内容紹介
2009年のハイドン没後200年を機に、新たに改訂されたピアノ(クラヴィーア)・ソナタ全集。1970年代に出版されたランドン校訂の旧版を底本として、その間に発見された新たな資料を基に改訂。改訂にあたっては、演奏解釈の実践を事細かに指示するのではなく、実例を挙げるにとどめ、演奏者に解釈が委ねられている。また新全集の特長は次のとおり。
①楽譜が全面的に浄書し直された。例えば、重音奏法は、音源資料に基づき、各声部ごとに符尾をつけ声部の流れがわかりやすくなった。
②曲順を、旧版ではランドンの分類による年代順だったが、利用者の便を図りホーボーケン番号順に並び替えた。また、新たにハイドン作と確認された「ボルツァーノ・ソナタ」が初めて掲載された。
③演奏法、装飾法、カデンツについて、レヴィンによる詳細な解説が加えられた。
④旧版ではやむを得ず掲載されなかった校訂報告が加えられた。
ハイドンのソナタはピアノ学習者のレッスン曲としてのみならず、近年多くのピアニストの重要なレパートリーとしてホールで演奏されるようになった。今までモーツァルトやベートーヴェンの陰に隠れていたハイドンのソナタの魅力を、多くの人々が認識するようになってきたといえるだろう。
①楽譜が全面的に浄書し直された。例えば、重音奏法は、音源資料に基づき、各声部ごとに符尾をつけ声部の流れがわかりやすくなった。
②曲順を、旧版ではランドンの分類による年代順だったが、利用者の便を図りホーボーケン番号順に並び替えた。また、新たにハイドン作と確認された「ボルツァーノ・ソナタ」が初めて掲載された。
③演奏法、装飾法、カデンツについて、レヴィンによる詳細な解説が加えられた。
④旧版ではやむを得ず掲載されなかった校訂報告が加えられた。
ハイドンのソナタはピアノ学習者のレッスン曲としてのみならず、近年多くのピアニストの重要なレパートリーとしてホールで演奏されるようになった。今までモーツァルトやベートーヴェンの陰に隠れていたハイドンのソナタの魅力を、多くの人々が認識するようになってきたといえるだろう。
曲目
- 1 ソナタ ハ長調 Hob.XVI/1 【ピアノ】 作曲:ハイドン
- 2 ソナタ 変ロ長調 Hob.XVI/2 【ピアノ】 作曲:ハイドン
- 3 ソナタ ハ長調 Hob.XVI/3 【ピアノ】 作曲:ハイドン
- 4 ソナタ ニ長調 Hob.XVI/4 【ピアノ】 作曲:ハイドン
- 5 ソナタ イ長調 Hob.XVI/5 【ピアノ】 作曲:ハイドン
- 6 ソナタ ト長調 Hob.XVI/6 【ピアノ】 作曲:ハイドン
- 7 ソナタ ハ長調 Hob.XVI/7 【ピアノ】 作曲:ハイドン
- 8 ソナタ ト長調 Hob.XVI/8 【ピアノ】 作曲:ハイドン
- 9 ソナタ ヘ長調 Hob.XVI/9 【ピアノ】 作曲:ハイドン
- 10 ソナタ ハ長調 Hob.XVI/10 【ピアノ】 作曲:ハイドン
- 11 ソナタ イ長調 Hob.XVI/12 【ピアノ】 作曲:ハイドン
- 12 ソナタ ホ長調 Hob.XVI/13 【ピアノ】 作曲:ハイドン
- 13 ソナタ ニ長調 Hob.XVI/14 【ピアノ】 作曲:ハイドン
- 14 ソナタ 変ホ長調 Hob.XVI/16 【ピアノ】 作曲:ハイドン
- 15 ソナタ 変ホ長調 Hob.XVI/Es2 【ピアノ】 作曲:ハイドン
- 16 ソナタ 変ホ長調 Hob.XVI/Es3 【ピアノ】 作曲:ハイドン
- 17 ソナタ ト長調 Hob.XVI/G1 【ピアノ】 作曲:ハイドン
- 18 ソナタ ニ長調 Hob.XVI/D1 【ピアノ】 作曲:ハイドン
- 19 ソナタ ヘ長調 Hob.XVI/F3(Bozner Sonate) 【ピアノ】 作曲:ハイドン
- 20 ソナタ ト長調 Hob.XVI/11 【ピアノ】 作曲:ハイドン
関連商品
- ウィーン原典版
- ハイドン ピアノ・ソナタ全集 3
- ウィーン原典版
- ハイドン ピアノ・ソナタ全集 2
- ウィーン原典版
- ハイドン ピアノ・ソナタ全集 4
- ウィーン原典版
- ハイドン ピアノ曲集
- ウィーン原典版
- 新訂版モーツァルト ピアノ・ソナタ集 1