2021年 ショパンに浸ろう

 第18回ショパン国際ピアノコンクールのは、新型コロナの影響で昨年から1年延期となり、今年は待ちに待った開催となったこともあり、大変注目を集めました。 すでに国際的にご活躍の演奏者もいる中、非常にハイレベルなステージとなりましたが、10/21 ついに最終審査結果が発表され、見事に日本からの演奏者2名が入賞しました。

第18回ショパン国際ピアノコンクール入賞者


 

1位:Bruce(Xiaoyu) Liu
2位:反田恭平twitter instagram facebook youtube
    Alexander Gadjiev
3位:Martin Garcia Garcia

 

4位:小林愛実twitterontomo
    Jakub Kuszlik
5位:Leonora Armellini
6位:J J Jun Li Bui

応援したいコンテスタント!

なお、これをもちまして「応援するコンテスタント」のプレゼントキャンペーンは、締め切りといたします。
たくさんご投票いただきまして、ありがとうございました。当選者の発表は、賞品の発送をもってかえさせていただきます。

現地でご覧になった楠原先生より、今回のショパンコンクールの所感をいただいております。

1 年遅れで開催された今回のショパンコンクールは、入賞者 8 名が 8 様の強い個性を放ち、最後まで魅力あふれる演奏が続きました。 個性を前面に際立たせる演奏、伝統の美に感性のエッセンスを光らせる演奏、いずれも凄い才能の集結で、ショパンの音楽を定型化することなく、磨きをかけたからこそ得られた輝きに大きな感動を覚えました。

ファイナルの頃には秋もすっかり深まり、ワルシャワの街は黄金色に包まれていました。 そんなワルシャワの街のお写真とともに、今回のコンクールの感想を少しだけお届けします。

セミファイナルで弾いた「ラチ・ダ・レム・ラ・マノ変奏曲 Op.2」で注目を集めた、優勝者ブルース・リウ。 ショパンの多彩な装飾音を、これほど巧みに表現したピアニストがかつていたでしょうか。精密なタッチから出る持ち音が、ややデジタル音に近い印象さえ感じる彼の演奏は、現代社会の投影なのかもしれません。

2 位の反田恭平、4 位の小林愛美 2人の入賞は日本人として非常に誇らしく、特に反田のファイナル演奏後の聴衆の熱狂ぶりは凄いものでした。

歌・歌・歌、イタリアのベルカントを大いに聴かせてくれたレオノーラ・アルメリーニ。また、今回注目を集めた、天才肌の 2 位アレクサンダー・ガジェヴと 3 位ガルシア・ガルシア、これからあの世界的才能は一体どのように発展と遂げていくのか、今後の進化が待ち望まれます。

また優勝者のブルース・リウと 6 位入賞の JJ ジュン・リ・ブイ 2 名を入賞に導いた、かつての優勝者ダン・タイ・ソンの指導力は、前回出した入賞者 3 名に引き続いて驚異的と言えます。

歴代のコンクールの中でも、今回の入賞者各々が放った強烈な光彩は、いつまでも私たちの心に残ることでしょう。今後の彼らの躍進に大きな期待を抱いています。

(ピアニスト・桐朋学園大学音楽部特任講師 楠原祥子)

楠原祥子

ワルシャワ市内のレストランにて



「応援するコンテスタント」への投票を店頭でも実施し、一緒にショパン特集を盛り上げてくださった書店・楽器店の皆様、本当にありがとうございました!頂いたお写真を少しご紹介させていただきます。

応援したいコンテスタントに投票!」を一緒に盛り上げてくださる書店様


目次

1. ショパン Quiz ~ショパンについてどれくらい知っているか、チャレンジしよう!~

ショパン Quiz

ショパンコンクール開催期間中に実施しました「ショパンクイズ」期間限定プレゼントキャンペーンは、締め切りました。
たくさん挑戦いただきまして、ありがとうございました!
当選者の発表は、賞品の発送をもってかえさせていただきます。



2. ショパンコンクールと過去の受賞者

ショパンコンクールと過去の受賞者

世界の音楽コンクールの中でも、特に名高いショパン・コンクールは、歴史も古く、また粒ぞろいの受賞者を出している点でも注目に値します。その創立は、1927年のこと。ポーランドの有名なピアニストであり、ワルシャワ音楽院の教授であったイェルツィ・ズラフレフが、ポーランド出身の天才ショパンを記念して、このコンクールをはじめました。以来、この催しは、5年毎に行われることになり、第3回の1937年までは順調に進んだものの、御多分にもれず、大戦のため閉鎖の憂き目をみることになりました。戦後、このコンクールが復活したのは、ちょうど、ショパン没後100年にあたる1949年でした。そして第5回目が1955年に開かれてからは5年ごとに行われ、1970年には第8回を数えます。歴史の長さのわりにしては、回数を重ねていないわけですが、この5年に1度という慎重なやり方は、優秀な人材を集めるためには役立ったと言えるでしょう。以前はショパンの誕生日とされていた2月22日という日が開会日でしたが、ショパンの誕生日が訂正されたのち、1970年からは命日の前後に会期をおいて10月に開催されています。

参考文献 )
        成澤 玲子 世界の音楽コンクール 音楽之友社 昭和46年

ショパンコンクールと過去の受賞者

ショパンコンクールと過去の受賞者

ショパンコンクールの過去の演奏は、こちらよりご覧いただけます。
過去のアーカイブ

第 1 回 1927 年から現在までの歴代の優勝者は、以下のとおりです。

第1回 (1927年)
 第1位 レフ・オボーリン(ソ連)

第2回 (1932年)
 第1位 アレクサンドル・ウニンスキー(ソ連)
 第2位 イムレ・ウンガル(ハンガリー)#同点で、コイン・トスによって順位を決めた。

第3回 (1937年)
 第1位 ヤコフ・ザーク(ソ連)
 第2位 Roza Tamarkina(ソ連)
 Audience Award – 原智恵子

第4回 (1949年)
 第1位 ハリーナ・チェルニー=ステファンスカ(ポーランド)、ベラ・ダヴィドヴィチ(ソ連)
 第2位 Barbara Hesse-Bukowska(ポーランド)

第5回 (1955年)
 第1位 アダム・ハラシェヴィチ(ポーランド)
 第2位 ウラディーミル・アシュケナージ(ソ連)
 第10位 田中希代子(日本)

第6回 (1960年)
 第1位 マウリツィオ・ポリーニ(イタリア)
 第2位 イリーナ・ザリツカヤ(ソ連)

第7回 (1965年)
 第1位 マルタ・アルゲリッチ(アルゼンチン)
 第2位 アルトゥール・モレイラ・リマ(ブラジル)
 第4位 中村紘子(日本)

第8回 (1970年)
 第1位 ギャリック・オールソン(アメリカ)
 第2位 内田光子(日本)
 第8位 遠藤郁子(日本)

第9回 (1975年)
 第1位 クリスティアン・ツィメルマン(ポーランド)
 第2位 ディーナ・ヨッフェ(ソ連)

第10回 (1980年)
 第1位 ダン・タイ・ソン(ベトナム)
 第2位 タチアナ・シェバノワ(ソ連)
 第5位 海老彰子(日本)

第11回 (1985年)
 第1位 スタニスラフ・ブーニン(ソ連)
 第2位 マルク・ラフォレ(フランス)
 第4位 小山実稚恵(日本)

第12回 (1990年)
 第1位 該当者なし
 第2位 ケヴィン・ケナー(アメリカ)
 第3位 横山幸雄(日本)
 第 5 位高橋多佳子(たかはしたかこ)

第13回 (1995年)
 第1位 該当者なし
 第2位 フィリップ・ジュジアーノ(フランス)、アレクセイ・スルタノフ(ロシア)
 第3位 ガブリエラ・モンテロ(アメリカ)
 第5位 宮谷理香(日本)

第14回 (2000年)
 第1位 ユンディ・リ(中国)
 第2位 イングリッド・フリッター(アルゼンチン)
 第 6 位 佐藤美香(さとうみか)

第15回 (2005年)
 第1位 ラファウ・ブレハッチ(ポーランド)
 第2位 なし
 第3位 イム・ドンヒョク(韓国)、イム・ドンミン(韓国)
 第4位 山本貴志(日本)、関本昌平(日本)

第16回 (2010年)
 第1位 ユリアンナ・アヴデーエワ(ロシア)
 第2位 ルーカス・ゲニューシャス(ロシア・リトアニア)、インゴルフ・ヴンダー(オーストリア)

第17回 (2015年)
 第1位 チョ・ソンジン(韓国)
 第2位 シャルル・リシャール=アムラン(カナダ)

以下「ショパンの書籍」でご紹介する ONTOMO MOOK「ショパン探求」では、過去の受賞者の方々をはじめ、著名なプロのピアニストによるさまざまなショパンへのアプローチ、研究者による楽譜解説を掲載しているので、この1冊でより深くショパンを楽しむことができます。

ショパン探求

ショパン探求
ピアノの詩人の魅力を探る
付録DVD:川口成彦 プレイエルとスタインウェイでショパンを弾く

~ Contents ~
●理香りんの「ショパン」というもの(宮谷理香)
●横山幸雄が語る!ショパン・エチュード攻略法(横山幸雄 / 伊熊よし子)
●[Interview] ショパン・コンクールの先輩たちは語る①-海老彰子(伊熊よし子)
●[Interview] ショパン・コンクールの先輩たちは語る②-横山幸雄(伊熊よし子)

3. フレデリック・ショパンとは・・

フレデリック・ショパンとは

●ショパンの出生(出身地、誕生日、家族構成など)

フレデリック・フランソワ・ショパン ( フランス語 Frédéric François Chopin 、ポーランド語 Fryderyk Franciszek Chopin ) は、1810年3月1日(誕生日については諸説あり)ナポレオン戦争の渦中に、ワルシャワ郊外のジェラゾヴァ・ヴォラ村で、フランス人の父ミコワイ・ショパンとポーランド人の母ユスティナ・クシジャノフスカの間に生まれました。 アマチュアながらフルートやヴァイオリンを愛する父と、ピアノと声楽を嗜む母という、音楽好きな家庭で育ったこともあり、ショパン自身も4歳よりピアノに親しむようになります。 兄弟には、3歳年上の姉ルドヴィカ、妹イザベラ(1811年生)、エミリア(1813年生)がおり、特に姉ルドヴィカとは強い絆で結ばれており、はじめてピアノを教わったのも、彼の死を看取ったのもルドヴィカと言われています。 ショパンの生まれた頃は、ナポレオン帝政の絶頂期にあり、当時のポーランドはロシア帝国の支配下にありました。幼少期は比較的裕福な家庭で生活していたとはいえ、1830年に祖国を離れて以来、故郷への想いを馳せながらも二度とポーランドに帰る事はできなかった、そんな難しい社会背景の下で、ショパンの作品は生み出されています。

●ショパンの生涯と作曲活動(恋愛事情など)

フレデリック・ショパンとは

6歳よりヴォイチェフ・ジヴニーに師事し、本格的にピアノを習い始めたショパンは、翌年には最初の作品「ポロネーズ ト短調」を作曲し、1818年、ラジヴィウ宮殿でピアノ協奏曲を公開演奏すると、その卓越した演奏能力は瞬く間に注目の的となり、その名はワルシャワ中に知れ渡りました。
11歳の時には、65歳を迎えた恩師ジヴニーの誕生日を祝うために「ポロネーズ 変イ長調」を作曲しており、12歳のときにはヴィルトゥオーソで知られるフェルディナンド・リースのピアノ協奏曲を演奏し大成功をおさめるなど、貴族たちの家や宮廷での演奏会にたびたび招かれるようになりました。この頃より、ショパンはユゼフ・エルスネルから作曲の指導を受けます。

フレデリック・ショパンとは

16歳の秋、エルスネルが校長を務めるワルシャワ音楽院に入学し、マズルカやポロネーズなどの作品を次々と作曲し、ショパンの個性と作曲家としての才能を存分に発揮しはじめました。
この頃、ショパンが学ぶワルシャワ音楽院で声楽を学んでいた美しい娘・コンスタンチア・グワトコフスカに恋をしたショパンは、その想いを込めて「ピアノ協奏曲 ヘ短調 (第二楽章)」を作曲しますが、内気なショパンは彼女に思いを伝えることはありませんでした。
卒業旅行で友人たちと音楽の都ウィーンの地で2回の演奏会を行い、いずれも好評を博したのち、ワルシャワの国立劇場でもピアノ協奏曲を初演し、大成功をおさめ、本格的にデビューすることになりました。

フレデリック・ショパンとは

そして、ついに21歳の秋、ショパンは芸術の都パリに活動拠点を移す決意をしました。
ショパンがパリへ向かう途中、11月蜂起、ワルシャワ陥落の報を聞き、大きな衝撃を受けて「革命のエチュード」を作曲します。
7月革命の余熱が残り、政治的には大混乱のパリに到着したショパンですが、多くの芸術家からの刺激を受け、創造意欲を高め、これまでにも増して多くの作品をつくります。
また、大ホールでの演奏よりも、貴族や資産家などが集まるサロンでの演奏に手ごたえを感じたショパンは、空前のピアノブームにも後押しされて、貴族や富裕層の夫人や令嬢にピアノを教えながら、そのための練習曲を多数残しました。以降、ピアノ曲の作曲と演奏活動で華々しい活躍を見せていきます。
25歳の夏、ショパンはボヘミアの温泉地カールスバートで両親と再会し、3週間ほどを過ごしますが、これが両親との最後の別れとなりました。パリへの帰路、ポーランドで当時ピアノを教えていたマリアに再会し、2人は恋に落ち、パリへ帰る際「ワルツ第9番~別れの曲~」を寄贈します。
その後、ショパンは求婚しますが、ショパンの体調が優れなかったことなどが原因で、マリアの両親の許しが得られず、2人は別れることとなりました。

フレデリック・ショパンとは

交流のあったフランツ・リストの愛人でマリー・ダグー伯爵夫人のサロンで、ショパンはジョルジュ・サンドに出会い、マヨルカ島で過ごします。第一印象こそ最悪だったといわれていますが、その後、体調を崩すショパンを、経済的にも精神的にも、献身的に支えました。
フランス中部の村ノアンのサンドの別荘に越し、体調も幾分か回復したショパンは、「ピアノ・ソナタ第二番~葬送~」、「マズルカ集 作品 41 」など、たくさんの傑作を生みだします。冬はパリへ生活の拠点を移し、ピアノのレッスンを行うという生活を続けながら、「英雄プロネーズ」や「子守歌」などの名曲も作曲しました。
しかし、サンドの娘のソランジュと若い彫刻家のオーギュスト・クレサンジェとの関係などを巡って、ショパンはサンドと口論になり、ついに2人の関係に終止符が打たれることになります。 その後、ショパンの体調は回復せず、39歳の若さで他界しました。

参考文献)
小坂 裕子 ショパン:作曲家◎人と作品 音楽之友社 2004年
新井 鷗子 CD付き 音楽家ものがたり ショパン ピアノは歌う ぼくの心を 音楽之友社 2020年

4. 音楽之友社がお届けするショパンに関する書籍

ショパンについて知ろう

ショパン探求

ピアノを弾く人も、弾かない人も、この一冊でショパンがわかる!

〔作曲家◎人と作品〕ショパン

小坂裕子 著

これまでショパン、サンド研究を続けてきた著者によるショパン伝の決定版。生涯篇ではショパン自身の手紙や友人・弟子の証言を丁寧にひも解き、ショパンの生活・作曲の過程・レッスンの様子など、彼の音楽観・人生観をいきいきと描出する。作品篇では、ピアノ作品をはじめ歌曲や室内楽曲など、全作品を網羅し、ショパンの音楽性の本質に迫る。資料編では、ショパンの生涯・主要作品がまとめられた年表を掲載。資料的価値も高い決定版伝記。


ショパンを嗜む

「ショパンはどんなにおいだった?」ーー ショパンをこよなく愛し、研究する平野氏のみぞ知る、ショパンの世界を垣間見るならこちら!

ショパンを嗜む

平野啓一郎 著

『音楽の友』(2009-2010年)連載の単行本化。ショパンとドラクロワを主人公とした平野の長編小説『葬送』の取材メモを元に、ショパンにまつわる場所や人間関係などを、読み物としておもしろく、時にはエッセー風に語る。連載にはなかった、ショパンの住居を示した当時の地図やポーランド取材記、曲目解説などに加え、巻末にはショパンにまつわる人物のポートレート一覧も入れた、ショパンファン&平野文学ファン待望の一冊。

ショパンを嗜む ショパンを嗜む

マダム・ピリンスカとショパンの秘密

マダム・ピリンスカによる奇妙なレッスンは、あなたの人生の扉をひらく鍵になるかも!

マダム・ピリンスカとショパンの秘密

エリック=エマニュエル・シュミット 著/船越清佳 訳

「パリ高等師範学校で哲学を学ぶエリックは、子どものころ、ショパンに魅了されてピアノを始めたが、未だ思い通りの演奏ができずにいた。なんとしてもショパンの音楽の秘密を解き明かしたいと、亡命ポーランド人、マダム・ピリンスカからレッスンを受けることに。ところが、与えられる課題は奇妙なものばかり。違和感を覚え、反発しつつも、やがてその指導が人生そのものを学ぶ扉であることに気づいていく……」 本書は、40カ国語に翻訳され、日本でも話題となった『100歳の少年と12通の手紙』の著者で、アマチュアピアニストとしても知られるシュミットの半自伝的小説。

CD付き 音楽家ものがたり ショパン ピアノは歌う ぼくの心を

ショパンってどんな人?楽しく、やさしくショパンを知るには、まずはこれ!

CD付き 音楽家ものがたり ショパン ピアノは歌う ぼくの心を

新井鷗子 著

「題名のない音楽会」など数々の番組や演奏会を手がけてきた大人気の音楽構成作家、新井鷗子の伝記シリーズ。ユニバーサルミュージック制作の、最高の演奏が楽しめるCD付き。親しみやすく読みやすい文章で、ショパンの生い立ちや人柄、業績を知ることができる。まるでタイムスリップをして、その人生を隣で見ているかのよう。 ポーランドでの少年時代を今までの伝記にないほど生き生きと描き、ピアノで歌うように作曲し、演奏したショパンの個性がまっすぐに伝わる。音楽的なところで喜び、涙できるところが、ほかの伝記にないいちばんの魅力。音読したい魅力にあふれる文章は、読み聞かせにも最適。

ショパンを嗜む

ショパンの作品について学ぼう

弟子から見たショパン 増補最新版 そのピアノ教育法と演奏美学

ショパン作品の真の演奏法を探る!

弟子から見たショパン 増補最新版 そのピアノ教育法と演奏美学

ジャン=ジャック・エーゲルディンゲル 著/米谷治郎、中島弘二 訳

本書は、初版発売以降の約40年にわたる研究成果が反映された第4版に、未刊の原資料を加えた邦訳新版である。 直接の弟子を中心に、同時代の作曲家、演奏家、親しかった人たちなどの証言、楽譜、書簡集などから、疑いの余地のない資料のみを抽出。それらを丁寧に分析しながらピアノ技法とその教育法に対するショパンの考え方を読み取り、それらがどのような音楽的美学的背景から生まれたものかを探っていく。多くの資料に目を通すにつれ、個々の資料の持つ意味がより鮮明に浮かび上がっていくよう、資料類を著者による詳細な注釈とは別に独立した形で提供するという配慮もなされている。 「ショパンの真の意図を知りたい」という著者の強い思いから生まれた“ショパン研究の決定版”!

ショパンの響き

ショパンは自作品をどのように演奏していたか。 さまざまなデータから彼の演奏に迫る!

ショパンの響き

エーゲルディンゲル 著/小坂裕子 監訳/西久美子 訳

ショパンは当時、どのような立場にあったのか。また、その音楽はどのように位置づけられるのか。バッハやモーツァルト、クープラン、ドビュッシー、ベッリーニ、ベルリオーズと、時代も様式も異にする様々な作曲家との関係を丁寧にひも解き、《前奏曲集》作品28を中心にショパン独自の作曲法を明らかにし、当時の演奏会事情を追うことで、新たなショパン像を描き出している。ピアノだけにその才能を注いだ作曲家ショパンの、類稀な芸術的個性に深く切り込んだ1冊。

ショパンの音楽記号

「心で弾くピアノ」の著者S.バーンスタインが、ショパン作品のペダル記号と強弱記号を再検証!

ショパンの音楽記号

セイモア・バーンスタイン 著/和田真司 訳

ショパンのピアノ曲におけるペダル記号と強弱記号を再検証した研究書。演奏者、研究者、指導者、愛好家にとって、ショパン演奏の際の読譜の大きな手がかりとなる。譜例をふんだんに盛り込み、学術的な裏付けに基づいた内容は説得力があり、読み応えのある1冊。

ショパンの奏法について知ろう

パスカル・ドゥヴァイヨンのショパン・エチュード作品10の作り方

ドゥヴァイヨンならではのエチュードの効果的な練習方法やコツを習得できる!

パスカル・ドゥヴァイヨンのショパン・エチュード作品10の作り方

パスカル・ドゥヴァイヨン 著/村田理夏子 訳

「ムジカノーヴァ」2010年4月号~2011年3月号連載の単行本化。連載記事から大幅に加筆修正している。ショパン・エチュードOp.10の各12曲を料理のレシピに見立て、その曲の特徴と具体的な練習方法を、ユーモアを交えて解説。各エチュード“レシピ”は以下のような構成となっている。
1)今日の献立:演奏解釈の方向性
2)期待される食効果:習得できるテクニックや音楽性
3)よりよい消化のために:心と身体の健康を害さないためのアドヴァイス
4)作り方:練習のアイディア
この他に、著者の意図がイメージで伝わりやすいイラストや、練習アイディアの譜例が満載!ピアノ学習者にとっては必須であるショパン・エチュードの、ドゥヴァイヨンならではの効果的な練習方法やコツを習得できるのはもちろんのこと、各曲の全体像をより的確につかむ手助けともなる。

パスカル・ドゥヴァイヨンのショパン・エチュード作品25の作り方

ドゥヴァイヨンならではのエチュードの効果的な練習方法やコツを習得できる!

パスカル・ドゥヴァイヨンのショパン・エチュード作品25の作り方

パスカル・ドゥヴァイヨン 著/村田理夏子 訳

2013年2月刊行の同シリーズ『エチュード作品10の作り方』の続編。「ムジカノーヴァ」2011年4月号~2012年3月号連載の単行本化。連載記事から大幅に加筆修正している。ショパン・エチュードOp.25の各12曲を料理のレシピに見立て、その曲の特徴と具体的な練習方法を、ユーモアを交えて解説。構成は前書Op.10と同じ。

メナヘム・プレスラーのピアノ・レッスン

巨匠メナヘム・プレスラーの貴重なコメントやアドバイスを記録!

メナヘム・プレスラーのピアノ・レッスン 音楽界の至宝が語る、芸術的な演奏へのヒント

ウィリアム・ブラウン 著/瀧川淳 訳

クラシック界の至宝、巨匠メナヘム・プレスラーの芸術的ピアノ演奏の神髄を伝える1冊。 70年以上のキャリアを誇り、ドイツとフランスから勲章も授与されているプレスラー。彼が1955年に結成したボザール・トリオは世界屈指の室内楽団として長年称賛を集め、世界各地で年間100以上のコンサートをこなし、レコーディングではピアノ室内楽の曲をほぼ網羅するなどしていたが、2008年に解散。以後プレスラーはソリストとしての活動も増やし、2014年には90歳にしてベルリン・フィルと初共演。その演奏に魅了されたサイモン・ラトルに招かれ、同年末にはジルベスターコンサートでの共演も果たしている。 本書は2部構成。「Part Ⅰ」では半生や演奏論、練習方法(自作練習譜付き)などについてまとめられているが、圧巻は「Part Ⅱ」。マスタークラスやレッスンで扱った23曲について、彼が発したコメントやアドヴァイスを小節ごとに細かくまとめ紹介。永久保存版です!

師としてのリスト

ショパンの友人であり、ライバルでもあったリストの、ショパン作品に関する貴重な指導言。

師としてのリスト 弟子ゲレリヒが伝える素顔のマスタークラス

ヴィルヘルム・イエーガー 編/内藤晃 監修・訳/阿部貴史 共訳

偉大な作曲家で名ピアニスト、そして名指導者でもあったフランツ・リスト。本書は弟子であり秘書も務めたアウグスト・ゲレリヒによる師匠のマスタークラスの記録をまとめたもの。自身の作品に加えて、ショパンやシューマン、ベートーヴェンなどの作品を教えていたリストが、どのようにこれらの作品を捉えていたのか、また、同時代の作曲家との想い出話など、演奏史・音楽史の観点から貴重な証言が満載。全編をとおしてユーモアにあふれており、リストと受講生たちとの生きたやり取りを身近に感じることができる。訳者による詳細な注釈や譜例も充実。

マルタ・アルゲリッチ 子供と魔法

ショパンコンクールはこれまで錚々たるピアニストを輩出してきた。とくに有名なのは1960年に優勝したマウリツィオ・ポリーニ(イタリア)、そして1965年に優勝したマルタ・アルゲリッチ(アルゼンチン)などではないだろうか? そんなアルゲリッチの世界初の、貴重な伝記。

マルタ・アルゲリッチ 子供と魔法

オリヴィエ・ベラミー 著/藤本優子 訳

本書は世界的なピアニスト、マルタ・アルゲリッチについての、おそらく世界初の伝記である。アルゲリッチ本人に密着取材し、彼女の生地ブエノス・アイレスにおける子ども時代から、彼女の受けたピアノ教育、グルダ、ミケランジェリ、ホロヴィッツ、ポゴレリッチら個性的な名ピアニストとの出会い、1965年ショパン・コンクールでのセンセーショナルな優勝、3度の結婚生活と、父親の違う3人の娘のこと、闘病生活、日本のこと(別府音楽祭)などが非常にオープンに綴られていく。類い希な才能を持ちながら、人前で弾くことを苦にするあまり、コンサートをキャンセルしてしまうことも多かったアルゲリッチ。そのさえ渡るピアノの蔭にあった苦悩のひとつひとつが浮き彫りになり、いまや大巨匠の位置にあるピアニストのあたたかな人間性が胸に迫ってくる一冊である。

mook

マウリツィオ・ポリーニ

1960年のショパンコンクールで優勝したポリーニ。彼の芸術、人となり、録音を通して、彼の音楽全てを紹介する。

マウリツィオ・ポリーニ 「知・情・意」を備えた現代最高峰のピアニストのすべて

音楽の友、レコード芸術 編

20世紀後半~現代のピアノ界を代表する巨匠、マウリツィオ・ポリーニのすべてがわかるムック。1960年「ショパン・コンクール」の優勝者。審査委員長だったルービンシュタインをして「ここにいる審査員の誰よりも巧い」と言わしめた。その後8年間、公の舞台から姿を消し、ミケランジェリのもとなどでさらなる研鑽を積んだ。復帰後の活躍を振り返りながら、氏が「音楽の友」「レコード芸術」誌に語ったこと、芸術、人となり、録音など、現代きってのピアニストの全貌を多角的に紹介する。

ショパン探求

ショパンコンクールの特集も掲載!

ショパン探求 ピアノの詩人の魅力を探る 付録DVD:川口成彦 プレイエルとスタインウェイでショパンを弾く

下田幸二、道下京子、青澤唯夫、山田真一、小倉多美子、後藤菜穂子、川口成彦、他著

『音楽の友』が発行するショパンのMOOK。2015年に刊行されたONTOMO MOOK『ショパンの本』のいわば続編で決定版。「ピアノの詩人」の魅力に深く迫る。作品および生涯の年表も充実。著名なプロのピアニストによるさまざまなショパンへのアプローチ、研究者による楽譜解説を掲載、これ1冊でより深くショパンを楽しめるように。また「おうち」でショパンを楽しむために、スマートスピーカー等、自宅で手軽にいい音で鑑賞を楽しむための機材や方法を大きく紹介するコーナーも。2021年は2020年から延期となったショパン国際ピアノコンクールが開催される年でもある。巻末にはショパン国際ピアノコンクールを大きく特集する。そして付録として話題の古楽器奏者、川口成彦の演奏による、ショパン時代のプレイエルと19世紀末のスタインウェイを弾き分けたビデオ映像を収録したDVDを付ける。川口自身による曲目解説もMOOK中に掲載。

究極のピアニストたち

古今東西の名ピアニストを厳選!その芸風を取材記事と音楽評論家の書き下ろし原稿で国、地域別に紹介してゆく。

究極のピアニストたち 20~21世紀の名ピアニストの至芸と金言

音楽の友、レコード芸術 編

20世紀に活躍した名ピアニスト、現在第一線で活躍する名ピアニストを厳選して多角的に紹介していく。 「音楽の友」「レコード芸術」ならではの、定評ある音楽評論家と編集部が厳選した古今東西の大ピアニストたちの「技」(=テクニック)と「音楽性」(=思考)を、書き下ろし原稿で深く論じ、そこに登場する名ピアニストへの両誌での取材記事を再編集し、併せて掲載。読み物と取材記事が有機的に絡み、説得力がある。各ピアニストたちが理想とするピアニスト像、美学、それぞれのピアニズムやそのルーツも探っていく。古今東西のピアニスト名鑑的なONTOMO MOOK「ピアノ&ピアニスト」とは一線を画す“ピアニスト読本”。

音楽の友

音楽の友 2021年7月号

ショパンの生涯や作品と演奏法を、改めて紐解く!ショパンコンクールの覇者3名のインタビューも掲載。

音楽の友 2021年7月号

音楽の友編

今年の10月、コロナ禍により昨年から延期となったショパン国際ピアノコンクールが開催される。それに合わせ、『音楽の友』でも7月号、8月号とショパン特集をお届けする。7月号では、あまりにも有名なこの「ピアノの詩人」の生涯や作品とその演奏法に改めて迫ってみよう。21世紀のショパン・コンクールの覇者3人のインタヴューも掲載。

◆ [特集] ーー「ショパン」というもの―ピアノの詩人に改めて迫る
道下京子/真嶋雄大/宮谷理香/船越清佳/山田真一/海老彰子/伊熊よし子/青澤唯夫/ラファウ・ブレハッチ/ユリアンナ・アヴデーエワ/チョ・ソンジン/後藤菜穂子/横山幸雄/小倉多美子/他

◆ [連載] ーーショパンの窓から (2)(川口成彦)
◆ [連載] ーー現地で観た、聴いた ショパン国際ピアノコンクール (17)(萩谷由喜子)ほか

音楽の友 2021年8月号号

7月号につづく、ショパン特集第二弾!

音楽の友 2021年8月号

音楽の友編

7月号に続くショパン特集第2弾。今回は、ショパン作品の魅力をピアニストのインタヴューとともに紹介していきます。2号連続企画「〈アンケート〉ピアニストが選ぶ『いちばん好きなショパンの曲』」後編も掲載。ショパン国際ピアノコンクールの開催もきっかけに、改めてショパン作品をめぐる旅へ出発しましょう。Here we go!
◆ [特集] ーーいざ、ショパン作品の大海へ!―ピアニストの言葉とともに
小山実稚恵/片桐卓也/久野理恵子/實川風/福間洸太朗/ニュウニュウ/高坂はる香/辻井伸行/伊熊よし子/反田恭平/船越清佳/澤谷夏樹/道下京子/近藤嘉宏/後藤菜穂子/チョ・ソンジン/上田弘子/江崎昌子/藤田真央/小林愛実/クシシュトフ・ヤブウォンスキ/長井進之介/髙木竜馬/小倉多美子/他

◆ [特別記事] ーー[Report] ショパン・フェスティバル2021 in 表参道~マズルカ&コンクール入賞者3人による協奏曲(上田弘子)

◆ [連載] ーーショパンの窓から (3)(川口成彦)
◆ [連載] ーー現地で観た、聴いた ショパン国際ピアノコンクール (18)(萩谷由喜子)ほか

ムジカノーヴァ

ムジカノーヴァ

著名なピアニストたちによる、ショパン解釈を多数掲載!

ムジカノーヴァ 2021年6月号

ムジカノーヴァ編

[特集]
ショパンへの第一歩 弾く時・教える時に知っておきたいこと
◆Mail Interview 海老彰子
◆ショパンへの憧れを実現するために~ショパンへ上手に導入するには(下田幸二)
◆「ショパンらしく」弾くためのマズルカ演奏法~3つの踊りを知り、表現に活かそう(山本貴志)
◆若きショパンのポロネーズで 憧れのショパンに挑戦してみよう(宮谷理香)
◆ショパンを心ゆくまで歌いたい人へ~なめらかなレガートをつくるショパンの未完のピアノ奏法(青柳いづみこ)
◆ショパンのワルツ、マズルカ、ポロネーズ このピアニストの録音がおすすめ!(道下京子)

レコード芸術

レコード芸術

並みいる名手たちの近年の録音を紐解き、ショパン演奏の新章を探る!

レコード芸術 2021年4月号

レコード芸術編

【特集】
進化するショパン――自由に、しかしアカデミックに
◆ショパン演奏の時……下田幸二
◆ディスクでたどるショパン・コンクール・ウィナーの系譜……高坂はる香
◆ショパン演奏の宝物庫~NIFCレーベルを聴く……満津岡信育
◆21世紀のショパン弾き……船越清佳
◆仲道郁代インタヴュー……飯田有抄
◆ショパンの国ポーランドの潮流……下田幸二
◆録音史から見えるショパン演奏……山崎浩太郎
◆ショパン弾きの系譜……長井進之介

5. 音楽之友社がお届けするショパンの楽譜

ウィーン原典版

ウィーン原典版

ウィーン原典版は、第一線の音楽学者と名演奏家の 共同作業から生まれた、理想的な楽譜です。
ユニヴァーサル・エディション(ウィーン)、ショット(マインツ)、音楽之友社が提携し、1973年より 日本語版の刊行を続けてきたウィーン原典版は、 21世紀に入ってなお、最も信頼される楽譜です。
作曲家の自筆譜や筆写譜、初版本、版下などを比較検討し、確実な出典に基づいて校訂・編集され、アシュケナージやエッシェンバッハ、クレーメル、ゲルバー、ブレンデルといった世界的な演奏家が、運指や解説を加えています。
正確なだけではなく、作曲家の意図がより深く理解でき、演奏に適した楽譜、それがウィーン原典版です。

ウィーン原典版ショパンの一覧へ

標準版

標準版

標準版ピアノ楽譜の特徴は、以下のとおりです。

①わかりやすく、使いやすい楽譜であること
②今日の視点で、どのような編集・解説が必要か、1点1点見直していること
③作曲家や指導者、演奏家など、第一線で活躍する音楽家が、作品の内容をわかりやすく解説していること
④楽譜からたくさんのイメージを読み取ることができるように、関連情報を多く盛り込んでいること
⑤作曲家の気持ちがもっと理解しやすくなるように、様々な工夫をしていること

標準版ピアノ楽譜ショパンの一覧へ

その他

ショパンへの道
 あこがれのショパンに近づくために(初級~中級)

この楽譜を学べばショパンの準備は万端です!学習段階のお子様にもおすすめ。

ショパンへの道 あこがれのショパンに近づくために(初級~中級)

北村智恵 監修・校訂

   

鳥の歌/ノクターン

小原孝の編曲で、即興性の高いショパンのエッセンスを楽しみながら味わおう!

鳥の歌/ノクターン

小原孝 編曲

ルハンブラの想い出/トルコ行進曲

ユーモアたっぷり、『仔猫と子犬のワルツ』を収録。チャーミングで、でもつい笑っちゃうような一曲、 あなたも弾いてみませんか?

アルハンブラの想い出/トルコ行進曲

小原孝 編曲

   

ロマン派をひこう

ロマン派の時代にあったペダリング方法や表現方法を学び、ショパンへの理解を深めよう。

ロマン派をひこう ショパン・アルバムのまえに

武田宏子 編

     

ショパンの名曲を、リレー連弾にアレンジ!?楽しさも倍増!ぜひお試しください。

ショパンの名曲を、リレー連弾にアレンジ!?楽しさも倍増!ぜひお試しください。

ダンシング連弾パーティー

春畑セロリ 編

     

ショパンは難しい!?いいえ、そんなことありません。その証拠に一本指でも弾けちゃう。ワイワイ楽しく演奏してみませんか?

ショパンは難しい!?いいえ、そんなことありません。その証拠に一本指でも弾けちゃう。ワイワイ楽しく演奏してみませんか?

われら!ピアノ・ルーキーズ・バンド 1本指でも、ピアノ1台でも、初心者でも楽しめる合奏って?

春畑セロリ 編

 

名曲で弦楽四重奏[オンデマンド版]
 Favorite pieces for String Quartet

ショパンの名曲を、弦楽器でも弾いてみたい!!そんなあなたにぴったりの楽譜。

名曲で弦楽四重奏[オンデマンド版]  Favorite pieces for String Quartet

玉木宏樹 編曲

   

女声合唱のためのクラシカル・リリックス
 きまぐれなエッセイ Ⅲ [オンデマンド版]

大作曲家が残した名曲を歌うことができたなら…というコンセプトで生まれた曲集。こちらには、ショパン「プレリュード」op. 28-7が収録されている。

女声合唱のためのクラシカル・リリックス きまぐれなエッセイ Ⅲ [オンデマンド版]

海野洋司 詩/南安雄 編曲

   

女声合唱のためのクラシカル・リリックス きまぐれなエッセイ Ⅴ 

大作曲家が残した名曲を歌うことができたなら…というコンセプトで生まれた曲集。こちらには、ショパン「葬送行進曲」op. 35が収録されている。

女声合唱のためのクラシカル・リリックス きまぐれなエッセイ Ⅴ [オンデマンド版]

海野洋司 詩/南安雄 編曲

   

新訂 ピアノのテクニック 現代的技術 巨匠たちの忠言

安川加寿子編の、ショパンのメソッドを使ったテクニックを学べる一冊。

新訂 ピアノのテクニック 現代的技術 巨匠たちの忠言

安川加寿子 訳編

 


ピアノ名曲150選 中級編
 チェルニー30番程度~40番程度

ショパンの楽曲は『ノクターン op. 9-2』 『ノクターン遺作』『子犬のワルツ』op. 64-1、『別れのワルツ』op. 69-1の4曲を収録。 色々な曲を楽しみたい方におすすめ。

ピアノ名曲150選 中級編 チェルニー30番程度~40番程度

音楽之友社 編

     


発表会にぴったり! マサさんのステキなピアノアレンジ曲集

ショパン風のアレンジで『夕焼け小焼け』が弾ける!?即興やアレンジに興味がある方にも是非おすすめしたい一冊。

発表会にぴったり! マサさんのステキなピアノアレンジ曲集

松田昌 編

   


発表会にぴったり! マサさんのステキなピアノアレンジ曲集

大人のあなたに手に取っていただきたい一冊。ショパンの楽曲は『雨だれの前奏曲』が収録されている。

リサイタル 1 おとなのための楽しいピアノスタディ2 併用曲集

角聖子 監修/藤原豊 編曲

   


リサイタル 2 おとなのための楽しいピアノスタディ3 併用曲集

あの懐かしい一曲と共に、ショパンも弾いてみませんか?『前奏曲 Op. 28-7』を収録。

リサイタル 2 おとなのための楽しいピアノスタディ3 併用曲集

角聖子 監修/藤原豊 編曲

   


リサイタル 2 おとなのための楽しいピアノスタディ3 併用曲集

ブラインドタッチでショパン『別れの曲』が弾けちゃう!?藤原豊の編曲を収録。あなたのピアノライフを充実させよう!

おとなのための楽しいピアノスタディ 2 ブラインドタッチで弾ける

角聖子 著

6. 連載「じっくりショパコン」

今回のショパンコンクール出場者・審査員へのインタビューは、こちらのページでも特集しています。ぜひご覧ください!

連載「じっくりショパコン」