公開講座講師プロフィール

  • 青柳いづみこ(あおやぎ・いづみこ)

    ピアニスト・文筆家。安川加壽子、ピエール・バルビゼの両氏に師事。フランス国立マルセイユ音楽院卒。東京藝術大学大学院博士課程修了。学術博士。武満徹、矢代秋雄、八村義夫作品を集めたリサイタル『残酷なやさしさ』により、平成元年度文化庁芸術祭賞。演奏と文筆を兼ねる存在として注目を集め、著作は34冊、CDは23枚を数える。そのうち18枚のCDが『レコード芸術』誌で特選盤となるほか、安川加壽子の評伝『翼のはえた指』で吉田秀和賞、『青柳瑞穂の生涯』で日本エッセイストクラブ賞、『六本指のゴルトベルク』で講談社エッセイ賞、CD『ロマンティック・ドビュッシー』でミュージックペンクラブ音楽賞。2020年、浜離宮朝日ホールにて演奏生活40周年記念公演を開催。近著に『ヴィンテージ・ピアニストの魅力』(アルテスパブリッシング)、『ショパン・コンクール見聞録』(集英社新書)、『パリの音楽サロン:ベルエポックから狂乱の時代まで』(岩波新書)、CDに『昔の歌』『シューベルトの手紙』(ALM)、『仮面のある風景 クープラン作品集』(TKI)など。2023年10月には、西本夏生との2台ピアノによる『カプリス 気まぐれ』(ALM)リリース。テレビ朝日『題名のない音楽会』、NHK Eテレ『クラシックTV』、『ラ・フォル・ジュルネ音楽祭』『東京・春・音楽祭』等にも出演。日本演奏連盟理事、日本ショパン協会理事、兵庫県養父市芸術監督。大阪音楽大学名誉教授、神戸女学院大学講師。
  • 青柳いづみこ