• ムジカノーヴァ 2011年11月号

雑誌 ムジカノーヴァ

ピアノを教える人、学ぶ人の雑誌

ムジカノーヴァ 2011年11月号

  • 教室運営に活かす 退会者のホンネ
定価
922円 (本体838円+税)
判型・頁数
A4変
発行年月
2011年10月
商品コード
181111

完売のため、お取り扱いできません。
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内容紹介

[特集]教室運営に活かす 退会者のホンネ
◆生徒と保護者が明かす 「教室をやめた本当の理由」
◆「ホンネ」を踏まえた 効果的な退会防止策(藤 拓弘) 
 先生には直接言い出せなかった「ピアノ教室をやめる本当の理由」を、保護者と生徒が語ってくれました。その「ホンネ」を踏まえ、ピアノ教室コンサルタントが、有効な退会防止策を伝授します。
◆Column 1 退会者のホンネ~楽器店編
 先生ではなく、教室を運営する楽器店のスタッフに苦情を言って退会するケースもあるようです。実際に寄せられた苦情を紹介します。
◆Column 2 退会者のホンネ~ネット編
 インターネットの掲示板に綴られた赤裸々な「ホンネ」に迫ります。

[とじ込み付録]
◆楽曲形式カード[3](中森智佳子)
 1部&2部形式に続いて、今回は3部形式が楽しく学べる9枚のカードです。

[カラー]
◆ブルクミュラー 鳥ノオト《優雅な人》(音の台所)
 毎号違う鳥が登場して、絵と詩でブルクミュラーの世界を案内します。
◆想像しよう!考えよう! 音楽図鑑(佐野真澄)
 イラストや写真を見て、質問に答え、想像を膨らませる。そして、思い描いたイメージを音楽で表現してみる。そんなレッスンを提案する教材です。今月のテーマは「バロック後期のフランス(ロココ様式)」。
◆ミニミニ伝記 カール・チェルニー(山本美芽)
 レッスンでお馴染の作曲家チェルニーの生涯を、美しい絵とわかりやすい文章でお届けします(ふりがな付き)。

[トピックス]
◆教室の待合コーナー こだわり空間で充実時間 (近藤恵子、平岡あや子)
 2つのピアノ教室の実例から、理想的な待合コーナーを作るためのヒントを探ります。
◆生誕200年記念 リストを虜にしたファウストの正体 後編(パスカル・ドゥヴァイヨン)
 ゲーテの『ファウスト』に刺激を受けた芸術家は少なくありません。今年生誕200年を迎えたリストもそのひとり。いったい『ファウスト』にはどんな魅力があるのでしょうか。
◆INTERVIEW 坂井佳史
 ヤマハ株式会社 ピアノ事業部担当部長で、現在、ピアノ教室に通われている坂井氏から、大人を教えるピアノの先生方にメッセージをいただきました。
◆シンポジウム「日本のソルフェージュ教育の現状と展望」(山本美芽)
 日本ソルフェージュ研究協議会が主催する、第4回シンポジウムのレポート。日本の音楽大学の教授陣が、それぞれの教育的試みについて、発表と討論を行いました。
◆轟 千尋 アナリーゼセミナー
 ヤマハ横浜店で開催された人気セミナーシリーズのレポート。
◆仙台オペラ協会 東京公演(庄子真希)
 東日本大震災で開催が危ぶまれたものの、一致団結し、“特別な意味のある”東京公演を実現した経緯をご執筆いただきました。

[連載]
◆レッスン密着レポ 三ッ石潤司先生(飯田有抄)
 話題・注目の指導者の教室を訪ね、レッスンの模様を誌上で再現する隔月連載。レッスンの全体の流れ、指導ポイント、効果的な練習法、先生へのインタビュー等、盛りだくさんの中身です。今回は、武蔵野音楽大学での「ピアノ伴奏法」のレッスンに潜入。
◆楽譜調査室(さどはら知子、丸子あかね 他)
 現役ピアノ教師10人が“本当に使える楽譜”を調査・報告します!
 ・気になる新刊
 ・まるごと一冊徹底調査
 ・テーマ別おススメ曲一覧(今月のテーマ:克服したい苦手なテクニックで選ぶ2 さまざまなスタッカートが学べる曲)
 ・オントモ楽譜情報
◆雨のち晴れ(ピアニート公爵)
 雨がやみ、お日さまが顔を出し、全てのものが生き生きと見えてきたときのような感動や安堵感を味わった想い出を綴るリレー・エッセイ。第8回は、ニコニコ動画への投稿がきっかけでCDデビューを果たしたピアニート公爵。
◆ピアニスト探訪 関 孝弘(伊熊よし子)
 国内外で活躍中のピアニストにインタビュー。演奏活動のほか、自身が受けてきた音楽教育や現在の指導活動について語ります。
◆知って得する エディションの知識(吉成 順)
 国立音楽大学教授の著者が、学習者に馴染み深い作品の各エディションを比較検証。今月号はチャイコフスキーの《四季》から〈11月 トロイカ〉。
◆ショパン・エチュード入門(パスカル・ドゥヴァイヨン)
 ベルリン芸術大学教授の著者による誌上レッスン。ショパン・エチュードの具体的な練習法について。今月号は作品25-8。
◆レッスンしましょ!Part2(ヴィレム・ブロンズ)
 演奏や指導のポイント、具体的な練習法などを、譜例をふんだんに使って解説していきます。今回はブロンズ氏による「特別編」の第6回で、J.S.バッハ《インヴェンション第15番 ロ短調》。
◆「みみをすます」ということ(町田育弥)
 桐朋女子中・高等学校教諭、桐朋学園附属音楽教室講師を歴任する著者が、自著『ピアノとソルフェージュの本 みみをすます1~4』(音楽之友社)の発想の背景に触れながら、ピアノを弾くという行為をめぐる「音楽のありか」について考えていきます。
◆演奏家のための心理的トレーニング(大場ゆかり)
 本番で満足のいくパフォーマンスをしたい――演奏家ならだれもが抱くこの願い。それを実現へと導く理想的な心理状態を手にするための技術を、毎号紹介していきます。
◆今月のプレトーク 浜中康子/堀江真理子(堀江昭朗)
 今、もっとも注目したいアーティスト、教育者などにインタビューします。
◆ムジカ ザ スポットライト 久元祐子/真嶋雄大
 今話題のあの人から「ムジカノーヴァ」読者に向けたメッセージをお届けします。
◆ムジカ図書館(山本美芽)
 ピアノ教本研究家が、指導者・学習者双方に役立つ本をご紹介します。
◆生徒と見たい聴きたいCD&DVD(百瀬 喬)
 最近リリースされた音楽ソフトから、レッスンで生徒と聴きたい1枚をご紹介します。
◆喜怒哀楽 レッスンのひとコマ(かじはらかおる)
 3人のピアノ教師が日常のレッスン風景を切り取るリレー・エッセイです。
◆簡単! 便利! デジタルなレッスン(中野振一郎)
 ローランドの電子チェンバロC-30をレッスン室に設置したピアノの先生、とうのす寛子さんが、チェンバロ奏者の中野振一郎さんのレッスンを受講しました。そのレポートの後編です。レッスン曲は、おなじみのバッハのメヌエットです。
◆演奏会批評(石川哲郎、大久保 賢、河原 亨、柴田龍一、早川立大、伴 玲児、道下京子、百瀬 喬)
 今月号は7月3日~8月26日の演奏会より。

[教材]
◆ムジカばーばが行く(雨宮さくら、吉田しんこ)
 ロシアからやってきた、ピアノの先生応援キャラクター・ムジカばーばが、日本で旋風を巻き起こす4コマ漫画です。
◆ドリルとワークで 音楽大冒険
 ・譜読みの島(池川礼子)
  楽譜が短時間で読める「即読譜奏」で知られる池川氏による、譜読みの力が身につく楽しいドリル。バッハへのスムーズな導入にも役立つ中身です。
 ・リズムの森(石嶺尚江)
  生徒のやる気を引き出す「レッスンの裏ワザ」で知られる石嶺氏による、拍子と音価、リズムを学べる楽しいドリルです。
 ・アナリーゼの泉(中森智佳子)
  楽曲の構造や特徴を読み解くアナリーゼの方法を、毎月テーマを決めて身につけます。
 ・音楽史の館(西原 稔)
  桐朋学園大学教授の西原稔氏による中級編。シューベルトの即興曲に関する問題「その2」。
◆トレーニング タイム
 ・譜読み編(石嶺尚江)
 ・リズム編(石嶺尚江)
 ・初見編(高橋千佳子)
  毎月それぞれのトレーニング課題集を掲載します。
◆子ども音楽辞典(北村智恵)
 子どもに理解できる言葉で音楽用語を解説していく連載。今月は「空虚5度」。
◆ [コラム]テレビで聴いたあの曲はなに?(松下恵子)
 テレビ番組の挿入曲や、CM曲などから、ピアノのレッスンで使える曲を選んで解説します。生徒との会話ネタに使えます。
◆感性を育む新曲視唱 Part2 (秋末直志)
 「作る側の視点に立つ」ために変奏を取り入れた新曲視唱。メロディに込められた意味を理解する力や「表現の意志」を育みます。
◆耳を開く聴きとり術講座 Part2 (樹原涼子)
 正確に聴きとるだけでなく、音楽が心に働きかける元に興味を持ってもらうための聴音。
◆楽譜に隠されたヒントを探せ!(轟 千尋)
 どんなふうに弾いたらいいかのヒントを与えてくれる“大切な音や和音”を、毎号ひとつずつ紹介していきます。
◆おとの かいだん(佐野由美子)
 レッスンに通い始めたばかりの生徒さんや、体験レッスンに来た生徒さん向けドリルの最終回。
◆今月の楽譜(轟 千尋)
 依頼人:笹山美由紀 先生/夢の請負人:轟 千尋/曲名:小さな花 第2曲
 レッスンや発表会で弾く曲を探している先生方は、要チェックです!

[11月号で取り上げた曲一覧]※括弧内は取り上げた記事のタイトル
L.アンダーソン(轟 千尋編曲):そりすべり(楽譜調査室)
ギロック:雪の日のソリのベル(楽譜調査室)
グリーグ:《抒情小曲集》より〈ハリング〉作品47-4(子ども音楽辞典)
グルーバー(春畑セロリ編曲):きよしこの夜(楽譜調査室)
グルーバー他(春畑セロリ、原川 健編曲):クリスマス・パーティーは大騒ぎ~メドレーリレー連弾~《赤鼻のトナカイ》(楽譜調査室)
讃美歌/イギリス民謡(秋山さやか編曲):クリスマスメドレー(ひいらぎかざろう~あら野のはてに~クリスマスおめでとう)(楽譜調査室)
讃美歌/イギリス民謡(日下 純編曲):アメージング・グレイス(楽譜調査室)
讃美歌(大宝 博編曲):クリスマスキャロル・メドレーⅡ(楽譜調査室)
シベリウス:樅の木(5つの小品Op.75-5より)(楽譜調査室)
シューベルト:即興曲作品90-1(音楽史の館)
シューベルト:歌曲《春に》作品101-1/D.882(レッスン密着レポ)
シューマン:サンタクローズのおじいさん(楽譜調査室)
シューマン:3つのロマンス 作品94より第1曲(レッスン密着レポ)
ショパン:エチュード 作品25-8(ショパン・エチュード入門)
ショパン:マズルカ 変ロ長調 作品7-1(子ども音楽辞典)
チャイコフスキー:《四季》より〈11月 トロイカ〉(楽譜調査室)
         《くるみ割り人形》より〈花のワルツ〉〈トレパーク〉〈行進曲〉(楽譜調査室)
ドイツ民謡:もみの木(楽譜調査室)
轟千尋:小さな花 第2曲(今月の楽譜)
バッハ:インヴェンション第15番 ロ短調 BWV786(レッスンしましょ!Part2)
バッハ(ギロック編曲):主よ、人の望みの喜びよBWV147(楽譜調査室)
バッハ(串戸功三郎・小倉隆一郎編曲):主よ、人の望みの喜びよBWV147(楽譜調査室)
O.ハルデマン(秋山さやか編曲):サンタクロースがやってくる(楽譜調査室)
ブルクミュラー:《25の練習曲》より〈優雅な人〉(ブルクミュラー鳥ノオト)
ペッツォルト:メヌエット(バッハ伝) ト長調 BWV Anh.114(デジタルなレッスン)
       メヌエット(バッハ伝) ト短調 BWV Anh.115(デジタルなレッスン)
リスト:ファウスト交響曲(リストを虜にしたファウストの正体)
A.ピュイグ=ロジェ:西部の蒸気機関車(楽譜調査室)
ヘンリー・クレイ・ワーク:大きな古時計(テレビで聴いたあの曲はなに?)