内容紹介
作曲者が敬愛する詩人・木島始の長詩『ひびかせうた』を発想の源として用い、アイヌと沖縄のわらべうたを引用する形で構成された全5章からなる同声合唱曲。この合唱曲のテーマは「共生」。「ぼく」という小さないのちが大宇宙とつながっている不思議さ、その神秘をうたった『ひびかせうた』の内容を根底に置き、そこに日本列島両端の民族の歌を挿入することで、地球上の多様性を表現したいと考えて作曲された。動物や植物の命の重さを尊重すること、自分以外の民族を尊重すること、つまり「いのち」の多様性を認め合うことが、現代社会に最も必要なことであるという作曲者の深いメッセージが込められた作品。2013年12月22日(豊田市コンサートホール)第35回豊田市少年少女合唱団定期演奏会(指揮:永ひろこ/ピアノ:掛川遼平)にて委嘱初演された。
[難易度]中級 [対象]少年少女・一般合唱団
●全曲続けての視聴(Youtube再生リスト)はこちら
[難易度]中級 [対象]少年少女・一般合唱団
●全曲続けての視聴(Youtube再生リスト)はこちら
曲目
- 1 第一章 ひばなのひびき(ca.6'00") 【女声3部合唱/伴奏:ピアノ】 作詞:木島始 / 作曲:信長貴富
- 2 第二章 うたのしらせが(ca.3'20") 【女声3部合唱/伴奏:ピアノ】 作詞:木島始 / 作曲:信長貴富
- 3 第三章 まほうのことば(ca.4'10") 【女声3部合唱/伴奏:ピアノ】 作詞:木島始 / 作曲:信長貴富
- 4 第四章 おとがとびたつ(ca.3'45") 【女声3部合唱/伴奏:ピアノ】 作詞:木島始 / 作曲:信長貴富
- 5 第五章 ひびかせうた(ca.5'45") 【女声3部合唱/伴奏:ピアノ】 作詞:木島始 / 作曲:信長貴富
関連商品
- NEW ORIGINAL CHORUS
- 合唱組曲こころに地図をひらいたら