• ムジカノーヴァ 2014年12月号

雑誌 ムジカノーヴァ

ピアノを教える人、学ぶ人の雑誌

ムジカノーヴァ 2014年12月号

  • 頭が真っ白、手足の震え etc.“あがり”克服!
定価
922円 (本体838円+税)
判型・頁数
A4変
発行年月
2014年11月
商品コード
181412

完売のため、お取り扱いできません。
ご了承ください。

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内容紹介

[特集]
頭が真っ白、手足の震え etc.“あがり”克服!

◆自分でできる心理療法を使って緊張や不安を軽減(村川なおり)
 アメリカで開発された心理療法による施術を行い、成果を上げているセラピストが、“あがり”の対策に特化して、手軽にできるセルフケアの方法を伝授します。
◆本番で実力を発揮するための“あがり症”克服トレーニング(豊田早苗)
 「あがり症克服プログラム」で知られる「とよだクリニック」院長の筆者が、「ふだんのトレーニング」と「本番直前に行うトレーニング」に分けて、わかりやすく指導します。
◆緊張する自分を否定せずうまく付き合う方法(佐久間あすか)
 ピアニストとしてさまざまなステージに立つ筆者が、実体験をもとに、“あがり”とどう向き合うべきかを考察。実姉のピアニストで、学生時代に心理学も専攻していた朝岡さやか氏との誌面対談もお届けします。
◆効果は? 安全性は? あがり症の治療薬(植村秀治)
 「あがり症」の専門クリニックの院長が、プロの演奏家にもお墨付きをもらったという治療薬の最新情報を紹介します。

[今月の1曲]ランゲ 兵隊の行進

[今月の1曲 連動企画]
◆音楽ミュージアム 第3回
 お嬢さまは、ピアノが上手すぎてはいけません(湯浅玲子)
 「今月の1曲」に関連する絵や写真を掲載し、作曲家の生涯や作品の時代背景など、幅広い知識を提供する「ふりがな」付き「読み物教材」。今月号では19世紀のピアノレッスンの様子を描いた絵画を掲載しています。
◆ランゲの音楽は、どんな背景から生まれたか(長野俊樹)
 ランゲが活躍した時代の特徴をまとめた「ふりがな」付き「読み物教材」。なぜ、彼が400曲をこえる作品を残すことができたのか、時代背景から推測します。
◆誌上講座① アナリーゼ(秋末直志)
 自分なりの答えを導き出し、それを主張するように弾こう!
 どんな兵隊なのか、行進はどうなっていくのか…。ランゲが描こうとしたものを、楽譜をもとに探っていきます。
◆誌上講座② 指導法
 能率が上がりかつ音楽的な練習のヒント(中井正子)
 ピアニストとして、また指導法セミナーの講師として活躍する筆者が、「今月の1曲」の楽譜に沿って、生徒の練習をどう導いたらよいかの道筋を提案します。
◆今月の1曲 練習課題①ソルフェージュ(荒尾岳児)
 さまざまな「行進曲」に触れることによって、曲の性格を自発的に考えるきっかけとすることをねらいとした課題です。
◆今月の1曲 練習課題②エチュード(二本柳奈津子)
 「今月の1曲」を演奏する際に必要となるテクニックを身につけるためのエチュード集。今月号では、「装飾音符がついた8分音符のための」「左手がころばないようにするための」「和音のバランス作りのための」エクササイズなどを掲載しています。
◆今月の楽譜① ベスのピアノ物語 2ndシーズン(スーパーキッズ)
 「ベスのピアノ物語」が、2ndシーズン【オカピさんの魔法の五線紙】となってスタート。誰もが知っている童謡が、素敵なピアノ曲として大変身します。今月の曲は、《森のくまさん、ショパンに出会った。②》。童謡《森のくまさん》が、数々のショパンの名曲に出会います。
◆今月の楽譜② 大きな古時計(大友 剛)
 シンプルでオシャレなアレンジが施された、名曲《大きな古時計》の連弾楽譜。譜読みが苦手な生徒さんも楽しんで演奏できるよう、プリモパートは片手用の譜面になっています。

[特別付録]
◆教材ポスター おとのかいだん(佐野由美子)
 約380ミリ(横)×277ミリ(縦)の教材ポスター。レッスン室に貼っても良し、必要なときに取り出して使っても良し、使い方は、先生方のアイディア次第です。

[トピックス]
◆クリスマス 読者プレゼント
 読者の皆様に、日頃の感謝の気持ちを込めて「2015年カレンダー」「クリスマス限定グッズ」「ムジカノーヴァオリジナルグッズ」をご用意しました!
◆誌上再現レポート「バッハづくし~バッハが教えてくれること」(工藤啓子)
 さまざまな角度からバッハの指導法を学ぶセミナー「バッハづくし~バッハが教えてくれること」から、ピアニスト・作曲家の土田英介氏による「第2講座」の一部をレポート。「演奏のための分析講座」と題して、《インヴェンション 第1番》を生き生きと演奏するためのヒントが提供されます。
◆読譜力の基礎を作る5つのステップ(松下恵子)
 「ムジカノーヴァ ピアノの先生応援セミナー」との連動企画。導入期の譜読み指導で成果を上げている筆者が、毎回のレッスンで3分間取り入れるだけで進歩を実感させる譜読み指導の手順を解説します。
◆指導者としての活動の幅を広げるオカリナ指導者への道(立木左絵、田村佳菜子)
 全国でオカリナ教室を展開中のライリッシュ・オカリナ連盟では、生徒急増のため、講師を募集中。ピアノ指導者と並行して同連盟の講師になる人も多いとのことで、まずはピアノ指導者にオカリナを体験していただくことにしました。
◆誌上再現レポート「近藤嘉宏 公開レッスン」(船越理恵)
 人気ピアニストによる公開レッスン。ピアノ愛好家の成人女性が受講した『ショパン:ワルツ第14番 ホ短調 遺作』のレッスンの模様を、抜粋してお届けします。
◆おおしろ会 ピアノフェスタ(大崎妙子)
 2歳から86歳まで、約100名が参加する発表会を開催した筆者が、この大イヴェントを通じてピアノ教師である幸せを再認識した過程を綴った感動のレポート。

[連載]
◆コレに注目!
 グッズ、グルメ、楽器等々、注目のアイテムを毎号1つずつ紹介していきます。今回は特集連動企画で「ブレンドエッセンシャルオイル」。
◆プロフェッサー探訪 渡辺健二(堀江昭朗)
 国内外の大学で教鞭をとる教育者へのインタビューシリーズ。第3回は、東京藝術大学の渡辺健二教授です。ピアニストとして活躍しながら、30年にわたって教授活動を続けています。
◆レッスン密着レポ 安倍美穂(飯田有抄)
 話題・注目の指導者によるレッスンの模様を誌上で再現する隔月連載。レッスン全体の流れ、指導ポイント、効果的な練習法、先生へのインタビュー等、盛りだくさんの中身です。
◆あんな話・こんな話(秋末直志)
 短いコラムの中に、レッスンのヒントがぎっしり。先生の説明力アップをお手伝いします。
◆パリ レッスンpromenade(船越清佳)
 パリ在住の筆者が、フランスで定評のある指導者のレッスンの中から即実践できるアイディアを紹介していく隔月連載。パリ発の最新情報をお届けします。
◆ぱすかリズム(パスカル・ドゥヴァイヨン)
 著者はベルリン芸術大学教授。「音楽」「ピアノ」「指導」をキーワードにして、独特のユーモアを織り交ぜながらエッセイを綴ります。
◆音の歳時記(江口文子)
 門下から国際的に活躍する数多くのピアニストを輩出している筆者による日本人特有の、そして音楽家ならではの感性が光るエッセイです。
◆バッハへの道(北村智恵)
 「バッハは苦手」「生徒に教える自信がない」という方々を、「本当は楽しいインヴェンション」に通ずる道へとお連れします。
◆「先生力」スキルアップ講座(大場ゆかり)
 「演奏技術」のほかにも、「見通す力」「促す力」等、指導者にはさまざまな「先生力」が求められます。この「先生力」を高めるために有効な行動科学や心理学の分野で用いられる考え方、心理的スキルトレーニングの技法を、具体的に紹介していきます。
◆知っておきたい!幼児の特性(中嶋恵美子)
 ピアノを習い始めて1年未満の生徒によく見られる“気になる”言動の数々。それらにどう対応したらいいのか、幼児の特性を踏まえた適切な指導法を考えていきます。
◆楽譜調査室(江本純子/五味こずえ)
 「調査1」は「発表会の曲」。初めて室内楽を取り入れた江本純子先生の教室の発表会プログラムを見せていただきました。
 「調査2」の「オントモ楽譜情報」では、伊藤康英氏による『ぐるぐるピアノシリーズ ハノンのハ』の魅力と効果的な活用法を、氏のセミナーによくゲスト出演されているピアノ指導者、五味こずえ先生にうかがいました。
◆ピアノの先生コミュニティ訪問(遠藤蓉子)
 ピアノの先生たちの活動内容やメンバーの素顔を紹介。コミュニティから寄せられた記事のリクエストにもお応えします。今回は「勉強会パレット」。リクエストは、遠藤蓉子氏による「レッスンに集中しない小さい男の子への対応法」。
◆簡単! 便利! デジタルなレッスン(佐久間留美)
 筆者は、電子ピアノやキーボードもレッスンに活用するピアノ指導者。電子ピアノで自宅練習する生徒が増えている現状を踏まえ、そうした生徒に対して指導者が特に注意すべき点を挙げていただきました。
◆生徒と見たい聴きたいCD&DVD(百瀬 喬)
 最近リリースされた音楽ソフトからピアノ教室におススメの1枚をご紹介します。
◆ムジカ図書館(山本美芽)
 ピアノ教本研究家が、指導者・学習者双方に役立つ本をご紹介します。
◆今月のプレトーク 田崎悦子(堀江昭朗)
 今、もっとも注目したいアーティスト、教育者などにインタビューします。
◆ムジカ ザ スポットライト(スタインウェイ・ジャパン/ミュージック・フォ・リビング)
 いま話題のあの方から、「ムジカノーヴァ」読者へ向けたメッセージをお届けします。
◆演奏会批評
 9/4~10/1の演奏会より(雨宮さくら、石川哲郎、岡田敦子、柴田龍一、時 幹雄、野平多美、原 明美、伴 玲児、道下京子)
◆あんな話・こんな話(秋末直志)
 短いコラムの中に、レッスンのヒントがぎっしり。先生の説明力アップをお手伝いします。
◆ムジカ情報館
 「セミナー」(11/25~12/30)と「コンクール&オーディションetc.」(予選・第1次選考・音源審査etc.:2015/3/1~3/31)

[教材]
◆ドリル
・ふよみ かけっこ
 先月号で掲載した「ふよみかけっこ」の第2弾。今回出てくる音符は「イ~ホ(・)」です。譜読みのスピードアップの実現を目指し、時間を計って記入する欄も設けています。
◆楽譜
・ぴっぽん おはよう!(春畑セロリ)
 主人公が「わっぽん」の弟「ぴっぽん」に変わり、内容もぐっと易しくなりました。ユーモアあふれる絵と春畑セロリ先生のオリジナル曲で、想像力をめいっぱい働かせながら、ピアノを弾くために必要なことを学んでいきます。
・音の宝石箱(安倍美穂)
 子どもたちが大好きなポピュラー作品を、彼らのやる気を引き出す工夫満載のアレンジでお届けします。今月の曲は、テレビ東京系アニメ「妖怪ウォッチ」オープニングテーマ《ゲラゲラポーのうた》。
◆講座
・耳を開く聴きとり術講座 コード編(樹原涼子)
 正確に聴きとるだけでなく、音楽が心に働きかける元に興味を持ってもらうための聴音。「曲の中のドミナントモーション」を聴きとります。

〔12月号で取り上げた曲一覧(「今月の1曲」以外の作品)〕※括弧内は取り上げた記事のタイトル
アメリカ民謡:森のくまさん(今月の楽譜①)
伊藤康英:『ハノンのハ』より《ぐるぐる間奏曲》(楽譜調査室)
伊藤康英:『ハノンのハ』第5番(楽譜調査室)
伊藤康英:『ハノンのハ』第6番(楽譜調査室)
菊谷知樹:ゲラゲラポーのうた(音の宝石箱)
菊谷知樹:ようかい体操第一(レッスン密着レポ)
グルリット:マーチ Op.210-23(誌上講座① アナリーゼ)
シューベルト:軍隊行進曲(練習課題① ソルフェージュ)
シューマン:勇敢な騎士(トリオ)(楽譜調査室)
ショパン:ワルツ 第14番 ホ短調 遺作(誌上再現レポート「近藤嘉宏 公開レッスン」)
ショパン:エチュード op.10-1(耳を開く聴きとり術講座)
ショパン:革命のエチュード Op.10-12(今月の楽譜①)
ショパン:葬送行進曲(練習課題① ソルフェージュ)(今月の楽譜①)
ショパン:ノクターン Op.9-2(今月の楽譜①)
ショパン:ポロネーズ 第6番 Op.53(今月の楽譜①)
チャイコフスキー:『くるみ割り人形』より《花のワルツ》(デュオ)(楽譜調査室)
チャイコフスキー:フランスの古い歌(トリオ)(楽譜調査室)
バスティン:ハロウィンの魔女(デュオ)(楽譜調査室)
バスティン:タランテラ(デュオ)(楽譜調査室)
J.S.バッハ:アンナ・マグダレーナ・バッハのクラヴィーア小曲集 より ミュゼット ニ長調(バッハへの道)
J.S.バッハ:イギリス組曲 第3番 より ガヴォットⅡまたはミュゼット(バッハへの道)
J.S.バッハ:イギリス組曲 第6番 より ガヴォットⅡ(バッハへの道)
J.S.バッハ:インヴェンション第1番(誌上再現レポート「バッハづくし」)
J.S.バッハ:2つのメヌエット(トリオ)(楽譜調査室)
ベートーヴェン:ソナタ 第5番 op.10-1 第1楽章(耳を開く聴きとり術講座)
ベートーヴェン:ソナチネ ト長調 第1楽章(デュオ)(楽譜調査室)
ヘンリー・クレイ・ワーク:大きな古時計(今月の楽譜②)
フランス民謡:きらきら星(楽譜調査室)
ベイ:ジェッディン・デデン(練習課題① ソルフェージュ)
ボヘミア民謡:ぶんぶんぶん8(楽譜調査室)
モーツァルト:アレグロ(トリオ)(楽譜調査室)
モンティ:チャルダーシュ(楽譜調査室)
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第2番 第1楽章(楽譜調査室)
ランゲ:刈り入れ時(誌上講座② 指導法)
ワーグナー:結婚行進曲(練習課題① ソルフェージュ