内容紹介
すべての音楽ファンに贈る伝記シリーズ。研究の成果をもりこみ、あたらしい作曲家像を描き出す。《椿姫》を生んだイタリアの大オペラ作曲家ヴェルディは、自分の個人的生活をほとんど語らなかった。ワーグナーと同年に生まれ、厳しくて頑固一徹。その劇的な生涯を、しだいに円熟していく作品群とともに追う。
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目次
■生涯篇■
◎「低地(バツサ)」の若者(1813―1836)
ポー川のほとり/幼年期の伝承/文化都市ブッセートでの勉強/念願のミラーノ留学/青年音楽教師
◎「行け、我が想いよ!」(1836―1842)
新しい生活のはじまり/オペラ界へのデビュー/挫折と成功――重なる不幸を越えて
◎「苦役の年月」(1842―1846)
熱狂の渦/ヴェネーチアからの依頼/殺到する依頼~苦役のはじまり/ナポリへの進出
◎恋と革命(1846―1849)
静養のなかでつちかわれるイメージ/はじめてのシェイクスピア/ロンドン・デビュー/ストレッポーニとの再会/革命の前後
◎傑作の誕生(1849―1853)
革命のなかでの新境地/二つの仕事/検閲との戦い/郷里での孤立/娼婦を舞台に?!
◎ヴェルディ万歳!(1853―1860)
ジュゼッピーナの悲しみ/パリの長期滞在/ナポリからローマへ/国家統一の動き
◎円熟(1860―1867)
政治の世界へ/ロシアからの誘い/新生イタリアを代表する作曲家/グランドオペラの傑作
◎集大成(1867―1874)
《ドン・カルロス》以後/ロッシーニ追悼計画/新しい恋から生まれた《アイーダ》/オペラ風の宗教曲
◎偉大な老人(1874―1893)
「老い」の自覚/《オテッロ》の制作/最後は喜劇
◎黄昏の日々(1893―1901)
■作品篇■
オペラ/合唱曲/歌曲/器楽曲/参考文献抄/あとがき
■資料篇■
詳細年表/作品一覧/索引
◎「低地(バツサ)」の若者(1813―1836)
ポー川のほとり/幼年期の伝承/文化都市ブッセートでの勉強/念願のミラーノ留学/青年音楽教師
◎「行け、我が想いよ!」(1836―1842)
新しい生活のはじまり/オペラ界へのデビュー/挫折と成功――重なる不幸を越えて
◎「苦役の年月」(1842―1846)
熱狂の渦/ヴェネーチアからの依頼/殺到する依頼~苦役のはじまり/ナポリへの進出
◎恋と革命(1846―1849)
静養のなかでつちかわれるイメージ/はじめてのシェイクスピア/ロンドン・デビュー/ストレッポーニとの再会/革命の前後
◎傑作の誕生(1849―1853)
革命のなかでの新境地/二つの仕事/検閲との戦い/郷里での孤立/娼婦を舞台に?!
◎ヴェルディ万歳!(1853―1860)
ジュゼッピーナの悲しみ/パリの長期滞在/ナポリからローマへ/国家統一の動き
◎円熟(1860―1867)
政治の世界へ/ロシアからの誘い/新生イタリアを代表する作曲家/グランドオペラの傑作
◎集大成(1867―1874)
《ドン・カルロス》以後/ロッシーニ追悼計画/新しい恋から生まれた《アイーダ》/オペラ風の宗教曲
◎偉大な老人(1874―1893)
「老い」の自覚/《オテッロ》の制作/最後は喜劇
◎黄昏の日々(1893―1901)
■作品篇■
オペラ/合唱曲/歌曲/器楽曲/参考文献抄/あとがき
■資料篇■
詳細年表/作品一覧/索引