内容紹介
ロシアを代表する芸術家チャイコフスキーは、役人から転身し、ペテルブルク音楽院卒業から突然の死までわずか28年ほどの作曲家人生で、オルガン音楽以外のほぼすべてのジャンルで作品を残した。
さらにモスクワ時代は評論、晩年はロシア内外での指揮と、その活動は当時のロシアではめずらしいほどひろい。
彼の作品は思ったより早くロシアの国境をこえ、欧米の舞台でロシア音楽の魅力を認めさせた。
また七カ国語に通じた彼は、作品の構想から初演の感想などを様々な人への手紙や、自身の日記に詳しく記している。
さらにモスクワ時代は評論、晩年はロシア内外での指揮と、その活動は当時のロシアではめずらしいほどひろい。
彼の作品は思ったより早くロシアの国境をこえ、欧米の舞台でロシア音楽の魅力を認めさせた。
また七カ国語に通じた彼は、作品の構想から初演の感想などを様々な人への手紙や、自身の日記に詳しく記している。
目次
■生涯篇■
はじめに
序 章 ルーツ
先人たちの贈り物/父祖たちの物語
第1章 ミューズとの出会い
大自然のなかで/法律学校時代/九等官チャイコフスキー/転身/恩師と学友/ペテルブルグ音楽院卒業(1865)
第2章 古都モスクワの若い音楽教師
赴任/モスクワの交友録/バラキレフ/五人組(バラキレフ・グループ)/デジーレ・アルトー/オペラへの挑戦
第3章 才能の開花
評論家チャイコフスキー/青年ザークの死/ピアノ協奏曲第一番/劇場での活躍/創作法/バイロイト体験
第4章 ファトゥム(運命)
家庭へのあこがれ/ファンの涙/貴族令嬢のラヴレター/《エヴゲニー・オネーギン》/運命の結婚/交響曲第四番/パトロン
第5章 自由芸術家への道
ヴァイオリン協奏曲/《子供のアルバム》/音楽院辞職(1878年10月)/フィレンツェの優雅な日々(1878年)/パリの魅力/《偉大な芸術家の思い出》/カメンカの悲劇/わが家
第6章 名声の高まり
出版社との戦い/皇帝の庇護/指揮者チャイコフスキー/西欧音楽界の喝采/自画像の試み/大作曲家との出会い
第7章 突然の終わり
《スペードの女王》/友情の終わり/別れ/米国指揮旅行/交響曲第六番《悲愴》/最後の日々/葬儀と噂
第8章 天に召されてから
残された人々/はずれた予見/政治の桎桔/実像を求めて/永遠のオーラ
終 章 しあわせな作曲家
■作品篇■
オペラ/バレエ音楽/管弦楽曲/協奏曲/室内楽曲/ピアノ曲/歌唱・合唱曲
あとがき
■資料篇■
詳細年譜/ジャンル別作品一覧/参考文献/索引
はじめに
序 章 ルーツ
先人たちの贈り物/父祖たちの物語
第1章 ミューズとの出会い
大自然のなかで/法律学校時代/九等官チャイコフスキー/転身/恩師と学友/ペテルブルグ音楽院卒業(1865)
第2章 古都モスクワの若い音楽教師
赴任/モスクワの交友録/バラキレフ/五人組(バラキレフ・グループ)/デジーレ・アルトー/オペラへの挑戦
第3章 才能の開花
評論家チャイコフスキー/青年ザークの死/ピアノ協奏曲第一番/劇場での活躍/創作法/バイロイト体験
第4章 ファトゥム(運命)
家庭へのあこがれ/ファンの涙/貴族令嬢のラヴレター/《エヴゲニー・オネーギン》/運命の結婚/交響曲第四番/パトロン
第5章 自由芸術家への道
ヴァイオリン協奏曲/《子供のアルバム》/音楽院辞職(1878年10月)/フィレンツェの優雅な日々(1878年)/パリの魅力/《偉大な芸術家の思い出》/カメンカの悲劇/わが家
第6章 名声の高まり
出版社との戦い/皇帝の庇護/指揮者チャイコフスキー/西欧音楽界の喝采/自画像の試み/大作曲家との出会い
第7章 突然の終わり
《スペードの女王》/友情の終わり/別れ/米国指揮旅行/交響曲第六番《悲愴》/最後の日々/葬儀と噂
第8章 天に召されてから
残された人々/はずれた予見/政治の桎桔/実像を求めて/永遠のオーラ
終 章 しあわせな作曲家
■作品篇■
オペラ/バレエ音楽/管弦楽曲/協奏曲/室内楽曲/ピアノ曲/歌唱・合唱曲
あとがき
■資料篇■
詳細年譜/ジャンル別作品一覧/参考文献/索引