内容紹介
現代日本を代表する作曲家の一人として、高い評価を得ている福士則夫が、国立音楽大学学生による女声合唱団アンジェリカの委嘱に応じて作曲した新作。緊密な音(声)の線が時間と空間の間で見事な弧を描く単一楽章構成。途上で歌われる4カ国語の単語(英・仏・伊・西)は、意味を歌うのではなく、同語の発語の微妙なずれ自体を音楽的要素として扱い、後半部で挿入されるボディ・パーカッションと混じり合いながら充実感溢れるカタルシスを形成する。現代的な手法を用いてはいるが、けっして難解でなく、むしろさわやかな風の息のように音楽は流れていく。
演奏は、中級から上級クラスのアマチュア合唱団で充分可能な、充実した第一級の作品。日本はもちろん、外国の合唱団にも勧めたい。
[難易度]中級~上級 [対象]高校生・一般合唱団
演奏は、中級から上級クラスのアマチュア合唱団で充分可能な、充実した第一級の作品。日本はもちろん、外国の合唱団にも勧めたい。
[難易度]中級~上級 [対象]高校生・一般合唱団
曲目
- 1 ウンブリアの微風(ca.9') 【女声合唱/伴奏:無伴奏】 作曲:福士則夫