• ムジカノーヴァ 2015年12月号

雑誌 ムジカノーヴァ

ピアノを教える人、学ぶ人の雑誌

ムジカノーヴァ 2015年12月号

  • 受験、コンクール、発表会…“ここ一番”に強くなる
定価
922円 (本体838円+税)
判型・頁数
A4変
発行年月
2015年11月
JANコード
4910085191257
商品コード
181512

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内容紹介

[特集]
受験、コンクール、発表会…“ここ一番”に強くなる

◆簡単で効果的! ヨガ&呼吸法ですぐできる!
 こんなポーズで「アガリ」を解消!(深堀真由美)
 ヨガスクールの主宰者である筆者が、「アガリ」現象に効果のあるヨガ&呼吸法を写真付きでわかりやすく解説します。
◆本番は練習のように! 練習は本番のように!
 メンタルトレーニングで本番力up!(青木 倫)
 世界選手権およびオリンピックのコーチとして多くの選手の指導経験のある筆者。メンタルトレーニングのひとつとして、五郎丸選手のポーズで話題の「ルーティン」をご紹介いただきます。
◆アガリ対策Q&A
 1 その役を「自分のもの」にすると身体がなじむ(石野由香里)
 2 出だしを一緒に歌ってテンポを決める(デュエットゥ)
 3 客観的視点を持ち、目的・目標を明確に(水鳥寿思)
 4 「面白い」と感じることから集中力は身につく(金井恒太)
 5 毎日の練習の積み重ねが本番の自信につながる(大橋拓文)
 6 脳ミソがフリーズしたら一回ウソでも笑ってみよう(清水ミチコ)

[今月の1曲]
バルトーク トランシルヴァニアの夕べ

[今月の1曲 連動企画]
◆音楽ミュージアム 採譜をした作曲家たち~バルトークとコダーイ、メシアン~(湯浅玲子)
 「今月の1曲」に関連する絵や写真を掲載し、作曲家の生涯や作品の時代背景など、幅広い知識を提供する「ふりがな」付き「読み物教材」。今月号は、スロヴァキアの農民から民謡を収録するバルトークの写真を掲載しました。
◆バルトークとトランシルヴァニア(パップ晶子)
 バルトークが愛したトランシルヴァニアは、どんなところなのでしょう。日本におけるバルトーク研究の第一人者である筆者が、地図や美しい写真でわかりやすく解説する子ども向け読み物教材(ふりがな付き)。
◆誌上講座① アナリーゼ
 “トランシルヴァニア風”旋律の特徴を表現するには?(パップ晶子)
 バルトークが“トランシルヴァニアの民俗の旋律風”に書いたという《トランシルヴァニアの夕べ》。何がどう“トランシルヴァニア風”なのかを、3つのポイントを挙げながら解き明かしていきます。
◆誌上講座② 演奏・指導法
 バルトークのピアノ音楽 その魅力と秘密(持田正樹)
 ショパン国際ピアノコンクールin Asiaをはじめ、多くのコンクールの審査員を務め、バルトークに関する著書でも知られる筆者。バルトーク作品の演奏や指導に役立つ3つのポイントを、彼の人物像にも触れつつ解説していきます。
◆今月の1曲 練習課題①ソルフェージュ(高橋千佳子)
 「今月の1曲」の演奏をより豊かなものにするためのソルフェージュ。今回は、5音音階(=ペンタトニック)、曲の途中で拍子が変化する際の予備練習、付点練習の課題です。
◆今月の1曲 練習課題②エチュード(二本柳奈津子)
 「今月の1曲」を演奏する際に必要となるテクニックを身につけるためのエチュード集。技術的難所等を弾きこなすためのミニエチュードを各種掲載しています。

[付録]
◆作曲家クリスマスツリー
 切り取って折るだけ! 簡単にできる可愛いクリスマスツリーです。作曲家とともに音符や休符、強弱記号等も描かれていますので、教材としての活用も可能です。

[トピックス]
◆クリスマス読者プレゼント
 読者の皆様に、日ごろの感謝の気持ちを込めて「2016年カレンダー」を始めとした商品をご用意しました。抽選で39(Thank you)名の方にプレゼントします!
◆第17回 ショパン国際ピアノコンクール(岡田敦子)
 10月3日~20日にワルシャワで行われたショパン国際ピアノコンクール。今年のコンクール入賞者の特徴や、今後の日本人ピアニストの課題などを交えながらレポートします。
◆より豊かな音楽でのかかわりを求めて(芹澤一美)
 9月に3日間にわたって札幌で開催された「第15回 日本音楽療法学会学術大会」。大会に参加したピアノ指導者の声等をレポートします。
◆日本ピアノ教育連盟 野平一郎 ピアノ指導法セミナー(佐野真澄)
 7月末に東京で開催されたセミナーから、野平一郎氏による講座「バッハ:インヴェンションとシンフォニア」の内容を、氏の言葉を一部抜粋・再構成してお届けします。
◆要約が得意になる!(山本美芽)
 12月15日に東京国際フォーラムガラス棟会議室で開催される“ムジカノーヴァ ピアノの先生応援セミナー 連動企画”「要約が得意になる!」。要約の練習をするとどんないいことがあるのか、セミナー講師が解説します。

[連載]
◆コレに注目!
 グッズ、グルメ、楽器等々、注目のアイテムを毎号1つずつ紹介していきます。今回はフランソワ・スコンデのシャンパーニュ「クラヴィエール ブリュット NV」。
◆プロフェッサー探訪 野原みどり(堀江昭朗)
 国内外の大学で教鞭をとる教育者へのインタビューシリーズ。第15回は、京都市立芸術大学准教授の野原みどりさん。パリでの留学で考えさせられたこと、学生に指導する際に心がけていること等をお話しいただきました。
◆レッスン密着レポ 曲尾雅子(飯田有抄)
 話題・注目の演奏家や指導者によるレッスンの模様を誌上で再現する隔月連載。今回は通常のレッスンレポートではなく、ロシアのピアノ教本『はじめの一歩』シリーズの内容を誌上講座の形でお届けします。
◆あんな話・こんな話(秋末直志)
 短いコラムの中に、レッスンのヒントがぎっしり。先生の説明力アップをお手伝いします。
◆パリ レッスン promenade(船越清佳)
 パリ在住の筆者が、フランスで定評のある指導者のレッスンの中から即実践できるアイディアを紹介していく隔月連載。パリ発の最新情報をお届けします。
◆ムジカをめぐる旅(江口文子)
 門下から国際的に活躍する数多くのピアニストを輩出している筆者による、新感覚の“読んで旅する”西洋音楽の歴史。読み手の想像力を刺激する語り口です。
◆対談 御木本澄子×酒井直隆
 ピアノ奏法とピアニストの手(酒井直隆)
 フィンガー・トレーニング研究者と音楽家専門外来医による対談。ピアノを「演奏する手」のあり方を、科学的な観点も交えながら考えていきます。
◆知っておきたい!幼児の特性(中嶋恵美子)
 ピアノを習い始めて1年未満の生徒によく見られる“気になる”言動の数々。それらにどう対応したらいいのか、幼児の特性を踏まえた適切な指導法を考えていきます。
◆簡単! 便利! デジタルなレッスン(福田りえ)
 さまざまなiPadアプリをレッスンに活用している筆者。9月号で、初見演奏の導入に効果的なアプリをご紹介いただきましたが、今回はさらに初見演奏力をグッとアップさせる、より実践的な音楽学習アプリをご紹介します。
◆楽譜調査室(荒木淑子、小原 孝)
 今回の「調査1」は、先月号に引き続き〈特別編 試聴サイト調査②〉。今回は、「オントモ・ヴィレッジ」「カワイ出版ONLINE」「sound24」の概要と試聴にあたっての手順をご紹介します。
「調査2」の「オントモ楽譜情報」では、今年CDデビュー25周年を迎えた小原孝さんの編曲楽譜『アルハンブラの想い出/トルコ行進曲』をご紹介。ギタリストだったお父様との想い出の詰まった1曲を取り上げ、曲の特徴や演奏のコツ等を教えていただきました。
◆ピアノの先生コミュニティ訪問(ピティナ・ピアノステップ 巣鴨ステーション)
 ピアノの先生たちの活動内容やメンバーの素顔を紹介。今回ご登場いただいたのは「ピティナ・ピアノステップ 巣鴨ステーション」の先生方。「ココが知りたい!」では、メンバーのおひとりが発案された教材「音楽ビンゴゲーム」をご紹介いただきました。
◆今月のプレトーク 樋口利江子(堀江昭朗)
 今、もっとも注目したいアーティスト、教育者などにインタビューします。
◆ムジカ ザ スポットライト(パスカル・ドゥヴァイヨン/新日本フィルハーモニー交響楽団)
 今話題のあの方から、「ムジカノーヴァ」読者へ向けたメッセージをお届けします。
◆生徒と見たい聴きたいCD&DVD(百瀬 喬)
 最近リリースされた音楽ソフトからピアノ教室におススメの1枚をご紹介します。
◆ムジカ図書館(山本美芽)
 ピアノ教本研究家が、指導者・学習者双方に役立つ本をご紹介します。
◆演奏会批評
 2015/9/2~9/28の演奏会より(雨宮さくら、壱岐邦雄、石川哲郎、大久保 賢、柴田龍一、野平多美、原 明美、道下京子)
◆ムジカ情報館
 「セミナー」(10/25~11/31)と「コンクール&オーディションetc.」(予選・第1次選考・音源審査etc.:2016/3/1~3/31)
◆ムジカばーばの 突撃!となりのレッスン室(石嶺尚江、吉田しんこ)
 ピアノ指導において大切なことを、ムジカばーば(ピアノの先生応援キャラクター)が日本中を旅しながら全国各地の先生方へ伝えていきます。

[教材]
◆楽譜
・筝曲を弾こう!~春の海[ピアノ連弾 1台4手](伊藤康英)
 宮城道雄の代表作の一つ《春の海》。尺八と筝の二重奏を、ピアノ連弾アレンジでお届けします。
・音の宝石箱(安倍美穂)
 子どもたちが大好きなポピュラー作品を、彼らのやる気を引き出す工夫満載のアレンジでお届けします。今月の曲は、《おめでとうクリスマス変奏曲》。

[巻末とじ込み]
◆今月の楽譜① 
 ベスのピアノ物語 2ndシーズン(スーパーキッズ)
 「ベスのピアノ物語」2ndシーズン【オカピさんの魔法の五線紙】では、誰もが知っている童謡が素敵なピアノ曲に大変身します。今月の曲は、《パピヨンの愛の夢》。
◆今月の楽譜② 
 くるみ割り人形メドレーⅢ[行進曲](轟 千尋)
 10月号よりお届けしている『くるみ割り人形』メドレーの完結編。《あし笛の踊り》と《花のワルツ》で華やかにフィナーレを飾ります。プリモ・セコンドとも中級レベルのピアノ連弾アレンジです。

[12月号で取り上げた曲一覧] ※「今月の1曲」以外の作品※括弧内は取り上げた記事のタイトル
イギリス民謡:おめでとうクリスマス(音の宝石箱)
V.イグナーチエフ:《はじめの一歩》第1巻 第2章より《14.フクロウ》(レッスン密着レポ)
ナターシャ・ヴィーズナヤ:『はじめの一歩』第1巻 第2章より《24.ワルツ》(レッスン密着レポ)
小原 孝:『アルハンブラの想い出/トルコ行進曲』より《アルハンブラの想い出》(楽譜調査室)
O.ゲターロワ:『はじめの一歩』第1巻 第1章より《1.リス チェコ民謡》(レッスン密着レポ)
O.ゲターロワ:『はじめの一歩』第1巻 第4章より《51.カエルたち 練習》(レッスン密着レポ)
M.グルシェンコ(採譜 N.リムスキー=コルサコフ):『はじめの一歩』第1巻 第1章より《2.ラードゥシキ 子どもの遊びうた》(レッスン密着レポ)
作曲者不明:『はじめの一歩』第1巻 第1章より《5.ミツバチ 練習》(レッスン密着レポ)
スペイン民謡:ちょうちょう(今月の楽譜①)
チャイコフスキー:『くるみ割り人形』より《あし笛の踊り》(今月の楽譜②)
チャイコフスキー:『くるみ割り人形』より《花のワルツ》(今月の楽譜②)
J.S.バッハ:インヴェンション 第1番(日本ピアノ教育連盟 野平一郎 ピアノ指導法セミナー)
J.S.バッハ:シンフォニア 第4番(日本ピアノ教育連盟 野平一郎 ピアノ指導法セミナー)
バルトーク:『子供のために1』より第18番《兵士の歌》(誌上講座②演奏・指導法)
バルトーク:『子供のために1』より第14番(誌上講座②演奏・指導法)
バルトーク:『子供のために1』より第15番(誌上講座②演奏・指導法)
バルトーク:『子供のために1』より第16番《古いハンガリーの旋律》(誌上講座①アナリーゼ)
バルトーク:『子供のために1』より第40番《豚飼いの踊り》(誌上講座①アナリーゼ)
バルトーク:《ピアノ・ソナタ》第2楽章(誌上講座②演奏・指導法)
バルトーク:《ピアノ・ソナタ》第3楽章(誌上講座②演奏・指導法)
バルトーク:『ミクロコスモス1』より第4番(誌上講座②演奏・指導法)
バルトーク:『ミクロコスモス1』より第15番《村人の歌》(誌上講座②演奏・指導法)
バルトーク:『ミクロコスモス3』より第75番《3連符》(誌上講座②演奏・指導法)
バルトーク:『ミクロコスモス3』より第87番《変奏曲》(誌上講座②演奏・指導法)
L.ヘレスコ:『はじめの一歩』第1巻 第1章より《3.氷の山のすべり台》(レッスン密着レポ)
宮城道雄:春の海(筝曲を弾こう!)
メル・ボニス:『連弾曲集』より第1番《キャラバン》(パリ レッスン promenade)
メル・ボニス:『連弾曲集』より第5番《ハバネラ》(パリ レッスンpromenade)
リスト:愛の夢第3番(今月の楽譜①