雑誌 ムジカノーヴァ
ピアノを教える人、学ぶ人の雑誌
ムジカノーヴァ 2015年9月号
- 未来の自分のために!ピアノの先生の資格
内容紹介
[特集]
未来の自分のために!ピアノの先生の資格
◆カワイグレードテスト/ヤマハグレード/ローランド・ミュージック・スクール講師資格認定オーディション
~自己研鑽のきっかけ作り~
表 聡彦×柴田幸子×古川久美
試験を審査する先生方に、受験生の傾向など、審査を通じて感じておられることを語り合っていただき、準備にあたってのアドバイスをいただきました。
◆金子勝子先生にきく
ピティナ・ピアノ指導者ライセンス~主体的、継続的な学びを支援
1996年にスタートした検定システム「ピティナ・ピアノ指導者ライセンス(旧指導者検定)」。その活用法等を、今年指導者生活50周年を迎えられた金子勝子先生にお聞きしました。
◆ピアノの先生 資格取得体験談(仙田麗子、立木左絵、保科陽子、松枝由紀子、馬場一峰)
音楽以外の資格も含め、さまざまな資格をレッスンに活かしている先生方に、それらを取得したきっかけや、レッスンへの好影響などについてお話しいただきました。
[今月の1曲]
カバレフスキー 道化師 Op.39-20
[今月の1曲 連動企画]
◆音楽ミュージアム 道化師の音楽~笑いあり涙あり~(湯浅玲子)
「今月の1曲」に関連する絵や写真を掲載し、作曲家の生涯や作品の時代背景など、幅広い知識を提供する「ふりがな」付き「読み物教材」。今月号では、サイレント映画のワンシーン、テントの外で佇む道化師の写真を掲載しました。
◆ミニミニ伝記 カバレフスキー(高橋健一郎)
ロシアの言語と音楽の研究・教育活動と並行してピアノの演奏活動も行う筆者が、「今月の1曲」の作曲家、カバレフスキーの生涯を、ピアノ教室の生徒さんに向けて紹介する「ふりがな」付き「読み物教材」。
◆誌上講座① アナリーゼ
お話を作って、音楽で表現してみましょう!(田中正也)
15 歳でモスクワに単身移住し、2007年にチャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院大学院を卒業して以来、ロシア音楽を中心としたレクチャーコンサート等、幅広い活動を展開するピアニストが、子どもたちの興味と想像力を膨らませる素材を多数提供します。
◆誌上講座② 指導法
生活のふとした瞬間を切り取った挿絵のようなカバレフスキーの世界(朴 久玲)
筆者は、ロシアと日本を行き来し、両国の事情に精通しているピアニスト。ロシアにおけるカバレフスキーの評価や、作品から立ち上るソ連・ロシアのイメージを、具体的に紹介。曲例として、『こどものための小曲集Op.27』を使用しています。
◆今月の1曲 練習課題①ソルフェージュ(荒尾岳児)
「今月の1曲」の演奏をより豊かなものにするためのソルフェージュ。今回は、長三和音と短三和音に注目した課題です。
◆今月の1曲 練習課題②エチュード(池川礼子)
「今月の1曲」を演奏する際に必要となるテクニックを身につけるためのエチュード集。技術的難所を弾きこなすためのミニエチュードを各種掲載しています。
[付録]
◆PIANOポストカード
この号と先月号の表紙がポストカードに! 隔月で付録に登場します。
[トピックス]
◆「クラシックソムリエ検定試験」 模擬検定(荒木淑子)
レッスンで使えるトリビア探し、生徒さんに音楽への興味を持ってもらうきっかけ作り、と、さまざまな可能性のある検定。その「模擬検定」の体験レポートをお届けします。
◆樹原涼子 ピアノランドフェスティバル2015 プレ・セミナー(豊永泰子)
ピアノを美しく響かせるためのワークショップと、「ピアノランドフェスティバル」で演奏する子どもたちを選ぶ「録音応募プロジェクト」の審査を通過した子どもたちの公開レッスン。これらを聴講したピアノ指導者によるレポートです。
◆朝日 音楽大学・音楽学部体験フェア2015
「将来、音楽に関わっていきたい」と考えている人と、その保護者のための無料招待イベント(主催:朝日新聞社広告局)の模様をレポートします。
◆ピアノの表現力を最大限に引き出す
ユニークな形のインシュレーター(荒木淑子)
滋賀県在住のピアノ調律師が開発した「ピアノを宙に浮かせる」インシュレーター『スティムフューチャー』とは? 実際に使用した人の声等をご紹介します。
◆生徒が自ら理解を深め 上達するために必要なこと(奥村 真)
9月に行われる「ムジカノーヴァ ピアノの先生応援セミナー」のテキストとなる記事。先生のアドバイスを受けた生徒が、その理解を自分自身で深めていくために必要なことについて、かいつまんでレクチャーします。
◆「2015 ローランドピアノ・デジタル新製品発表会」で宮谷理香さんが演奏
理想的なデジタルピアノを追求するローランドが、この秋発売する新シリーズ。アコースティックピアノにより近づくための新技術が投入されているといいます。ピアニストの宮谷理香さんも出演した新製品発表会の模様をレポートします。
[連載]
◆コレに注目!
グッズ、グルメ、楽器等々、注目のアイテムを毎号1つずつ紹介していきます。今回はマトリョーシカ。
◆プロフェッサー探訪 神谷郁代(堀江昭朗)
国内外の大学で教鞭をとる教育者へのインタビューシリーズ。第12回は、京都市立芸術大学教授を長年務めたピアニストの神谷郁代さん。自分に厳しく、また「他人にも厳しい」というレッスンでのこだわりは?
◆ムジカばーばのハローワーク(吉田しんこ)
ピアノの先生応援キャラクター「ムジカばーば」が、鋭い観察力と旺盛な好奇心を生かし、音楽のお仕事現場に潜入。今回は、音楽練習スタジオ。
◆あんな話・こんな話(秋末直志)
短いコラムの中に、レッスンのヒントがぎっしり。先生の説明力アップをお手伝いします。
◆プリャシュケーヴィチ先生のウローク(池田 慈)
ロシアに短期留学を果たした筆者が現地で聴講したレッスンを誌上で再現する隔月連載。まるでその場にいるかのように、レッスンでのやり取りの様子が伝わってきます。
◆ムジカをめぐる旅(江口文子)
門下から国際的に活躍する数多くのピアニストを輩出している筆者による、新感覚の“読んで旅する”西洋音楽の歴史。読み手の想像力を刺激する語り口です。
◆対談 御木本澄子×酒井直隆
ピアノ奏法とピアニストの手(酒井直隆)
フィンガー・トレーニング研究者と音楽家専門外来医による対談。ピアノを「演奏する手」のあり方を、科学的な観点も交えながら考えていきます。
◆知っておきたい!幼児の特性(中嶋恵美子)
ピアノを習い始めて1年未満の生徒によく見られる“気になる”言動の数々。それらにどう対応したらいいのか、幼児の特性を踏まえた適切な指導法を考えていきます。
◆簡単! 便利! デジタルなレッスン(福田りえ)
さまざまなiPadアプリをレッスンに活用している筆者。今回は、初見演奏の導入に効果的なアプリを紹介していただきました。
◆楽譜調査室(ドレミ楽譜出版社、大嶋かず路)
「調査1」は「まるごと1冊調査」。「これまでと違った角度からピアノを学べるように」工夫されたという『おとなのためのバイエル教本』について、その特徴を出版元のドレミ楽譜出版社からご紹介いただきます。
「調査2」の「オントモ楽譜情報」では、ショパンの代表作『スケルツォ集』のNew Editonを取り上げ、解説を担当された大嶋かず路先生にスケルツォにまつわる話をご紹介いただくとともに、編集担当者に楽譜のこだわりポイントを教えてもらいました。
◆ピアノの先生コミュニティ訪問(金井玲子)
ピアノの先生たちの活動内容やメンバーの素顔を紹介。コミュニティから寄せられた記事のリクエストにもお応えします。今回は「ピティナkobe風見鶏ステーション」。リクエスト記事は、金井玲子氏による「アンサンブルの共演者と初めて合わせ練習をする際の注意点」。
◆今月のプレトーク 大塚治之(堀江昭朗)
今、もっとも注目したいアーティスト、教育者などにインタビューします。
◆ムジカ ザ スポットライト(アレンジワークショップ/メロディオンフェスティバル)
いま話題のあの方から、「ムジカノーヴァ」読者へ向けたメッセージをお届けします。
◆生徒と見たい聴きたいCD&DVD(百瀬 喬)
最近リリースされた音楽ソフトからピアノ教室におススメの1枚をご紹介します。
◆ムジカ図書館(山本美芽)
ピアノ教本研究家が、指導者・学習者双方に役立つ本をご紹介します。
◆演奏会批評
2015/6/2~6/28の演奏会より(雨宮さくら、壱岐邦雄、石川哲郎、岡田敦子、河原 亨、柴田龍一、時 幹雄、原 明美、伴 玲児、道下京子)
◆ムジカ情報館
「セミナー」(8/25~9/30)と「コンクール&オーディションetc.」(予選・第1次選考・音源審査etc.:12/1~12/28)
◆ムジカばーばの 突撃!となりのレッスン室(石嶺尚江、吉田しんこ)
ピアノ指導において大切なことを、ムジカばーば(ピアノの先生応援キャラクター)が日本中を旅しながら全国各地の先生方へ伝えていきます。
[教材]
◆楽譜
・ぴっぽん おはよう!(春畑セロリ)
主人公が「わっぽん」の弟「ぴっぽん」に変わり、内容もぐっと易しくなりました。ユーモアあふれる絵と春畑セロリ先生のオリジナル曲で、想像力をめいっぱい働かせながら、ピアノを弾くために必要なことを学んでいきます。
・音の宝石箱(安倍美穂)
子どもたちが大好きなポピュラー作品を、彼らのやる気を引き出す工夫満載のアレンジでお届けします。今月の曲は、《千本桜》。
◆シート
・おんぷの まるを かく れんしゅう
音符のまるをきれいに、丁寧に描けるようになるための教材。①はバッハ・モーツァルト・ベートーヴェン・ショパンの顔にメガネを描き込む課題、②はお月見団子を描く課題となっています。
・「ピアノの演奏プレゼント券」付きカード
9月21日は「敬老の日」。おじいちゃん、おばあちゃんに喜んでいただけそうな「ピアノ演奏プレゼント券」付きカードです。
[巻末とじ込み]
◆今月の楽譜①
ベスのピアノ物語 2ndシーズン(スーパーキッズ)
「ベスのピアノ物語」が、2ndシーズン【オカピさんの魔法の五線紙】となってスタート。誰もが知っている童謡が、素敵なピアノ曲として大変身します。今月の曲は、《大きな作曲家の木の下で①》。
◆今月の楽譜②
ポロッ♪ ポロッ♪ ポロネーズ(デュエットゥ)
ショパン《ポロネーズ 第11番 ト短調 遺作》の連弾アレンジ。レベルはどちらのパートも初級(ソナチネ程度)です。プリモとセコンドの、メロディーの掛け合いをお楽しみください。
[9月号で取り上げた曲一覧] ※「今月の1曲」以外の作品※括弧内は取り上げた記事のタイトル
アメリカ民謡:聖者が町にやってくる(楽譜調査室)
アメリカ民謡:マイ・ボニー(楽譜調査室)
イギリス民謡:大きな栗の木の下で(今月の楽譜①)
カバレフスキー:小さい歌(誌上講座②指導法)
カバレフスキー:トッカティーナ(誌上講座②指導法)
カバレフスキー:ソナチネ(誌上講座②指導法)
カバレフスキー:ロンド(誌上講座②指導法)
カバレフスキー:かなしい物語(誌上講座②指導法)
カバレフスキー:みじかいお話(誌上講座②指導法)
黒うさ:千本桜(音の宝石箱)
ショパン:スケルツォ第1番(楽譜調査室)
ショパン:スケルツォ第2番(楽譜調査室)
ショパン:スケルツォ第4番(楽譜調査室)
ショパン:ポロネーズ 第11番 ト短調 遺作(今月の楽譜②)
チェルニー:40番より第25番(プリャシュケーヴィチ先生のウローク)
バイエル:第55番(楽譜調査室)
J.S.バッハ:インヴェンション第1番(生徒が自ら理解を深め上達するために必要なこと)
J.S.バッハ:インヴェンション第8番(生徒が自ら理解を深め上達するために必要なこと)
J.S.バッハ:インヴェンション第2番(生徒が自ら理解を深め上達するために必要なこと)
未来の自分のために!ピアノの先生の資格
◆カワイグレードテスト/ヤマハグレード/ローランド・ミュージック・スクール講師資格認定オーディション
~自己研鑽のきっかけ作り~
表 聡彦×柴田幸子×古川久美
試験を審査する先生方に、受験生の傾向など、審査を通じて感じておられることを語り合っていただき、準備にあたってのアドバイスをいただきました。
◆金子勝子先生にきく
ピティナ・ピアノ指導者ライセンス~主体的、継続的な学びを支援
1996年にスタートした検定システム「ピティナ・ピアノ指導者ライセンス(旧指導者検定)」。その活用法等を、今年指導者生活50周年を迎えられた金子勝子先生にお聞きしました。
◆ピアノの先生 資格取得体験談(仙田麗子、立木左絵、保科陽子、松枝由紀子、馬場一峰)
音楽以外の資格も含め、さまざまな資格をレッスンに活かしている先生方に、それらを取得したきっかけや、レッスンへの好影響などについてお話しいただきました。
[今月の1曲]
カバレフスキー 道化師 Op.39-20
[今月の1曲 連動企画]
◆音楽ミュージアム 道化師の音楽~笑いあり涙あり~(湯浅玲子)
「今月の1曲」に関連する絵や写真を掲載し、作曲家の生涯や作品の時代背景など、幅広い知識を提供する「ふりがな」付き「読み物教材」。今月号では、サイレント映画のワンシーン、テントの外で佇む道化師の写真を掲載しました。
◆ミニミニ伝記 カバレフスキー(高橋健一郎)
ロシアの言語と音楽の研究・教育活動と並行してピアノの演奏活動も行う筆者が、「今月の1曲」の作曲家、カバレフスキーの生涯を、ピアノ教室の生徒さんに向けて紹介する「ふりがな」付き「読み物教材」。
◆誌上講座① アナリーゼ
お話を作って、音楽で表現してみましょう!(田中正也)
15 歳でモスクワに単身移住し、2007年にチャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院大学院を卒業して以来、ロシア音楽を中心としたレクチャーコンサート等、幅広い活動を展開するピアニストが、子どもたちの興味と想像力を膨らませる素材を多数提供します。
◆誌上講座② 指導法
生活のふとした瞬間を切り取った挿絵のようなカバレフスキーの世界(朴 久玲)
筆者は、ロシアと日本を行き来し、両国の事情に精通しているピアニスト。ロシアにおけるカバレフスキーの評価や、作品から立ち上るソ連・ロシアのイメージを、具体的に紹介。曲例として、『こどものための小曲集Op.27』を使用しています。
◆今月の1曲 練習課題①ソルフェージュ(荒尾岳児)
「今月の1曲」の演奏をより豊かなものにするためのソルフェージュ。今回は、長三和音と短三和音に注目した課題です。
◆今月の1曲 練習課題②エチュード(池川礼子)
「今月の1曲」を演奏する際に必要となるテクニックを身につけるためのエチュード集。技術的難所を弾きこなすためのミニエチュードを各種掲載しています。
[付録]
◆PIANOポストカード
この号と先月号の表紙がポストカードに! 隔月で付録に登場します。
[トピックス]
◆「クラシックソムリエ検定試験」 模擬検定(荒木淑子)
レッスンで使えるトリビア探し、生徒さんに音楽への興味を持ってもらうきっかけ作り、と、さまざまな可能性のある検定。その「模擬検定」の体験レポートをお届けします。
◆樹原涼子 ピアノランドフェスティバル2015 プレ・セミナー(豊永泰子)
ピアノを美しく響かせるためのワークショップと、「ピアノランドフェスティバル」で演奏する子どもたちを選ぶ「録音応募プロジェクト」の審査を通過した子どもたちの公開レッスン。これらを聴講したピアノ指導者によるレポートです。
◆朝日 音楽大学・音楽学部体験フェア2015
「将来、音楽に関わっていきたい」と考えている人と、その保護者のための無料招待イベント(主催:朝日新聞社広告局)の模様をレポートします。
◆ピアノの表現力を最大限に引き出す
ユニークな形のインシュレーター(荒木淑子)
滋賀県在住のピアノ調律師が開発した「ピアノを宙に浮かせる」インシュレーター『スティムフューチャー』とは? 実際に使用した人の声等をご紹介します。
◆生徒が自ら理解を深め 上達するために必要なこと(奥村 真)
9月に行われる「ムジカノーヴァ ピアノの先生応援セミナー」のテキストとなる記事。先生のアドバイスを受けた生徒が、その理解を自分自身で深めていくために必要なことについて、かいつまんでレクチャーします。
◆「2015 ローランドピアノ・デジタル新製品発表会」で宮谷理香さんが演奏
理想的なデジタルピアノを追求するローランドが、この秋発売する新シリーズ。アコースティックピアノにより近づくための新技術が投入されているといいます。ピアニストの宮谷理香さんも出演した新製品発表会の模様をレポートします。
[連載]
◆コレに注目!
グッズ、グルメ、楽器等々、注目のアイテムを毎号1つずつ紹介していきます。今回はマトリョーシカ。
◆プロフェッサー探訪 神谷郁代(堀江昭朗)
国内外の大学で教鞭をとる教育者へのインタビューシリーズ。第12回は、京都市立芸術大学教授を長年務めたピアニストの神谷郁代さん。自分に厳しく、また「他人にも厳しい」というレッスンでのこだわりは?
◆ムジカばーばのハローワーク(吉田しんこ)
ピアノの先生応援キャラクター「ムジカばーば」が、鋭い観察力と旺盛な好奇心を生かし、音楽のお仕事現場に潜入。今回は、音楽練習スタジオ。
◆あんな話・こんな話(秋末直志)
短いコラムの中に、レッスンのヒントがぎっしり。先生の説明力アップをお手伝いします。
◆プリャシュケーヴィチ先生のウローク(池田 慈)
ロシアに短期留学を果たした筆者が現地で聴講したレッスンを誌上で再現する隔月連載。まるでその場にいるかのように、レッスンでのやり取りの様子が伝わってきます。
◆ムジカをめぐる旅(江口文子)
門下から国際的に活躍する数多くのピアニストを輩出している筆者による、新感覚の“読んで旅する”西洋音楽の歴史。読み手の想像力を刺激する語り口です。
◆対談 御木本澄子×酒井直隆
ピアノ奏法とピアニストの手(酒井直隆)
フィンガー・トレーニング研究者と音楽家専門外来医による対談。ピアノを「演奏する手」のあり方を、科学的な観点も交えながら考えていきます。
◆知っておきたい!幼児の特性(中嶋恵美子)
ピアノを習い始めて1年未満の生徒によく見られる“気になる”言動の数々。それらにどう対応したらいいのか、幼児の特性を踏まえた適切な指導法を考えていきます。
◆簡単! 便利! デジタルなレッスン(福田りえ)
さまざまなiPadアプリをレッスンに活用している筆者。今回は、初見演奏の導入に効果的なアプリを紹介していただきました。
◆楽譜調査室(ドレミ楽譜出版社、大嶋かず路)
「調査1」は「まるごと1冊調査」。「これまでと違った角度からピアノを学べるように」工夫されたという『おとなのためのバイエル教本』について、その特徴を出版元のドレミ楽譜出版社からご紹介いただきます。
「調査2」の「オントモ楽譜情報」では、ショパンの代表作『スケルツォ集』のNew Editonを取り上げ、解説を担当された大嶋かず路先生にスケルツォにまつわる話をご紹介いただくとともに、編集担当者に楽譜のこだわりポイントを教えてもらいました。
◆ピアノの先生コミュニティ訪問(金井玲子)
ピアノの先生たちの活動内容やメンバーの素顔を紹介。コミュニティから寄せられた記事のリクエストにもお応えします。今回は「ピティナkobe風見鶏ステーション」。リクエスト記事は、金井玲子氏による「アンサンブルの共演者と初めて合わせ練習をする際の注意点」。
◆今月のプレトーク 大塚治之(堀江昭朗)
今、もっとも注目したいアーティスト、教育者などにインタビューします。
◆ムジカ ザ スポットライト(アレンジワークショップ/メロディオンフェスティバル)
いま話題のあの方から、「ムジカノーヴァ」読者へ向けたメッセージをお届けします。
◆生徒と見たい聴きたいCD&DVD(百瀬 喬)
最近リリースされた音楽ソフトからピアノ教室におススメの1枚をご紹介します。
◆ムジカ図書館(山本美芽)
ピアノ教本研究家が、指導者・学習者双方に役立つ本をご紹介します。
◆演奏会批評
2015/6/2~6/28の演奏会より(雨宮さくら、壱岐邦雄、石川哲郎、岡田敦子、河原 亨、柴田龍一、時 幹雄、原 明美、伴 玲児、道下京子)
◆ムジカ情報館
「セミナー」(8/25~9/30)と「コンクール&オーディションetc.」(予選・第1次選考・音源審査etc.:12/1~12/28)
◆ムジカばーばの 突撃!となりのレッスン室(石嶺尚江、吉田しんこ)
ピアノ指導において大切なことを、ムジカばーば(ピアノの先生応援キャラクター)が日本中を旅しながら全国各地の先生方へ伝えていきます。
[教材]
◆楽譜
・ぴっぽん おはよう!(春畑セロリ)
主人公が「わっぽん」の弟「ぴっぽん」に変わり、内容もぐっと易しくなりました。ユーモアあふれる絵と春畑セロリ先生のオリジナル曲で、想像力をめいっぱい働かせながら、ピアノを弾くために必要なことを学んでいきます。
・音の宝石箱(安倍美穂)
子どもたちが大好きなポピュラー作品を、彼らのやる気を引き出す工夫満載のアレンジでお届けします。今月の曲は、《千本桜》。
◆シート
・おんぷの まるを かく れんしゅう
音符のまるをきれいに、丁寧に描けるようになるための教材。①はバッハ・モーツァルト・ベートーヴェン・ショパンの顔にメガネを描き込む課題、②はお月見団子を描く課題となっています。
・「ピアノの演奏プレゼント券」付きカード
9月21日は「敬老の日」。おじいちゃん、おばあちゃんに喜んでいただけそうな「ピアノ演奏プレゼント券」付きカードです。
[巻末とじ込み]
◆今月の楽譜①
ベスのピアノ物語 2ndシーズン(スーパーキッズ)
「ベスのピアノ物語」が、2ndシーズン【オカピさんの魔法の五線紙】となってスタート。誰もが知っている童謡が、素敵なピアノ曲として大変身します。今月の曲は、《大きな作曲家の木の下で①》。
◆今月の楽譜②
ポロッ♪ ポロッ♪ ポロネーズ(デュエットゥ)
ショパン《ポロネーズ 第11番 ト短調 遺作》の連弾アレンジ。レベルはどちらのパートも初級(ソナチネ程度)です。プリモとセコンドの、メロディーの掛け合いをお楽しみください。
[9月号で取り上げた曲一覧] ※「今月の1曲」以外の作品※括弧内は取り上げた記事のタイトル
アメリカ民謡:聖者が町にやってくる(楽譜調査室)
アメリカ民謡:マイ・ボニー(楽譜調査室)
イギリス民謡:大きな栗の木の下で(今月の楽譜①)
カバレフスキー:小さい歌(誌上講座②指導法)
カバレフスキー:トッカティーナ(誌上講座②指導法)
カバレフスキー:ソナチネ(誌上講座②指導法)
カバレフスキー:ロンド(誌上講座②指導法)
カバレフスキー:かなしい物語(誌上講座②指導法)
カバレフスキー:みじかいお話(誌上講座②指導法)
黒うさ:千本桜(音の宝石箱)
ショパン:スケルツォ第1番(楽譜調査室)
ショパン:スケルツォ第2番(楽譜調査室)
ショパン:スケルツォ第4番(楽譜調査室)
ショパン:ポロネーズ 第11番 ト短調 遺作(今月の楽譜②)
チェルニー:40番より第25番(プリャシュケーヴィチ先生のウローク)
バイエル:第55番(楽譜調査室)
J.S.バッハ:インヴェンション第1番(生徒が自ら理解を深め上達するために必要なこと)
J.S.バッハ:インヴェンション第8番(生徒が自ら理解を深め上達するために必要なこと)
J.S.バッハ:インヴェンション第2番(生徒が自ら理解を深め上達するために必要なこと)