• ムジカノーヴァ 2012年5月号

雑誌 ムジカノーヴァ

ピアノを教える人、学ぶ人の雑誌

ムジカノーヴァ 2012年5月号

  • テクニック・譜読み・暗譜… 左手の実力強化!
定価
922円 (本体838円+税)
判型・頁数
A4変
発行年月
2012年4月
商品コード
181205

完売のため、お取り扱いできません。
ご了承ください。

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内容紹介

[特集]
テクニック・譜読み・暗譜…
左手の実力強化!

◆「実力強化」のために必要な心構え(菊地麗子)
 東京音楽大学教授で、コンクールの審査経験も豊富な著者が、学生の指導や審査で感じた左手の問題点をもとに、練習への取り組み方をアドバイスします。
◆苦手項目別 左手の効果的な練習法~暗譜・譜読み・テクニック~(松本あすか)
 クラシックをはじめさまざまなジャンルの垣根を超えてユニークな演奏活動を続ける著者が、独自に編み出した練習法を一挙公開します。
◆左手を右手の強力なパートナーにするレッスンのポイント(木幡律子)
 豊富な指導経験を持ち、指導者のための講演活動にも精力的に取り組む著者が、生徒が左手に苦手意識を持たないような指導法について考察します。

[とじ込み付録]
◆ミニミニ封筒型メッセージカード
 メッセージを書いて折ると、封筒の形になる可愛いカード。折ったときのサイズが名刺の半分以下で、柄は全6種類。

[カラー]
◆ブルクミュラー 鳥ノオト《アホウドリ》(音の台所)
 毎号違う鳥が登場して、絵と詩でブルクミュラーの世界を案内します。
◆想像しよう!考えよう! 音楽図鑑(佐野真澄)
 イラストや写真を見て、質問に答え、想像を膨らませる。そして、思い描いたイメージを音楽で表現してみる。そんなレッスンを提案する教材です。今月のテーマは「ひばり」。
◆すごいでしょ?
 「もっと音をよく聴いて」「ピアノを叩かないで」・・・何度注意しても生徒さんの演奏に改善の気配なし・・・。そんなとき、この記事を生徒さんに読んでもらって、自分の指先や耳のすごさを実感してもらってはいかがでしょう?
◆6月6日は楽器の日
 全国楽器協会によって制定された記念日について、小さな生徒さんに易しく解説しています。楽器への興味を育むきっかけ作り等にお役立てください。
◆音楽とあそぶネコたちのレッスン・ノート 先着500名様プレゼント
 雨田光弘さんのイラストが随所に使われた『音楽とあそぶネコたちのレッスン・ノート』(アマネコ舎)を、先着500名様にプレゼントします。応募方法は本誌をご覧ください。
◆Report「みみをすます一日」セミナー/コンサート/原画展(工藤啓子)
 町田育弥氏(作曲家)と雨田光弘氏(画家・チェリスト)が出演したイベントの模様をレポートします。『ピアノとソルフェージュの本 みみをすます』(音楽之友社)を使ったモデル・レッスンも行われました。

[トピックス]
◆創刊500号カウントダウン企画 特別対談 舘野 泉×伊熊よし子(前編)(堀江昭朗)
 今回から10月号の創刊500号までお届けする、ピアニストを中心とした特別対談。第1回は、“左手のピアニスト”として活躍の場を広げる舘野泉さんと、音楽ジャーナリストの伊熊よし子さん。
◆岳本恭治のテクニック講座 これが正しい脱力奏法です
 ピアノ奏法の講座を数多く行う著者が、手の疾患の恐れなく脱力奏法を身につけるための、正しいトレーニング法を伝授します。
◆轟さん ありがとう! 夢を叶えてもらったピアノの先生たちの声
 「こんな曲、あったらいいな…」というピアノの先生の夢を叶える、本誌の「今月の楽譜」。このコーナーのために書かれた轟千尋さんの曲が、ピアノ曲集『ぴあの で ものがたり』として出版されたのを機に、ピアノの先生たちが曲の感想などを語ってくれました。
◆特別インタビュー タチアーナ・ゼリクマン(前編)(岡田敦子)
 リフシッツ、コブリン、トリフォノフなど、多数の国際コンクール受賞者を幼少期から育てたモスクワ・グネーシン音楽学校の名教師へのインタビュー前編。
◆耳を使う「譜読み」~視覚にハンディがある生徒を教えるピアノの先生へ(岩井のぞみ)
 著者は、視覚にハンディを持ちながら、アメリカで学び活躍するピアニスト。自らと同じようなハンディを持つ生徒を教える先生に、アドバイスをいただきました。

[連載]
◆レッスン密着レポ 江口文子先生(飯田有抄)
 話題・注目の指導者の教室を訪ね、レッスンの模様を誌上で再現する隔月連載。レッスン全体の流れ、指導ポイント、効果的な練習法、先生へのインタビュー等、盛りだくさんの中身です。今回は、エッセイを連載中の江口先生によるコンサート本番1週間前のレッスンをレポートします。
◆楽譜調査室(山田京子 他)
 現役のピアノ教師たちが“本当に使える楽譜”を調査・報告します!
 ・まるごと一冊徹底調査
 ・テーマ別おススメ曲一覧(今月のテーマ:発表会の企画に合わせて選ぶ(4)「朗読や演劇と音楽を一緒に」)
 ・オントモ楽譜情報
◆レッスンなんでも相談室(岩瀬洋子)
 全国のピアノの先生方の疑問や悩みに答えます! 第2回は沖縄県在住の先生からのご相談です。
◆続 時間がくれたもの(江口文子)
 多くのピアニストを育てた江口文子先生。2008年に本誌で連載し、好評だったエッセイの続編です。
◆私のイチ押しお取り寄せ(池川礼子)
 お馴染みの演奏家や音楽教育家がおススメするお取り寄せ品とは?
◆ワンランク上のモーツァルト~ピアノ・ソナタ ハ長調 K.545~(久元祐子)
 「ピアニスト誌上レッスンシリーズ」の第1弾。ピリオド楽器による演奏活動も活発に行う筆者が、「ワンランク上のモーツァルト」を弾くための秘訣を伝授します。
◆24の前奏曲に見るドビュッシーの肖像(パスカル・ドゥヴァイヨン)
 ベルリン芸術大学教授の筆者による誌上レッスン。今年生誕150年を迎えたドビュッシーの前奏曲集を取り上げ、その音色の秘密に迫ります。
◆バッハへの道(北村智恵)
 「バッハは苦手」「生徒に教える自信がない」という方々を、「本当は楽しいインヴェンション」に通ずる道へとお連れします。
◆レッスンしましょ!Part2(ヴィレム・ブロンズ)
 演奏や指導のポイント、具体的な練習法などを、譜例をふんだんに使って解説していきます。今回はバッハ『インヴェンション』第11番 ト短調。
◆簡単! 便利! デジタルなレッスン(田上奈々)
 ペダルをケーブルで接続するタイプの電子ピアノをお使いの方に朗報! ペダルの滑りを防ぐ楽器専用マットの使用感をレポートします。
◆今月のプレトーク 近藤嘉宏/吉松 隆(堀江昭朗)
 今、もっとも注目したいアーティスト、教育者などにインタビューします。
◆ムジカ ザ スポットライト 田中麗子/岳本恭治
 今話題のあの人から「ムジカノーヴァ」読者に向けたメッセージをお届けします。
◆生徒と見たい聴きたいCD&DVD(百瀬 喬)
 最近リリースされた音楽ソフトから、ピアノ教室で鑑賞したい1枚をご紹介します。
◆ムジカばーばのレッスン室(石嶺尚江、吉田しんこ)
 ピアノ指導のコツが学べる一コマ漫画です。ムジカばーばが発する一言にご注目!
◆ムジカ図書館(山本美芽)
 ピアノ教本研究家が、指導者・学習者双方に役立つ本をご紹介します。
◆演奏会批評
 今月号は1月23日~2月25日の演奏会より。
 (壱岐邦雄、石川哲郎、柴田龍一、野平多美、原 明美、道下京子)

[教材]
◆すきま時間で差をつけろ(森 真奈美)
 月替わりの執筆者が、“すきま時間”にできるピアノ上達の秘訣を紹介します。今月は音楽コラムニストの森真奈美さんによる「連符を“しゃべって”マスターする」。
◆トレーニング タイム
 ・譜読み編(松下恵子)
 ・リズム編(松下恵子)
 ・初見編(高橋千佳子)
  毎月それぞれのトレーニング課題集を掲載します。
◆ムジカノーヴァ王国
 ・三要素の城(伊東光介)
  リズム、メロディー、ハーモニーの各々と、それらの密接なつながりを、ストーリー仕立てで楽しく学びます。
 ・アナリーゼの泉(中森智佳子)
  楽曲の構造や特徴を読み解くアナリーゼの方法を、毎月テーマを決めて身につけます。
 ・リズムの森のポピュラー工房(鈴木正樹)
  “リズムさん”と一緒にリズム打ちをしながら、ポピュラー音楽の演奏に必要なリズムの基礎知識を学びます。
 ・コンサートサロン(後藤ミカ)
  5指ポジションで弾ける名曲連弾シリーズ。今月の曲は《ちょうちょうの日ようび》(原曲:ちょうちょう)。
◆わっぽん だいぼうけん~絵で弾くテクニック~(春畑セロリ)
 ユーモア溢れる絵と、春畑セロリ先生のオリジナル曲で、想像力をめいっぱい働かせながらさまざまなテクニックを学んでいきます。
◆音を感じる新曲視唱(高橋千佳子)
 長年にわたってソルフェージュ教育に携わる著者による、音の機能を感じるための新曲視唱課題。レッスン曲の演奏でも活かされる歌心を育てます。
◆耳を開く聴きとり術講座 コード編(樹原涼子)
 正確に聴きとるだけでなく、音楽が心に働きかける元に興味を持ってもらうための聴音。「コード編」では、和音を聴きとる耳を育てます。
◆おとの かいだん②(佐野由美子)
 2011年7月号~11月号に掲載した「おとのかいだん」の続編。5線と仲良しになってほしい―そんな先生の思いを応援するドリルです。
◆音楽すごろく(須田静香)
 「すごろく」で楽しく遊びながら、記号の名前や意味の確認、リズムの勉強等ができます。
◆楽譜に隠されたヒントを探せ!(轟 千尋)
 どんなふうに弾いたらいいかのヒントを与えてくれる“大切な音や和音”を、毎号ひとつずつ紹介していきます。
◆今月の楽譜(轟 千尋)
 依頼人:湯浅史子 先生/夢の請負人:轟 千尋/曲名:ペダル・プレリュード No.5
 レッスンや発表会で弾く曲を探している先生方は、要チェックです! 今回のシリーズは、大人の初心者向け。


[5月号で取り上げた曲一覧]※括弧内は取り上げた記事のタイトル
岩瀬洋子、田村智子:《ソーヨひめとファーデスおうじ》より〈ソーヨひめはラッパがおすき〉〈ファーデスおうじはミカンがおすき〉〈ファーデスおうじのおてがみ〉〈ソーヨひめのお返事〉〈まんなかドーロ〉〈れんげのかんむり〉〈てびょうししか〉〈かみさまに〉(楽譜調査室)
カプースチン:《8つの演奏会用練習曲》より〈前奏曲〉Op.40-1(レッスン密着レポ)
樹原涼子:《もりのまつりだ》《バースディソング》《ロマンティックなワルツ》《ドキドキブギ》(楽譜調査室)
ギロック:《スクエアダンス》《おばけの足あと》《サーカスを見に行って》(楽譜調査室)
クラーマー=ビューロー:《60の練習曲》より第25番ほか(レッスン密着レポ)
作者不詳:聖者の行進(楽譜調査室)
財津和夫:切手のないおくりもの(楽譜調査室)
ショパン:ノクターンOp.9-2(特集)、バラード第1番(特集)
スペイン民謡/後藤ミカ:ちょうちょうの日ようび(コンサートサロン)
チェルニー:《30番練習曲》より14番(特集)、《100番練習曲》より2番(楽譜に隠されたヒントを探せ!)
チャイコフスキー:《くるみ割り人形》より〈序曲〉〈行進曲〉〈子供たちのギャロップ〉〈ドロッセルマイヤーおじさん〉〈人形のパ・パ・ドゥ〉〈お客さまたちの踊り〉〈静まりかえった大広間〉〈くるみ割り人形とねずみの王様〉〈お菓子の国への旅立ち〉〈砂糖の山の魔法の城〉〈チョコレート〉〈コーヒー(アラビアの踊り)〉〈お茶(中国の踊り)〉〈トレパーク(ロシアの踊り)〉〈あし笛の踊り〉〈花のワルツ〉〈こんぺい糖の踊り〉〈終わりのワルツと大詰め〉(楽譜調査室)、《子供のアルバム》より〈ひばりの歌〉(想像しよう!考えよう!音楽図鑑)
轟千尋:想い出の風景、森の組曲、小さな花、4つの季節のうた、組曲「道化師の涙」(夢を叶えてもらったピアノの先生たちの声)、ちいさなおんがくかい(楽譜調査室)、《ペダル・プレリュードNo.5》(今月の楽譜)
ドイツ民謡/岡本敏明 訳詞:かえるの合唱(バッハへの道)
ドビュッシー:小さな黒人(特集)、西風の見たもの、ヒースの茂る荒地、枯れ葉(24の前奏曲に見るドビュッシーの肖像)
春畑セロリ:あしのうら ねばねば~テヌート(わっぽん だいぼうけん)
バッハ:《アンナ・マグダレーナ・バッハのクラヴィーア小曲集》より〈メヌエット〉BWV Anh.120(特集)、インヴェンション第11番(レッスンしましょPart2)
バラキレフ:園にて(レッスン密着レポ)
バルトーク:ミクロコスモス(楽譜調査室)
ブルクミュラー:《25の練習曲》より〈天使たちの合唱〉(ブルクミュラー鳥ノオト)
町田育弥:『ピアノとソルフェージュの本 みみをすます』より〈うでがうたうと〉(Report「みみをすます一日」)
モーツァルト:ピアノ・ソナタ K.545(特集、ワンランク上のモーツァルト)
湯山昭:《こどものせかい》より〈うれしいできごと〉〈どうして?〉〈ぼくのゆめ〉(楽譜調査室)