雑誌 ムジカノーヴァ
ピアノを学ぶ・教える・楽しむ人の雑誌
ムジカノーヴァ 2024年5月号
- その奏法、古いかも? 様式感の“新常識”
- 今月の課題曲:J.S. バッハ《インヴェンション 第6番》
- 定価
- 1,200円 (本体1,091円+税)
- 判型・頁数
- A4変
- 発行年月
- 2024年4月
- JANコード
- 4910085190540
- 商品コード
- 182405
♪♪♪♪
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内容紹介
[特集]
その奏法、古いかも? 様式感の“新常識”
近年、プロからアマチュアまで、コンクールの場で審査が物議を醸すことが少なくないようです。それは、「ちゃんとその時代の奏法を踏まえた演奏/審査ができているか」ということ。研究は日進月歩に進み、10年20年前の常識のままではもう古いかもしれません。今回は、いま特に知るべきトピックとして、バロックを中心とする「ノート・イネガル」の奏法を下田幸二先生に、そして近年の研究に基づくショパン演奏の傾向について青柳いづみこ先生にご紹介いただきます。認識を大きくアップデートする特集です。
◆いま、知っておくべき“新常識” ノート・イネガル(下田幸二)
“ノート・イネガル”とは、「等価で記された音価をそのとおりには弾かない奏法の総称」で、バロック音楽で用いられる音楽用語です。当時は「演奏慣習に記譜法が追いついていない時代」であったとも言えるため、“ノート・イネガル”を知ることは、正しく楽譜を読み解いて演奏し、あるいは審査をするにも不可欠です。下田幸二先生に詳しくご解説いただきます。
◆近年の研究に基づくショパン演奏の傾向(青柳いづみこ)
ショパン演奏でたびたび話題になる、左右の手の“ずれ”やテンポ・ルバート。ショパン国際ピアノ・コンクールでも議論の対象になるこれらについて、ショパン自身がどのように考えていたか、弟子たちの証言をもとに、青柳いづみこ先生がその核心に迫ります。
[今月の課題曲]
J.S. バッハ《インヴェンション 第6番》
(2024年1月号~2024年12月号選曲者:奥村 真)
[トピックス]
◆読者集合! ムジカノーヴァ・トークルーム 富山編 生徒の入会と退会
「ムジカ読者の生の声をもっと聴きたい!」。そんな思いから、編集部を飛び出す企画が登場です!
今回は富山県にお邪魔しました。年度の変わり目には特に気になる生徒の入会・退会について、ファシリテーターの松枝由紀子先生を交えて、富山の先生方のお話をうかがいました。
◆Report 《樹原涼子》を弾きたい Vol.4 ゲスト 青柳いづみこ(長井進之介)
「《樹原涼子》を弾きたい」シリーズは、ゲストピアニストが作曲家・樹原涼子の作品を演奏し、作曲家と演奏家がそれぞれの視点から楽曲について語り合う人気のトーク&コンサート。第4回のゲストは青柳いづみこさんを迎えました。
◆Report The Road to 2027 仲道郁代 ピアノ・リサイタル テーマ「夢は何処へ」を語る
本誌で「私的ベートーヴェン演奏論」を隔月連載中のピアニスト、仲道郁代さん。ベートーヴェン没後200 周年と自身の演奏活動40 周年が重なる2027 年に向けて開始した、10 年にわたるリサイタル・シリーズが7年目を迎えました。今年のテーマ「夢は何処(いずこ)へ」について語った仲道さんの言葉をお届けします。
◆追悼 マウリツィオ・ポリーニ その金言を振り返る
2024年3月23日、現代最高峰の一人と謳われた名ピアニスト、マウリツィオ・ポリーニがイタリア・ミラノの自宅で逝去しました。享年82歳。彼が若き日に語った、演奏や練習への深い洞察を振り返ります。
◆I Love Magazines! 富士山マガジン定期購読キャンペーン
ムジカノーヴァをお得に読めるキャンペーンが3/15~5/31まで!
https://www.fujisan.co.jp/product/1281679622/
[連載]
学ぶ
◆[巻末書き込み楽譜連動]ピアニスト、レパートリーを語る 河村尚子×シューマン《ウィーンの謝肉祭の道化》より〈インテルメッツォ〉(長井進之介)
今をときめくピアニストは、いかにして聴衆を魅了するのでしょうか。人気アーティストをゲストに迎え、ゆかりの深い曲をテーマに取り上げて、「こう弾きたい」という曲にかける想いや、演奏テクニックの一端を、インタビューと書き込み楽譜で解き明かします。
今回のゲストは河村尚子さん。世界を舞台に活躍し、今年でデビュー20 周年を迎えます。拠点とするドイツの作曲家から、シューマンの《ウィーンの謝肉祭の道化》より〈インテルメッツォ〉をについてお話をうかがいました。
◆コンクール課題曲にチャレンジ!(浦壁信二)
人気のコンクールの課題曲の中から毎号1曲を取り上げ、その演奏・指導法を詳しく解説していきます。見ながら演奏できる、書き込み楽譜付き。今月は、J.S. バッハ《インヴェンション 第6番》。
◆【新連載】小学生から学べる みけねこ先生のやさしい楽典講座(菅原真理子)
ピアノを弾くことに慣れたら、知っておきたいのが楽典。でもつい後回しになり、あやふやなまま進んでしまっていませんか?
この連載では、演奏につながる楽典の知識を、みけねこ先生がやさしく解説します。
今回のテーマは、「五線・音部記号・譜表」。
◆【隔月連載】私的ベートーヴェン演奏論(仲道郁代)
ピアニストの仲道郁代さんが、ベートーヴェンの楽譜から何をどのように捉え、推理し、音にしていくのか、実際の作品をもとに独自の演奏論を紹介する連載です。今回は、「《ピアノ・ソナタ第12番「葬送」》~新しい世界への、思考の転換」。
◆安井教授のテクニック研究室(安井耕一)
古き良き巨匠たちの名演を裏付けたのは、どのような技術だったのでしょうか。ドイツ・ピアニズムを受け継ぐ安井先生が、楽音に向き合い、美しい音を求めることで生み出される「本当のテクニック」を実践とともに解き明かし、現代に蘇らせます。
第10回は「古き良き時代の音楽家」。
◆チェルニークリニック(奈良井巳城)
『チェルニー30番』を1曲ずつ解説し、練習の目的、取り組み方、練習法などを徹底解剖していきます。今回は第26番、これまでにない曲のつくりに迫ります!
◆楽曲を理解する力が楽しく身につく フォルマシオン・ミュジカルで音楽の旅に出かけよう!(髙田美佐子)
音楽作品を題材に、読譜やリズム、聴音、音楽理論などを総合的に学べるフォルマシオン・ミュジカル。子どもたちの興味を広げながら、音楽の基礎力を身につけることができます。
長年、フォルマシオン・ミュジカルの指導をしている髙田美佐子先生に、レッスン方法をご紹介いただきます。
第11回は、「フランスの童話の一場面を耳で味わってみましょう!!」。
◆脳神経内科医のピアニストが解説 知っておきたい ピアノ演奏における脳と身体のしくみ(上杉春雄)
ピアノを弾く人・教える人の間で常に関心の高いテーマの一つである「脳とピアノ演奏の関係」。ピアニストで脳神経内科医の上杉春雄さんに、脳科学の最前線の話題やピアノ演奏に役立つアドバイスなどを、読みやすいエッセイの形で連載いただきます。
第41回は「暗譜について3たび②」。
◆ピアノ教室と家庭をつなぐ懸け橋に 丸子あかね先生の 保護者のお悩みQ&A(丸子あかね)
ピアノを習う子どもたちの保護者の悩みに、ベテランの指導者である丸子あかね先生がお答えします。偶数月は読み物系の記事、奇数月は幼児~小学生の自宅練習に使える厚紙付録をお届けします。
今回のテーマは「へ音記号のおんぷを覚えるには?」。
◆音で遊ぶ ピアノに親しむ はじめての即興演奏(大城依子)
“即興演奏は難しい”というイメージがあるかもしれませんが、まだ楽譜の読めない小さな子も楽しくレッスンできる方法を大城依子先生に教えていただきます。
今回のテーマは、「保続音を使えるようにしよう」。
教える
◆【新連載】『ピアノランド①②』と『ピアノランドプラス だいすき くまモン』で 導入期のお悩み解決!(樹原涼子)
人気の定番教材『ピアノランド①②』と、シリーズ最新作『ピアノランドプラス だいすき くまモン』を合わせて、導入期の様々な問題を解決します!
今回のテーマは「脳のしくみに沿った、左右対称のモチーフ」。
曲は『ピアノランド①』より《5.はらぺこそんぐ》《6.うずまきめだまに なっちゃった》、『ピアノランドプラス だいすき くまモン』より《1.たいようの ワルツ》《2.おつきさまの ワルツ》《3.たいようと つきの ワルツ》。
◆7つのキーワードでブルクミュラー『25の練習曲』が無理なく上達!(根津栄子)
短い中にも様々なテクニックが織り込まれ、ショパンを弾く下地作りにもなるブルクミュラー『25の練習曲』。生徒を無理なく上達させる「24のキーワード」を提案する根津栄子先生が、1曲丸ごとの書き込み楽譜でテクニック7項目によるポイントを紹介します。
今回は「第21番《天使たちの合唱》」です。
◆ポピュラー音楽指導塾~ミュージカルの名曲に親しもう!~(佐土原知子)
30年以上前からポピュラー曲を積極的にレッスンに取り入れてきた著者が、明日のレッスンに使える様々な手法や情報をご紹介する連載。
今回は、ブロードウェイ・ミュージカルの黄金期に活躍をしたドイツ出身の作曲家フレデリック・ロウの、なんといっても有名なミュージカル『マイ・フェア・レディ』を中心に取り上げます。音源やレッスンでも活用できる楽譜と共にご紹介します。
タイアップ企画として、轟千尋先生の連載「ミュージカル連弾」では『マイ・フェア・レディ』の《君住む街で》を掲載。初中級から楽しめるアレンジです!
楽しむ
◆40歳から目指すピアノコンクール(山本美芽)
近年、ピアノを演奏する大人の間でコンクール出場が盛り上がりを見せています。自身もコンクールを通じて研鑽を続ける山本美芽先生が、スキルアップにつながる舞台への一歩を踏み出す情報をお届けします。ピアノの先生も、趣味でピアノを楽しむ人も注目の連載です。
第12回は「コンクールでの意外なチェックポイント 『衣装』と『暗譜』」。
◆やさしくドラマティックに! ミュージカル名曲連弾~映画『マイ・フェア・レディ』より《君住む街で》(轟 千尋)
ミュージカルの名ナンバーを、弾きやすく、聴き映え&弾き映えするアレンジでお届けします。難易度はブルクミュラー程度で、生徒同士、生徒と先生、家族など、みんなで気軽にお楽しみください。
今回は佐土原知子先生の連載「ポピュラー音楽指導塾」とのタイアップ選曲です! 合わせてお楽しみください。
◆CD&BOOK(長井進之介)
ピアニストであり、音楽ライターである長井進之介さんに、レッスンに役立つCDや書籍の解説をしていただきます。
◆「ムジカノーヴァYouTubeチャンネル」
https://www.youtube.com/channel/UCCws_TIjSvpe23BDvjVBnVg
「ムジカノーヴァYouTubeチャンネル」に筆者による連載の補足解説などをアップしています。こちらもぜひご参照ください。
◆会員制Instagram「ムジカノーヴァメンバーズ」
https://www.ongakunotomo.co.jp/web_content/musicanova_members/
会員だけの特別なプレゼントやコンテンツをご用意しています。ぜひご登録ください! 登録は無料です。
[巻末とじ込み]
◆楽譜
ピアニスト、レパートリーを語る 河村尚子×シューマン《ウィーンの謝肉祭の道化》より〈インテルメッツォ〉
巻頭インタビュー連動企画。河村尚子さん自身の肉筆による書き込み楽譜で、演奏の魅力に迫ります。
◆付録 へ音記号のおんぷでゲーム(丸子あかね)
特に導入期は、自宅での練習をサポートしてくださる保護者の力が欠かせません。そこで、幼児~小学生の自宅練習に役立つ厚紙付録を、丸子あかね先生の練習アドバイスと共にお届けします。
今回は、特に子どもたちが覚えるのに苦労する、音符と音名を楽しく学べるカード付録「ヘ音記号のおんぷでゲーム」です。
その奏法、古いかも? 様式感の“新常識”
近年、プロからアマチュアまで、コンクールの場で審査が物議を醸すことが少なくないようです。それは、「ちゃんとその時代の奏法を踏まえた演奏/審査ができているか」ということ。研究は日進月歩に進み、10年20年前の常識のままではもう古いかもしれません。今回は、いま特に知るべきトピックとして、バロックを中心とする「ノート・イネガル」の奏法を下田幸二先生に、そして近年の研究に基づくショパン演奏の傾向について青柳いづみこ先生にご紹介いただきます。認識を大きくアップデートする特集です。
◆いま、知っておくべき“新常識” ノート・イネガル(下田幸二)
“ノート・イネガル”とは、「等価で記された音価をそのとおりには弾かない奏法の総称」で、バロック音楽で用いられる音楽用語です。当時は「演奏慣習に記譜法が追いついていない時代」であったとも言えるため、“ノート・イネガル”を知ることは、正しく楽譜を読み解いて演奏し、あるいは審査をするにも不可欠です。下田幸二先生に詳しくご解説いただきます。
◆近年の研究に基づくショパン演奏の傾向(青柳いづみこ)
ショパン演奏でたびたび話題になる、左右の手の“ずれ”やテンポ・ルバート。ショパン国際ピアノ・コンクールでも議論の対象になるこれらについて、ショパン自身がどのように考えていたか、弟子たちの証言をもとに、青柳いづみこ先生がその核心に迫ります。
[今月の課題曲]
J.S. バッハ《インヴェンション 第6番》
(2024年1月号~2024年12月号選曲者:奥村 真)
[トピックス]
◆読者集合! ムジカノーヴァ・トークルーム 富山編 生徒の入会と退会
「ムジカ読者の生の声をもっと聴きたい!」。そんな思いから、編集部を飛び出す企画が登場です!
今回は富山県にお邪魔しました。年度の変わり目には特に気になる生徒の入会・退会について、ファシリテーターの松枝由紀子先生を交えて、富山の先生方のお話をうかがいました。
◆Report 《樹原涼子》を弾きたい Vol.4 ゲスト 青柳いづみこ(長井進之介)
「《樹原涼子》を弾きたい」シリーズは、ゲストピアニストが作曲家・樹原涼子の作品を演奏し、作曲家と演奏家がそれぞれの視点から楽曲について語り合う人気のトーク&コンサート。第4回のゲストは青柳いづみこさんを迎えました。
◆Report The Road to 2027 仲道郁代 ピアノ・リサイタル テーマ「夢は何処へ」を語る
本誌で「私的ベートーヴェン演奏論」を隔月連載中のピアニスト、仲道郁代さん。ベートーヴェン没後200 周年と自身の演奏活動40 周年が重なる2027 年に向けて開始した、10 年にわたるリサイタル・シリーズが7年目を迎えました。今年のテーマ「夢は何処(いずこ)へ」について語った仲道さんの言葉をお届けします。
◆追悼 マウリツィオ・ポリーニ その金言を振り返る
2024年3月23日、現代最高峰の一人と謳われた名ピアニスト、マウリツィオ・ポリーニがイタリア・ミラノの自宅で逝去しました。享年82歳。彼が若き日に語った、演奏や練習への深い洞察を振り返ります。
◆I Love Magazines! 富士山マガジン定期購読キャンペーン
ムジカノーヴァをお得に読めるキャンペーンが3/15~5/31まで!
https://www.fujisan.co.jp/product/1281679622/
[連載]
学ぶ
◆[巻末書き込み楽譜連動]ピアニスト、レパートリーを語る 河村尚子×シューマン《ウィーンの謝肉祭の道化》より〈インテルメッツォ〉(長井進之介)
今をときめくピアニストは、いかにして聴衆を魅了するのでしょうか。人気アーティストをゲストに迎え、ゆかりの深い曲をテーマに取り上げて、「こう弾きたい」という曲にかける想いや、演奏テクニックの一端を、インタビューと書き込み楽譜で解き明かします。
今回のゲストは河村尚子さん。世界を舞台に活躍し、今年でデビュー20 周年を迎えます。拠点とするドイツの作曲家から、シューマンの《ウィーンの謝肉祭の道化》より〈インテルメッツォ〉をについてお話をうかがいました。
◆コンクール課題曲にチャレンジ!(浦壁信二)
人気のコンクールの課題曲の中から毎号1曲を取り上げ、その演奏・指導法を詳しく解説していきます。見ながら演奏できる、書き込み楽譜付き。今月は、J.S. バッハ《インヴェンション 第6番》。
◆【新連載】小学生から学べる みけねこ先生のやさしい楽典講座(菅原真理子)
ピアノを弾くことに慣れたら、知っておきたいのが楽典。でもつい後回しになり、あやふやなまま進んでしまっていませんか?
この連載では、演奏につながる楽典の知識を、みけねこ先生がやさしく解説します。
今回のテーマは、「五線・音部記号・譜表」。
◆【隔月連載】私的ベートーヴェン演奏論(仲道郁代)
ピアニストの仲道郁代さんが、ベートーヴェンの楽譜から何をどのように捉え、推理し、音にしていくのか、実際の作品をもとに独自の演奏論を紹介する連載です。今回は、「《ピアノ・ソナタ第12番「葬送」》~新しい世界への、思考の転換」。
◆安井教授のテクニック研究室(安井耕一)
古き良き巨匠たちの名演を裏付けたのは、どのような技術だったのでしょうか。ドイツ・ピアニズムを受け継ぐ安井先生が、楽音に向き合い、美しい音を求めることで生み出される「本当のテクニック」を実践とともに解き明かし、現代に蘇らせます。
第10回は「古き良き時代の音楽家」。
◆チェルニークリニック(奈良井巳城)
『チェルニー30番』を1曲ずつ解説し、練習の目的、取り組み方、練習法などを徹底解剖していきます。今回は第26番、これまでにない曲のつくりに迫ります!
◆楽曲を理解する力が楽しく身につく フォルマシオン・ミュジカルで音楽の旅に出かけよう!(髙田美佐子)
音楽作品を題材に、読譜やリズム、聴音、音楽理論などを総合的に学べるフォルマシオン・ミュジカル。子どもたちの興味を広げながら、音楽の基礎力を身につけることができます。
長年、フォルマシオン・ミュジカルの指導をしている髙田美佐子先生に、レッスン方法をご紹介いただきます。
第11回は、「フランスの童話の一場面を耳で味わってみましょう!!」。
◆脳神経内科医のピアニストが解説 知っておきたい ピアノ演奏における脳と身体のしくみ(上杉春雄)
ピアノを弾く人・教える人の間で常に関心の高いテーマの一つである「脳とピアノ演奏の関係」。ピアニストで脳神経内科医の上杉春雄さんに、脳科学の最前線の話題やピアノ演奏に役立つアドバイスなどを、読みやすいエッセイの形で連載いただきます。
第41回は「暗譜について3たび②」。
◆ピアノ教室と家庭をつなぐ懸け橋に 丸子あかね先生の 保護者のお悩みQ&A(丸子あかね)
ピアノを習う子どもたちの保護者の悩みに、ベテランの指導者である丸子あかね先生がお答えします。偶数月は読み物系の記事、奇数月は幼児~小学生の自宅練習に使える厚紙付録をお届けします。
今回のテーマは「へ音記号のおんぷを覚えるには?」。
◆音で遊ぶ ピアノに親しむ はじめての即興演奏(大城依子)
“即興演奏は難しい”というイメージがあるかもしれませんが、まだ楽譜の読めない小さな子も楽しくレッスンできる方法を大城依子先生に教えていただきます。
今回のテーマは、「保続音を使えるようにしよう」。
教える
◆【新連載】『ピアノランド①②』と『ピアノランドプラス だいすき くまモン』で 導入期のお悩み解決!(樹原涼子)
人気の定番教材『ピアノランド①②』と、シリーズ最新作『ピアノランドプラス だいすき くまモン』を合わせて、導入期の様々な問題を解決します!
今回のテーマは「脳のしくみに沿った、左右対称のモチーフ」。
曲は『ピアノランド①』より《5.はらぺこそんぐ》《6.うずまきめだまに なっちゃった》、『ピアノランドプラス だいすき くまモン』より《1.たいようの ワルツ》《2.おつきさまの ワルツ》《3.たいようと つきの ワルツ》。
◆7つのキーワードでブルクミュラー『25の練習曲』が無理なく上達!(根津栄子)
短い中にも様々なテクニックが織り込まれ、ショパンを弾く下地作りにもなるブルクミュラー『25の練習曲』。生徒を無理なく上達させる「24のキーワード」を提案する根津栄子先生が、1曲丸ごとの書き込み楽譜でテクニック7項目によるポイントを紹介します。
今回は「第21番《天使たちの合唱》」です。
◆ポピュラー音楽指導塾~ミュージカルの名曲に親しもう!~(佐土原知子)
30年以上前からポピュラー曲を積極的にレッスンに取り入れてきた著者が、明日のレッスンに使える様々な手法や情報をご紹介する連載。
今回は、ブロードウェイ・ミュージカルの黄金期に活躍をしたドイツ出身の作曲家フレデリック・ロウの、なんといっても有名なミュージカル『マイ・フェア・レディ』を中心に取り上げます。音源やレッスンでも活用できる楽譜と共にご紹介します。
タイアップ企画として、轟千尋先生の連載「ミュージカル連弾」では『マイ・フェア・レディ』の《君住む街で》を掲載。初中級から楽しめるアレンジです!
楽しむ
◆40歳から目指すピアノコンクール(山本美芽)
近年、ピアノを演奏する大人の間でコンクール出場が盛り上がりを見せています。自身もコンクールを通じて研鑽を続ける山本美芽先生が、スキルアップにつながる舞台への一歩を踏み出す情報をお届けします。ピアノの先生も、趣味でピアノを楽しむ人も注目の連載です。
第12回は「コンクールでの意外なチェックポイント 『衣装』と『暗譜』」。
◆やさしくドラマティックに! ミュージカル名曲連弾~映画『マイ・フェア・レディ』より《君住む街で》(轟 千尋)
ミュージカルの名ナンバーを、弾きやすく、聴き映え&弾き映えするアレンジでお届けします。難易度はブルクミュラー程度で、生徒同士、生徒と先生、家族など、みんなで気軽にお楽しみください。
今回は佐土原知子先生の連載「ポピュラー音楽指導塾」とのタイアップ選曲です! 合わせてお楽しみください。
◆CD&BOOK(長井進之介)
ピアニストであり、音楽ライターである長井進之介さんに、レッスンに役立つCDや書籍の解説をしていただきます。
◆「ムジカノーヴァYouTubeチャンネル」
https://www.youtube.com/channel/UCCws_TIjSvpe23BDvjVBnVg
「ムジカノーヴァYouTubeチャンネル」に筆者による連載の補足解説などをアップしています。こちらもぜひご参照ください。
◆会員制Instagram「ムジカノーヴァメンバーズ」
https://www.ongakunotomo.co.jp/web_content/musicanova_members/
会員だけの特別なプレゼントやコンテンツをご用意しています。ぜひご登録ください! 登録は無料です。
[巻末とじ込み]
◆楽譜
ピアニスト、レパートリーを語る 河村尚子×シューマン《ウィーンの謝肉祭の道化》より〈インテルメッツォ〉
巻頭インタビュー連動企画。河村尚子さん自身の肉筆による書き込み楽譜で、演奏の魅力に迫ります。
◆付録 へ音記号のおんぷでゲーム(丸子あかね)
特に導入期は、自宅での練習をサポートしてくださる保護者の力が欠かせません。そこで、幼児~小学生の自宅練習に役立つ厚紙付録を、丸子あかね先生の練習アドバイスと共にお届けします。
今回は、特に子どもたちが覚えるのに苦労する、音符と音名を楽しく学べるカード付録「ヘ音記号のおんぷでゲーム」です。