《内容》

特定の楽器のための“ 演奏テクニック論”ではなく、特定の作品の“ 楽曲分析” でもない。楽譜をどのように読み、そこからどう音を組み立てて演奏していくのか、そのために必要な知識・練習計画・感情や表現を、どのように認識し、学習し、発展させるのか、を精神論にとどまらず、具体的に説いた本である。

《内容》

音楽ブログ、曲目解説、ライナー・ノート、演奏批評、作品分析、学位論文……音楽について文章で記述するときに必要な心構え、知識、情報源などをわかりやすく解説。音楽大学授業でも多数採用されているロングセラーの改訂版。初版発行時から大きく環境が変わったインターネット検索などについて大幅に加筆・修正を加えている。

《内容》

著者は映画、テレビドラマ、アニメ、ゲーム音楽の作曲を行うかたわら、各音大で映画音楽に関する研究・講義を行う、この分野の第一人者。作曲技法を余すところなく公開し、具体的に映画音楽を作曲するときに役立つ画期的な一冊である。映画音楽作曲家／業界スタッフの学生等志望者必携の書。TV ドラマ、アニメ、ゲームなどの音楽制作にも役立つ。

《内容》

演奏実践の研究を通じた音楽史記述で知られる音楽学者ニコラス・クックが、西洋の音楽伝統にとどまらない様々なイシューを平易な文体で紹介し、リアルな人びとがリアルな世界で創り出す「諸音楽」を考えるための５つの視点を展開する。

《内容》

30年のロングセラー『スコア・リーディングに強くなる　移調楽器入門―改訂版―』を、書名を含め大幅リニューアル。内容の精査およびデザイン・レイアウトを一新。スコアなどで移調楽器について読むときに必要な知識を分かりやすく解説。移調楽器の楽譜を書く力もつけられる。

《内容》

藝大名誉教授・永冨正之先生が長年ご担当されていた大学や附属高校の入試・在学生用の試験、またフランス留学生用選抜試験のために書いた多くの和声課題をまとめたもの。単なる入試課題には収まらない洗練された解答例の資料的価値とともに、現在でも有用な学習教材として多くの執筆者による解説も交えた実用も兼ね備えた課題集。

《内容》

音素材、音程、音階、旋法といった音楽理論の基本的概念を基礎として、20 世紀音楽全体の音楽を分析的に考察する一冊。20 世紀音楽全体の音楽理論からの入門書として、アメリカの音楽大学等でのテキスト使用の実績がある。バルトーク、ドビュッシー、メシアンなどの作品の譜例が豊富に掲載されているので、技法の実例も確認できる。

《内容》

和声の学習においての指標は「禁則」があり、その約束事に基づいて授業やレッスンが行われる。しかし、学習者はそれらが「なぜ禁じられているのか」を知る由もない。その「なぜ」かという述べられる機会の少なかった和声の禁則に焦点を当て、実作品を例に引用しながらその理由や背景を明らかにしていく。

《内容》

ベテランアナウンサーが、アマチュア音楽団体の演奏会で培った司会経験をもとに、コンサートを成功させる秘訣を語る。コンサートを主催する当事者が失いがちな、客観的な視点を持つための有用なアドバイスを著者が提示する。微に入り細を穿つ“ 素敵なコンサート” を実現するための極意を数多く紹介する。