• ムジカノーヴァ 2012年10月号

雑誌 ムジカノーヴァ

ピアノを教える人、学ぶ人の雑誌

ムジカノーヴァ 2012年10月号

  • 家事・育児・介護と両立!輝いている先生のヒミツ
  • 通巻500号記念・特別付録:教材ポスター「Piano作曲家ツリー」
定価
922円 (本体838円+税)
判型・頁数
A4変
発行年月
2012年9月
商品コード
181210

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内容紹介

[特集]
家事・育児・介護と両立! 輝いている先生のヒミツ

◆特別対談 渡部由記子×多喜靖美(荒木淑子)
 特集テーマの提案者である「ジャスミンKOMAEステーション」代表、同じくピティナステーションのひとつ「日比谷ゆめステーション」代表。おふたりの輝いているピアノの先生による対談です。
◆column 上田理恵子 マザーネット代表取締役
 仕事と家事・子育ての両立に悩んだ自身の体験を生かして保育・家事代行会社を設立した筆者から、ピアノの先生へのアドバイス。
◆輝いているピアノ教師が語る両立の工夫 ①子育て編
(江藤志織、緒方ヤヨイ、柴崎佳子、須藤美帆、竹内 香、鈴木直美)
 親を頼れる場合と頼れない場合に分け、仕事面と生活面における工夫を語ってもらいました。
◆輝いているピアノ教師が語る両立の工夫 ②介護編
(細川莉夏、松尾英美 ほか)
 仕事面や生活面、ストレス対策、心の支えについて語ってもらいました。
◆column 吉川 浩 「介護110番」主宰
 介護に関する相談などを書き込めるサイトを運営する筆者が、介護をしながらレッスン時間を捻出する方法をアドバイス。
◆interview ももせいづみ(山本美芽)
 “心地よくラクチンな「暮らし」「生き方」「働き方」”などを発信し続ける筆者から、忙しいピアノの先生方が心豊かに暮らすためのヒントを教えていただきました。

[とじ込み付録]
◆通巻500号記念特別付録:Piano作曲家ツリー(監修:湯浅玲子)
 大樹の根元から天に向かって、作曲家が生誕年順に並んでいます。大樹の幹(中心)にJ.S.バッハを置き、可能な限り国ごとに、まとめて配置、友人、師弟関係にあった作曲家たちなど、関係の深い作曲家同士は近くに配置。レッスン室の壁に張って、生徒さんと一緒に。「この時代の人たちは、カツラをかぶっているね」「ブルクミュラーと同じころに生まれた作曲家には、どんな人がいるかな?」「バイエルって、どんな顔をしていたんだろう・・・」等々、楽しく会話しながら、生徒さんたちの音楽史への興味を育んでください!

[カラー]
◆音楽のチカラ 音楽のココロ(尾崎美穂)
 音楽が持っているさまざまな力をイラストレーターの尾崎美穂さんの美しい絵でお届けする連載。絵を見ながら生徒さんと音楽について語り合う機会をぜひ設けてください。
◆想像しよう!考えよう! 音楽図鑑(佐野真澄)
 イラストや写真を見て、質問に答え、想像を膨らませる。そして、思い描いたイメージを音楽で表現してみる。そんなレッスンを提案する教材です。今月のテーマはピアノレッスンに欠かせない「メトロノーム」。
◆「爪を切りなさい」の言葉より デコ爪切りのプレゼント!
 爪を切ってくる約束を忘れがちな生徒さんに、先生手作りのキラキラ爪切りをプレゼントしてはいかがでしょう?

[トピックス]
◆ Special Interview1 益川敏英
 通巻500号特別インタビュー。一人目は、2008年にノーベル物理学賞を受賞した益川敏英氏。益川流クラシック音楽の楽しみ方とは?
◆ Special Contribution 古屋晋一
 通巻500号特別寄稿。音楽演奏科学者の古屋氏に、これからのピアノ教育に望むことをご執筆いただきました。
◆ Special Interview2 小渕優子(道下京子)
 通巻500号特別インタビュー。二人目は、衆議院議員の小渕優子さん。お二人のお子さんとの関わりの中で、小渕さんが「ピアノを習ってて、よかった」と思う瞬間とは?
◆ピアノの先生応援セミナー特別編 公開レッスンの曲目決定!
 10月9日に開催する500号記念セミナーの情報。皆様のお越しをお待ちしております!
◆ピアノランドフェスティバル2012(高瀬研二)
 メソッド『ピアノランド』シリーズの著者、樹原涼子氏によるフェスティバル。例年よりさらに進化したステージの模様をレポートします。
◆ヤマハグランドピアノ「CXシリーズ」が世界同時発売
◆「生徒さんの 名言・迷言・エピソード」グランプリ決定!
 通巻500号を記念して募集した「名言・迷言」。数ある応募作品から選ばれたグランプリを発表します!
◆特別対談 加羽沢美濃×鬼久保美帆(堀江昭朗)
 ピアニストを中心とした特別対談。NHKの「ららら♪クラシック」の司会者としても活躍する加羽沢美濃さんと、同じく音楽番組であるテレビ朝日の「題名のない音楽会」でプロデューサーである鬼久保美帆さんの後編です。
◆日本ピアノ教育連盟 講座Ⅰ タマーラ・コーラス
 8月6日に行われたモスクワ音楽院附属中央音楽学校のベテラン指導者による公開レッスンの一部を、誌上で再現。
◆こどもの音楽再生プロジェクト(堀江昭朗)
 坂本龍一氏と全国楽器協議会が発起人となり設立された「こどもの音楽再生基金」。主に東日本大震災で被災した地域の学校へ支援活動を行っています。その様子を一部、ご紹介いたします。
◆「第6回東邦ピアノセミナー」レポート
 毎年恒例の東邦ピアノセミナー。今年も7月29日に東邦音楽大学で開催され、大盛況を博したその内容をレポートします。
◆松本あすかの 電子ピアノ『プラスαレッスン術』

[連載]
◆楽譜調査室(木村佐織 他)
 ピアノ教師たちが“本当に使える楽譜”を調査・報告します!
・ まるごと1冊徹底調査:キックオフ!
・ テーマ別おススメ曲一覧(今月のテーマ:手の交差・グリッサンドなどで、視覚にうったえる曲)
・ オントモ楽譜情報:ドビュッシーピアノ作品集(全9巻)
◆続 時間がくれたもの(江口文子)
 多くのピアニストを育てた江口文子先生。2008年に本誌で連載し、好評だったエッセイの続編です。
◆私のイチ押しお取り寄せ(仲道郁代)
 お馴染みの演奏家や音楽教育家がおススメするお取り寄せ品とは?
◆ムジカばーばのハローワーク 第10回 音楽雑誌編集者(吉田しんこ)
 ピアノの先生応援キャラクター「ムジカばーば」が、鋭い観察力と旺盛な好奇心を生かし、音楽のお仕事現場に潜入取材。今回の取材先は、なんと「ムジカノーヴァ」編集部!
◆より音楽的なブルクミュラー(田中麗子)
 レッスンの定番曲である練習曲集を、より音楽的に演奏するための奏法を考察します。
◆24の前奏曲に見るドビュッシーの肖像(パスカル・ドゥヴァイヨン)
 ベルリン芸術大学教授の筆者による誌上レッスン。今年生誕150年を迎えたドビュッシーの前奏曲を取り上げ、その音色の秘密に迫ります。
◆バッハへの道(北村智恵)
 「バッハは苦手」「生徒に教える自信がない」という方々を、「本当は楽しいインヴェンション」に通ずる道へとお連れします。
◆レッスンしましょ!Part2(武本京子)
 演奏や指導のポイント、具体的な練習法などを、譜例をふんだんに使って解説していきます。今回は8月号の続編で、ブルクミュラーの《バラード》。
◆簡単! 便利! デジタルなレッスン
 1月号で募集した読者モニター。当選された方から届いたレポートを一部ご紹介します。今回は楽譜作成ソフト編です。
◆今月のプレトーク 佐藤卓史/みやこし あきこ(堀江昭朗)
 今、もっとも注目したいアーティスト、教育者などにインタビューします。
◆ムジカ ザ スポットライト 斎藤雅広/田中麗子
 いま話題のあの方から、「ムジカノーヴァ」読者へ向けたメッセージをお届けします。
◆生徒と見たい聴きたいCD&DVD(百瀬 喬)
 最近リリースされた音楽ソフトから:ブルグミュラー兄弟(佐藤卓史:ピアノ)
◆ムジカばーばのレッスン室(石嶺尚江、吉田しんこ)
 ピアノ指導のコツが学べる一コマ漫画です。ムジカばーばが発する一言に注目!
◆ムジカ図書館(山本美芽)
 ピアノ教本研究家が、指導者・学習者双方に役立つ本をご紹介します。
◆演奏会批評
 5/27~6/22の演奏会より(雨宮さくら、石川哲郎、壱岐邦雄、大久保 賢、河原 亨、柴田龍一、時 幹雄、原 明美、伴 玲児、道下京子、横原千史)
◆あんな話・こんな話(秋末直志)
 短いコラムの中に、レッスンのヒントがぎっしり。先生の説明力アップをお手伝いします。

[教材]
◆すきま時間で差をつけろ(岳本恭治)
 月替わりの筆者が、“すきま時間”にできるピアノ上達の秘訣を紹介します。今月は、「脱力奏法のためのトレーニング②」。
◆トレーニング タイム
・譜読み編(松下恵子)
・リズム編(松下恵子)
・初見編(高橋千佳子)
 毎月それぞれのトレーニング課題集を掲載します。
◆ムジカノーヴァ王国
・三要素の城(伊東光介)
 リズム、メロディー、ハーモニーの各々と、それらの密接なつながりを、ストーリー仕立てで楽しく学びます。
・音の宝石箱(安倍美穂)
 子どもたちが大好きなポピュラー作品を、彼らのやる気を引き出す工夫満載のアレンジでお届けする新連載。
・譜読みの島(松本あすか)
 音楽が大好きなイヌの「うどん」とネコの「フヨ美先生」。彼らと一緒に譜読みの方法を楽しく身につける新連載。
・コンサートサロン(後藤ミカ)
 5指ポジションで弾ける名曲連弾シリーズ。今月の曲は《子犬のうんどう会》(原曲:子犬のマーチ&子犬のビンゴ)
◆わっぽん だいぼうけん~絵で弾くテクニック~(春畑セロリ)
 ユーモアあふれる絵と春畑セロリ先生のオリジナル曲で、想像力をめいっぱい働かせながらさまざまなテクニックを学んでいきます。
◆音を感じる新曲視唱(高橋千佳子)
 長年ソルフェージュ教育に携わる筆者による、音の機能を感じるための新曲視唱課題。レッスン曲の演奏でも活かされる歌心を育てます。
◆耳を開く聴きとり術講座 コード編(樹原涼子)
 正確に聴きとるだけでなく、音楽が心に働きかける元に興味を持ってもらうための聴音。「コード編」では、和音を聴きとる耳を育てます。
◆楽譜に隠されたヒントを探せ!(轟 千尋)
 どんなふうに弾いたらいいかのヒントを与えてくれる“大切な音や和音”を、様々な実験を交えつつ、わかりやすく紹介していきます。
◆今月の楽譜(ドリル付き)(轟 千尋)
 今回はドリルで読んだ音が素敵な楽曲に変身する、ドリルと楽譜の連動企画。読んだ音にどうやって色や表情などを付けていくか。生徒さんと一緒に楽しみながら取り組んでください。


[10月号で取り上げた曲一覧]
※括弧内は取り上げた記事のタイトル
・アメリカ民謡:子犬のビンゴ(コンサートサロン)
・伊藤康英:《こんちゅうくみきょく》より〈ヘラクレスオオカブト〉(楽譜調査室)
・井上武士:《デュエットゥ:踊る連弾 歌う連弾》より〈チューリップ・ボサノヴァ〉(楽譜調査室)
・外国曲:子犬のマーチ(コンサートサロン)
・M.ガビュ:《こどものための現代フランスピアノ小品集2》より〈遊び〉(楽譜調査室)
・ギロック:《こどものためのアルバム》より〈雨の日のふんすい〉(楽譜調査室)
・ギロック:《ピアノピースコレクション》より〈秋がきた〉(楽譜調査室)
・ギロック:《アクセントオン1》より〈ピクシーズ(妖精たち)〉(楽譜調査室)
・後藤ミカ:《ブルグミュラーでお国めぐり お話ピアノ連弾曲集2》より〈マリアにラブソングを〉(楽譜調査室)
・スカルラッティ:ソナタL.358 第1楽章(楽譜調査室)
・田中カレン:《光のこどもたち》より〈サンゴ礁〉(楽譜調査室)
・チェルニー:《30番練習曲》より 第18 番(タマーラ・コーラス公開講座)
・チャイコフスキー:《子供のためのアルバム》作品39より〈甘い夢〉(タマーラ・コーラス公開講座)
・ディアベリ:ソナチネOp.151-1 第2楽章(楽譜調査室)
・デュセック:ソナチネ 作品20-1 第1楽章(24の前奏曲に見るドビュッシーの肖像)
・テュルク:お城のこだま(バッハへの道)
・テュルク:陽気なハンス(バッハへの道)
・ドイツ民謡:こもりうた(バッハへの道)
・ドビュッシー:前奏曲集 第1集より《雪の上の足跡》(24の前奏曲に見るドビュッシーの肖像)
・ドビュッシー:「ピアノのために」より プレリュード(楽譜調査室)
・J.S.バッハ:《アンナ・マグダレーナ・バッハのためのクラヴィーア小曲集》より〈メヌエット〉ト長調BWV Anh.114(タマーラ・コーラス公開講座)
・ピアソラ(編曲/山本京子):《4手連弾 タンゴ・タンゴ》より〈アレグロ タンガービレ〉(楽譜調査室)
・ピアソラ(編曲/山本京子):リベルタンゴ(楽譜調査室)
・フランス民謡:きらきら星(楽譜に隠されたヒントを探せ!)
・ブルクミュラー:バラード(レッスンしましょ!Part2)
・ブルクミュラー:《25の練習曲》より第7番 澄みきった流れ、第21番 天使たちの合唱(より音楽的なブルクミュラー)
・ベートーヴェン(編曲/加羽沢美濃):歓喜の歌(楽譜調査室)
・ベートーヴェン(編曲/松本あすか):《松本あすかアーティストスコアブック》より〈ワルトシュタイン‐Blanco‐〉(楽譜調査室)
・馬飼野康二:勇気100%~「忍たま乱太郎」(音の宝石箱)
・ラヴェル:「マ・メール・ロア」より 妖精の園(楽譜調査室)