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ONTOMO MOOK

人生をより豊かにする音楽と医学

のど、脳、身体の機能から探る

  • この1冊で音楽とともに「豊かに」「健康に」生きる

音楽の友Webマガジン「ONTOMO」

定価
1,650円 (本体1,500円+税)
判型・頁数
A4・128頁
発行年月
2024年3月
ISBNコード
9784276963764
商品コード
963760

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内容紹介

『音楽の友』に好評連載中の、耳鼻科医が歌手や管楽器奏者などのどや身体を使う著名音楽家や、声を酷使する俳優をゲストに招いて対談する「耳鼻科医から見たアーティストと演奏」。それを一つにまとめ、一挙公開する。著名アーティストたちがそれぞれの悩みや改善点を耳鼻科医と語り合う。またこれから楽器や歌をはじめようとするときに、医学的な観点からアプローチ。姿勢や呼吸などから楽器を演奏するときには、歌うときには、それぞれ最初からいかに自然に、故障なく続けられるような「導入」となる記事を掲載。付録として、故障や疾病、ケガと戦うアーティストの奮闘のもようを専門医の協力を得て取材、収録。手首の骨折からの復帰のもようや、ジストニアの克服など、これまでになかった内容をインタヴューとして紹介する。
(協賛:株式会社龍角散)

目次

特別ゲスト:堀ちえみ
読者招待イヴェント「耳鼻科医から見たアーティストと演奏」レポート●道下京子
[座談会から]―堀ちえみ×藤井隆太×竹田数章×道下京子 司会:佐手麻珠

■第Ⅰ章 耳鼻科医から見たアーティストと演奏
耳鼻科医がアーティストと語り合う●竹田数章/道下京子
はじめに●竹田数章
(1)望月哲也(テノール)
(2)荒木奏美(オーボエ奏者)
(3)彌勒忠史(カウンターテナー・演出家)
(4)藤井洋子(クラリネット奏者)
(5)中川英二郎(トロンボーン奏者)
(6)堀江美都子(歌手)
(7)五十嵐麻利江(ソプラノ)
(8)栁澤寿男(指揮者)
(9)青木涼子(能声楽家)
(10)福川伸陽(ホルン奏者)
(11)大山大輔(バリトン)
(12)三宅由佳莉(ソプラノ)
(13)北原幸男(指揮者)
(14)福井 敬(テノール)
(15)長谷川初範(俳優)
(16)藤原道山(尺八)
(17)大沼 徹(バリトン)

座談会 ゲスト:群 愛子(メゾソプラノ・日本オペラ協会総監督)&藤井隆太(株式会社龍角散代表取締役社長・フルート奏者)
連載について●道下京子

イラストで知る『発生ビジュアルガイド』/『ヴォイス・ケア・ブック』声を使うすべての人のために
interview 高齢化社会とセルフメディケーション、そして音楽●池田卓夫
株式会社龍角散代表取締役社長・藤井隆太氏に聞く

■第Ⅱ章 音楽の楽しさを知ろう・経験しよう
プロが語る演奏の楽しさ
合唱の楽しさを知る―インタヴュー①●加藤浩子
 東京混声合唱団のメンバーに聞く
 千葉弘樹(テノール)/牧山 亮(バス)/稲村麻衣子(ソプラノ)
合唱の楽しさを知る―インタヴュー②●加藤浩子
 山田和樹(指揮者)
脳神経内科医・ ピアニストが考える「ピアノ演奏」とは●伊熊よし子
 上杉春雄(ピアノ、脳神経内科医)
管楽器を無理なく演奏するには―まずはストレッチから●辻 功/仲保 徹
すばらしきチェロの世界―チェロを始めよう●伊熊よし子
 長谷川陽子(チェロ奏者)
ヴォイストレーニングで声が変わる―オペラからカラオケまで●小倉多美子
 福崎芳枝(ソプラノ・ヴォイストレーナー)

■第Ⅲ章APPENDIX 故障・疾病と戦うアーティストたち―骨折とジストニアを考える
骨折と戦う―手首の骨折を克服!●伊熊よし子
 小川典子(ピアニスト)×金塚 彩(千葉大学医学部附属病院准教授)
ジストニアとともに生きる―左手のピアニストとして●伊熊よし子
 平良久美(ピアニスト)
ジストニアと戦う―長期間のリハビリで克服●伊熊よし子
 佐藤ひでこ(ピアニスト)×長谷川修(横浜市立大学名誉教授)