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書籍 評論・読み物

蘇る、安川加壽子の「ことば」

青柳いづみこ

定価
2,640円 (本体2,400円+税)
判型・頁数
A5・224頁
発行年月
2022年4月
ISBNコード
9784276216068
商品コード
216060

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内容紹介

2022年安川加壽子生誕100年にあたり、偉大なピアニストであり教育者であった安川加壽子のインタビュー記事や執筆記事を集めた1冊。演奏者として、指導者として、戦後日本の音楽界を牽引してきた彼女から発せられる率直な「ことば」を収載。音楽においても、家庭においても、人付き合いにおいても、どのような信念のもとにその美学を貫いていったのか、興味深いエピソードも満載。『メトードローズ』をはじめとする数々のピアノ教本や曲集の狙いを読み解くにも大いにヒントになるメッセージが随所に見られる。愛弟子の一人、青柳いづみこ氏による各章に付されたコラムで、当時の背景を踏まえながらより理解を深くすることができる。

目次

第1章 パリ時代の思い出
せんせいこんにちは
パデレフスキーの握手
楽しかったパリ音楽院時代
フランスの思い出

第2章 レヴィ先生の思い出とフランスの音楽家
ラザール・レヴィ先生のこと
戦後最初の本場の音
ラザール・レヴィ
近く来朝するジョワ夫人のこと
私の友だち ガロワ=モンブラン
フランソワを語る

第3章 デビューの頃
この道ひとすじ
めぐりあい
ローゼンシュトック氏の誘い
昨年の音楽会から
フランス作品で安川さん 日比谷で久々の独奏会

第4章 ショパン記念祭とラヴェル、ドビュッシー
パリにおけるショパン
ラヴェルについてのスケッチ
モーツァルトとラヴェルについて
ショパンの魅力
安川加壽子さんの語る クロード・アシル・ドビュッシー

第5章 日本のピアノ教育とピアノ教本の導入
安川加壽子さんと語る ―― 野村光一
私の音楽と生活を語る
ピアノと一緒にソルフェージュも
初めてピアノを習うとき
ピアニストに聞く ―― 聞き手 野村光一
フランスのピアノ教育の伝統とピアノ教本
ピアノの学習・発表の場 ―― 安川加壽子、三善晃

第6章 さまざまなピアノと調律のこと
世界のピアノ ―― 安川加壽子、杵淵直都、松山乾次、大宮真琴
日本のピアノ ―― 安川加壽子、杵淵直都、松山乾次、大宮真琴
寿命は手入れ次第
ピアノについて
グランドピアノの調整 ―― 安川加壽子、村上輝久
ピアノ調律技師の体験 ―― 斎藤義孝

第7章 日常と家庭生活
私の結婚式
私の一日
場所とときに合ったもの
旅と仕事
リサイタルを終えて気の合った友人と食事をするひとときに
女房失格 ―― 田中澄江、安川加壽子
音楽の道、女の道 ―― 青木和子
育ちの違う夫婦 ―― 安川定男、安川加壽子

第8章 著名文化人との対話
ピアノのすすめ ―― 谷川俊太郎、安川加壽子
人気の魅力をさぐる ―― 吉田秀和、安川加壽子
会うときに会い、勝手なことをしゃべる――それが人生 ―― 草野心平、安川加壽子
音楽家の相撲ぐるい ―― 吉田秀和、安川加壽子、三善晃
ピアノは私のすべてではない ―― 増田れい子

追悼・安川加壽子 ―― 三善晃

年譜