内容紹介
アメリカ時代、最晩年の作品。作曲家=ピアニストの面目躍如たる、即興感に満ちた、協奏=変奏曲。主題に用いられたパガニーニの『24のカプリース』第24番は、古今の作曲家にインスピレーションを与えた、印象深い旋律。緩急自在の変奏、ピアノと各パートとの室内楽的な絡み、第18変奏曲の甘美なメロディや、再三登場するグレゴリオ聖歌の「ディーエス・イレ」のモチーフなど、聴きどころも多く、全曲を一気呵成に聴かせる。吹奏楽版はコンクールの定番曲。
解説では、ラフマニノフの音楽についての総論、アメリカ時代の作曲活動について押さえ、ラプソディの作曲過程やバレエ「パガニーニ」について触れるとともに、作品の多重構造や各変奏の性格、クライマックスの設定等について、詳細に解き明かす。
解説では、ラフマニノフの音楽についての総論、アメリカ時代の作曲活動について押さえ、ラプソディの作曲過程やバレエ「パガニーニ」について触れるとともに、作品の多重構造や各変奏の性格、クライマックスの設定等について、詳細に解き明かす。
曲目
- 1 パガニーニの主題によるラプソディ イ短調 作品43 【スコア】 作曲:ラフマニノフ
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