内容紹介
アメリカの高名な声楽教師であり、声楽教育のパイオニアとして知られるリチャード・ミラーには、2009年に弊社より刊行した『上手に歌うためのQ&A』をはじめとする多くの著書があるが、本書はそれらの「原点」とも位置づけられる初期の著作である。医学、音響学、音声学、言語療法等の領域における、原書刊行当時の最新の研究成果に基づき、歌唱の身体的、技術的、芸術的な諸要素を、歌手のニーズにあわせて総合的に説明している。歌唱技術の主要領域をほぼすべてカバーする練習、ヴォカリーズ(母音歌唱練習)も含まれており、現代アメリカにおいて、今なお声楽教育の現場に欠かせない教科書と目されている1冊である。
目次
序文
謝辞
イントロダクション
この本を書いた理由
この本の使い方
第1章 歌いだしと歌いおわり―歌いだしと歌いおわりを通して筋肉の動的なバランスを確立する
第2章 支えのある歌声―歌う時の呼吸管理
第3章 歌唱におけるアジリティ―呼吸作用の柔軟な応用
第4章 よく響く声―声門上について
第5章 バランスのとれた母音―歌唱における母音の区別
第6章 鼻子音を用いて共鳴のバランスをとる―共鳴器の調整への鼻継続音の影響
第7章 非鼻音子音を使った共鳴のバランス―非鼻音子音の共鳴道調整への影響
第8章 声を維持させること―ソステヌート
第9章 男声の声区融合
第10章 女声の声区を一体化する
第11章 歌唱における母音の修正―母音調整
第12章 音域の拡張と歌唱の安定
第13章 声の調整(メッサ・ディ・ヴォーチェ)と強弱のコントロール
第14章 歌唱の中の振動―ヴィブラートと声の音色
第15章 技術と感情伝達を連携させる
第16章 どのような態度で声楽教育に臨むか―声の音色の美学
第17章 健全な歌唱
付録1 喉頭の構造と機能
付録2 呼吸器官の構造と力学
付録3 声道共鳴器システムの生理学
付録4 声区融合の身体的要因
付録5 有声・無声子音の共鳴調整への影響
付録6 国際音声記号
用語集
参考文献
論文
書籍
訳者あとがき
索引
謝辞
イントロダクション
この本を書いた理由
この本の使い方
第1章 歌いだしと歌いおわり―歌いだしと歌いおわりを通して筋肉の動的なバランスを確立する
第2章 支えのある歌声―歌う時の呼吸管理
第3章 歌唱におけるアジリティ―呼吸作用の柔軟な応用
第4章 よく響く声―声門上について
第5章 バランスのとれた母音―歌唱における母音の区別
第6章 鼻子音を用いて共鳴のバランスをとる―共鳴器の調整への鼻継続音の影響
第7章 非鼻音子音を使った共鳴のバランス―非鼻音子音の共鳴道調整への影響
第8章 声を維持させること―ソステヌート
第9章 男声の声区融合
第10章 女声の声区を一体化する
第11章 歌唱における母音の修正―母音調整
第12章 音域の拡張と歌唱の安定
第13章 声の調整(メッサ・ディ・ヴォーチェ)と強弱のコントロール
第14章 歌唱の中の振動―ヴィブラートと声の音色
第15章 技術と感情伝達を連携させる
第16章 どのような態度で声楽教育に臨むか―声の音色の美学
第17章 健全な歌唱
付録1 喉頭の構造と機能
付録2 呼吸器官の構造と力学
付録3 声道共鳴器システムの生理学
付録4 声区融合の身体的要因
付録5 有声・無声子音の共鳴調整への影響
付録6 国際音声記号
用語集
参考文献
論文
書籍
訳者あとがき
索引