内容紹介
2000年に音楽選書の一冊として刊行された『雅楽入門』の新装復刻版。同書は、音楽に重点を置いて書かれた雅楽入門書として最高のもの。西洋音楽とは異なる原理に基づく雅楽が、歴史・楽器・種目・音楽的仕組みという四つの角度から、大変分かりやすく解説されている。今回新たに譜例・図・表の索引も追加。鑑賞教材として取り上げられる機会の多い「越殿楽」を解説の共通テーマにしているので、通読すれば、有名曲への理解も深まる。雅楽に関する本はいろいろ出ているが、「雅楽とはどのような音楽か?」を、本書ほど分かりやすく、しかも深く掘り下げて書いた本はない。しかも、そこには、西洋音楽の理論にとらわれることなく、西洋音楽とは異なる原理に基づくアジアの音楽のひとつとして雅楽を考える。コンパクトなサイズにもかかわらず、譜例・図・表・写真を充実。譜例は五線譜のほかに、雅楽で実際に用いる譜も掲載。その譜の読みかたまで丁寧に解説。詳細で正確な構造図により、楽器の発音や奏法の仕組みもよく分かる。
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目次
はじめに
第一章 雅楽への予備知識
第二章 歴史のあらまし
(一)「雅楽」という名称について
(二)外国音楽の流入期(五世紀~八世紀)
(三)国風化の時代(九世紀~十一世紀)
(四)鎌倉期から江戸期(十二世紀~十八世紀)
(五)近代から現代(十九世紀~二十世紀)
第三章 楽器について
(一)篳篥
(二)横笛・高麗笛・神楽笛
(三)笙
(四)楽箏
(五)楽琵琶
(六)和琴(倭琴)
(七)羯鼓(鞨鼓)
(八)三ノ鼓
(九)太鼓
(十)鉦鼓
(十一)笏拍子
第四章 雅楽の各種目
(一)管絃
(二)舞楽
(三)上代歌舞(国風歌舞)
第五章 種々の音楽的仕組み
(一)雅楽の音組織
(二)雅楽のリズム
(三)楽曲構成に関する事ども
あとがき
譜例・図・表の索引
第一章 雅楽への予備知識
第二章 歴史のあらまし
(一)「雅楽」という名称について
(二)外国音楽の流入期(五世紀~八世紀)
(三)国風化の時代(九世紀~十一世紀)
(四)鎌倉期から江戸期(十二世紀~十八世紀)
(五)近代から現代(十九世紀~二十世紀)
第三章 楽器について
(一)篳篥
(二)横笛・高麗笛・神楽笛
(三)笙
(四)楽箏
(五)楽琵琶
(六)和琴(倭琴)
(七)羯鼓(鞨鼓)
(八)三ノ鼓
(九)太鼓
(十)鉦鼓
(十一)笏拍子
第四章 雅楽の各種目
(一)管絃
(二)舞楽
(三)上代歌舞(国風歌舞)
第五章 種々の音楽的仕組み
(一)雅楽の音組織
(二)雅楽のリズム
(三)楽曲構成に関する事ども
あとがき
譜例・図・表の索引
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