雑誌 ムジカノーヴァ
ピアノを学ぶ・教える・楽しむ人の雑誌
ムジカノーヴァ 2023年6月号
- レッスンのタイムテーブル、見せてください!
- 今月の課題曲:クレメンティ《ソナチネ》Op.36-1 第1楽章
内容紹介
[特集]
レッスンのタイムテーブル、見せてください!
新年度の慌ただしさが一段落して、落ち着いてレッスンに取り組める季節です。そこで、30~60分など限られたレッスン時間をより充実させるコツを、15名の先生方のタイムテーブルとともに大公開! レッスンの組み立て方のポイントや進め方のコツ、教材選びまで、様々な工夫をご紹介いただきます。すぐに取り入れられる情報が満載で、生徒にも先生にも満足度の高い、濃いレッスンの参考になること間違いなしです!
◆プレ・レッスンのタイムテーブル(菊池悦子/松本倫子)
◆導入期のレッスンのタイムテーブル(大原由紀/石黒聖菜/鈴木和子)
◆初級のレッスンのタイムテーブル(佐土原知子/中嶋宏美/根津栄子/益子有里/松枝由紀子)
◆中級のレッスンのタイムテーブル(奈良井巳城/藤田 尚)
◆大人のレッスンのタイムテーブル~クラシック編/ポピュラー編(中西美江)
◆楽曲分析のタイムテーブル(湯浅玲子)
◆連弾のレッスンのタイムテーブル(笹山美由紀)
[今月の課題曲]
クレメンティ《ソナチネ》Op.36-1 第1楽章
(2023年1月号~2023年12月号選曲者:伊井光子)
[トピックス]
◆Interview 亀井聖矢 演奏を支えるトレーニング方法と“これから”(道下京子)
昨年開催されたロン=ティボー国際音楽コンクールにて第1位・聴衆賞・評論家賞を総嘗めにした亀井聖矢さん。大舞台を経て、いまは全国を巡る凱旋リサイタルツアーを行い、全国で熱狂的な反響を呼び起こしています。破竹の勢いの亀井さんに、演奏を支えるトレーニング方法や今後の展望をうかがいました。
【ムジカノーヴァメンバーズ限定!】
亀井さんの直筆サイン色紙を2名様にプレゼントします。詳しくは本誌をお読みください!
◆Report 折り返し地点を迎えたThe Road to 2027仲道郁代 ピアノ・リサイタル テーマ「劇場の世界」を語る
本誌で「私的ベートーヴェン演奏論」を隔月連載中(奇数月掲載)のピアニスト、仲道郁代さん。ベートーヴェン没後200周年と自身の演奏活動40周年が重なる2027年に向けて開始した、10年にわたるリサイタル・シリーズが今年折り返し地点を迎え、記者たちと対話を交わしました。仲道さんの言葉をダイジェストでお届けします。
◆Interview 黒木雪音 感動や笑顔を届けられるピアニストを目指して
昨年のダブリン国際ピアノコンクール第1位、リストユトレヒト2022第1位、アルトゥール・ルービンシュタイン国際ピアノコンクール第3位をはじめ数々の受賞を重ね、目覚ましい躍進を遂げている黒木雪音さん。世界各国でのコンサートも予定され、まさに未来へ羽ばたこうとする黒木さんにお話をうかがいました。
[連載]
学ぶ
◆コンクール課題曲にチャレンジ!(蔦村直嗣)
人気のコンクールの課題曲の中から毎号1曲を取り上げ、その演奏・指導法を詳しく解説していきます。見ながら演奏できる、書き込み楽譜付き。今月は、クレメンティ《ソナチネ》Op.36-1 第1楽章。
◆演奏が生まれ変わる! 佐藤卓史のソナチネ講座(佐藤卓史)
「ソナチネ」は、基本的な音楽の形式や表現方法を学ぶのに格好の教材ですが、どこか機械的に感じられ、苦手意識を持ってしまう生徒さんも少なくないのではないでしょうか? この連載では、『ソナチネアルバム』の中からよく弾かれる作品を1曲ずつ、全楽章を取り上げ、楽曲の構造を紐解きながら、そこからどのように音楽的表現に結びつけていくのか、ピアニストの佐藤卓史さんに解説していただきます。
第16回は、「クーラウ:ソナチネ ハ長調 作品55-3 ①第1楽章」。
◆ブルクの十八番(オハコ)~ブルクミュラー18の練習曲をひもとく~(春畑セロリ)
『25の練習曲』が最も有名で人気を博しているブルクミュラーですが、彼の作曲家生活のもっとも終盤に書かれた『18の練習曲』にこそ、その熟練した筆の力と音楽性がこもっていると言えます。『25』の秘密を知りたければ、指導者にとって『18』をひもとくことは必須ではないでしょうか? そこで、音楽之友社刊の5冊のブルクミュラーの曲集で解説を担当された作曲家の春畑セロリさんが、『18の練習曲』を毎月1曲ずつ取り上げ、その音楽を分かりやすく柔軟に研究していきます。
第17回は「第17曲《マーチ La marche》」です。
◆ピアノの音色の多様性に触れる フォルテピアノの世界(川口成彦)
2023年10月に開催される第2回ショパン国際ピリオド楽器コンクールに向けて、コンクールでも使用される予定の「ショパンが親しんだ楽器たち」をテーマに、楽器の特徴や演奏時の注意点などを解説していただきます。
第2回は、「ブッフホルツの楽器」。
◆チェルニークリニック(奈良井巳城)
『チェルニー30番』を1曲ずつ解説し、練習の目的、取り組み方、練習法などを徹底解剖していきます。今回はクイズを解いて第15番を分析します!
◆脳神経内科医のピアニストが解説 知っておきたい ピアノ演奏における脳と身体のしくみ(上杉春雄)
ピアノを弾く人・教える人の間で常に関心の高いテーマの一つである「脳とピアノ演奏の関係」。ピアニストで脳神経内科医の上杉春雄さんに、脳科学の最前線の話題やピアノ演奏に役立つアドバイスなどを、読みやすいエッセイの形で連載いただきます。
第30回は「1.熟練者の演奏とは何か①」。
◆音で遊ぶ ピアノに親しむ はじめての即興演奏(大城依子)
“即興演奏は難しい”というイメージがあるかもしれませんが、まだ楽譜の読めない小さな子も楽しくレッスンできる方法を大城依子先生に教えていただきます。
今回のテーマは、「『4-3-2-1』の和声進行を使ったベースラインづくりのヒント」。
教える
◆6ヵ月後に自分で弾ける力がつく! あやか先生の導入期指導(永瀬礼佳)
『できる! たのしい! がくてんワーク』が大好評の永瀬礼佳先生による待望の連載です。導入期指導の方法は音楽大学で習うこともなく、我流の教え方でよいのかとお悩みの先生も多いのではないでしょうか。この連載では「ド」の位置も分からない年齢の生徒が、半年後には自分で弾けるまでに成長する教え方を解説します。
第2回は入会3回目・4回目のレッスンの様子を会話形式で紹介します。
◆7つのキーワードでブルクミュラー『25の練習曲』が無理なく上達!(根津栄子)
短い中にも様々なテクニックが織り込まれ、ショパンを弾く下地作りにもなるブルクミュラー『25の練習曲』。生徒を無理なく上達させる「24のキーワード」を提案する根津栄子先生が、1曲丸ごとの書き込み楽譜でテクニック7項目によるポイントを紹介します。
今回は「第10曲《やさしい花》」。
◆先生像からみえてくる音楽像 作曲家のレッスンを覗いてみたら……(内藤 晃)
歴史上の作曲家たちが「先生」としてどんな指導をしていたかを、弟子や友人などの残した言葉から読み解き、それぞれの作曲家の音楽像に近づくヒントを探ります。
第14回は、「師としてのラヴェル~多彩な楽器から着想した色彩あふれる音楽」。
◆ポピュラー音楽指導塾~リズム力をつけよう!~(佐土原知子)
30年以上前からポピュラー曲を積極的にレッスンに取り入れてきた著者が、明日のレッスンに使える様々な手法や情報をご紹介する連載。ポピュラーを4つのリズム区分に分け、ジャンル別に「演奏と指導のポイント」をお伝えしていきます。
今回は、キューバ音楽のマンボとチャチャチャの有名曲&おすすめレッスン教材をご紹介します。これからの季節におすすめです!
◆御木本メソッドのテクニック指導 幼少期からピアニストの手を育てる(藤田 尚)
生徒さんの手や姿勢に関する悩みを解決する方法を、御木本メソッドの講師である藤田尚先生に紹介していただきます。よく分かる解説動画付き。
今月のテーマは、「スタッカートが苦手」。
◆ポジション移動を始めたら『ピアノランドプラス 四季のうた』でセンスを磨こう!(樹原涼子)
ポジション移動を始めた頃にぴったりの曲集『ピアノランドプラス』。日本の情緒を豊かに表現する「四季のうた」10 曲を皮切りに、1年間の連載で全20 曲を詳しく解説します。1曲ごとに「子どもたちへのレッスンのヒント」と、「先生方へ センスを磨くポイント」を3つずつあげて、指導に役立ていただき、様々な曲の演奏へとつなげます。
第4回は〈7.だけどステキさ〉〈8.冬の空〉。
ムジカノーヴァのYouTubeで、樹原涼子先生自身による演奏を配信中です!
楽しむ
◆【最終回】『アーニャの冒険』22.アーニャの冒険~フィナーレ(田中カレン/ティファニー・ビーク)
国際的に活躍される作曲家の田中カレンさんがお話と音楽を、イギリス人イラストレーターのティファニー・ビークさんがイラストを担当される大型企画。お話とイラストを巻頭カラーに、楽譜と作曲者による演奏アドバイスを巻末とじ込みにて掲載していきます。
白うさぎアーニャと森のなかまたちの冒険が、ついに最終回を迎えます。田中カレン先生から読者へのメッセージが届きました。
◆【新連載】40歳から目指すピアノコンクール(山本美芽)
近年、ピアノを演奏する大人の間でコンクール出場が盛り上がりを見せています。自身もコンクールを通じて研鑽を続ける山本美芽先生が、スキルアップにつながる舞台への一歩を踏み出す情報をお届けします。ピアノの先生も、趣味でピアノを楽しむ人も注目の連載です。
第1回は「40歳以上が参加できるコンクールとは?」。
◆やさしくドラマティックに! ミュージカル名曲連弾~映画『コーラスライン』より《One》(轟 千尋)
ミュージカルの名ナンバーを、弾きやすく、聴き映え&弾き映えするアレンジでお届けします。難易度はブルクミュラー程度で、生徒同士、生徒と先生、家族など、みんなで気軽にお楽しみください。
◆CD&BOOK(長井進之介)
ピアニストであり、音楽ライターである長井進之介さんに、レッスンに役立つCDや書籍の解説をしていただきます。
◆「ムジカノーヴァYouTubeチャンネル」
https://www.youtube.com/channel/UCCws_TIjSvpe23BDvjVBnVg
「ムジカノーヴァYouTubeチャンネル」に筆者による連載の補足解説などをアップしています。こちらもぜひご参照ください。
◆会員制Instagram「ムジカノーヴァメンバーズ」
https://www.ongakunotomo.co.jp/web_content/musicanova_members/
[巻末とじ込み]
◆楽譜
【最終回】田中カレン『アーニャの冒険』~22.アーニャの冒険~フィナーレ
◆付録
カルタにもなる 音読みカード
モンテッソーリの言語教育と文化教育ではカードが多用されます。この音読みカードでは、五七五調のリズミカルな読み札で、音符と音の名前を楽しく印象的に覚えることができます。さらに、カードとカードをペアリング(同一性合わせ)することで、より明確な理解へとつなげます。今回は「は~ろ(ヘ音記号の下第2線のド~第2線のシ)」。
レッスンのタイムテーブル、見せてください!
新年度の慌ただしさが一段落して、落ち着いてレッスンに取り組める季節です。そこで、30~60分など限られたレッスン時間をより充実させるコツを、15名の先生方のタイムテーブルとともに大公開! レッスンの組み立て方のポイントや進め方のコツ、教材選びまで、様々な工夫をご紹介いただきます。すぐに取り入れられる情報が満載で、生徒にも先生にも満足度の高い、濃いレッスンの参考になること間違いなしです!
◆プレ・レッスンのタイムテーブル(菊池悦子/松本倫子)
◆導入期のレッスンのタイムテーブル(大原由紀/石黒聖菜/鈴木和子)
◆初級のレッスンのタイムテーブル(佐土原知子/中嶋宏美/根津栄子/益子有里/松枝由紀子)
◆中級のレッスンのタイムテーブル(奈良井巳城/藤田 尚)
◆大人のレッスンのタイムテーブル~クラシック編/ポピュラー編(中西美江)
◆楽曲分析のタイムテーブル(湯浅玲子)
◆連弾のレッスンのタイムテーブル(笹山美由紀)
[今月の課題曲]
クレメンティ《ソナチネ》Op.36-1 第1楽章
(2023年1月号~2023年12月号選曲者:伊井光子)
[トピックス]
◆Interview 亀井聖矢 演奏を支えるトレーニング方法と“これから”(道下京子)
昨年開催されたロン=ティボー国際音楽コンクールにて第1位・聴衆賞・評論家賞を総嘗めにした亀井聖矢さん。大舞台を経て、いまは全国を巡る凱旋リサイタルツアーを行い、全国で熱狂的な反響を呼び起こしています。破竹の勢いの亀井さんに、演奏を支えるトレーニング方法や今後の展望をうかがいました。
【ムジカノーヴァメンバーズ限定!】
亀井さんの直筆サイン色紙を2名様にプレゼントします。詳しくは本誌をお読みください!
◆Report 折り返し地点を迎えたThe Road to 2027仲道郁代 ピアノ・リサイタル テーマ「劇場の世界」を語る
本誌で「私的ベートーヴェン演奏論」を隔月連載中(奇数月掲載)のピアニスト、仲道郁代さん。ベートーヴェン没後200周年と自身の演奏活動40周年が重なる2027年に向けて開始した、10年にわたるリサイタル・シリーズが今年折り返し地点を迎え、記者たちと対話を交わしました。仲道さんの言葉をダイジェストでお届けします。
◆Interview 黒木雪音 感動や笑顔を届けられるピアニストを目指して
昨年のダブリン国際ピアノコンクール第1位、リストユトレヒト2022第1位、アルトゥール・ルービンシュタイン国際ピアノコンクール第3位をはじめ数々の受賞を重ね、目覚ましい躍進を遂げている黒木雪音さん。世界各国でのコンサートも予定され、まさに未来へ羽ばたこうとする黒木さんにお話をうかがいました。
[連載]
学ぶ
◆コンクール課題曲にチャレンジ!(蔦村直嗣)
人気のコンクールの課題曲の中から毎号1曲を取り上げ、その演奏・指導法を詳しく解説していきます。見ながら演奏できる、書き込み楽譜付き。今月は、クレメンティ《ソナチネ》Op.36-1 第1楽章。
◆演奏が生まれ変わる! 佐藤卓史のソナチネ講座(佐藤卓史)
「ソナチネ」は、基本的な音楽の形式や表現方法を学ぶのに格好の教材ですが、どこか機械的に感じられ、苦手意識を持ってしまう生徒さんも少なくないのではないでしょうか? この連載では、『ソナチネアルバム』の中からよく弾かれる作品を1曲ずつ、全楽章を取り上げ、楽曲の構造を紐解きながら、そこからどのように音楽的表現に結びつけていくのか、ピアニストの佐藤卓史さんに解説していただきます。
第16回は、「クーラウ:ソナチネ ハ長調 作品55-3 ①第1楽章」。
◆ブルクの十八番(オハコ)~ブルクミュラー18の練習曲をひもとく~(春畑セロリ)
『25の練習曲』が最も有名で人気を博しているブルクミュラーですが、彼の作曲家生活のもっとも終盤に書かれた『18の練習曲』にこそ、その熟練した筆の力と音楽性がこもっていると言えます。『25』の秘密を知りたければ、指導者にとって『18』をひもとくことは必須ではないでしょうか? そこで、音楽之友社刊の5冊のブルクミュラーの曲集で解説を担当された作曲家の春畑セロリさんが、『18の練習曲』を毎月1曲ずつ取り上げ、その音楽を分かりやすく柔軟に研究していきます。
第17回は「第17曲《マーチ La marche》」です。
◆ピアノの音色の多様性に触れる フォルテピアノの世界(川口成彦)
2023年10月に開催される第2回ショパン国際ピリオド楽器コンクールに向けて、コンクールでも使用される予定の「ショパンが親しんだ楽器たち」をテーマに、楽器の特徴や演奏時の注意点などを解説していただきます。
第2回は、「ブッフホルツの楽器」。
◆チェルニークリニック(奈良井巳城)
『チェルニー30番』を1曲ずつ解説し、練習の目的、取り組み方、練習法などを徹底解剖していきます。今回はクイズを解いて第15番を分析します!
◆脳神経内科医のピアニストが解説 知っておきたい ピアノ演奏における脳と身体のしくみ(上杉春雄)
ピアノを弾く人・教える人の間で常に関心の高いテーマの一つである「脳とピアノ演奏の関係」。ピアニストで脳神経内科医の上杉春雄さんに、脳科学の最前線の話題やピアノ演奏に役立つアドバイスなどを、読みやすいエッセイの形で連載いただきます。
第30回は「1.熟練者の演奏とは何か①」。
◆音で遊ぶ ピアノに親しむ はじめての即興演奏(大城依子)
“即興演奏は難しい”というイメージがあるかもしれませんが、まだ楽譜の読めない小さな子も楽しくレッスンできる方法を大城依子先生に教えていただきます。
今回のテーマは、「『4-3-2-1』の和声進行を使ったベースラインづくりのヒント」。
教える
◆6ヵ月後に自分で弾ける力がつく! あやか先生の導入期指導(永瀬礼佳)
『できる! たのしい! がくてんワーク』が大好評の永瀬礼佳先生による待望の連載です。導入期指導の方法は音楽大学で習うこともなく、我流の教え方でよいのかとお悩みの先生も多いのではないでしょうか。この連載では「ド」の位置も分からない年齢の生徒が、半年後には自分で弾けるまでに成長する教え方を解説します。
第2回は入会3回目・4回目のレッスンの様子を会話形式で紹介します。
◆7つのキーワードでブルクミュラー『25の練習曲』が無理なく上達!(根津栄子)
短い中にも様々なテクニックが織り込まれ、ショパンを弾く下地作りにもなるブルクミュラー『25の練習曲』。生徒を無理なく上達させる「24のキーワード」を提案する根津栄子先生が、1曲丸ごとの書き込み楽譜でテクニック7項目によるポイントを紹介します。
今回は「第10曲《やさしい花》」。
◆先生像からみえてくる音楽像 作曲家のレッスンを覗いてみたら……(内藤 晃)
歴史上の作曲家たちが「先生」としてどんな指導をしていたかを、弟子や友人などの残した言葉から読み解き、それぞれの作曲家の音楽像に近づくヒントを探ります。
第14回は、「師としてのラヴェル~多彩な楽器から着想した色彩あふれる音楽」。
◆ポピュラー音楽指導塾~リズム力をつけよう!~(佐土原知子)
30年以上前からポピュラー曲を積極的にレッスンに取り入れてきた著者が、明日のレッスンに使える様々な手法や情報をご紹介する連載。ポピュラーを4つのリズム区分に分け、ジャンル別に「演奏と指導のポイント」をお伝えしていきます。
今回は、キューバ音楽のマンボとチャチャチャの有名曲&おすすめレッスン教材をご紹介します。これからの季節におすすめです!
◆御木本メソッドのテクニック指導 幼少期からピアニストの手を育てる(藤田 尚)
生徒さんの手や姿勢に関する悩みを解決する方法を、御木本メソッドの講師である藤田尚先生に紹介していただきます。よく分かる解説動画付き。
今月のテーマは、「スタッカートが苦手」。
◆ポジション移動を始めたら『ピアノランドプラス 四季のうた』でセンスを磨こう!(樹原涼子)
ポジション移動を始めた頃にぴったりの曲集『ピアノランドプラス』。日本の情緒を豊かに表現する「四季のうた」10 曲を皮切りに、1年間の連載で全20 曲を詳しく解説します。1曲ごとに「子どもたちへのレッスンのヒント」と、「先生方へ センスを磨くポイント」を3つずつあげて、指導に役立ていただき、様々な曲の演奏へとつなげます。
第4回は〈7.だけどステキさ〉〈8.冬の空〉。
ムジカノーヴァのYouTubeで、樹原涼子先生自身による演奏を配信中です!
楽しむ
◆【最終回】『アーニャの冒険』22.アーニャの冒険~フィナーレ(田中カレン/ティファニー・ビーク)
国際的に活躍される作曲家の田中カレンさんがお話と音楽を、イギリス人イラストレーターのティファニー・ビークさんがイラストを担当される大型企画。お話とイラストを巻頭カラーに、楽譜と作曲者による演奏アドバイスを巻末とじ込みにて掲載していきます。
白うさぎアーニャと森のなかまたちの冒険が、ついに最終回を迎えます。田中カレン先生から読者へのメッセージが届きました。
◆【新連載】40歳から目指すピアノコンクール(山本美芽)
近年、ピアノを演奏する大人の間でコンクール出場が盛り上がりを見せています。自身もコンクールを通じて研鑽を続ける山本美芽先生が、スキルアップにつながる舞台への一歩を踏み出す情報をお届けします。ピアノの先生も、趣味でピアノを楽しむ人も注目の連載です。
第1回は「40歳以上が参加できるコンクールとは?」。
◆やさしくドラマティックに! ミュージカル名曲連弾~映画『コーラスライン』より《One》(轟 千尋)
ミュージカルの名ナンバーを、弾きやすく、聴き映え&弾き映えするアレンジでお届けします。難易度はブルクミュラー程度で、生徒同士、生徒と先生、家族など、みんなで気軽にお楽しみください。
◆CD&BOOK(長井進之介)
ピアニストであり、音楽ライターである長井進之介さんに、レッスンに役立つCDや書籍の解説をしていただきます。
◆「ムジカノーヴァYouTubeチャンネル」
https://www.youtube.com/channel/UCCws_TIjSvpe23BDvjVBnVg
「ムジカノーヴァYouTubeチャンネル」に筆者による連載の補足解説などをアップしています。こちらもぜひご参照ください。
◆会員制Instagram「ムジカノーヴァメンバーズ」
https://www.ongakunotomo.co.jp/web_content/musicanova_members/
[巻末とじ込み]
◆楽譜
【最終回】田中カレン『アーニャの冒険』~22.アーニャの冒険~フィナーレ
◆付録
カルタにもなる 音読みカード
モンテッソーリの言語教育と文化教育ではカードが多用されます。この音読みカードでは、五七五調のリズミカルな読み札で、音符と音の名前を楽しく印象的に覚えることができます。さらに、カードとカードをペアリング(同一性合わせ)することで、より明確な理解へとつなげます。今回は「は~ろ(ヘ音記号の下第2線のド~第2線のシ)」。