内容紹介
作品番号を付された最後の作品。アメリカ亡命後、ピアニストとしての絶え間ない演奏活動の合間に、ドイツ軍の進撃、パリ陥落などのニュースに心を痛め、命を奪うことになった不治の病と闘いながら、驚異的な集中力で作曲が進められた。第1曲には交響曲第1番、第3番、絵画的練習曲の「鐘」、組曲第2番からの引用が認められ、第3曲ではロシア正教の鐘の響きから始まり、グレゴリアン・チャントのディエス・イレと「晩祷」第9曲からの引用が全編を貫き、最後はふたたび交響曲第1番からの引用で締め括られる(引用に関しては解説者作成の「構造表」を付す)など、人生の総決算とも言うべき色合いに満ちている。ニューヨーク郊外にあった別荘の近くには、振付家のフォーキンが住んでおり、ホロヴィッツらとともに作曲家の試演を聴き、バレエ化を構想したと伝えられる。初演は1941年、オーマンディが指揮するフィラデルフィア管弦楽団によって行われた。
【 お詫び 】
2016年3月に刊行いたしましたミニチュア・スコア『ラフマニノフ 交響的舞曲 作品45』の楽譜本文167ページに、以下のような不備があることが判明いたしました。
第3曲:楽譜本文167ページ第359小節の第4~6拍(6/8拍子)
ホルン、トランペット、タンブリン、ヴァイオリンⅠ・Ⅱ、ヴィオラ、チェロ、
コントラバスの各パートの記譜音が欠落
上記商品第1刷をお買い求めくださいましたお客様のにおかれましては、下記までご連絡いただけますようお願い申し上げます。良品と交換させていただきます。
大変ご迷惑をおかけ致しますことを深くお詫び申し上げます。
03―3235―2091(音楽之友社・営業部)
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第3曲:楽譜本文167ページ第359小節の第4~6拍(6/8拍子)
ホルン、トランペット、タンブリン、ヴァイオリンⅠ・Ⅱ、ヴィオラ、チェロ、
コントラバスの各パートの記譜音が欠落
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曲目
- 1 交響的舞曲 Op.45 【スコア】 作曲:ラフマニノフ
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