内容紹介
意欲的な作品を描く松本望としては、少し珍しい「平易で覚えやすいメロディー」がテーマの女声合唱曲集。様々なコラボレーションを試みる詩人・合唱指揮者みなづきみのりによって提案され、ポップスのメロディーであるかのような曲と詩の内容から『合唱ポップス』という造語が付けられた。Ensemble Mikanierによって、混声版が委嘱初演された後、女声合唱団Mimosa(指揮:阪本健悟/ピアノ:古谷優子)によって、2021年から断続的に女声版に委嘱され、数曲ずつ発表された。2024年と2025年の全日本おかあさんコーラス全国大会にて同団体によって再演されている。日常のちょっとした風景を切り取った愛らしい詩に描かれた魅力的なメロディーラインによって、つい口ずさみたくなるような曲たち。ソロパートや即興ピアノなど様々な工夫が練り込まれていて、女声版はよりお茶目に、歌い手も聴き手も心地よい新たなレパートリーが出来上がった。全7曲あるが、各曲演奏効果が高く、自由に選んでいろいろなステージで楽しんで演奏してほしい。
[難易度]中級 [対象]中学生・高校生・一般合唱団
[難易度]中級 [対象]中学生・高校生・一般合唱団