内容紹介
「四つの最後の歌」に先立つ1944~45年に作曲され、46年に初演された、弦楽オーケストラのための作品(パウル・ザッヒャーとチューリヒ音楽協会員に献呈)。すべてのパートが独立して、精妙なテクスチャーを織り成し、マーラーの緩徐楽章を思わせるような極度の緊迫感が持続する。ヴァーグナーやベートーヴェンのさまざまな主題のほのめかしが潜み、ドイツ文化の破滅や変容(Metamorphosen)に対する、作曲者自身の精神的苦悩を表現している、と評される。解説は、大戦終結前後の複雑な事情を踏まえ、スコアの細部を読み解きながら、作品に込められた作曲者の意図を明らかにしてゆく。
曲目
- 1 メタモルフォーゼン 【スコア】 作曲:リヒャルト・シュトラウス
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