• ムジカノーヴァ 2015年10月号

雑誌 ムジカノーヴァ

ピアノを教える人、学ぶ人の雑誌

ムジカノーヴァ 2015年10月号

  • ブルクミュラーの人気曲でアンサンブルしましょう!
定価
922円 (本体838円+税)
判型・頁数
A4変
発行年月
2015年9月
JANコード
4910085191059
商品コード
181510

完売のため、お取り扱いできません。
ご了承ください。

上記リンクの他、書店、楽器店、他ネットショップにてご購入いただけます。

  • 「ムジカノーヴァ」編集部 Facebook
  • ムジカノーヴァ Instagram
  • ムジカノーヴァ YouTube
  • 「ムジカノーヴァ」編集部 X

内容紹介

[特集]
ブルクミュラーの人気曲でアンサンブルしましょう!

◆合 奏
 スティリエンヌ(指導・解説:中森智佳子)
 ピアノは原曲のまま、事前の練習は不要、何人でも参加できる“楽しい仕掛けと遊び心満載”の合奏です。
◆ピアノ連弾
 バラード(編曲・解説:伊藤康英)
 オーケストラをイメージしつつ連弾版に編曲された《バラード》。ソロを弾いてから連弾を経て再びソロに戻ると、演奏がより豊かになったことを実感できるはずです!
◆鍵盤ハーモニカ アンサンブル(三重奏)
 アヴェ・マリア(編曲・解説:轟 千尋)
 フレージングを意識するなどのレッスンアイテムとしても、今、ピアノの先生方から注目を集めている鍵盤ハーモニカによる三重奏。アンサンブルからピアノソロへと繋げて演奏するステージ用演出も紹介しています。

[今月の1曲 連動企画]
◆音楽ミュージアム ベートーヴェンが求めた「自分らしさ」(湯浅玲子)
 「今月の1曲」に関連する絵や写真を掲載し、作曲家の生涯や作品の時代背景など、幅広い知識を提供する「ふりがな」付き「読み物教材」。今月号では、プロメテウスの彫刻の写真を掲載しました。
◆ベートーヴェンは特別!?(沼口 隆)
 ベートーヴェンを中心とする18世紀後半から19世紀の音楽史を研究する筆者が、「今月の1曲」の作曲家ベートーヴェンが生きた時代背景に目を向け、それらが彼に与えた影響等についてわかりやすく解説します。ピアノ教室の生徒さん向け「ふりがな」付き「読み物教材」。
◆誌上講座① アナリーゼ
 音数は少なくても、その行間を味わい、愉しみ、愛でましょう!(平井千絵)
 フォルテピアノ奏者で、演奏活動とともに教育活動にも力を入れる筆者が、まずはバガテルについて、そして「今月の1曲」を作ったころのベートーヴェンについて、最後に曲の特徴について、順を追って丁寧に解説していきます。
◆誌上講座② 演奏・指導法
 「ベートーヴェンらしさ」を表現するためのキーポイント(菊池裕介)
 マリア・カナルス、ジュネーヴ、ベートーヴェンなど、数多くの国際コンクールに優勝・入賞し、ベートーヴェンピアノソナタ全集の録音もしている筆者。ベートーヴェンの音楽の特徴や演奏法について、さまざまな具体的な曲例を挙げながら解説します。
◆今月の1曲 練習課題①ソルフェージュ(佐怒賀悦子)
 「今月の1曲」の演奏をより豊かなものにするためのソルフェージュ。今回は、ヘ長調からニ長調への音色の変化と、8分の6拍子のリズム感を味わう課題です。
◆今月の1曲 練習課題②エチュード(江本純子)
 「今月の1曲」を演奏する際に必要となるテクニックを身につけるためのエチュード集。技術的難所を弾きこなすためのミニエチュードを各種掲載しています。
◆チャレンジシート50 なんの曲かな?
 目標を達成する度に、白丸のままの音符をひとつずつ好きな色で塗りつぶしていくチャレンジシート。50個全部塗りつぶすと、あの名曲の冒頭部分が完成!
◆ベートーヴェンのモジャモジャ頭(広瀬大介)
 「バッハやモーツァルトはカツラなのに、なぜベートーヴェンは違うの?」 作曲家の肖像画を見て子どもたちが抱く素朴な疑問に、音楽学者がわかりやすくお答えします!
◆ペーパークラフト ベートーヴェン
 色を塗って切り抜き、1ヵ所のり付けするだけで完成する簡単なペーパーラフト。7月号のモーツァルトに続く第2弾です。

[付録]
◆作曲家ポストカード(絵:駿高泰子)
 「作曲家ポストカードカレンダー」が好評だったイラストレーターの駿高泰子さんによる新シリーズの最終回。

[トピックス]
◆アンサンブルやリズム学習で活躍! 小物楽器 正しい持ち方と奏法(小田もゆる)
 レッスンや発表会など、活躍の場の多い小物楽器。各楽器の良さが存分に発揮できるよう、正しい持ち方と奏法について打楽器奏者の小田もゆるさんに教えていただきます。
◆ピアノランドフェスティバル2015(飯田有抄)
 樹原涼子氏による毎夏恒例の「ピアノランドフェスティバル」。共演者の小原孝氏とのコント「爆笑レッスン」や、公募による「子どもたちの作品発表」等、盛りだくさんの中身をレポートします。
◆日本ピアノ教育連盟 ピアノ指導法セミナー 講座1(佐野真澄)
 7月末に東京で開催されたセミナーから、辻井雅子先生による講座の内容を、先生の言葉を一部抜粋・再構成してお届けします。
◆第9回 東邦ピアノセミナー
 毎年恒例の東邦音楽大学主催による「東邦ピアノセミナー」。3つの講座の模様をレポートします。

[連載]
◆コレに注目!
 グッズ、グルメ、楽器等々、注目のアイテムを毎号1つずつ紹介していきます。今回は六本木ヒルズで開催される「ポーランド祭2015」。
◆プロフェッサー探訪 藤井一興(堀江昭朗)
 国内外の大学で教鞭をとる教育者へのインタビューシリーズ。第13回は、東邦音楽大学大学院教授の藤井一興さん。自身の演奏活動を振り返りながら、後進の指導を通じて学んだこと等を語っていただきました。
◆レッスン密着レポ 佐藤卓史(飯田有抄)
 話題・注目の演奏家や指導者によるレッスンの模様を誌上で再現する隔月連載。レッスン全体の流れ、指導ポイント、効果的な練習法、先生へのインタビュー等、盛りだくさんの中身です。今回は、特集連動特別編です。
◆あんな話・こんな話(秋末直志)
 短いコラムの中に、レッスンのヒントがぎっしり。先生の説明力アップをお手伝いします。
◆パリ レッスン promenade(船越清佳)
 パリ在住の筆者が、フランスで定評のある指導者のレッスンの中から即実践できるアイディアを紹介していく隔月連載。パリ発の最新情報をお届けします。
◆ムジカをめぐる旅(江口文子)
 門下から国際的に活躍する数多くのピアニストを輩出している筆者による、新感覚の“読んで旅する”西洋音楽の歴史。読み手の想像力を刺激する語り口です。
◆対談 御木本澄子×酒井直隆
 ピアノ奏法とピアニストの手(酒井直隆)
 フィンガー・トレーニング研究者と音楽家専門外来医による対談。ピアノを「演奏する手」のあり方を、科学的な観点も交えながら考えていきます。
◆知っておきたい!幼児の特性(中嶋恵美子)
 ピアノを習い始めて1年未満の生徒によく見られる“気になる”言動の数々。それらにどう対応したらいいのか、幼児の特性を踏まえた適切な指導法を考えていきます。
◆簡単! 便利! デジタルなレッスン(宮谷理香)
 ローランドから発売になるデジタルピアノの新シリーズ。9月号で、ピアニストの宮谷理香さんを迎えて行われた製品発表会の模様をお伝えしましたが、今回はその宮谷さんに、新シリーズの特徴についてさらに詳しくお話しいただきました。
◆楽譜調査室(丸山京子、高橋千佳子)
 「調査1」は「発表会の曲」。生徒さんたちが「新鮮で有意義な経験ができること」を目指して発表会を企画しているという丸山京子先生に、プログラム構成の特徴と、その中から小学生が演奏した曲目と収載楽譜をご紹介いただきます。
 「調査2」の「オントモ楽譜情報」では、練習曲でお馴染みのチェルニーによる『100のやさしいレクリエーション』を取り上げ、その特徴とソルフェージュ教材としての使い方を、楽譜の解説を担当された高橋千佳子先生に教えていただきます。
◆ピアノの先生コミュニティ訪問(ピティナ横浜アンサンブルアソシエステーション)
 ピアノの先生たちの活動内容やメンバーの素顔を紹介。今回は「ピティナ横浜アンサンブルアソシエステーション」。コミュニティの活動内容に関連した質問にもお答えいただきます。あわせて作曲家の方々に「ソロ曲からアンサンブルへの編曲を作曲家に依頼する際の疑問」を投げかけました。
◆今月のプレトーク パップ晶子(堀江昭朗)
 今、もっとも注目したいアーティスト、教育者などにインタビューします。
◆ムジカ ザ スポットライト(樹原涼子/辻井雅子)
 いま話題のあの方から、「ムジカノーヴァ」読者へ向けたメッセージをお届けします。◆生徒と見たい聴きたいCD&DVD(百瀬 喬)
 最近リリースされた音楽ソフトからピアノ教室におススメの1枚をご紹介します。
◆ムジカ図書館(山本美芽)
 ピアノ教本研究家が、指導者・学習者双方に役立つ本をご紹介します。
◆演奏会批評
 2015/6/21~7/27の演奏会より(雨宮さくら、小倉多美子、河原 亨、柴田龍一、白石知雄、時 幹雄、野平多美、早川立大、原 明美、伴 玲児、道下京子、横原千史)
◆ムジカ情報館
 「セミナー」(9/25~10/31)と「コンクール&オーディションetc.」(予選・第1次選考・音源審査etc.:2016/1/1~1/31)
◆ムジカばーばの 突撃!となりのレッスン室(石嶺尚江、吉田しんこ)
 ピアノ指導において大切なことを、ムジカばーば(ピアノの先生応援キャラクター)が日本中を旅しながら全国各地の先生方へ伝えていきます。

[教材]
◆楽譜
・ぴっぽん おはよう!(春畑セロリ)
 主人公が「わっぽん」の弟「ぴっぽん」に変わり、内容もぐっと易しくなりました。ユーモアあふれる絵と春畑セロリ先生のオリジナル曲で、想像力をめいっぱい働かせながら、ピアノを弾くために必要なことを学んでいきます。
・音の宝石箱(安倍美穂)
 子どもたちが大好きなポピュラー作品を、彼らのやる気を引き出す工夫満載のアレンジでお届けします。今月の曲は、映画「バケモノの子」主題歌《Starting Over》。

[巻末とじ込み]
◆今月の楽譜① 
 ベスのピアノ物語 2ndシーズン(スーパーキッズ)
 「ベスのピアノ物語」が、2ndシーズン【オカピさんの魔法の五線紙】となってスタート。誰もが知っている童謡が、素敵なピアノ曲として大変身します。今月の曲は、《大きな作曲家の木の下で②》。
◆今月の楽譜② 
 くるみ割り人形メドレーⅠ[行進曲](轟 千尋)
 今月号から3ヵ月に渡り、チャイコフスキー作曲『くるみ割り人形』メドレーを、プリモ・セコンドとも初級レベルのピアノ連弾アレンジでお届けします。今月の曲は、《行進曲》です。
 
[10月号で取り上げた曲一覧] ※「今月の1曲」以外の作品(括弧内は取り上げた記事のタイトル)
イギリス民謡:大きな栗の木の下で(今月の楽譜①)
ギロック:教会の鐘(楽譜調査室)
桜井和寿:Starting Over(音の宝石箱)
ショパン:幻想即興曲(楽譜調査室)
ショパン:ノクターン 遺作(楽譜調査室)
ショパン:ポロネーズ 遺作(楽譜調査室)
ショパン:マズルカ Op.7-2(楽譜調査室)
ショパン:マズルカ Op.67-2(楽譜調査室)
ショパン:ワルツ Op.69-1(楽譜調査室)
ダカン:かっこう(楽譜調査室)
チャイコフスキー:新しいお人形(楽譜調査室)
チャイコフスキー:『くるみ割り人形』より《行進曲》(今月の楽譜②)
チェルニー:木かげのハンモック(楽譜調査室)
チェルニー:『100のやさしいレクリエーション』より《第16番(フランスのロマンスのワルツ)》(楽譜調査室)
チェルニー:『100のやさしいレクリエーション』より《第20番》(楽譜調査室)
チェルニー:『100のやさしいレクリエーション』より《第37番 ハイドンの交響曲「驚愕」》(楽譜調査室)
J.S.バッハ:インヴェンション第4番(楽譜調査室)
W.F.バッハ:春(楽譜調査室)
平吉毅州:真夜中の火祭り(楽譜調査室)
ブルクミュラー『18の練習曲』より《ゴンドラ漕ぎの歌》(レッスン密着レポ)
ブルクミュラー『18の練習曲』より《雷雨》(レッスン密着レポ)
ブルクミュラー『25の練習曲』より《アヴェ・マリア》(特集)
ブルクミュラー『25の練習曲』より《スティリエンヌ》(特集)
ブルクミュラー『25の練習曲』より《バラード》(特集)
ベートーヴェン:エリーゼのために(チャレンジシート50 なんの曲かな?)
ベートーヴェン:Zartliche Liebe(Ich liebe dich)(誌上講座②指導法)
ベートーヴェン:32の変奏曲 第6変奏 WoO.80(誌上講座②指導法)
ベートーヴェン:バガテル 作品 126-2(誌上講座②指導法)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番(誌上講座②指導法)
リゲティ:『ムジカ・リチェルカータ』1番(パリ レッスン promenade)