大介)
 18世紀から20世紀に至る世界史の大事件と、それを描いた、あるいはそれに影響を受けた音楽作品にスポットを当てることで、音楽をより深く愉しめるようになる連載。同時代の日本の状況にも目を向け、毎回ミニミニ年表で整理していきます。
 今回は、「チェコ王国の盛衰と19世紀の音楽(2)~アントニン・ドヴォルザーク」。

教える
◆【短期連載】素敵な演奏ができる「コツ」を教えます! 今野万実先生の導入期の指導法(長井進之介)
 導入指導に定評のある今野万実先生に、生徒が素敵な演奏ができるようになるコツを教えていただきました。第1回のテーマは「指づくり」。
◆練習しない子のための 教材選び(山本美芽)
 保護者の協力のもと、家庭で練習をしてくるのが当たり前だった昭和のピアノのレッスン風景は、令和の現代において様変わりしています。子どもも大人も忙しく、ピアノの開始年齢が多様化し、進み具合が年齢ではくくれない時代に。この連載では全12回にわたり、入会から「両手奏」までを一つのゴールとして、現代のピアノ指導者に欠かせない力=「生徒さん一人ひとりに合わせた教材選び」のノウハウをお伝えします。 
 第7回は「ミドルCの間に左手も育てる」。「ムジカノーヴァYouTubeチャンネル」に筆者による動画の補足解説をアップしています。こちらもぜひご参照ください。

「ムジカノーヴァYouTubeチャンネル」
 https://www.youtube.com/channel/UCCws_TIjSvpe23BDvjVBnVg

◆生徒を変身させる 24のキーワード(根津栄子)
 『こどものスケール・アルペジオ』の著者としても知られる根津栄子先生に、テクニック・表現・ステージマナーの3分野にわたり、生徒を無理なく上達させるコツを分かりやすいキーワードの形でご紹介いただきます。
 今月のキーワードは、「始めと終わりのお辞儀に込める思いとは」。
◆【新連載】ピアノの先生のiPad活用術~動画編集編~(足立由起子)
 教室運営やレッスンに役立つiPadを使った動画編集方法を、足立由起子先生に解説していただきます。第1回は、「ピアノの先生の動画活用アイディア」。
◆御木本メソッドのテクニック指導 幼少期からピアニストの手を育てる(藤田 尚)
 生徒さんの手や姿勢に関する悩みを解決する方法を、御木本メソッドの講師である藤田奈緒先生に紹介していただきます。よく分かる解説動画付き。
 今月のテーマは、「手の形(フォーム)が安定しない」。
◆バッハ《インヴェンション》が楽しくなるレッスン(福田ひかり)
 バッハの《インヴェンション》を実際のレッスンでどのように指導したらよいのか、悩まれる先生は少なくないのではないでしょうか?生徒の目を輝かせるためには……そこでご提案、子どもが大好きな「謎解き」をレッスンに取り入れてみるのはいかがでしょうか?謎が詰まった《インヴェンション》は、うってつけとも言えます。曲のしくみや歌い方を生徒さんと一緒に探しながら、楽しく創造的なレッスンを目指してみませんか?
 今回は、「第5番 変ホ長調」の前編をお届けします。「ムジカノーヴァYouTubeチャンネル」に筆者による動画の補足解説をアップしています。こちらもぜひご参照ください。
◆ポピュラー音楽指導塾~リズム力をつけよう!~(佐土原知子)
 34年ほど前からポピュラー曲を積極的にレッスンに取り入れてきた著者が、明日のレッスンに使える様々な手法や情報をご紹介する連載。ポピュラーを4つのリズム区分に分け、ジャンル別に「演奏と指導のポイント」をお伝えしていきます。
 今回は「ラテン系①ラテン音楽発祥の地」で、いよいよラテン系に入っていきます。オンラインレッスンなどでも活用できるよう、リズム音源のQRコード付きでお届けします!
◆3世代で楽しく日本を歌い継ごう わらべうたdeソルフェージュ(井上史枝)
 「日本人の四季を大切にする気持ちを伝えていきたい」。そんな想いから、ピアノ教室でわらべうたをソルフェージュとして取り入れている筆者。「音数が少ない」「どの音からでも歌える」「言葉や節が楽しい」など、わらべうたにはソルフェージュ教材としてのメリットが多くあり、さらに3世代で楽しむことができます。この連載では、毎月季節に合ったわらべうたを取り上げ、レッスン・メニューを伴奏譜付きでお届けします。
 今月のテーマは、「鬼の豆」。「ムジカノーヴァYouTubeチャンネル」に筆者による手遊びの動画をアップしています。こちらもぜひご参照ください。

楽しむ
◆『アーニャの冒険』6.子ぐまのバリーと小鳥のココ(田中カレン/ティファニー・ビーク)
 国際的に活躍される作曲家の田中カレンさんがお話と音楽を、イギリス人イラストレーターのティファニー・ビークさんがイラストを担当される大型企画。お話とイラストを巻頭カラーに、楽譜と作曲者による演奏アドバイスを巻末とじ込みにて掲載していきます。
◆広げよう音楽の輪 ストリートピアノを弾きに行こう!
 全国で広がり続けている「ストリートピアノ」。開放感のある場所で弾けること、見知らぬ人に聴いてもらえるなど、自宅での練習やレッスンでは味わえない魅力がそこにはあります。そんな各地のストリートピアノを、演奏者の声やエピソードとともにご紹介。実際に弾きに行きたいと思ったときに役立つアクセスマップ付きです。
 今回は「道の駅『なみえ』(福島県・浪江町)」。
◆【不定期連載】ピアニスト3000字インタビュー 上原彩子(堀江昭朗)
 注目のピアニストを深掘りするインタビュー。幼少期から現在に至るまでの道のりを、多岐にわたって語っていただきます。第1回は、今年デビュー20周年を迎える上原彩子さん。育ったご家庭のこと、恩師の教え、子育てのこと、演奏活動を長く続けるための秘訣などをお話しいただきました。
◆【最終回】フランス音楽を旅する(堀江真理子)
 フランス音楽を得意とし、フォーレのピアノ曲、室内楽全曲演奏会を成功させたピアニストの堀江真理子さんが、「フランス音楽ってよく分からない」というあなたと一緒にフランス的なるものを探す旅へ。フランスの歴史や多様な風土、文化をとおしてフランス音楽の流れを辿り、演奏のヒントを見つけます。
 最終回は「フランス音楽の歴史に通底する独特の美意識」。
◆ピアノをめぐる情景(青澤隆明)
 音楽評論家として活躍する著者が、『ムジカノーヴァ』読者に向けて厳選したディスク、ピアニスト、コンサート等について綴ります。読後はピアノについてもっともっと知りたくなるエッセイです。
◆CD&BOOK(長井進之介)
 ピアニストであり、音楽ライターである長井進之介さんに、レッスンに役立つCDや書籍の解説をしていただきます。
◆今月の逸品~ベヒシュタイン 日比谷のフラッグシップ・ショールーム内に設置された4つのスタジオ
 ピアノメーカーの最新情報をお伝えする連載。第8回はベヒシュタインで、日比谷にグランドオープンしたベヒシュタインのフラッグシップ・ショールーム「ベヒシュタイン・セントラム東京」内に設置された、練習やレッスン、発表会、リサイタルまで様々に使えベヒシュタイン・ピアノにじっくり向き合える4つのスタジオをご紹介します。
◆ふたりで弾きたい! ピアノ映えJ-POP連弾(壺井一歩)
 子どもにも大人にも人気のJ-POPを、最新曲から王道の曲まで、弾きやすく、かつ「映え」る連弾アレンジでお届けします。レベルは、プリモ・セコンドともにブルクミュラー程度。先生と生徒さん、お友達同士、兄弟姉妹、親子でお楽しみください。
 第11回は、LiSAの《明け星》です。

[巻末とじ込み]
◆楽譜
田中カレン『アーニャの冒険』~6.子ぐまのバリーと小鳥のココ
 
◆付録 
Piano作曲家カード⑩
 ピアノのレッスンによく登場する作曲家を、「バロック」「古典派」「ロマン派」「近現代」のカードも含め、生誕年順に毎月4枚ずつ掲載していきます。裏面には、作曲家の生涯がすぐに分かる「ミニミニ年譜」や、レッスンの小ネタとして使える「Lesson Memo」も掲載。ぜひ、コレクションしてご活用ください。
 第10回は、「ランゲ、ブラームス。バダジェフスカ、ストリーボッグ」。