• ムジカノーヴァ 2014年9月号

雑誌 ムジカノーヴァ

ピアノを教える人、学ぶ人の雑誌

ムジカノーヴァ 2014年9月号

  • 脳科学・発達心理学・医学 専門家からのアドヴァイス
定価
922円 (本体838円+税)
判型・頁数
A4変
発行年月
2014年8月
商品コード
181409

完売のため、お取り扱いできません。
ご了承ください。

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内容紹介

[特集]
脳科学・発達心理学・医学 専門家からのアドヴァイス

◆①脳科学 年齢ごとの発育段階を知って最適なピアノ教育を(古屋晋一)
 演奏・練習と、脳・体との関係について研究を重ねている筆者が、年齢に応じたピアノ教育を考える糸口として、聴覚や運動能力が年齢ごとにどのように発達するか、各発達段階でどのような訓練が有効かを紹介します。
◆②発達心理学 子どもの発達に即したピアノ指導のコツ(小野寺敦子)
 目白大学・人間学部・心理カウンセリング学科教授で、『手にとるように発達心理学がわかる本』などの著書でも知られる筆者が、幼児期と児童期に分け、各期の子どもの心理的特徴を解説し、それらを生かした指導法を提案します。
◆③医学 手指の巧緻性の発達における重要な視点(中井昭夫)
 小児科専門医・臨床発達心理士として多くの子どもに接している筆者が、ピアノの上達のために必要な、手先をうまく動かす能力の発達を考える上で、念頭に置いておくべきポイントを提示します。

[とじ込み付録]
◆解答&解説
 教材コーナーの解答と解説。切り離して使えるミシン目入りです。
◆楽典カード②-4
 ポストカードとしても使える楽典カード。シリーズ②の第4回は、「タイ」と「スラー」。

[トピックス]
◆秋のおすすめ 音楽グッズ読者プレゼント
 読者の皆様に感謝を込めて、ピアノモチーフをはじめとした「音楽グッズ」をプレゼント!
◆脱力奏法のためのトレーニング 発展編(岳本恭治)
 2014年6月号に掲載した「基礎編」の内容を踏まえ、『チェルニー30番』の第11番で「音階」、第12番で「連打」、第25番で「分散和音」の演奏における脱力の練習をします。「ムジカノーヴァ ピアノの先生応援セミナー」連動企画。
◆男性ピアノ指導者対談 藤 拓弘 × 馬場一峰
 片やピアノ教室経営コンサルタントでもあり、片やメンタルケアカウンセラーをはじめとする複数の免許・資格保有者でもある男性ピアノ指導者が、熱いトークを繰り広げます。
◆スタインウェイピアノ「マルタ・アルゲリッチ エディション」
 アルゲリッチの選んだスタインウェイピアノ「マルタ・アルゲリッチ エディション」が、9月に日本に入荷予定であることが発表されました。

[連載]
◆コンクールetc. 課題曲レクチャー(志賀真美)
 各種コンクールの課題曲から毎号1曲を取り上げ、深く掘り下げて学ぶシリーズ。カラーで見やすい楽曲分析ページが自慢です。今回は、「日本ピアノ教育連盟 第31回 ピアノ・オーディション」課題曲J〈ジュニア〉Ⅰ部門(小1、2年)より、ベートーヴェン作曲 ソナチネ ト長調 Anh.5-1 全楽章。
◆ピアニスト探訪 ヴァレリー・アファナシエフ(堀江昭朗)
 個性的な演奏で熱狂的なファンを持つピアニスト。子ども時代から音楽院時代に出会った恩師の思い出や、現在の教授活動のスタンスなどを語ります。
◆バッハへの道(北村智恵)
 「バッハは苦手」「生徒に教える自信がない」という方々を、「本当は楽しいインヴェンション」に通ずる道へとお連れします。
◆ムジカばーばのハローワーク(吉田しんこ)
 ピアノの先生応援キャラクター「ムジカばーば」が、鋭い観察力と旺盛な好奇心を生かし、音楽のお仕事現場に潜入。今回は、音楽ライター。
◆ぱすかリズム(パスカル・ドゥヴァイヨン)
 著者はベルリン芸術大学教授。「音楽」「ピアノ」「指導」をキーワードにして、独特のユーモアを織り交ぜながらエッセイを綴ります。
◆音の歳時記(江口文子)
 門下から国際的に活躍する数多くのピアニストを輩出している筆者による日本人特有の、そして音楽家ならではの感性が光るエッセイです。
◆「先生力」スキルアップ講座(大場ゆかり)
 「演奏技術」のほかにも、「見通す力」「促す力」等、指導者にはさまざまな「先生力」が求められます。この「先生力」を高めるために有効な行動科学や心理学の分野で用いられる考え方、心理的スキルトレーニングの技法を、具体的に紹介していきます。
◆簡単! 便利! デジタルなレッスン
 東京・神楽坂で開催された「ICT music session~音楽レッスンにおける電子テクノロジーの可能性~」の模様をレポートします。ナビゲーターは、以前の当連載で執筆していた、京都女子大学教授の深見友紀子氏。
◆ピアノの先生 コミュニティ訪問(奈良井巳城)
 ピアノの先生たちの活動内容やメンバーの素顔を紹介。コミュニティから寄せられた記事のリクエストにもお応えします。今回は「ピティナ大阪つばさステーション」。リクエストは、奈良井巳城氏による「保護者の協力を得るための声がけの工夫」。
◆生徒と見たい聴きたいCD&DVD(百瀬 喬)
 最近リリースされた音楽ソフトからピアノ教室におススメの1枚をご紹介します。
◆ムジカ図書館(山本美芽)
 ピアノ教本研究家が、指導者・学習者双方に役立つ本をご紹介します。
◆楽譜調査室(小貫ひろみ、春畑セロリ)
 「調査1」は「発表会の曲」。普段のレッスン曲を使って、手軽にできる形式で音楽劇『くるみ割り人形』に初挑戦した、小貫ひろみ先生の教室のプログラムです。
 「調査2」の「オントモ楽譜情報」では、春畑セロリ氏による『できるかな ひけるかな』シリーズのレッスン内容をご紹介します。
◆今月のプレトーク 大友 剛(堀江昭朗)
 今、もっとも注目したいアーティスト、教育者などにインタビューします。
◆ムジカ ザ スポットライト(イェルジ・スティルチンスキ、日本クラシックソムリエ協会)
 いま話題のあの方から、「ムジカノーヴァ」読者へ向けたメッセージをお届けします。
◆演奏会批評(雨宮さくら、石川哲郎、大久保 賢、河原 亨、高瀬佳子、時 幹雄、野平多美、早川立大、原 明美、伴 玲児、道下京子)
◆あんな話・こんな話(秋末直志)
 短いコラムの中に、レッスンのヒントがぎっしり。先生の説明力アップをお手伝いします。
◆ムジカ情報館
 「セミナー」(8/25~9/30)と「コンクール&オーディションetc.」(予選・第1次選考・音源審査etc.:12/1~12/31)

[教材]
◆想像しよう!考えよう! 音楽図鑑(佐野真澄)
 イラストや写真を見て、質問に答え、想像を膨らませる。そして、思い描いたイメージを音楽表現に生かす。そんなレッスンを提案する教材です。今月は『19世紀のモスクワ~チャイコフスキーが見た風景』。
◆ムジカノーヴァ 子ども音楽塾(湯浅玲子)
 生徒さんの「なぜ」「どうして」に答える不定期連載。「ピアノが描いた世界を巡ろう」シリーズの「その3」は、「ファンタジーの世界に住む動物たち」。
◆ムジカばーばの 突撃!となりのレッスン室(石嶺尚江、吉田しんこ)
 ピアノ指導において大切なことを、ムジカばーば(ピアノの先生応援キャラクター)が日本中を旅しながら全国各地の先生方へ伝えていきます。
◆トレーニング タイム
・譜読み編(松下恵子)
 習い始めの“超初心者”にオススメの譜読みトレーニングです。
・リズム編(松下恵子)
 音やメロディーを思い浮かべながら取り組めるリズム課題です。
・初見編(高橋千佳子)
 楽譜の「予見」をするためのヒントが満載の内容です。
◆講座
・音を感じる新曲視唱(高橋千佳子)
 長年ソルフェージュ教育に携わる筆者による、音の機能を感じるための新曲視唱課題。レッスン曲の演奏でも活かされる歌心を育てます。
・耳を開く聴きとり術講座 コード編(樹原涼子)
 正確に聴きとるだけでなく、音楽が心に働きかける元に興味を持ってもらうための聴音。「曲の中のドミナントモーション」を聴きとります。
・うどんの鍵盤にさわらない わくわく譜読み大作戦!(佐久間あすか)
 音楽が大好きなイヌの「うどん」とネコの「フヨ美先生」。彼らと一緒に譜読みの方法を楽しく身につけます。
・三要素の城2(伊東光介)
 さまざまなジャンルの実作品を使って音楽の基礎を学ぶ、ストーリー仕立ての楽しい教材です。
・楽譜に隠されたヒントを探せ!(轟 千尋)
 どんなふうに弾いたらいいかのヒントを与えてくれる“大切な音や和音”等を、「ひんとくん」と「おんぷちゃん」と一緒に発見していきます。
◆楽譜
・ぴっぽん おはよう!(春畑セロリ)
 主人公が「わっぽん」の弟「ぴっぽん」に変わり、内容もぐっと易しくなりました。ユーモアあふれる絵と春畑セロリ先生のオリジナル曲で、想像力をめいっぱい働かせながら、ピアノを弾くために必要なことを学んでいきます。
・ゆめの くにの ものがたり(轟 千尋)
 お話付きピアノ曲(ソロ&連弾)。お話の主人公は教材を使う生徒さん。主人公が何か出来事に遭遇するたびに、曲の主題がさまざまな雰囲気に変化していきます。
・音の宝石箱(安倍美穂)
 子どもたちが大好きなポピュラー作品を、彼らのやる気を引き出す工夫満載のアレンジでお届けします。今月の曲は、《おどるポンポコリン》。
・コンサートサロン(後藤ミカ)
 名曲連弾シリーズ。今月の曲は《遠き山の夕焼け》(原曲:交響曲第9番『新世界より』(ドヴォルジャーク)、《夕焼け小焼け》(草川 信))。今回で最終回です!
◆ドリル
・「わお!ん」ぬりえ
 4色の色鉛筆を使って長三和音、短三和音、増三和音、減三和音を塗り分けるドリル。ヒントを参考にし、また、動物たちの「わお!」と驚いている表情を楽しみながら、三和音の知識を身につけることができるようになっています。

〔9月号で取り上げた曲一覧〕※括弧内は取り上げた記事のタイトル
イギリス民謡:クリスマス おめでとう(楽譜調査室)
織田哲郎:おどるポンポコリン(音の宝石箱)
樹原涼子:コアラコアラ(『ピアノランド①』より)(耳を開く聴きとり術講座)
ギロック:インディアンの戦いのうた(楽譜調査室)
ギロック:人魚の歌(『叙情小曲集』より)(ムジカノーヴァ 子ども音楽塾)
ギロック:魔女の猫(『叙情小曲集』より)(ムジカノーヴァ 子ども音楽塾)
草川 信:夕焼け小焼け(コンサートサロン)
クーラウ:ソナチネop.55-1 第2楽章(耳を開く聴きとり術講座)
グリーグ:風の精(『抒情小曲集』より)(ムジカノーヴァ 子ども音楽塾)
グリーグ:妖精のおどり(『抒情小曲集』より)(ムジカノーヴァ 子ども音楽塾)
讃美歌:良きウェンセスラス王(楽譜調査室)
シャーマン兄弟:小さな世界(楽譜調査室)
シューマン:最初の悲しみ(楽譜調査室)
チャイコフスキー:金平糖の精の踊り(『くるみ割り人形』より)(三要素の城2)
チャイコフスキー:小さな序曲、行進曲、アラビアの踊り、中国の踊り、ロシアの踊り“トレパーク”、葦笛の踊り、金平糖の踊り、花のワルツ(『くるみ割り人形』より)(楽譜調査室)
チェルニー30番より第11番(脱力奏法のトレーニング)
チェルニー30番より第12番(脱力奏法のトレーニング)
チェルニー30番より第25番(脱力奏法のトレーニング)
ドヴォルジャーク:交響曲第9番『新世界より』(コンサートサロン)
トンプソン:妖精のハープ(『現代ピアノ教本①』より)(ムジカノーヴァ 子ども音楽塾)
バダジェフスカ:乙女の祈り(楽譜調査室)
春畑セロリ:ゆきのあさ(『すきなおと、ひこう』より)(楽譜調査室)
ピアポント:ジングルベル(楽譜調査室)
フランス民謡:アロエッテ(楽譜調査室)
ブルクミュラー:第13番《雷雨》(『18の練習曲集』より)(楽譜調査室)
ブルクミュラー:第19番《アヴェ・マリア》(『25の練習曲集』より)(楽譜調査室)
ブルクミュラー:第12番《お別れ》(『25の練習曲集』より)(わくわく譜読み大作戦!)
ブルクミュラー:第21番《天使たちの合唱》(『25の練習曲集』より)(ムジカノーヴァ 子ども音楽塾)
ブルクミュラー:第13番《なぐさめ》(『25の練習曲集』より)(わくわく譜読み大作戦!)
ベートーヴェン:ソナチネ ト長調 Anh.5-1(コンクールetc.課題曲Lecture)
ベートーヴェン:ト長調のメヌエット(楽譜調査室)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第32番 第2楽章(ぱすかリズム)
ヘンデル:ブレ(バッハへの道)
モーツァルト:メヌエット(セレナード K.525より)(楽譜調査室)
湯山 昭:バウムクーヘン(『お菓子の世界』より)(楽譜調査室)
ラヴェル:オンディーヌ(『夜のガスパール』より)(ムジカノーヴァ 子ども音楽塾)
ラヴェル:スカルボ(『夜のガスパール』より)(ムジカノーヴァ 子ども音楽塾)
リスト:小人の踊り(『2つの演奏会用練習曲』より)(ムジカノーヴァ 子ども音楽塾)
リスト:メフィストワルツ 第1番(ムジカノーヴァ 子ども音楽塾)