• もっときわめる! 1曲1冊シリーズ ⑧ J.S.バッハ:《マタイ受難曲》

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もっときわめる! 1曲1冊シリーズ ⑧ J.S.バッハ:《マタイ受難曲》

矢澤孝樹

定価
1,320円 (本体1,200円+税)
判型・頁数
B6変・96頁
発行年月
2024年7月
ISBNコード
9784276357082
商品コード
357080

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内容紹介

各曲をしっかり聴きたい人向けに1冊で1曲を扱うシリーズ第8弾。
J.S.バッハの代表的な宗教作品をその魅力とともに徹底詳解! 現代におけるこの作品の存在意義を「序」で述べたのち、第1章では作品の成立事情について前史を含めて詳解。第2章では、バッハの宗教音楽全体の中での受難曲の位置を提示、そして微に入り細を穿った詳細な楽曲解説を展開。第3章では、演奏傾向を分類した上で、それぞれの代表盤を中心に多くの録音に言及した「録音史」を詳述。古楽を得意とし、新聞・専門誌・講演等で活躍、読者からの信頼も厚い著者が、作品の魅力を1冊で語り尽くす。

目次

序 現代に生きる《マタイ受難曲》
第1章 《マタイ受難曲》への道
 1 宗教的背景
 2 「受難曲」の成立
第2章 バッハの《マタイ受難曲》
 1 《マタイ受難曲》の誕生
 2 《マタイ受難曲》の構成と台本
 3 楽曲解説
第3章 《マタイ受難曲》主要録音からたどる演奏史
 1 《マタイ受難曲》の復活と、ロマン派的演奏の時代
 2 原典への回帰(1)―全曲演奏と「小編成バッハ」
 3 原典への回帰(2)―古楽演奏の登場
 4 HIP、多様な試み、そして未来へと向かう《マタイ受難曲》