内容紹介
ヴァイオリニストとしても教育者としても名高いジェラール・プーレの校訂によるドビュッシー晩年の名作。編者の父であるガストン・プーレは、ドビュッシーがこのソナタを作曲する際にアドヴァイスを求められ「あなたのお蔭で曲が完成した」とドビュッシーに言わしめたヴァイオリニストで、1917年にドビュッシーのピアノ伴奏によりガストンが初演した。ドビュッシーとガストンにまつわるエピソードやドビュッシーが語ったこの曲に対するイメージ、ジェラールによる演奏上のアドヴァイスなどを解説で紹介。この作品を理解するための多彩な情報を盛り込んでいる。2009年に刊行されたものに、今回新たに修正・加筆がなされた新訂版となる。
曲目
- 1 Ⅰ.Allegro vivo 【ヴァイオリン/伴奏:ピアノ】 作曲:ドビュッシー
- 2 Ⅱ.Intermede 【ヴァイオリン/伴奏:ピアノ】 作曲:ドビュッシー
- 3 Ⅲ.Finale 【ヴァイオリン/伴奏:ピアノ】 作曲:ドビュッシー