内容紹介
現代音楽の作曲家として精力的に作品を発表し、その卓越した緻密なエクリチュールを駆使した音楽は、国内外で高く評価されている。J.S.バッハやZ.コダーイの名作で知られる無伴奏チェロのための作曲に挑む。全体は、6つの楽章で構成され、各楽章には象徴としてのフランス舞曲名が配されるが(いわゆる古典組曲形式)それは「発想上の暗示」と作曲者は述べている。西洋古典形式の内に在る堅牢な精神と向き合い、日本人としての精神をどう具現化するか、鈴木輝昭の鋭く有機的に蠢く音たちが物語る。チェロ奏者の邦人レパートリーとして薦めたい力作。br>
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曲目
- 1 Entree(アントレ ca.3'10") 【チェロ/伴奏:無伴奏】 作曲:鈴木輝昭
- 2 Caprice (カプリス ca.2'50") 【チェロ/伴奏:無伴奏】 作曲:鈴木輝昭
- 3 Passage (パッサージュ ca.2'00") 【チェロ/伴奏:無伴奏】 作曲:鈴木輝昭
- 4 Pavane (パヴァーヌ ca.5'00") 【チェロ/伴奏:無伴奏】 作曲:鈴木輝昭
- 5 Gaillarde (ガイヤルド ca.2'20") 【チェロ/伴奏:無伴奏】 作曲:鈴木輝昭
- 6 Forlane (フォルラーヌ ca.3'30") 【チェロ/伴奏:無伴奏】 作曲:鈴木輝昭