内容紹介
アルゲリッチによって委嘱され1998年に編曲、彼女とフレイレやブロンフマンら巨匠たちの二重奏によって、いまや全世界で演奏され、長らく待望されていた出版である。原曲は、プロコフィエフによって1917年に完成された交響曲で、ハイドン当時のスタイルで書かれたことから、「古典交響曲」と名付けられた。寺嶋の編曲は、原曲のシンプルでユーモアに溢れた特徴をそのままに、2台ピアノの長所を存分に生かしている。作曲者も編曲者も共にピアノを知る名手だからこその編曲で、あたかもピアノ作品として最初から作曲されたよう。この名曲の新たな魅力を生み出している。今後は2台ピアノの重要なレパートリーとなるに違いない。
曲目
- 1 Allegro 【2台ピアノ(4手)】 作曲:プロコフィエフ / 編曲:寺嶋陸也
- 2 Larghetto 【2台ピアノ(4手)】 作曲:プロコフィエフ / 編曲:寺嶋陸也
- 3 Gavotta. Non troppo allegro 【2台ピアノ(4手)】 作曲:プロコフィエフ / 編曲:寺嶋陸也
- 4 Molto vivace 【2台ピアノ(4手)】 作曲:プロコフィエフ / 編曲:寺嶋陸也