• ムジカノーヴァ 2015年3月号

雑誌 ムジカノーヴァ

ピアノを教える人、学ぶ人の雑誌

ムジカノーヴァ 2015年3月号

  • すごい街の先生2015 その秘密に迫る!
定価
922円 (本体838円+税)
判型・頁数
A4変
発行年月
2015年2月
商品コード
181503

完売のため、お取り扱いできません。
ご了承ください。

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内容紹介

[特集]
すごい街の先生2015 その秘密に迫る!

 昨年のピティナ・ピアノコンペティション等で8割以上の生徒さんが予選を通過し、一昨年より予選通過者を10名以上増やした岡山県倉敷市の渡辺恭子先生。今回の特集では、そうした飛躍的な実績をあげるまでにいたった経緯を探ります。

◆ブログで振り返る渡辺恭子先生の1年
◆INTERVIEW
 特別なことは、何もしていません。
 ただ、お母さんたちを励まし続けてきただけです。
◆生徒さんとお母様に質問しました――
 渡辺恭子先生は、どんな先生ですか?
◆ある日の渡辺恭子先生

[今月の1曲]
ディアベリ アレグレット

[今月の1曲 連動企画]
◆音楽ミュージアム
 作曲と出版、二足のわらじ(湯浅玲子)
 「今月の1曲」に関連する絵や写真を掲載し、作曲家の生涯や作品の時代背景など、幅広い知識を提供する「ふりがな」付き「読み物教材」。今月号では、ディアベリの業績がわかるように、彼と交流のあった作曲家の一部の肖像画を並べた図を掲載しました。
◆ディアベッリと19世紀前期のウィーンの音楽(西原 稔)
 18~19世紀の音楽社会史や音楽思想史を研究する筆者が、「19世紀前期のウィーンの音楽と社会をもっとも知り尽くした人物」、ディアベッリの業績とその社会的背景を解説します。
◆誌上講座① アナリーゼ
 作曲家の工夫と智恵を演奏表現に繋げるには?(鵜?庚一)
 「半終止」と「全終止」、「調性」の“ゆれ”とその流れ、各部の共通点や対照点などを明らかにし、それらを踏まえてどんな表現が可能かを、筆者独自の楽曲の全体像を把握できる図等も交えつつ探っていきます。
◆誌上講座② 指導法
 古典派音楽らしい端正で溌剌とした息づかいを求めて(岡田敦子)
 ディアベリは古典派の作曲家。そこで、「古典派らしさ」とは、その難しさとは何かを、古典派の代表的な作曲家、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンを例に挙げて考察します。
◆今月の1曲 練習課題①ソルフェージュ(荒尾岳児)
 「今月の1曲」の演奏をより豊かなものにするために、曲の形式や、使われている和音に注目したソルフェージュ課題です。
◆今月の1曲 練習課題②エチュード(横山真子)
 「今月の1曲」を演奏する際に必要となるテクニックを身につけるためのエチュード集。技術的難所を弾きこなすためのミニエチュードを各種掲載しています。

[とじ込み付録]
◆作曲家カード②-6
 ポストカードとしても使える作曲家カードシリーズ②の最終回は、今月号の「今月の1曲」の作曲家「ディアベリ」と、「チャイコフスキー」。

[トピックス]
◆「樹原涼子と名器を巡る旅」シリーズがスタート
 メソッド「ピアノランド」の発刊25周年を前に、樹原涼子氏による新しい公演シリーズがスタート。今回は、第1回の「名器」である「ベヒシュタイン」に注目。メーカーの歴史を紐解くとともに、当シリーズにかける樹原氏の想いをお届けします。
◆本番に強くなるための4つのステップ
 ~心理的スキルトレーニングの進め方~(大場ゆかり)
 コンクールや発表会等の本番で最高のパフォーマンスをもたらすためには、演奏面だけでなく、心理面の練習も必要です。その具体的な心理スキルトレーニングをご紹介します。
◆ルイ・レーリンク ピアノワークショップ(工藤啓子)
 グループでの公開レッスンにより、受講生が弾き手にも聴き手にもなるというユニークなスタイルのワークショップ。今回は、バッハの《シンフォニア》第1、2、9、11番のレッスン内容を抜粋してお届けします。
◆第16回 ショパン国際ピアノコンクール in ASIA(道下京子)
 今年ポーランドのワルシャワで開かれる第17回ショパン国際ピアノコンクール。4月に始まる予備予選に向けて、受賞者にワルシャワへの航空券が支給される「派遣コンクール」最終審査の模様をレポートします。

[連載]
◆コレに注目!
 グッズ、グルメ、楽器等々、注目のアイテムを毎号1つずつ紹介していきます。今回は「出世大名家康くん」グッズ。
◆特別編 プロフェッサー探訪 in Paris グザヴィエ・ドゥレット(船越清佳)
 国内外の大学で教鞭をとる教育者へのインタビューシリーズ。第6回は、特別編として海外で取材。パリ地方音楽院院長のグザヴィエ・ドゥレット氏が現代フランスの音楽教育観を語ります。
◆ムジカばーばのハローワーク(吉田しんこ)
 ピアノの先生応援キャラクター「ムジカばーば」が、鋭い観察力と旺盛な好奇心を生かし、音楽のお仕事現場に潜入。今回は、レコード会社のプロモーター。
◆あんな話・こんな話(秋末直志)
 短いコラムの中に、レッスンのヒントがぎっしり。先生の説明力アップをお手伝いします。
◆グネーシン音楽学校 プリャシュケーヴィチ先生のウローク(池田 慈)
 この夏、ロシアに短期留学を果たした筆者が現地で聴講したレッスンを、誌上で再現する隔月連載。まるでその場にいるかのように、レッスンでのやり取りの様子が伝わってきます。
◆音の歳時記(江口文子)
 門下から国際的に活躍する数多くのピアニストを輩出している筆者による日本人特有の、そして音楽家ならではの感性が光るエッセイです。
◆バッハへの道(北村智恵)
 「バッハは苦手」「生徒に教える自信がない」という方々を、「本当は楽しいインヴェンション」に通ずる道へとお連れします。
◆知っておきたい!幼児の特性(中嶋恵美子)
 ピアノを習い始めて1年未満の生徒によく見られる“気になる”言動の数々。それらにどう対応したらいいのか、幼児の特性を踏まえた適切な指導法を考えていきます。
◆楽譜調査室(海川千史、手塚真人、持田正樹、三羽哲郎、長沼由美/今村央子)
「調査1」は「まるごと1冊調査」。メソッド「NEWピアノスタディ」シリーズに新たに加わった、「レパートリーコレクションズ(全3巻)」をご紹介します。
「調査2」の「オントモ楽譜情報」では、全曲の徹底分析を掲載した『ソナタアルバム1』の使い方・指導のコツに加え、アナリーゼする意義を教えていただきました。
◆ピアノの先生コミュニティ訪問(大崎妙子)
 ピアノの先生たちの活動内容やメンバーの素顔を紹介。コミュニティから寄せられた記事のリクエストにもお応えします。今回は「ピティナそえだステーション」。リクエストは、大崎妙子先生による「習いたい気持ちはあるが引っ込み思案な大人に、きっかけを与える方法」。
◆簡単! 便利! デジタルなレッスン(増地崇志)
 「女性&小さな教室のためのネット集客コンサルタント」として活躍する筆者が、「ネットで読まれる文章を書く3つのコツ」を伝授します。
◆生徒と見たい聴きたいCD&DVD(百瀬 喬)
 最近リリースされた音楽ソフトからピアノ教室におススメの1枚をご紹介します。
◆ムジカ図書館(山本美芽)
 ピアノ教本研究家が、指導者・学習者双方に役立つ本をご紹介します。
◆今月のプレトーク パスカル・ドゥヴァイヨン&村田理夏子(堀江昭朗)
 今、もっとも注目したいアーティスト、教育者などにインタビューします。
◆ムジカ ザ スポットライト(杉浦日出夫/浜松国際ピアノアカデミー)
 いま話題のあの方から、「ムジカノーヴァ」読者へ向けたメッセージをお届けします。
◆演奏会批評
 2014/11/21~2015/1/5の演奏会より(雨宮さくら、壱岐邦雄、岡田敦子、柴田龍一、高瀬佳子、時 幹雄、野平多美、原 明美、伴 玲児、道下京子)
◆ムジカ情報館
 「セミナー」(2/25~3/31)と「コンクール&オーディションetc.」(予選・第1次選考・音源審査etc.:6/1~6/30)
◆ムジカばーばの 突撃!となりのレッスン室(石嶺尚江、吉田しんこ)
 ピアノ指導において大切なことを、ムジカばーば(ピアノの先生応援キャラクター)が日本中を旅しながら全国各地の先生方へ伝えていきます。

[教材]
◆シート
・チャレンジシート50
 男の子用・女の子用に2種類の50マスシートをご用意しました。生徒さんのモチベーションの維持等にぜひご活用ください。
◆楽譜
・ぴっぽん おはよう!(春畑セロリ)
 主人公が「わっぽん」の弟「ぴっぽん」に変わり、内容もぐっと易しくなりました。ユーモアあふれる絵と春畑セロリ先生のオリジナル曲で、想像力をめいっぱい働かせながら、ピアノを弾くために必要なことを学んでいきます。
・音の宝石箱(安倍美穂)
 子どもたちが大好きなポピュラー作品を、彼らのやる気を引き出す工夫満載のアレンジでお届けします。今月の曲は、BSフジ「beポンキッキーズ」40thソングス《ドキドキドン!一年生》。
◆講座
・耳を開く聴きとり術講座 コード編(樹原涼子)
 正確に聴きとるだけでなく、音楽が心に働きかける元に興味を持ってもらうための聴音。「曲の中のドミナントモーション」を聴きとります。

[巻末とじ込み]
◆今月の楽譜① ベスのピアノ物語 2ndシーズン(スーパーキッズ)
 「ベスのピアノ物語」が、2ndシーズン【オカピさんの魔法の五線紙】となってスタート。誰もが知っている童謡が、素敵なピアノ曲として大変身します。今月の曲は、《しょうじょうじのたぬきソナタ~第一楽章 満月の宴~》。
◆今月の楽譜② 連弾 メヌエット ヘ長調 KV5(伊東光介)
 プリモパートを原曲そのままで弾くことのできる連弾の楽譜。今月の曲は、モーツァルトの《メヌエット ヘ長調 KV5》です。

[3月号で取り上げた曲一覧] ※「今月の1曲」以外の作品※括弧内は取り上げた記事のタイトル
櫻井 順:ドキドキドン!一年生(音の宝石箱)
ショパン:プレリュード 作品28-4(楽譜調査室)
スクリャービン:2つの詩曲 op.63より《仮面》《不思議さ》(プリャシュケーヴィチ先生のウローク)
ディアベッリのワルツによる変奏曲(ディアベッリと19世紀前期のウィーンの音楽)
中山晋平:証城寺の狸囃子(今月の楽譜①)
J.S.バッハ:インヴェンション第1番(バッハへの道)
J.S.バッハ:シンフォニア第1番(ルイ・レーリンク ピアノワークショップ)
J.S.バッハ:シンフォニア第2番(ルイ・レーリンク ピアノワークショップ)
J.S.バッハ:シンフォニア第9番(ルイ・レーリンク ピアノワークショップ)
J.S.バッハ:シンフォニア第11番(ルイ・レーリンク ピアノワークショップ)
ブルクミュラー:なぐさめ(耳を開く聴きとり術講座)
ブルクミュラー:貴婦人の乗馬(耳を開く聴きとり術講座)
プレイエル:12のやさしいソナチネより 第12番 イ長調(楽譜調査室)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 作品2-3 第1楽章(ぱすかリズム)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 作品53 第1楽章(ぱすかリズム)
ベートーヴェン:エリーゼのために(楽譜調査室)
モーツァルト:ピアノ・ソナタ ヘ長調 KV.332(楽譜調査室)
モーツァルト:ピアノ・ソナタ ニ長調 KV.311(誌上講座② 指導法)
モーツァルト:メヌエット ヘ長調 KV.5(今月の楽譜②)
リュリ:クーラント ホ短調(楽譜調査室)